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2025年11月の読書メーターまとめ

ひぬ
読んだ本
47
読んだページ
14883ページ
感想・レビュー
47
ナイス
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2025年11月に読んだ本
47

2025年11月のお気に入り登録
2

  • 零時
  • へるぷまん

2025年11月のお気に入られ登録
2

  • 零時
  • へるぷまん

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ひぬ
ネタバレ表題作含めた三遍の短編集。基本は自分に自信がなく、コンプレックスを抱く子供達が周囲と接することで成長していく過程を描いた物語。「約束の場所、約束の時間」未来から来た転校生との話。「サクラ咲く」サクラチルから始まる短編ですが、最後には見事サクラが咲きました。本との交流を通してマチが少しずつ変化していく姿が良かったです。「世界で一番美しい宝石」最初の短編の子供世代の話。青春だなというのが一言感想です。新聞部の部長はかなり嫌味な感じですが、それがむしろスパイスになったのでは。全編思ったより爽やかな読後感でした。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

ひぬ

2025年10月の読書メーター 読んだ本の数:35冊 読んだページ数:10541ページ ナイス数:940ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1025810/summary/monthly/2025/10 仕事が忙しすぎて撃沈。今月こそは…11月もよろしくお願いします!

が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
47

ひぬ
ネタバレ【電子】魔王を倒す勇者を志すもオメガとして判明してしまい、国王の側妃として実家から召し上げられてしまったリヒト。脱走を再三試みる中、魔王を討伐した勇者・ヴィクトールが何故かリヒトの下賜を望み…ヴィクトールは最初の印象と違って割とポンコツな感じに加え、変態っぷりも相まって残念な感じではありますが、その面も可愛かったです。リヒトもようやく過去の呪縛から解き放たれて何よりです。そしてケサランとパサランが何言ってるのかほとんどわからなくて(特にケサラン)、解読お願いします…電子特典にはなんだか癒されました。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】友人の除霊のために訪れたお祓いコンサル事務所で高い見積もりを提示された高校生・潤。あまりの高さに依頼を断念し、代わりに霊能番組に出演した潤はイケメン霊能者ハルトのミスにより霊に憑かれてしまい…高額な請求は妥当というのが結論。高橋は一見お金至上主義には見えますが、結局なんだかんだで支払った金額以上に潤たちを手助けしている感じで憎めないです。そしてハルトは妙に胡散臭いけど一応少しだけは力があるので、猪突猛進気味の潤と組み合わせると毎度悪い方向になってしまうのには笑えました。高橋が苦労人。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレタイトル通りアスフィに焦点が当たった外伝。本筋と比べて二年、そして十年前の出来事の二本立て。前編はリュー達と一緒に幽霊船の調査、そして後編は囚われの姫だったアスフィがヘルメス達の後押しもありながら自分で自由を掴むまで。後編でのあの見開きの場面は大変良かったです。アスフィはどこにいても結局苦労人で振り回される体質なのに変わりはないですが、自分で手繰り寄せた未来だったというのが良かったです。執筆協力という珍しい形での出版となり、少し文体が違いますが、これはこれで面白い試みでした。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレソード・オラトリア及びファミリアクロニクルの特典SSなどを集めた掌編。長らく積読していたけどようやく読了。店舗別特典SSというのは本当に揃えにくいものなので正直助かります。本編自体には影響はないSSですが、それでも裏でのドタバタが見えるのが面白いです。今は亡きリーネ、そして最近は影が薄いため何気に懐かしいレナなども登場。小さい頃のアイズが椿に頼み込んでリヴェリアのために髪留めを作ってもらう場面はめっちゃ可愛かったです。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ春姫とウィーネに焦点が当たった中編二本立てに書き下ろし短編一本。中編は元々アニメの特典小説だったため、雰囲気がいつもとは多少違いました。とはいえ後者はシリアスめでしたが。前編の春姫とのデート絡みのハプニングは色々な意味で酷かったですが、いい感じのラスト。後編のウィーネとの手紙のやりとりも良かったです。「ダンジョンとは何か」の根幹に関わってきそうなのが面白かったです。書き下ろしは37階層に向かったベルとリューの話。普通に重要そうな案件がブッ込まれていて驚きでした。ダンジョンって本当になんなんですかね…
