あと、「大作家の好意も、極端にいえば、われわれはその著書のなかからさがしだせばいいので」(p.239)というところも好き。芸術家の人柄や出自や環境のゆえに作品を不当に高く/低く評価するようなこと、ひじょうに情趣のないものと思うのだが、そういう人って案外いるのよなぁー。 あーやだやだそういうのツマンネ。
そしてちくまはまだ二巻なのに、岩波だともう四巻に相当するところまで食い込んでいます…。岩波を読んでからだと、ちくまでいちいち巻末脚注を参照しなくても進めるから、その点はよいな。それにしても、受ける印象がほんとうに全く違うので、私の好きなのはマルセルそれとも究一郎?
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あと、「大作家の好意も、極端にいえば、われわれはその著書のなかからさがしだせばいいので」(p.239)というところも好き。芸術家の人柄や出自や環境のゆえに作品を不当に高く/低く評価するようなこと、ひじょうに情趣のないものと思うのだが、そういう人って案外いるのよなぁー。 あーやだやだそういうのツマンネ。
そしてちくまはまだ二巻なのに、岩波だともう四巻に相当するところまで食い込んでいます…。岩波を読んでからだと、ちくまでいちいち巻末脚注を参照しなくても進めるから、その点はよいな。それにしても、受ける印象がほんとうに全く違うので、私の好きなのはマルセルそれとも究一郎?