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2025年6月の読書メーターまとめ

ひぬ
読んだ本
70
読んだページ
19916ページ
感想・レビュー
70
ナイス
1576ナイス
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2025年6月に読んだ本
70

2025年6月のお気に入り登録
1

  • ただの猫好き

2025年6月のお気に入られ登録
2

  • るみえーる
  • ただの猫好き

2025年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ひぬ
ネタバレ生放送のクイズ番組の決勝戦。最終問題で驚異のゼロ文字押しを果たした対戦相手・本庄が何故それを成し遂げられたかを推理するミステリー。出題された一つ一つのクイズを振り返りながらの形式でした。博打ではあったけ見事それに勝った本庄の執念、そしてそこから転換してそれをビジネスチャンスに持っていく手腕も流石。でもその反面、クイズに対して真摯に向き合っていた三島としては少し歯痒い結末になったとは思いますが、変わらずにクイズを続けるブレなさが良かったです。
が「ナイス!」と言っています。

2025年6月にナイスが最も多かったつぶやき

ひぬ

2025年5月の読書メーター 読んだ本の数:48冊 読んだページ数:13649ページ ナイス数:1155ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1025810/summary/monthly/2025/5 いつにも増して仕事が忙しかったですが、なんとか一日に一冊のペースはキープできました。積読が多すぎるわ…シリーズ完結した伝勇伝なども読み始めました。数ヶ月かけてちょびちょび読み進めるつもりです。

