読書メーター KADOKAWA Group

さとうしん
さんの感想・レビュー

さとうしん
新着
ヒジュラ暦は農作業で使い物にならないので、伝統的に太陰太陽暦や太陽暦と併用されてきたとか、「2012年世界滅亡説」で有名となったマヤ暦の、「13バクトゥンごとに世界が作り直される」という伝承理解の問題点など、面白い話題が詰め込まれているが、最後の「間違った古代インドの宇宙観」の話から、世界各地の天文の歴史を紹介するする本書にも誤解や偏見が紛れ込んでいるかもしれないと注意を喚起しているのが、著者の見識を示している。
0255文字
全0件中 1-0 件を表示

さとうしん
さんの最近の感想・レビュー

近世日本の支配思想: 兵学と朱子学・蘭学・国学 (982) (平凡社ライブラリー 982)

近世日本の支配思想: 兵学と朱子学・蘭学・国学 (982) (平凡社ライブラリー 982)

前田 勉
朱子学が江戸幕府の官学となったのは寛政異学の禁以後であり、「兵営国家」日本を支…続きを読む
比較神話学 (角川ソフィア文庫)

比較神話学 (角川ソフィア文庫)

フリードリヒ・マックス・ミュラー
言語学から神話の成立を探る試みということになるだろうか。本書を読んで、昔日本神…続きを読む
古代エジプト文明 世界史の源流 (講談社学術文庫 2847)

古代エジプト文明 世界史の源流 (講談社学術文庫 2847)

大城 道則
古代エジプト通史を期待したが、文字通り古代エジプト文明史だった。通史的な面もあ…続きを読む
世界史のリテラシー 仏教は、いかにして多様化したか: 部派仏教の成立 (教養・文化シリーズ)

世界史のリテラシー 仏教は、いかにして多様化したか: 部派仏教の成立 (教養・文化シリーズ)

佐々木 閑
仏教の発祥から多数の部派への分岐と仏教の多様化、日本での展開を概観。仏教に関す…続きを読む
近代日本の対中国感情-なぜ民衆は嫌悪していったか (中公新書 2842)

近代日本の対中国感情-なぜ民衆は嫌悪していったか (中公新書 2842)

金山 泰志
日清戦争前夜から日中戦争の頃までの対中感情の推移を、特に子ども向けの雑誌の記事…続きを読む
倭寇とは何か:中華を揺さぶる「海賊」の正体 (新潮選書)

倭寇とは何か:中華を揺さぶる「海賊」の正体 (新潮選書)

岡本 隆司
倭寇そのものに関する議論もあるが、どちらかというと倭寇が出没した時代以後の海の…続きを読む

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/01/19(4068日経過)
記録初日
2014/01/19(4068日経過)
読んだ本
1670冊(1日平均0.41冊)
読んだページ
481905ページ(1日平均118ページ)
感想・レビュー
1467件(投稿率87.8%)
本棚
8棚
性別
外部サイト
URL/ブログ
http://blog.goo.ne.jp/xizhou257/
自己紹介

歴史関係の本を主に読んでます。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう