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きじょん
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きじょん
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上野の山にこもった彰義隊をめぐり、あんな話があって、こんな話もあって、あの人はこう証言していて…と断片的な羅列が延々と続く。マニアには良いだろうが、ビギナーの私としては読了を断念したくなった。 しかしながら、「何が官軍だ、べらぼうめ」と彰義隊に同情的だった江戸の空気感はよく伝わったし、「彰義隊はカタルシスであり、江戸の最後を花火のように彩った」との著者の指摘は興味深い。明治維新とは言うものの、薩長はボリシェヴィキのような階級性を帯びていなかったし、庶民の感覚からすれば、支配者の交代に過ぎなかったのだろう。
0255文字
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きじょん
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読書データ

プロフィール

登録日
2020/05/24(1768日経過)
記録初日
2020/01/10(1903日経過)
読んだ本
521冊(1日平均0.27冊)
読んだページ
153944ページ(1日平均80ページ)
感想・レビュー
411件(投稿率78.9%)
本棚
14棚
性別
職業
事務系
現住所
東京都
自己紹介

アラフィフとなり、忙しく駆けずり回る現場から離れたのを機に、本を読む時間が出来ました。自分が読むのは歴史ジャンルに偏っていますが、色々な読書家の方の感想が楽しみです。自分の世界が広がるようで、とても勉強になっています。

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