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2025年5月の読書メーターまとめ

ひぬ
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感想・レビュー
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2025年5月に読んだ本
48

2025年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ひぬ
ネタバレ詐欺をめぐって騙す側、騙される側を描いた三つの短編小説。各々の短編の主人公たちが詐欺られたり、詐欺に加担する展開にはハラハラしましたが、驚く程全編読後感が良かったです。詐欺をする側の人達も根っからの悪人ではなく、一歩踏み外してしまった故にどんどん転げ落ちていくのは正直読み進めるのが辛かったですが、最後には光が見えます。あっさりめではありますが、親子の関係性というのも一貫して描かれていました。一番好きだった短編は最後の「あの人のサロン詐欺」でした。
が「ナイス!」と言っています。

2025年5月にナイスが最も多かったつぶやき

ひぬ

2025年4月の読書メーター 読んだ本の数:52冊 読んだページ数:14270ページ ナイス数:1172ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1025810/summary/monthly/2025/4 この音とまれは最新刊直前まで爆速で読了。仕事が忙しいのもあり、読書ペースは少し落ちましたがそれでも面白い作品を多く読めました。また他の長編漫画を読み進めてみようかな…

が「ナイス!」と言っています。

2025年5月の感想・レビュー一覧
48

ひぬ
ネタバレ【電子】三年へと進級した綾小路たち、そしてまさかの大波乱からの幕開け。色々思うところはあるにせよ、これでようやく盤上が整ったといった形です。今まで堀北クラスと時間を過ごしてきたため一番彼らに感情移入しているため、綾小路には彼なりの目論見があるのは分かっていますが、正直に言うとかなり彼には失望。新生一之瀬もほんと苦手だわ。ポッキリ折れてしまった堀北を支える恵の構図がもう泣ける。これをバネに堀北クラスには是非とも綾小路クラスを蹴散らす勢いを見せて欲しいです。マジで高円寺覚醒に賭けています。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】最終決戦へ向けての身辺整理や振り返りなどを経て、メリダ島とアフガン北東部と二手に別れて世界の書き換えを防ぐため戦いに身を投じる宗介達。アマルガムとミスリル創設の謎も遂に明かされ、アマルガムが先んじて作られた組織だと判明したのには驚きでした。どちらにせよ、世界情勢はほんの数名が握っているという現状はよろしくない。元ミスリル側は大幅に人員も減って寂寥感も感じる中、今までお世話になったキャラもあっさり亡くなったりと終わりが近付いていくのを実感します。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】ネルファ皇国からルーナ帝国へと踏み入れたライナとフェリス。悪魔の呪いがかけられたレジット村へと向かった彼らはライナと同じ複写眼を持つ少年に出会い…ライナ自身の過去との対比が見える重要な回。ライナの心が壊れそうになる時にフェリスがそれを感じ取って行動しているのが良かったです。ノアとクラウの関係は気になる一方、シオン側はいつにも増して緊張感マシマシでした。嵐の前の静けさというか、大陸全体が巻き込まれる戦火の渦が着々と近付いているのを実感します。最後、キファが登場したのは胸アツ。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】ドタバタ短編集その④。イエット共和国での勇者組とのいざこざ、レストランでのバイトなど勇者の遺物探しそっちのけで迷走中。通常の短編のノリがかなり苦手なので斜め読み。やっぱり書き下ろし短編が一番ですね。今回は前巻から続いてライナの幼少期の訓練所での話。一年間の鬼訓練を経て力をつけたライナ達にジェルメが思うところとは…といった形です。ピアとぺリアにはいつか再会できるといいな。これがシオンの革命に繋がっていくのかと考えるとアツいです。にしてもこんな六歳児がいてたまるか。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】イエット共和国でのドタバタを綴った短編集その③。スケールがデカめの姉弟喧嘩や猫のエピソード等がありましたが、ワンパターンでちょっと退屈。基本はミルクも交えてのドタバタ喜劇やっているだけなので本編の大筋にはほとんど影響ないですが、たまに重要な過去編とか持ってくるのでタチが悪いんですよね。書き下ろし短編は偉大なり。今回はライナの幼少期で出だしから大分ハード。どうりで寝足りないわけですよ。(というかあのレベルでずっと続けてたら余裕で死ぬわ…)
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ひぬ
ネタバレ【電子】読み友さんの感想で気になって。濡れ衣を着せられ、流刑地とされる社史編纂室へと異動になった志月。新しい部署の上司・稲葉はまさかの一夜を共にした男で…志月は知らず知らずのうちに色々と巻き込まれ体質、というか実直故につけ込まれていた感じ。基本的にポジティブなはずの彼が追い込まれていくのが辛かったですが、稲葉の活躍もあって後半にはその従来のポジティブさが発揮できていて安心しました。何か嫌なことがあったらすぐ走りに行くという脳筋っぷりが大変良かったです。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】生まれたばかりの異母弟の世話にかかりきっている父と継母との関係が上手くいかなくなった舞子。学校でもいじめられる彼女ですが、幽霊が出るとされるイラズ神社に行かされたことによって不思議な物の怪たちとの交流を始め…児童書なのでいつも以上にライトな感じではありますがやっぱり香月先生の作品の雰囲気は好きです。舞子が色々な事を吸収し、どんどん成長していく展開が良かったです。親ももちろん完璧ではないですが、全員言葉足らずだった印象。最後は両親としっかりと和解出来て良かったです。
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ひぬ
ネタバレルッツとの契約魔術の解消、そしてローゼマインの側近達の心情を描いた十巻。やっぱアンジェリカ最高だわ。貴族にしては微妙にズレているところが好きです。でも抑えるポイントは抑えてるというか、無駄にカッコいい場面もあるのがたまんないです。ニコラとモニカとの関係性も良かったです。書き下ろし短編はフリーダ視点。彼女が自分の中で「マイン」との関係に区切りをつけるまででした。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】ライナ側では勇者の遺物探しをする一方、シオン側では戦争もあったりで物騒。フロワードの能力は必要にせよ、非情な決断をシオンに迫ってくる時点で何らか気味悪いものを感じます。ローランド国内を安定させるための必要悪ではあると感じますが、彼の野望をシオンに押し付けている時点でものすごくきな臭いのよね。シオンには味方はいますが、それでも足りないと感じてしまいます。なんか危ういな…そしてライナ側は短編の方でもやってたミルクとの出会いのエピソードも登場。ほぼ同じエピソードでした。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】ドタバタ短編集第二弾(ちょっと食傷気味)。ルーナ帝国での遺物探しにイエット共和国へ向けての山登りや海賊退治だったり割と活動的。エステラは今後も登場してきそうなキャラ。書き下ろし短編は少年期のライナと暗殺者について。やる気なしの片鱗はあるけど案外動き回っていたのには驚きです。この事件があってからこそ今のライナが形成されたといった形でした。胸糞悪いな。最後の短編と他のギャップよ…にしても少年期から女性にめっちゃモテてません?あながちフェリスの言葉は間違ってないかも。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】ちょっとシリアスな本編と違ってドタバタコメディーに全振りしている短編集。本編ではまだ発見できていなかった勇者の遺物がこうも簡単に出てくるとは。(割とお粗末なものだったのはご愛嬌です。)ミルクも短編の方ではかなり出番多め。保護者と化している部下四人組には笑いましたが、ミルクは年齢の割に幼すぎますね…腐ってるお嬢様登場は定番。書き下ろし短編の若者たちはライナとフェリスが放置していた勇者の遺物に振り回されてちょっと不憫でした。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】勇者の遺物探しを命じられたライナとフェリスは隣国のネルファ皇国へと向かいますが…怠惰を体現するライナ、そして団子にしか目がないマイペース暴力女フェリスというコメディ全振りな凸凹コンビに対してシオン側は殺伐としています。本当に誰が亡くなるか分からないな…ライナに対しての色情魔ネタが多かったですが、寝ている間に別人格が起きていたりして。そして知らず知らずしてシオンの部下のフロワードとも対立しているのが何気に不穏。今はまだライナ側は軽めなな雰囲気ですが一歩間違えれば一気に重めになる可能性もあります。
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ひぬ
【読み放題】シリーズ完結を機に。古き良きラノベ作品といった感じ。ダブル主人公ならぬトリプル主人公もの。ライナの怠惰っぷり、シオンの腹黒さがいい味出しています。フェリスはまだ謎多き人物ですがとりあえず団子が好きなのは分かりました。1巻が壮大なプロローグ、最後でようやくスタート地点に立った形。ライナとフェリスが出会ったのがあんなにも後半だったとは。シオンもどのようにしてあの地位についたか気になります。個人的にちょっと気になったのが「…」の多さかな。でもこれは初期の作風なのかも。とりあえず少しずつ読み進めます。
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ひぬ
ネタバレ【電子】行方不明になった友人・古内を探すため、「極楽の島」に辿り着いた鋼志郎。そこで出会った狗神族の濡羽と天満に気に入られた彼ですが、やがて島の真実が明らかになり…島の内と外の二部構成。何事に対しても誠実な鋼志郎に執着する二人ですが、そんな濡羽と天満に対して清廉潔白な鋼志郎が堕ちる展開が良かったです。所々薄ら寒い雰囲気を感じますが、いい感じに二人とも狂ってますね。大変良き執着モノでした。
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ひぬ
ネタバレ会社の不祥事に虹郎を巻き込まないために相棒契約を解消しようとする梶ですが、それに対して虹郎の怒りが爆発し…虹郎が梶に対してアタックしているところと甘えているところのバランスが最高でした。会社の不祥事に関しては弟を守るために全部背負い込もうとする兄、そしてそれを阻止しようとする弟の図式が良かったです。虹郎の手助けもあって、梶が全てを良い方向に持っていった手腕は流石でした。兄弟愛って良いよね…それにしても虹郎がハイスペすぎてヤバい。
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ひぬ
ネタバレ【電子】乙女ゲームの破滅フラグを無事乗り越えたカタリナ。学園祭を満喫するも、何故か誘拐されてしまい…他の二人の王子+その婚約者も登場。全員結局良い人。カタリナは誘拐された先でももちろんそのたらしっぷりを発揮して誘拐犯も堕としてしまったのには笑えました。流石です。別キャラ視点も多いため、各キャラの心情が丁寧に描かれていました。カタリナの自分自身に対する恋愛の回路が断たれているため、今まで本当に何も伝わっていなかったのですが、ジオルドがようやく攻めてきましたね。さぁどうなるやら。
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ひぬ
ネタバレ詐欺をめぐって騙す側、騙される側を描いた三つの短編小説。各々の短編の主人公たちが詐欺られたり、詐欺に加担する展開にはハラハラしましたが、驚く程全編読後感が良かったです。詐欺をする側の人達も根っからの悪人ではなく、一歩踏み外してしまった故にどんどん転げ落ちていくのは正直読み進めるのが辛かったですが、最後には光が見えます。あっさりめではありますが、親子の関係性というのも一貫して描かれていました。一番好きだった短編は最後の「あの人のサロン詐欺」でした。
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ひぬ
ネタバレ【電子】告白ラッシュに困っていた旭と文化祭が終わるまで期間限定彼氏になることになった悠凪。彼の背中を押した天条先生ですが、もちろんモヤモヤするもので…グイグイ攻めまくる旭でしたが、あまり引き延ばさずしっかりと決着をつけたのは良かったです。輝夜が天条先生の正体を最初から知っていたことには驚きでしたが、天条先生の良き味方になっていて何より。恐ろしい子ですね…そして天条先生と悠凪の関係にも一つの進展がありました。最後の告白がとても良かったです。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】悪役貴族に転生した主人公が破滅を回避するためにシナリオを打ち壊すために暗躍する物語。スキルもあってか、原作と比べて生き方を変えていないという方向性は珍しかったです。初手から悪印象を与えるスキルとか対応し辛いな…主人公の名前がちょっとアレとは思いましたが、「絶対なる悪」の言葉遊びかな。悪人と言っても善性もあり、そして「善人」も悪事に手を染めているあたり、全員グレーな気がします。何気に一番のお気に入りはミスト。裏切りそうな外見だけど裏切らないキャラって好きです。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】全容が未だに解明されていない大迷窟に刑務所から脱獄した三百人もの罪人が放たれてから二ヶ月。過去に深層から生還した探窟者・ウィルは酒場で聞いた過去に絡む情報をもとに再び大迷窟に挑みますが…これはかなり面白かった。想定していたよりかなり暗め。まさかネームドキャラが序盤から退場するとは思ってもみませんでした。あとがきに書かれた通り、作者の好きなものの詰め合わせセットでしたが、色々な要素が綺麗にハマっていました。各キャラから感じる狂気も良い具合に好みでした。
