『草枕』のアレンによる英語翻訳本(名訳)のタイトルが『The Three₋Cornered World』としていますが、これを読んだ時、漱石文学の本質を捉えており、興味深いと思いました。ただ、このThree-Corneredはおそらく『草枕』で描かれた知情意の相克と統合の世界に哲学的インスピレーションを得たアレンの着想によるタイトル名だとは思いますが、それにしても漱石は、文学作品にしても、講演にしても3つの事象をモチーフにして組み立てることが多いようには思います。
おそらく、イギリス留学で経験し得た弁証論の影響だとは思います。
Majorさん、コメントありがとうございます。いつも勉強になります。
コメント書くの苦手です。出来るだけ書くよう努力しています^_^;拙いコメントにナイスを入れて下さったかた、ありがとうございます。励みになります。
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『草枕』のアレンによる英語翻訳本(名訳)のタイトルが『The Three₋Cornered World』としていますが、これを読んだ時、漱石文学の本質を捉えており、興味深いと思いました。ただ、このThree-Corneredはおそらく『草枕』で描かれた知情意の相克と統合の世界に哲学的インスピレーションを得たアレンの着想によるタイトル名だとは思いますが、それにしても漱石は、文学作品にしても、講演にしても3つの事象をモチーフにして組み立てることが多いようには思います。
おそらく、イギリス留学で経験し得た弁証論の影響だとは思います。
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