ないとも思った。」(p75)の主人公の考え、自分でも嫌だなとか間違ってるなと思うけど、同じようなことを考えることが無くも無い。 主人公は美しくない(と自分では思っている)だけではなく、すぐに会ったり話したりできる友人もろくにいない(その上、数少ない友人?あるつくねに対する気持ちも邪なものでしかない)ので、最後の方で段々女装について自信を持ち始めるものの、結局それは自分の中の判断基準でしかなくて、痛々しくて辛い気持ちになる。 けれど、そんな主人公を突き放せないという気持ちもある。 「勘違いしたブス」という
言葉もあるけど、自分だけは自分をある程度認めてあげなきゃ、心が折れてしまう。 気持ち悪くても無様でも、自分のなりたいようになればいいと思うし、もしくは自分のコンプレックスはなるべく思い出さないように他の楽しいこと考えながらひょうひょうと生きていけばいいとも思う。(でも本当に油断した時に他人から、それも自分だって見た目も中身も大したことないじゃんて奴から、突然ブスだってことを指摘されて心が一瞬で凍ることがある。いやブスだってことは自分がよくわかってんだよ。それこそヒールで足踏み抜いてやりたいよな、と思う。)
コンプレックスがある人間は、最後の方の場面で、攻撃的な気分になってドーパミンが湧いて出てくるので、寝る前に読むには向いてないと読み終わってから思った。この感想(というか途中からもう本の感想でもなくなっている)の荒れ具合からもわかる通り。
ミステリーちょっと怖い話・変な話短歌が好き読むのが遅い
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ないとも思った。」(p75)の主人公の考え、自分でも嫌だなとか間違ってるなと思うけど、同じようなことを考えることが無くも無い。 主人公は美しくない(と自分では思っている)だけではなく、すぐに会ったり話したりできる友人もろくにいない(その上、数少ない友人?あるつくねに対する気持ちも邪なものでしかない)ので、最後の方で段々女装について自信を持ち始めるものの、結局それは自分の中の判断基準でしかなくて、痛々しくて辛い気持ちになる。 けれど、そんな主人公を突き放せないという気持ちもある。 「勘違いしたブス」という
言葉もあるけど、自分だけは自分をある程度認めてあげなきゃ、心が折れてしまう。 気持ち悪くても無様でも、自分のなりたいようになればいいと思うし、もしくは自分のコンプレックスはなるべく思い出さないように他の楽しいこと考えながらひょうひょうと生きていけばいいとも思う。(でも本当に油断した時に他人から、それも自分だって見た目も中身も大したことないじゃんて奴から、突然ブスだってことを指摘されて心が一瞬で凍ることがある。いやブスだってことは自分がよくわかってんだよ。それこそヒールで足踏み抜いてやりたいよな、と思う。)
コンプレックスがある人間は、最後の方の場面で、攻撃的な気分になってドーパミンが湧いて出てくるので、寝る前に読むには向いてないと読み終わってから思った。この感想(というか途中からもう本の感想でもなくなっている)の荒れ具合からもわかる通り。