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ひぬ
ネタバレ【電子】シリーズ最終巻。ギルバートの失った過去の手掛かりを探るため、コッセルへと向かったアン達。そこで鎮魂祭のために砂糖菓子を作ることになりますが…アンの父親の謎が遂に明かされます。少し意外でしたが、言われてみれば納得。本編は終わったのでアフターストーリー的な立ち位置ではありましたが、読後感が良かったです。人と妖精の寿命の差というのは確かにありますが、この先に別離があったとしてもこの三人なら大丈夫とこれからに希望が持てる最後でした。
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ひぬ
ネタバレ【電子】幽鬼を祓うことを生業とする方士の素月。家鳴りの調査に赴くとそこで待っていた依頼人の幼馴染で捕吏の耀天に敵視され…変死体や人柱など扱う題材は死者が出るのもあり、割と重いですが軽妙なやりとりもあってそれをあまり感じさせない作品でした。でも素月が人に対して憎悪を抱く理由がよく分かるというか、過去が激重…彼女の事情を知っているのもあって耀天の言葉は割と綺麗事だけに見えてきますが、素月も徐々に心を開き始めて何より。素月の師匠と耀天が追っている敵の繋がりもまだ明かされていないのでこれは続きが気になります。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】ファッションデザイナーを目指す千夏。鉄鋼会社の派遣社員として働く彼女ですが、ある日上司の阿良川が売れないラノベ作家であることを知ってしまい…阿良川は想定外の奇行の連発ですが、千夏も大概不器用だと感じます。そして副業バレしてしまった阿良川を応援するため、千夏がコスプレ衣装を制作する事を決めた展開はとても良かったです。二人のこれからは明言されてなかったものの、良い感じに進展しそうで何より。阿良川はものすごく初心ですがツイッターで想いが垂れ流しになってるのが千夏にはバレバレなのが可愛い。
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ひぬ
ネタバレ【電子】元検事で元弁護士の経験を使い、弱き立場の人を救うため交渉人として「芽吹ネゴオフィス」を経営する芽吹章。ある日、高校の後輩でヤクザとなってしまった兵頭が現れ…重めな設定とは裏腹に割とコミカルな場面もあり、塩梅が上手く効いていました。芽吹と兵頭はまだまだ曖昧な関係ですがこれからに期待。なんか二人とも不器用なんだよな…そしてネゴオフィスの面々も無駄にキャラが濃かったです。さゆりさんの年齢にはびっくり。しかもしたたかなのがすごい。キヨも無駄に有能です。
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ひぬ
ネタバレ【電子】乙女ゲームの舞台である魔法学園へと無事入学したカタリナ。そこでゲームの主人公である美少女・マリアが登場しますが…Web版はここまで読んでいた記憶あり。天性の人たらしっぷり発動で攻略対象、その婚約者、妹、ヒロイン、隠しキャラなどと全員たらしこんで破滅エンドを回避しての終了。乙女ゲーム部分はこれで終わりかな?カタリナが鈍感すぎて全員の想いが全然伝わっていないのには笑えますが、なんかこれは相当先まで伝わらなさそうな印象。なんかメンタル的に壁でもあるのかな。
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ひぬ
ネタバレ【電子】差出人不明の手紙に導かれ、男として国最高峰と名高い蒼天男士学院に入学した貧乏術士の碧凛心。入学早々にやらかしを連発してしまい、寮監生・趙冰悧に目を付けられてしまいますが…凛心は今まで人とそこまで関わってないせいか、無鉄砲で精神的にはかなり子供で忙しない印象。身に降りかかる事件は基本自業自得ですがあまりにも間が悪すぎて苦笑しました。いくら禁を破ったとはいえ、子供に対して杖刑百回なんかキッツ…なんかこの学校も色々な面でヤバそう。そして男装バレがなかったのは少し残念でしたが王子の方は気付いてそうです。
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ひぬ