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】住んでいたアパートが全焼してしまい、彼女を助けた青年・智人にある洋館の住み込み管理人の仕事を紹介された朱莉。そこで本の中に封じ込められている存在の「言神」達と出会い…独自な設定には最初苦労しましたが、なんとなく理解してたから俄然面白くなりました。独立した女性で在ろうとする朱莉、そして微妙に残念属性な智人とのやりとりには笑える一方、他の言神達も交えた団欒も微笑ましかったです。魅力的なキャラ達が勢揃いで肝心の話の本筋自体も良かったです。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】リゾートでの一泊二日合同家族旅行(巧の両親は諸事情により不在)の巻。綾子さんの水着、めっちゃエロくて眼福。狼森さん、いい仕事してくれます。前巻の終わりで爆弾宣言かましてきた美羽でしたが、色々とハプニングが起きるように二人を良いように転がしている小悪魔っぷりが好きです。ファインプレーすぎ。でも結局母親想いの良い子だよね…「母と娘」の場面には思わず涙ぐんでしまいました。そしてようやく綾子さんも自分の気持ちを自覚しましたが、最後はアクセル踏み込みすぎて草。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】最後の短編集。「与太者のルール」VS宗介のサバゲ―対決。結果は少し予想外でしたが、結論としては宗介の目論み通りだったのには笑えます。「ご近所のサーベイヤー」口では色々言うものの、結局は正義感強くて面倒見がいいかなめの良いところが見えました。「つぶらなテルモピュライ」ボン太祭り。「テッサのお墓参り」本編終了後の話にはなりますが、アーバレストを作った友人・バニの故郷を訪ねたテッサが過去と向き合うのがメイン。全体的に少し寂寥感が漂う感じでしたが、未来に希望が持てる良い終わり方でした。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】作家買い。デイケアで働く白澤は、老人の送迎先で若き骨董店主・黒岩と出会い、思いがけず骨董の世界へ再び踏み込むことに。前作とはまた違った空気感で引き込まれました。贋作師としての過去を抱えるのもあり、少し退廃的な雰囲気を醸し出す白澤と、若さゆえに異彩を放つ黒岩の組み合わせが魅力的。黒岩と周囲の人達の人徳が光っていました。もちろん白澤が昔やったことは罪ではありますが、過去に向き合う一歩を踏み出したのも良かったです。骨董の奥行きが沁みる物語でした。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】命を落としてから100年後に子どもの姿で蘇ったノイ。弟子だったカルディアの「花嫁」として日々を過ごしますが、カルディアの隠していた秘密というのが明らかになり…中盤までは二人の穏やかな日々でほのぼのな反面、後半は遂にカルディアの事情も終盤明らかになりますが、ノイにとって特に酷な真実だな…中々自分の正体を現さないノイにやきもきしますが、それは最終巻のお楽しみということで待っています。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】新卒として入った会社での教育係がまさかの元カレで…タイトルからして気まずいスタートでしたが、二人とも未熟だったのもあり、仕事という別視点で相手を見れたからこそ自分の落ち度を見返せたという形でした。正臣側は事情が事情で一回目の時に踏み込むのが怖かったというのは痛いほど分かるな…二人とも決定的に言葉が足りなかったですが、無事再スタートできて良かったです。後半は正臣の昇進試験絡み、曲者インターンの話、そしてそして正臣の成長というお仕事ものとしての側面が強めでした。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】隣国の国王の鬼嶽に嫁いでから数ヶ月経った春燐。変わらず彼に言い寄る彼女は侍女に提案されて街で噂の占い師を頼ってみることになりますが…今回は鬼嶽の過去にまつわる話。鬼嶽に血を吸ってもらおうと夜這いをかけたり、とにかくとんでもない方向で頑張っている春燐は相変わらずです。全くもってもどかしい二人ではありますが、一応微妙ながら進展あり。