よくぞ言ってくれました。同じようなことを思っていたなぁ。そんな現場にウン十年ぶりに戻るタイミングで読んだ。／ゆでガエル理論／介護施設には暗いイメージがつきまとっている。体の機能が落ちた老身には苦痛がつきまとうからだ。でもそこで働く者たちが明るく在れば、暗黒にはなりはしない／延命至上主義の看取りは、誰も幸せにはしない／誰もが長く生きれば介護される側になるというのに、いまの日本は介護問題から目を背けている人が多すぎる。自分自身が直面した時に悔いて嘆いても、もう遅い

第一話のように、おしゃべりレジの北川さんがお客さんと交流しながら活躍するのかと思っていたけど、第二話以降は一度おしゃべりレジを利用するだけなので物足りない。第五話の「不機嫌おじさん」はリアルだが、他は好みではなかった。／そんな簡単なことで、全てがひっくり返るようにうまくいくとは思っていない。けれど哲郎は決めたのだ。この歳からでも、少しずつでも、新しくなっていくのだと。

夢中で読んだ625ページ。楽しかったぁ。ぽろりと出てくる大富豪ジョークやエピソードが気持ちいいくらいに面白い。

よくぞ言ってくれました。同じようなことを思っていたなぁ。そんな現場にウン十年ぶりに戻るタイミングで読んだ。／ゆでガエル理論／介護施設には暗いイメージがつきまとっている。体の機能が落ちた老身には苦痛がつきまとうからだ。でもそこで働く者たちが明るく在れば、暗黒にはなりはしない／延命至上主義の看取りは、誰も幸せにはしない／誰もが長く生きれば介護される側になるというのに、いまの日本は介護問題から目を背けている人が多すぎる。自分自身が直面した時に悔いて嘆いても、もう遅い

思い当たることがたくさん！でも「変化」だから大丈夫、ゆるい感じでOKと言ってくれている。／ココアには皮膚の再生に必要な亜鉛と認知能力に影響するテオブロミンが含まれている／メモを使わない人は脳の処理能力を無駄に使っている。迷うために脳を使うなんてもったいない／暗算ができない・漢字が書けない←機能の衰えというより、訓練していないからです／ものすごく聴力が悪くなる前に補聴器を使い始める／自分がチャレンジしたいこと以外には保守的になっていい／身内に不満をぶつけるくらいなら、お金を使って我慢しない生活を手に入れる

おお、そういうことね。　読みやすく、面白く、気付いたら一気読み。「恋人」の竹中彩佳、一般人がそこまでする？凄いなと思ったら、ある意味極めた人だった。／精神の存在証明のためには、行為が要り、行為のためには肉体が要る。かるがゆえに、肉体を鍛えなければならない、というのが、私の基本的考えである－三島由紀夫

ミステリーだと思って借りたんだが。児童書？ルビが多過ぎて読みづらい。重いテーマで、訴えたいことも解るけど、同じことが繰り返し書いてあり、終わりかたもなんだかなぁという感じ。