ネタバレ【電子】Web版既読&アニメ視聴済み。カタリナの天然の人たらしっぷりがあまりにも突出しすぎて天井知らず。主要キャラ全員彼女の毒牙にかかってるのには笑ってしまいます。ゲームではジオルド王子が退屈を吹き飛ばす明るく元気で破天荒なヒロインに興味を持ち始める展開ですが、それが迷走しているカタリナにももろに当てはまるのがね。ソフィアはカタリナの前世で関わっていたのは完璧に忘れていました。そして何気にアランが一番好きです。いつ自覚するんだっけな…
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ひぬ
ネタバレ【電子】長きにわたって戦争を続けていたフェルビエ族とミルデ族の戦いに終止符をうつため、なされたひとつの約束ーそれは二人の族長の政略結婚。しかし、その約束の儀では様々な思惑が交錯し…感じたことを言語化するのは正直難しい作品ですが、荒さもありながらも美しい「愛」の物語でした。命を奪い合う時にしか生まれない愛。ロージアのガルヤに対する激情が一番心に残ったのもあり、むしろ主役は幕間のロージアだった印象。敢えて多く語らないラストが良かったです。
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ひぬ
ネタバレ大手ゼネコンのエリートで社長の異母弟・梶に雇われ、時給一万円で社内不正を暴くためスパイ活動に勤しむビル清掃員・虹郎の二人のバディもの。虹郎は頭も良くてルックスもあってスパイ活動も順調という優秀を絵に描いたようなチートキャラですが、それを上手くいかせていなかった生い立ちが割と辛かった。いつかちゃんと環境は整えられるのかな…そして今はまだ虹郎の一方通行ですが、最後の最後で少し梶の方でも心変わりがあったようで。下巻も読むのが楽しみです。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】乙女ゲームの主人公に転生したメロディ。ただしゲームについての知識はなく、聖女の力を憧れのメイド業務に全振りしてしまい…メロディは物凄く有能。物語が始まる前に聖女としての能力が覚醒しているのにそれを全く把握できていないのが面白かったです。乙女ゲームをやってないとそりゃ知らんよね。乙女ゲーム要素は迷子状態ですが、多少の違いはあれどゲームイベントが次々に来るのが上手い具合に盛り込まれていました。王子もまさかの転生者だったのには驚きでした。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】病弱の公爵令嬢・セレティナに転生した英雄・オルトゥス。騎士になりたいと思うも、母親の猛反対もありその夢は遠ざかるばかりで…性転換ものですが、その要素は割と薄め。物語の展開は良かったですが絵柄は少し微妙。母親がまさか元々冒険者だったことに驚き。でも確かに自分が大変な思いをしたからこそ、それを子供に避けて欲しい気持ちは分かるけどね…
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】異世界召喚されてしまった主人公が日本に返されたくなくて素性を隠して魔王城で料理番として奮闘する話。絵柄が良かったです。良い感じに可愛さとカッコよさ+ギャグの部分が融合していました。料理も美味しそう。異世界転移者だとバレたらかなりマズいという制限下、最後、なんらかの特殊能力持ちだとバレてしまいますが、さぁどうなるやら。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】代書屋を営む藍夏月。幽鬼からの依頼も受ける中、ある日うっかり転んで死んでしまった彼女は冥府の王・泰山府君に申し入れ、冥界で働いたのを利用して条件付きで蘇りますが…うっかりで一旦死んでしまったのには驚きましたが、二度起こった時は流石に笑ってしまいました。そして洪緑水は色々と謎めいたキャラでしたが、最後に正体が明かされます。肝心の事件の対処自体は夏月のいない間に行われましたが、立場上しょうがないね。彼女が前王朝の文字を読める理由についてもまだ明かされていないのでこれは先が気になります。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】タイトル通り。VRゲームのガイド役の天使を殴って発生した隠しイベントで魔神より死霊術師のユニークジョブを授かったリンネ。親友も巻き込んで次々と裏イベントを発見しますが…ノリと勢いで突っ走る系の作品。話がサクサク進むのでテンポ感は良かったです。リンネはかなりクセが強い主人公でしたが、親友の天音も負けず劣らず。というかリンネの昔の記憶とかはどっかの時点で戻ったりしないかな。王子様系の女子大好きなので尚のこと。使い魔のどん太は可愛かったです。(あとがきは草…)