とはいえ名実共に夫婦になる日はまだ遠いとは思いますがね…春燐の空虚な中身、そして彼女の記憶という気になる事柄はまだあるので続刊は欲しいです。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】シリーズ最終巻でダイジェストで説明されていた夕士の世界旅行の全貌が明らかになる外伝。南米に加え、ラスベガスでのカジノ、ホームパーティーやグランドキャニオンなどの様々なイベントもある中、夕士も随分タフになった印象。古本屋は本当に破天荒すぎですが、彼に振り回される夕士もまた定番で良かったです。一方妖怪アパートに戻ると画家との別れ、そしてクリとシロの成仏などほろ苦い場面もありましたが。別れはあれど、新たな出会いもあり。そんな妖怪アパートで月日は巡っていきます。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ毎年恒例の伯母家族の住む家を訪れた直樹と典子兄妹。普段は温厚のはずの従兄弟・隆がなぜか母親の美紀子に対して冷淡な態度をとり、どんどん狂っていく傍ら、美紀子にある異変が起こり…まもなく曰く付きの「十七歳」の誕生日を迎えようとしていた従兄弟同士の直樹と隆を巡った物語。隆が徐々に狂っていく様、そして直樹にも魔の手が忍び寄る描写にはゾッとしましたが、全体的に怖さがありながらもなんだか儚い美しさがありました。美紀子の覚悟も切なかったです。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】巧とデートすることになった綾子さん。初っ端から体調不良でキャンセルなど波乱の連続でしたが、遂に遊園地デートに行くことになり…綾子さんも暴走しがちというか共感性羞恥で悶える箇所もありましたが、これはこれで大変けしからん。結局進展はあってないようなものですが、美羽が状況の進展のために一石を投じたラストもあり、先が気になります。それにしてもラブカイザーの説明がガチすぎて草。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】再読。隣に住む娘の幼馴染の大学生・巧に突然告白されたシングルマザーの綾子。そんな二人のもどかしい恋愛模様を描いたラブコメ。三十過ぎのシングルマザーが主人公兼ヒロインという大変攻めた作品。いいぞもっとやれ。綾子ママ視点がメインというのが面白いです。上司の狼森さんはかなりの曲者ですが、言葉は的を射ているというか、転ぶのが怖くなるというのが大人になるということは確かです。肝心の恋愛模様については綾子ママがポンコツなためまだまだですが、これからの巧の猛アタックに期待。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】幼いころの最悪な出会いから切磋琢磨しあう学園時代を経て、お互い騎士団団長へと抜擢され、ライバル関係を続けるDomのレオン、そしてSubのフィリス。折り合いの悪い二人ですが、共同での探索を命じられ…共同での探索を命じられた肝心の事件の真相についてはかなり脱力しましたが、むしろメインが裏で起こっていた出来事。両者共々恋心というのを自覚するのが随分先になりましたが、この回り道が必要だったのではないでしょうか。レオンが終盤フィリスに言った守らせてくれのセリフは大変良かったです。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】ある日、夜のコンビニでクラスメイト・野添と遭遇した公親。学校でのイメージとは大きく異なるギャル姿の彼女と奇妙な関係を始める彼ですが…周囲に貼られるレッテルから抜け出せない彼女が公親の押しもありながら最後は自分で殻を破れて安心しました。恋物語というのには二人の関係はまだまだで公親はあまりにも鈍感すぎますが、思考パターンが少し違うのである意味納得。でも彼の友人たちが二人のことを気にかけているという構図も良かったです。そして横暴な教師を放置している学校というのには不信感が募りました。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】いざ、革命の狼煙は上げられた。世界の裏で蠢く暁闇計画の全貌入手、そしてサラ・モニカ・リリィを助けるため、動くエルナ達。エルナの決死の覚悟、リリィ達の脱獄に肝心の革命と盛り沢山。それにしてもどこもかしこも裏切り者だらけで誰も信用できないという混沌っぷり。エルナとアネットの絆が好きだわ…そして最後、今まで不在だったクラウスが遂に登場したのも激アツでした。暁闇計画についてはまだ謎に包まれていますが、そろそろ明かされるのかな。クラウスに迫る次巻も読むのが楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ断捨離の前に記録として読了。義兄・弓成の部屋を訪れた蒼司達。そこで謎の三人組が襲ってきて…かなり構えていましたが、全員リーガル・ラフではなかったというオチには爆笑。