19編のショートストーリー。衝撃のラスト1行。傑作だった。超面白い。ブラックで、最後にすっきりした。ざまあみろって感じ。クセになる～。

アンソロジー5話。全話楽しめましたが、特に原田マハの「ドライビング・ミス・アンジー」、萩原浩「アポロ11号はまだ空を飛んでいるか」が良かったです。

行きつけの美容院では棚に文庫本が並んでいる。前回も東野圭吾さんの本を途中まで読み、すぐに図書館予約。「十年目のバレンタインデー」「君の瞳に乾杯」この2作、どんでん返しで傑作。面白かった。「サファイヤの奇跡」「水晶の数珠」良かったです。

「ノー」を「イエス」に変える技術。「強いコトバ」をつくる５つの技術。すっごい参考になった。自分が伝えたい内容が相手に伝わらず、言葉足らずで空回り。この素晴らしい技術を活用できればな。話すことが苦手。読んで良かった。活用したい。

「老い」をテーマにした漫画。気に入った話は「ブラック・ジャック 湯治場の二人」手塚治虫、「垣根の魔女 御身大事に！」抄村野守美、「ペコロスの母に会いに行く(抄)」岡野雄一。そして一番は「田辺のつる」高野文子、主人公のつるさん82歳。絵柄がどうみても幼児体型おかっぱ頭の園児。おばあちゃんなんだよね。可愛い～。

「終わった人」つまり定年を迎えた田代壮介の話。読み始めて数ページは、ふふふんっと面白かしく読み進めたけど…。 この年代、まだまだ働ける知力と体力あるんだものね。私の周りの身近な年代です。壮介のようなエリート、挫折はあったが、求められる人材でもあった。で、その後すごい展開に、別世界の話のような感じで読み終えた。世のおじさんたちの大変さが、少しはわかったような(;'∀')。お疲れ様です。

面白かったわぁ。高齢者になったとたん、電車に乗ったら「優先席」が空いているかチラッと見てしまう私。立っている時、わざわざ席を譲られたくはないけれどね。主人公忍ハナさん、実にカッコイイ78歳。痛快でした。 60代に入ったら男も女も絶対に実年齢に見られてはならない。88歳の義母が「髪の毛を染めに行かなきゃだめだな」と、日々鏡の前で言っている。もうシルバーヘアーなんだから今更って思う。認知症になるまでは黒く染めていたので当時見た目は70代半ば。現在、介護疲れの私、すぐ美容院行ってこなきゃな！見た目大事だ。

たまに、アンソロジー本が読みたくなる。好きな作家の未読作品に出会う事も嬉しいけれど、読んだことのない作家さんの作品に出会うことが、たまらない魅力。本書は2010年～2012年の間に短編を発表した作家から30人を選出。その作家に自薦作品を2作選んでもらい、編者会議により1作に絞ったものを「奇想博物館」「驚愕遊園地」の2冊に配分したという。気に入った作品「常習犯」「遠い夏の記憶」「親子ごっこ」それと「ただ一人の幻影」混乱ラストでまた混乱。参ったな。「驚愕遊園地」も読みたい。

19編のショートストーリー。衝撃のラスト1行。傑作だった。超面白い。ブラックで、最後にすっきりした。ざまあみろって感じ。クセになる～。