が「ナイス!」と言っています。

2025年6月の感想・レビュー一覧
70

ひぬ
ネタバレ【読み放題】不思議な森に迷い込み、魔物から恩恵を得る才職を与えられたネア。万象の魔物ディノに何故か好かれた彼女ですが…原作未読なため、割と説明が多くて少し解りにくいところもありましたが、なんか落ち着いた独特な雰囲気がありました。絵がとにかく綺麗でした。常識が全然分かっていないネアとディノのやりとりに毎度慄くエーダリアがツボでした。そしてディノからの指輪が左手の薬指にはめられたのは何故ですかね(意味深)。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】夢にしては妙にリアルな体験をする傍ら、ようやくプリマスへと帰港した海斗達。ジェフリーとの約束もあり、ようやく一夜を共にすることになりますが…今までが波瀾万丈すぎましたが、ジェフリーとの関係にもようやく進展がありました。最後の一線は超えていないですが、ここまでが長かった…そしてまさかの同じ境遇の人との邂逅とは驚きました。道理でその人も綺麗にすることに対する情熱というのがあった訳か。ナイジェルの想いは切なかったですが、それを覆すような急転直下のラストでした。ビセンテ、いいところを邪魔したな…
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】牢獄から釈放され、プリマスへ帰ることを女王に報告した矢先、フランス国王の密書を携えた使者・アルトヴィッチをカレーへ送り届け、そこの偵察を頼まれてしまった海斗達。航海の途中、フランス海賊に急襲されてしまい…海斗とエリザベス女王とのワンシーンは興味深かったです。宮廷生活は散々だったとはいえ、彼女自身の信念も見え、やっぱり嫌いにはなれないな。ロバートの方は海斗に何を占ってもらったかも気になります。そして海斗の髪をここで染めたのには驚きましたが、この時代の染料はものすごく髪に悪そう…
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】マニング主教を毒殺した疑いで牢獄に放り込まれた海斗。彼を救い出す一手を捻り出すため、四日というタイムリミットの中、ウィンチェスターへ向かうジェフリー達ですが…いつの時代もそうですが、権力、陰謀渦巻く宮廷というものは本当に胸糞悪いです。ジェフリーの機転で命は救えたとはいえ、それでも刑罰はある訳で。海斗一人に課された罰に、ジェフリーとナイジェルが三人揃って焼印を押されることを決意した場面には思わず涙ぐんでしまいました。そして海斗の「夢」で少し登場しましたが、和哉がどうなってるのかも気になります。
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ひぬ
ネタバレ【電子】プリマスへとようやく帰港した海斗達。そこで待ち受けていたウォルシンガム長官から伝えられた女王陛下の召還命令により、ロンドンの王宮へと赴く海斗達ですが…エリザベス女王やシェイクスピアが登場したりと中々テンションが上がります。海斗は劇に巻き込まれたり、女王のフールとなったりと大忙し。嫉妬という名のスパイスもあり、ジェフリーと想いもようやく通じ合いますが、なんだか一筋縄ではいかなそうな予感。そして一応断っているものの、海斗の殺害を命じられたビセンテ側の事情も気になる中、本当に急転直下のラストでした。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】無実の罪で地球から追放され、宇宙空間の個人牢獄に収監されていたカイト。刑務官兼生活支援ロボット・エモーションから地球が滅亡したと知らされた彼は地球人類最後の宇宙旅行に出る事を決意しますが…これは面白かった。スペースオペラを読むのは久しぶりでしたが、意図せずして人類代表になっていたり、異種族との交流とかも目新しさがあってこういうのでいいんだよを体現している作品。宇宙クラゲのテラポラパネシオがなんかお茶目。暴走しているクラゲ達の連邦の面々が振り回されているのには笑ってしまいました。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】航海中、スペインの商船を捕獲したジェフリー一行。捕獲された船長と話すうち、自分の知っている史実との差があることに気付いてしまった海斗。「予言」が外れるという可能性も浮上してくる中、ビセンテとの再戦もあり…バタフライ効果がどのように影響してくるか気になるところ。海斗とナイジェルとの微妙な関係性の変化もありました。海斗の気持ちは明確にジェフリーに傾いているため、三角関係は割と辛いですが、ジェフリーとナイジェルは親友だからこそ泥沼化しないことを願っています。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ生放送のクイズ番組の決勝戦。最終問題で驚異のゼロ文字押しを果たした対戦相手・本庄が何故それを成し遂げられたかを推理するミステリー。出題された一つ一つのクイズを振り返りながらの形式でした。博打ではあったけ見事それに勝った本庄の執念、そしてそこから転換してそれをビジネスチャンスに持っていく手腕も流石。でもその反面、クイズに対して真摯に向き合っていた三島としては少し歯痒い結末になったとは思いますが、変わらずにクイズを続けるブレなさが良かったです。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
表題の「殺人出産」を加え、ほか三遍を含む短編集。テーマとしては死と出産、そして性行為を扱った常識について考えさせられる短編4篇でした。「殺人出産」は中々にディストピア感。十人産んだら一人殺していいというシステムが導入されて数十年という背景をもとに実際に「産み人」となった姉を持つ主人公の物語。早紀子にとってみたらたまったもんじゃないな…「トリプル」と「清潔な結婚」は割と似てるテーマ。なんか絶妙に気持ち悪いのが良い味出してました。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】師から余命一年を宣告されたメグ。人の感情の欠片の嬉し涙を千粒集める事でそれを回避しようとする彼女ですが…今回は不思議な少女との魔法式典巡り、悪魔の生贄に捧げられた子、ラピスの樹の精霊、そしてアクアマリンの鐘についての四編。相変わらずノリは軽いですが、扱ってる題材は割と重め。メグも順調に力をつけています。乱れが起きている魔力の流れをコントロールするために星の核に働きかけるという一大プロジェクトの行く末も気になる中、メグの出生にもなんらか秘密がありそうで先が気になります。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】ジェフリーと共に初めての航海に出た海斗。突然の嵐に見舞われ、フランスの港に上陸することになりますが、そこで偶然ビゼンテと再会し…16世紀の船上の公衆衛生とか現代人にとっては地獄でしかない。ジムの足を切断する場面は肝が冷えました。海斗は今までは気丈に振る舞っていましたが、堰き止めていた感情が溢れ出たところは辛かったです。そう簡単ではないと分かりますが、和哉とはいつか再会できるといいな。そしてビセンテ相手の緊迫の海戦。今回はジェフリーが一枚上手でしたが、次はどうなるやら。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】月刊ゼロの編集長として働く眞坂。ある落とし物をきっかけにビルの夜間警備員・夏目と知り合った彼ですが、奇妙な既視感を抱き…表題と「遺言執行人CRY」の前後編二本立て。破天荒な蒔田に振り回されまくる眞坂の二人のコンビが面白かったです。漫画家の一人の田中工務店も中々にクセ強。