龍棲は単細胞っぽいですが、ちょっとゆるい感じが好きです。小春の豆知識(勘違い)もツボりました。そしてここでタイトルのブレイブベルが何なのかが明かされます。まさかの蒼司の父が立ち上げた組織というのには驚き。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ3巻まで紙で買っていたため、断捨離の前に記録として読了。家族を皆殺しにされた少年が異能力者の妹と共にその組織・LLに復讐する話。家族と組が皆殺しにされ、そして家族だと思っていたものに裏切られたりとかなり重めな作品でした。異能バトルとしての面はまだまだ薄めですが、次巻からはもっと表に出てきそうな予感。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
【電子】再読。特殊な生い立ちのため、軽度な感情剥離状態な珠が銀市や妖怪たちと接して成長していく物語。前回感想を書いたため、今回は大幅に割愛。やっぱりツンデレ瑠璃子が最高に好きです。3巻までしか読んでいなかったからそろそろ先に進まないと…
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ本編の裏側で起きるロキ・ファミリアの壮絶なる冒険を描いた外伝。絡み合う様々な戦局の中、フィン、ラウル、レフィーヤ三者の視点で物語が進みます。フィン達もとんでもない冒険をしてますね…千蒼の氷園でのフィンとティオネのあの場面にはテンション爆上がり。フィンも遂に腹括ったか。ラウルは死亡フラグ立てまくっててどうなるやらと思ったらそういうことか。少し反則ですが、やっぱり全員揃ってないとね。レフィーヤ面については本編にも絡んでくるのでそこまで目新しいものはなかったですが、後半からは本編離脱、そしてフィン達に合流。→
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】正反対な二人が恋人として時にすれ違いながら一緒に歩んでいく物語。進展する関係、そして二人が人間としても成長する過程が丁寧に描かれていました。本当にすれ違いまくりでしたが、周囲の助けもあって(ジヘが本当に裏MVP)、二人の前に山積みになるエラーを上手くデバッグできていたと思います。本編は半分くらいまで、残りは二人の後日談の外伝。結局サンウの将来設計通りになっていたのには笑えましたが、ジェヨンの留学問題もありましたが、やっぱり結婚するためには海外行かないとね…二人の結婚式も外伝で読みたかったです。
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ひぬ
ネタバレ【電子】幼少期を貧民窟で過ごした瀧川侯爵家の末娘・鈴子。育ちの親たちを殺した人物を捜す一方、十二単を纏う謎の霊を使って悪霊を祓う青年・花菱孝冬に出会った彼女は彼に何故か気に入られて求婚され…少し仄暗い雰囲気が漂う物語。表紙の妖しい感じも大変好み。鈴子の地に足ついた様子が良かったです。孝冬との関係は現時点では割とドライではありますが、彼の方は最後の方には心境の変化があったようで。もう結婚はしていますが、二人の恋愛模様の進展に期待します。鈴子の方の過去の謎も気になるところ。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】「電波」と称される美少女・雲雀に罰ゲームで告白することになった将臣。そんな罰ゲーム告白がまさかの成立。罪悪感を抱えつつ、雲雀の人となりを知るにつれて彼女のことを本当に好きになっていく将臣ですが…将臣の語り口調が割と独特で全体的に少し固いと感じる部分はありましたが、それでも十分に面白かったです。そんな「電波」が現実に浸食し、明かされた真実には驚かされました。そして今までは部外者でしかなかった将臣が雲雀の世界に踏み入れた展開はアツかったです。「罰ゲーム」の件もしっかりと決着がついて良かったです。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】ローザの父親と関わりのあるポーレット公爵家に半ば拉致られたローザ。そこで次期当主の従兄弟・ライアンに求婚されますが…ローザの出生の秘密が遂に明かされる完結巻。やや駆け足で話が進みますが、良い感じのハッピーエンドで良かったです。妖精界へと連れ去られたローザを追ってきたアルヴィンが青薔薇にされてしまったローザを見つけた場面は最高でした。自分を見失わず、前を向いていくローザの決意、そして感情を取り戻したアルヴィンの二人のもどかしい恋の進展も良かったです。電子特典での結婚式の様子は素晴らしかったです。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】人間を自らの武器に変異させる力を持つ者たちの戦いに巻き込まれ、瀕死の重傷を負った逸夜。命を救われる代わりに参加者の一人・夜凪ノアの「夜煌刀」として生まれ変わった逸夜ですが…割と話の展開が早いというか、全体的にあっさりめ。あまり乗り切れなかったです。肝心の妹自体が虚構という真実には驚きましたが、それ以外は基本見知った展開。二人の関係が反転する後半の展開は面白かったです。逸夜が何者なのかという根本的な疑問はまだ残っていますが、それは次巻で触れられるのかね…
