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猫軍団
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猫軍団
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ネタバレ久しぶりに村上春樹を読んだら、物凄く面白かった。人を傷つけた記憶は白いシーツについたシミのように消えない。相手が忘れているようなことを、十年経っても忘れられず覚えていたりする。思いもよらない誤謬。小さな失敗が引き起こす雪崩のような悲劇。「中国行きのスロウ・ボート」に出て来た女性の落とした涙は、私の記憶を呼び起こし心をグラグラと揺さぶった。やはり僕も、沢山の心を傷つけてきた一人なのだ。どの話も楽しめた。やっぱり、村上春樹は僕らにとって特別な作家なのだなあ、と痛感する短編集でした。
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読書データ

プロフィール

登録日
2015/12/22(3287日経過)
記録初日
2015/11/06(3333日経過)
読んだ本
224冊(1日平均0.07冊)
読んだページ
74656ページ(1日平均22ページ)
感想・レビュー
221件(投稿率98.7%)
本棚
20棚
性別
血液型
A型
現住所
宮城県
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