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】未知のウイルスに感染し、コールドスリープで20年の眠りについた高校教師・真人。無事に目が覚めた彼の前に現れたのは、昔告白してきた元教え子の渡良瀬で…年齢反転ものって大好物。コールドスリープによって教え子が教師より年上になっている現状。それによって真人に生じる混乱、そして感じる疎外感が丁寧に描かれていました。二人の関係性の進展はジレジレでしたが、自分自身と向き合いながらじっくり進む感じが良かったです。戸籍の問題がどうなるかとハラハラしていたら思ったより穏便に物事が解決されて良かったです。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】乙女ゲームの悪役令嬢の父親に転生したヴォルフガング。弟が成人するまで公爵代理として過ごすことになりますが、愛する妻が愛娘のルルを残して他界してしまい…ルルを悪役にさせないためにゲームシナリオに逆らおうとする彼の奮闘の物語。これは面白かった。家族愛はもちろん、友人のペベルとの関係性も最高でした。最終的にはシナリオからは離れましたが、それでも変わらない部分もあり。思い通りにはいかない部分があるところがむしろ良かったです。あの王子は相当ヤバいのでこれからどんな風にやり込めるのか楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】妹のためにエメラルドを求める伯爵、婚約指輪に猫の首輪と多種多様な依頼が舞い込むジュエリーショップの店長を務めるエマと宝石の物語。導入部のとんとん拍子っぷりには思わず苦笑。でも実際の宝石商としての仕事を始めてから段違いに面白くなりました。一粒一粒に幸せが詰まっている心温まる物語でした。フェリシアンとエマの今後は気になるところではありますが、一番好きだったエピソードはベルナデットとサニアの婚約指輪の件でした。ベルナデットの言動に翻弄されまくってるサニアには思わずニヤニヤしてしまいます。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】高校二年へと進学した龍神たちの修学旅行編。北海道の海の幸のオンパレード。北海道行ってみたいな。エスペロス絡みで一年の時と似たような展開がありましたが、これまた少し意外な着地点でした。消化できるものとできないものの差かな。正直龍神と信久はキャラとしてはもうほぼ完成されているので、エスペロス絡みの周囲の感情がやはり一番扱いやすいのかも。そしてまた季節は巡り、冬に。永遠に先が読めないのが分かっているでここで「7巻に続く」という終わり方なのが少し泣けてきます…
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】季節は過ぎ、冬になった魔法の塔。クリスマスをみんな、そして正月は家族と過ごしたり、充実した冬休みを送る龍神。龍神の曾祖父母の出会いの話もあり、なんかロマンチックでした。秀士郎がまさかの外国育ちだったのには驚きましたが、言われてみれば納得。そして江角は登場していない割には濃すぎます。属性過多。そして妹の晶子のクラスではいじめ問題が明らかになり、当事者の温代と仲良くなる晶子。これはまさかの展開でしたが、作者らしいといえばらしいかな。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】1級龍術師に合格するため、勉強に励む天音。中々蒼月との時間が取れない中、試験直前で地方で落雷騒ぎが起き、その任務への同行をすることになる彼ですが…物語が少し複雑化。天音が本当に純粋な脳筋なので蒼月の意図が伝わっているようで微妙に伝わっていない感じが笑えました。天音は基本自立できているので蒼月との関係の進展がほとんどなくてじれじれでしたが、精神的に幼いせいかむしろ事に及んでもなんか違う気がしてしまいました…最後、天音が無事好成績で試験を突破できて良かったです。
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ひぬ
ネタバレ【電子】傲慢さと口の悪さ故に学園の嫌われ者の公爵令息・ディルク。学校の敷地内の隠された神殿を破損させてしまい、ある「呪い」をかけられたディルクですが…これはまたすごい(酷い)呪い。素直になれないディルクが魔法をかけられ、素直になろうとするツンデレ具合が良かったです。護衛騎士のフリッツの良い感じの脳筋っぷりも好きでした。終わり良ければすべて良しですが、家族の避けた理由については割と酷かったです。父兄から避けられ、愛情に飢えている彼に会話だけでもしていれば色々と状況は違っただろうに…
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ひぬ