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】好きな子の笑顔が見たいだけ。そんな邪な思いから数々の奇行に走っていた市井。奇人の先輩・中屋敷に目を付けられ、彼女とコンビを組んで瀬音を笑わせるために漫才に挑みますが…笑いあり、涙あり、青春あり。漫才という題材を以てしてこれぞアオハルという王道な物語を右ストレートでぶちこんできました。中盤までの市井のノリには少し乗り切れない部分もありましたが、彼が「笑われる」人間から「笑わせる人間」へと成長していく過程で必要な場面ではあったと思います。肝心の漫才ネタ自体も面白かったです。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ自社の建設現場の地下へ調査へ向かった光弘。異常なまでの乾燥と変な臭いの中、謎の祭祀場にたどり着き…こっわ。封印されていた何かが徐々に光弘の環境を侵略していく様、そして彼が徐々に狂っていく様子があまりにも怖かったです。中盤までは辛うじて「父の声」というのを抑えていますが、その異質さを自覚していないというのがなおのことホラーでした。そして知らず知らずのうちに支配から逃れた瞬間から明らかに雰囲気が良い方向に変化したのには安心しました。荒木が何やら怪しいとは踏んでいましたが、これもこれでままならないもんよな…
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ第二部完結巻。原作で読む時も号泣ものですが、やっぱり絵でもあの場面は涙なしにはいられないです。書き下ろし短編はフェルディナンド視点での神官長室から出てくるまで。良い感じに根回ししていたのが根本から崩れていた訳ですが、流石ジルヴェスターの勘。アルノーに対する不信感をフェルディナンドがしっかりと言及していたのには驚き。ここから彼は遥か高みへと続く階段を上る訳ですね…そしてまさかの第5部も鈴華先生とは。流石に巻数も多いんでどんな感じにするんですかね。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】自身が書いた論文をもとに、隣国の女王・イロナにスカウト(求婚)されたウィル。特産品はなく、戦争の賠償金でしか外貨を得る手段しかなく、深刻な食糧不足の問題を抱えた隣国に仮婿入りすることになった彼ですが…表紙の構成がとても好み。経済について色々と丁寧に説明されていたり、多少ご都合主義な展開もありましたが想定していたより硬派な作品でした。イロナとウィルの関係性の変化も良かったですが、何気に最後ローザが美味しいところを掻っ攫っていた印象です。そしてオノグルのベースはハンガリーの騎馬民族かな?
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】5歳の時に義兄になった彗史のことが大好きな健。高校卒業を機に彗史と一緒に住むことになった健は彼と一緒にいると謎の動悸が止まらなくて…何事もちょっと残念な方向に進んでしまう超絶鈍感な健があまりにもワンコ(脳内イメージはゴールデンレトリバー)すぎてちょっと笑えました。それにしても健に振り回されている友人・俊春が少し不憫。そして肝心の両親に対しての二人の関係の説明のオチはちょっと拍子抜けしましたが(親が理解力ありすぎ)、終わりよければすべてよしですかね…
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ表題作含めた三遍の短編集。基本は自分に自信がなく、コンプレックスを抱く子供達が周囲と接することで成長していく過程を描いた物語。「約束の場所、約束の時間」未来から来た転校生との話。「サクラ咲く」サクラチルから始まる短編ですが、最後には見事サクラが咲きました。本との交流を通してマチが少しずつ変化していく姿が良かったです。「世界で一番美しい宝石」最初の短編の子供世代の話。青春だなというのが一言感想です。新聞部の部長はかなり嫌味な感じですが、それがむしろスパイスになったのでは。全編思ったより爽やかな読後感でした。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレダンジョン60階層へ。これでクライマックスでいいんじゃないかというレベルでのオラリオ総力を上げての救出劇でした。語りたいことは多々ありますが、めっちゃ劇場版とかで見たい場面の連続。レフィーヤとの共闘とかアツすぎ。そしてまさかの存在を忘れていた対魅了特化のスキルが大活躍。レベル差を覆すチートっぷりには驚きましたが、かなり前からここで使うという構想を練っていたんだろうな…流石。唯一問題があるとすれば外伝を読んでいないとちょっと分かりにくい部分があると思うので外伝は半ば必須ですね。そしてとても気になる引き…
