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ぴさるく
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ぴさるく
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江戸時代元禄年間の武蔵野の原野開拓の物語。川越近郊の立野の地は、水源が遠く痩せて耕作に不向きな土地。秣や薪を採るための入会地だったが、境が入り組み領民の争いが絶えない。将軍綱吉のお気に入りで川越藩主の柳沢吉保は立野を全て自領とし、その開発に乗り出す。屋敷地・畑・雑木林をセットにした短冊型の土地を均等に入植者に分配する試みが興味深い。侍を憎む百姓正蔵と家老の息子啓太郎が反発しあいながら開拓に挑む様子を主軸に描かれる。政治的な思惑の描写も悪くないが、開拓の様子が表面的な印象を受けてしまい残念。
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読書データ

プロフィール

登録日
2013/08/27(4236日経過)
記録初日
2004/10/01(7488日経過)
読んだ本
2100冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
625944ページ(1日平均83ページ)
感想・レビュー
1041件(投稿率49.6%)
本棚
26棚
性別
血液型
O型
職業
主婦
現住所
東京都
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