ネタバレ【電子】学年末特別試験の決着の余波がメイン。龍園と坂柳の話し合い、そして親同士の話し合いなどきな臭い面もあり。これからは高円寺も強力なライバルになりそうです。いつかの時点で起きるのは分かっていたとはいえ、恵との関係の精算もありました。清隆がいなくなってからの場面が辛かったな…恵も随分と成長したけどここから跳ね返ってくれることに期待しています。そして一之瀬との関係にも変化が。彼女が選んだ1%の策略がなんなのか気になります。それにしても最後の堀北の場面も辛かったな…
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ひぬ
ネタバレ【電子】人と妖精が共生する「楽園」に連れ去られたアン。楽園を維持するために銀砂糖菓子を作って欲しいと頼まれるアンですが、シャルは何やら楽園自体を怪しんでいて…人間と妖精の関係性というのはまだまだ不安定なものですが、能力によって強制的に束縛すると尚のこと。なんか色々と切ないな…そしてギルバートが本当にアンの父親だと明かされますが、昔の記憶自体は戻っていないので彼とアンの母親とのエピソード等が明かされないままなのは少し寂しかったです。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】幼い頃の火事で両親、そして記憶を失くしたイサム。手から炎を放射できるという特殊能力を隠しながら過去の罪を償うため消防士を目指す彼ですが、高校で幼馴染のジェイクに再会し…消防士としての活動を始めるにつれて過去の記憶が少しずつ掘り起こされていく展開にはハラハラしました。山火事が自分のせいで広がったと告白した子供に対してジェイクがかけた言葉にイサムも救われたという構成が上手かったです。最終的には押しまくるジェイクにイサムが押し負けたという感じです。何気に隊長が好きでした。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】失踪したジークフリートの手がかりを得るため、彼が最後にいた士官学校に入学したマホロ。そこで名門の子息・ノアに何故か興味を示されますが…続きもの。どちらかという世界観を掴むための説明回な印象でした。なんか色々ときな臭いな…マホロ自身にもまだ謎はありますが、ジークフリートと対になる感じなのかな。そしてノアの態度がコロコロ変わるのには笑えました。魔法陣に邪魔され、結局ノアと最後まではできていませんが、これは続刊に期待。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
【電子】再読(なので詳しい感想は割愛)。嫌っているところからの反転が大好物です。オズワルドの意外に情けない感じも好きでした。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】海辺の町に引っ越した紗枝。引っ越したその晩に家が全焼してしまい、隣人の桂木に手を差し伸べられた彼女は彼との同居を始めますが…30歳と50歳という珍しい年齢差。二人の年齢故か、落ち着いた雰囲気の歳の差ラブストーリー。二人が徐々に歩み寄る過程が丁寧に描かれていました。紗枝と桂木は共に重い過去を抱えていますが、それを糧として飲み込んでいくような形が素晴らしかったです。ここで綺麗に完結していますが、「いろは」には続きがありそうな感じです。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】夜の街を彷徨う家出少女・チル。突如降ってきた謎の男によって異世界に取り込まれたチルは破れたマントを抱えて織物に魔術が宿る動乱の国・リスターンへと迷い込みますが…名前以外の記憶はなく、持つのは不思議な紋様のマントのみ。リスターンの「王」になる資格を持つチルが自分で考え、歩き出す展開が良かったです。チルを支えたマニージェはもちろん、彼女とは別の視点を持ちながら国を守ろうとするビージャンにも各々の魅力がありました。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/07/11(2357日経過)
記録初日
2019/06/30(2368日経過)
読んだ本
3130冊(1日平均1.32冊)
読んだページ
919032ページ(1日平均388ページ)
感想・レビュー
2466件(投稿率78.8%)
本棚
13棚
性別
職業
営業・企画系
自己紹介

社会人です。基本ラノベ・ライト文芸と息抜きに漫画・BLを読んでいます。なんでも読む雑食です。最近ラノベの新作は周回遅れ。

紙、電子、ブックウォーカーの読み放題で本を読んでいます。割合的には【2・6・2】な感じです。特に記載していない場合は紙の本です。

目指せ一日二冊!

☆好きなシリーズ☆
本好きの下剋上
ダンまち
七つの魔剣が支配する
フルメタル・パニック
魔女と猟犬
ミモザの告白
月とライカと吸血姫
薬屋のひとりごと
宝石商リチャード氏の謎鑑定
准教授高槻彰良の推察

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