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】作家買い、漫画版未読。読んでいた少女漫画の薄幸な令嬢・キアラに転生した外科医・アキラ。魔法での治療に依存し、本来なら救われる人が見捨てられていることに気付いた彼女は思わず手術に手を出してしまいますが…医療モノは権力争いが定番ですが、例にもれずで利権を貪る医術師、そしてその裏で迫害される医師というファンタジー医療ならではの対比が面白かったです。治せないものを「魔力循環障害」というレッテルを貼り、勉強しようともしないせいで医療が停滞してしまったのにはなんとも儘ならないものを感じます。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】困りごとを抱えた人を手助けするソーシャルワーカーとして働く二ノ瀬。寄せられる様々な相談事に対して向き合うことになりますが…割と淡々と話が進み、題名通り報告書チックな感じでした。ソーシャルワーカーの仕事内容というのはあまり知らなかったため、割と勉強にもなった作品。様々なケースがあり、少し切ない短編もある一方、語り口が割と軽めだったためそこまで悲観的でなくて良かったです。子供に対しても真摯に対応する二ノ瀬には好感が持てました。最後の参考文献の多さには驚きましたが、こういう作品は確かに必要かも…
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】ミレーヌ妃の裁判、度重なる陰謀の対処、戦準備に加えて怒涛の伏線回収とあまりにも密度が高い巻。盛り沢山で面白かったです。序盤のシュルツとマッドの犬猿っぷりには笑えましたが、それが吹き飛ぶレベルで終始不穏な雰囲気でした。ユーレイアを知る魔女と会うために死の山を訪れることになり、シリーズ最大の謎が明かされますが、やっぱりというのが感想。そしてニックスから明かされた想いについては本当に驚かされました。まだまだ課題は山積みですが、真実を知りリドリーの心構えも少し変わったのを実感します。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】宮沢賢治ガチ勢のひとり文芸部員・幸文。東京から転校してきたギャル・美鐘が何故か入部してきて…半分は岩手観光ガイドでその分は楽しいと思いましたが、物語的にはなんだかあっさりとしていた印象。電車で見た夢の場面はテーマでもあった宮沢賢治とリンクしていて情景的に良かったです。そしてギャルと銘打ってる割には美鐘はそこまでギャルらしくはなかったです。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】ホラー4篇を含んだ短編集。「餓鬼の田」タンタライズの語源とか興味深い。怖くはなかったですが、人間の業というのを感じます。「フーグ」ある作家の書きかけの原稿から綴られる悪夢の描写がどんどん悪い方向に転がっていく様、そして最後の描写にはゾッとしました。「白鳥の歌」デビュー作以来低迷する作家の目を通して明かされる曰く付きのレコードとその歌手の話。そこまで怖さを感じないものですが、苦い結末でした。「こっくりさん」ロシアンルーレットこっくりさんをした四人の小学生の顛末の話。然るべき結末だったと思います。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】F&B最新刊を読む前に寄り道。新米考古学者として働くアレン。エジプトで遺跡を発掘中、落盤事故に遭うも、目が覚めると何故か古代エジプトにタイムスリップしてしまい…土台はもうあるとはいえ、驚異的なスピードで言語を会得したアレンは有能すぎ。王弟・ネフェルは己の信念を貫いていてカッコ良かったです。彼の最後の選択には納得。F&Bを読んでるせいか、ページ数が多くても展開が若干早い気がしますが、そりゃ比べる方が間違ってますね。そして発行時と比べてまさかのアクナーテン王のミイラが発見されていたのには驚きました。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】ドラマ視聴済み(だけど詳細は忘れた…)。2進法の世界で生きるサンウ、そして感覚で生きるジェヨン。二人の最悪な出会いによってサンウは人生を狂わすエラーに対面せざるを得なくなりますが…基本は混じらない水と油のような二人が徐々に互いのことを気になり始める過程が大変良かったです。