→「孤独なカラス」は傑作アンソロジー『異形の白昼』で既読だったけど、理解の及ばなさに再び慄然。容姿にコンプレックスを持つ善良な女に待つ結末に息を呑む「みにくいアヒル」、それまで笑顔を見せたことのなかった女性の微笑が恐ろしい「老後」などなど、読み返す勇気も出ないような暗澹たる小説が目白押し。「イヤミス」なんていう箱に収めようとしても、とてもじゃないけど入りきらない、”すごい小説”がここにある。
好きな作家は、伊坂幸太郎、連城三紀彦、初野晴、梓崎優、森見登美彦、横山秀夫、津村記久子、津原泰水、奥泉光、若竹七海など。最近、ミステリの比率が高くなってきました。レビューは即興、推敲ほぼゼロで書いています。読後すぐの、昂ぶったり、冷めたりしてる気持ちが伝わればいいな、という感じなので、あまり参考にしないでください。
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→「孤独なカラス」は傑作アンソロジー『異形の白昼』で既読だったけど、理解の及ばなさに再び慄然。容姿にコンプレックスを持つ善良な女に待つ結末に息を呑む「みにくいアヒル」、それまで笑顔を見せたことのなかった女性の微笑が恐ろしい「老後」などなど、読み返す勇気も出ないような暗澹たる小説が目白押し。「イヤミス」なんていう箱に収めようとしても、とてもじゃないけど入りきらない、”すごい小説”がここにある。