ネタバレ成瀬あかりはちょっと変わった中学女子。西武大津店閉店まで通い続け、お笑いの頂点を目指すためM1にエントリー、高校の入学式では坊主頭で登場、思いもよらない成瀬の行動が痛快でした。島崎とのコンビも楽しかった。目標に届かなくても落ち込まず色々な事にチャレンジする姿勢を見習いたい。滋賀の新たなスターになるかも？ミシガンに乗船してみたい。

ネタバレ家族葬を専門とする葬儀社『芥子実庵』が舞台。大切な人の死をきっかけに人々が『死』と向き合い、大切な何かに気付いたり、過去から開放され前に進もうとする物語。葬儀社で働く真奈を母親や恋人が否定してて、そんなに悪いものなのかとモヤモヤしながら読んだけれど、最終的に真奈が自分らしく生きていくと決断した事に清々しさを感じた。自分も自分らしく生きていきたいと改めて思った。

ネタバレバライティに富んだ短編集。日常が一気に不穏な雰囲気へと変化して、驚きの結末が用意されていたり。不穏な雰囲気かと思いきやちょっと光が見えるラストがあったり。読みながら色々な感情が湧き起こり、とても充実した読書でした。印象的だったのは『特別縁故者』です。

ネタバレ成瀬あかりはちょっと変わった中学女子。西武大津店閉店まで通い続け、お笑いの頂点を目指すためM1にエントリー、高校の入学式では坊主頭で登場、思いもよらない成瀬の行動が痛快でした。島崎とのコンビも楽しかった。目標に届かなくても落ち込まず色々な事にチャレンジする姿勢を見習いたい。滋賀の新たなスターになるかも？ミシガンに乗船してみたい。

ネタバレ青山さんのお決まりパターンと思いつつ、物語を読み終わた時にはいつものように感動がこみ上げてくる。公園にあるアニマルライド「カバヒコ」が人々の心と体を救う。物語を読みすすめるにつれ、カバヒコがどんどん愛おしい存在になってくる。どの話も良かったけれど、最後の和彦の話が一番印象的でした。

ネタバレ二転三転…次から次へとひっくり返る展開に驚きの連続でした。謎が明らかになっていく様子は面白かったけれども、後半の展開と登場人物が異常な人だらけで、思考がついていけず…。すっきりしない読後でした。

ネタバレ登場する誰もが会社にいそうな人たちで、普段は表に出さない心の内のちょっとした黒い部分に共感してしまった。二谷、芦川さん、押尾さん、働く姿勢も様々だけれど、食べることに対する考えもそれぞれ違ってて興味深い。食べることは大好きだけれども、それに付属してくる色々な事が面倒という気持ちわかるかも。二谷流「手作りお菓子を食べる時のマナー」は面白いなと思いつつ、実は私もやってるかもしれない…。

ネタバレ『自由研究には向かない殺人』の続編。高校生のピップが失踪した友人の兄ジェイミーを探すため、ポッドキャストの配信やSNS、関係者へのインタビュー等から手がかりを集めていく。ジェイミーの足取りを追ううちに衝撃の真相にたどり着く。探偵をやることへの苦悩や葛藤を抱えながらも、友人のため真相を究明するという強い信念と正義感を感じた。真相と結末は悲しくて切ない。ピップの今後が気になります。