安易にレッテルを貼るものではないですが、対人関係の弱さやこだわりが強い点を見るに、サンウは自閉症なのではと勘繰ったり。ユナが案外面倒見が良かったです。そしてジェヨンの留学という大問題が残っていますが、どう対処するつもりなのやら。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ夏休み、体育祭に文化祭の前哨戦とイベント目白押し。霊の妨害があっても普通に夏を満喫しているモガリ達の馬鹿騒ぎが面白かった。髪濡れてるverのモガリが何気にカッコいいな…体育祭での部活対抗リレーはネタの宝庫。淫乱ラグビー部って何…まさかの恐竜もいて草。そして会長が完璧じゃなくても応援してくれる人がいるのを実感できて良かったです。まだまだ本音が面に出てくる日は先ですが…そしてバンドの話は一転して少しシリアスめ。モガリが拉致られての次巻へ続く展開。巻末のQ&Aも面白かったです。先生が割とロングスリーパーで驚き。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】アロンソがまだ生きていると確信する海斗たちは一時の休息を経て、再び海へ。一方スペイン側はパルマ公からの援軍はなしとの報せを受け、ようやくワイト島上陸を本格的に狙うことに。フロビッシャーの立往生はいい気味ではあるものの、アロンソがファンに助力を頼んでるところからして海斗の知っている史実から乖離するのではと懸念してしまいます。願わくば誰にも死んでほしくないですが、ラウルの暗躍もまだまだ続くのもあり、どうなるやら…そして次巻からいよいよポートランド岬沖での因縁の対決が遂に始まります。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ第二の女神の化身となってしまったハンネローレ。政治と陰謀が渦巻く中、婚約者候補のラザンタルクやオルトヴィーンから想いを告げられ…今回はラザンタルクとオルトヴィーンのターンなのでケントリプスの影は薄め。あまりにもディッター色が強すぎてちょっと食傷気味ですが、ハンネローレが主人公だと本当に物語の雰囲気が変わってきます。オルトヴィーンも何かと間が悪いというか、あと一年早ければですね…そしてなんでヴィルフリートはこうして続けてやらかすんでしょうか。政治的な思惑の方ではジギスヴァルトが全然懲りていないのが本当に→
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】魔術師による殺人のトリックを論理で暴き、裁く「裁定魔術師」とその侍女の事件簿を描く連作短編ミステリー。独特な雰囲気の作品。各々の短編は犯人側視点で語られるため、リネットとマンフレッドの異質さがまず浮き彫りになります。鴉というのがあまりにも奇想天外ですが、本当に鴉だったとは。リネットが魔力なしにして魔法を論理で解き明かしていく様が良かったです。各々の短編に微弱な繋がりもありしました。最後、レポフスキー家当主の鴉と侍女といった謎コンビだった二人の本当の関係が明かされ、反転する様子も良かったです。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】10年来のセフレ・真崎の結婚披露宴に招待された倫章。結婚式の最中に彼への想いを自覚してしまいますが…最初の章がまるまる結婚披露宴会場だったのは攻めていると思いましたが、あとがきでも言及されていて草。主要キャラたち全員何かしらヤバいというか、ここまで傲岸不遜を地で行くような攻めは中々ないものです。(真崎の相手役の頼子さんも然り。)あまりにも周囲が彼に振り回されすぎていて少し辟易としましたが、ハネムーン後の暴露の場面には笑ってしまいました。それにしても二人はすれ違いすぎじゃないですかね。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/07/11(2351日経過)
記録初日
2019/06/30(2362日経過)
読んだ本
3121冊(1日平均1.32冊)
読んだページ
916479ページ(1日平均388ページ)
感想・レビュー
2461件(投稿率78.9%)
本棚
13棚
性別
職業
営業・企画系
自己紹介

社会人です。基本ラノベ・ライト文芸と息抜きに漫画・BLを読んでいます。なんでも読む雑食です。最近ラノベの新作は周回遅れ。

紙、電子、ブックウォーカーの読み放題で本を読んでいます。割合的には【2・6・2】な感じです。特に記載していない場合は紙の本です。

目指せ一日二冊!

☆好きなシリーズ☆
本好きの下剋上
ダンまち
七つの魔剣が支配する
フルメタル・パニック
魔女と猟犬
ミモザの告白
月とライカと吸血姫
薬屋のひとりごと
宝石商リチャード氏の謎鑑定
准教授高槻彰良の推察

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