前編では「次回作にご期待下さい」が彼を繋ぎとめていたのだと実感。盗作疑惑が浮上した後編はネームは手書き、そしてAIにペン入れをさせるのが手法となっているのをみると時代の流れを感じます。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】「生きる理由」を強くするため、フェリスにプロポーズすることを決意したライナ。フェリス、そして己との対話が主でした。エリス家での二人のひと時はなんだか読んでいるこっちも幸せになってくる気分です。自分「なんか」と卑下しがちなライナが自分を肯定できるまでの道程は長く、まだその癖はそう簡単には抜けませんが、これからに期待。そして幸せの絶頂での悲劇。最終巻が出ていることで安心して読み進められましたが、発売当初に読んでた人達にとってはたまったもんじゃないな。8年のブランクは長い。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】夏休みを利用して、海賊巡りの旅の一環で南西イングランドを旅する海斗。ドレイクゆかりのプリマスで何故か大航海時代へとタイムスリップしてしまい、助けてくれた海賊船長のジェフリーの庇護下、キャビン・ボーイとして働くことになりますが…時代背景が丁寧に説明されていてとても分かりやすかったです。海斗が嫌疑から抜け切れるかどうかとてもヒヤヒヤしましたが、とりあえずなんとか騙せて良かったです。あの嘘をどこまで突き通せるのかが重要になってきますね…物語はまだまだ序盤、ようやくプリマスから出航のところで次巻へ。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】四つの選択肢から選ぶように悪魔に迫られたライナ。ルシルの中の力を喰らったことによって破滅が約束されている数々ある未来を視た彼ですが…もう半ば人を辞めていたからこその決断ですが、なんだか切ないな。特にフェリスとのあの場面には思わず涙ぐんでしまいました。残り少ない時間を有意義に過ごすために何ができるか。キファとミルクからの想いに対して決着を付け、その勢いでフェリスに告白しにいったライナには驚きました。急に話が進展したな。それにしてもこの表紙だとシオンと結婚するんじゃないかって思ってしまいます。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】タイトル通り、ライナの恋愛模様の比重多めな巻。リューラの力も少しずつ理解していって力をつけ始めているのもあり、ようやくライナも主人公然としてきた感じです。ミルクとの久しぶりの再会もありました。割と彼女は押しが強いですが、本編の方ではそこまで絡んでいなかったのもあり、これは確かにちょっと反応しづらい。そして比較的平和な回になるかと思いきや、最後で一気にきな臭くなりました。残り七ヶ月の猶予があったはずがレムルスの結界も破れかけ、急転直下でした。あの四つの選択肢以外の案は流石にあるよね…
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】ルシルを捕縛し、父の研究室に連れ込んだライナ。ルシルは神や悪魔の干渉が抜けることによって一気に人間味が増した感じです。ようやくフェリスとルシルも和解できて良かったです。ここでようやく「稲光」が戻ってきたのもなんか感無量。そして謎の空間へ今度はシオンと共に行くことになりますが…久しぶりの魔法、ミルクとの再会、そしてフロワードの再登場もある中、彼は何やら敵に回りそうな展開。そしてシオンに関してライナとフロワードが鏡合わせになっているという構図がどう影響してくるやら。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】堕ち伝最終巻、シオンが王になるまで。軍事力では敵に大幅に劣る一方、ハッタリと演説で革命を成功させてしまったのには流石に驚きました。シオンの頑張りはありましたが、やはりルシルがチートすぎます。そして恒例の短編集もこれにて最後。コインを使った催眠術(かかるのはフェリス)やライナのためのサプライズパーティーもあったり、いい締めにはなったと思います。普通の短編のノリはかなり苦手でしたが、それでもここからはシリアスのみだとちょっと寂しいかも。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】安住の星を探す二人の少女の旅を綴ったロードノベル。前回みたく印象に残った短編を選んで感想を。「明の星」良かれと思ってやったことが必ずしも正解ではないと実感します。二人にとって与り知らぬ結末だったとはいえ、切ないな。「子の星」普通にホラー。「獣の星」逆も然りだったのが驚きでした。「奴の星」良さげな星だったので最後の展開には笑ってしまいました。確かにこれは「奴」で正しいです。「勲の星」善人ではない人がどうなるかの仕組みが軽くホラー。子供でも容赦しないのをみると彼らを「善人」と呼べないのだと思います…
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】弱き立場の人を救うため交渉人として芽吹ネゴオフィスを経営する芽吹章。高校時代の後輩でヤクザとなった兵頭とただならぬ仲になった彼ですが…今回の依頼人はホスト。過去の間違いはあったにせよ、それでも依頼人を信じたいという気持ちを元に行動する芽吹は男前。兵頭の過去も少し明かされ、彼が「薬」を毛嫌いする理由がよく分かりました。そして芽吹と兵頭はここで一応結ばれた訳ですが、鵜沢もまだまだ絡んできそうでまだそう簡単に物事が運ばない気がします。そしてキヨと智紀の今はまだ一方的な関係性も気になります。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】売れないロマンス作家として活動する雨音。立ち寄った店の強盗事件に巻き込まれますが、非番の刑事・ワイアットに救われ…雨音は事件ホイホイというか、よくもここまで巻き込まれるなと苦笑。強盗に盗撮魔、殺人事件の犯人を目撃したりと多種多様。それ以上に彼自身も属性盛り沢山ですが(むしろハッカーを本業にした方がいいのでは)、割と不憫です。雨音は自他共に認めるめんどくさいキャラですが、いい感じにワイアットとつり合いがとれていたと思います。そしてワイアットをモデルにしている小説の売れ行きとかも気になります。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】高い地位を持ちながら、無口で無表情な「風読み」。忌み者として蔑まれている少数部族・アラズの青年・マドレーヌを助け、接することによって風読みには少しずつ変化が訪れ…壮大な世界観とイラストの雰囲気がいい感じに融合していました。最初は手負いの獣みたいだったマドレーヌとどうやって関係性を深めるか気になりましたが、そもそも全てが筒抜けだったことには驚きました。土台はファンタジーでしたが蓋を開けてみればSFも最後に浸透してくるという面白い構成でした。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】デスゲームと化したフルダイブRPG「LIA」に巻き込まれたヤマモト。生産職としてデスゲーム世界をエンジョイする事を決めた彼女ですが、チートスキルによって無自覚に無双してしまい…「バランス」があまりにもぶっ壊れスキルなのに加え、ヤマモトがあまりにも楽観的なため、デスゲームの割には悲壮感ゼロ。マジでなんの意味でバランスなのかが気になるところ。バランスの概念が迷子になっています。ヤマモトの周囲も個性的なキャラが勢揃いですが、彼女が妹と無事再会するのを楽しみにしています。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ「普通」とは何か、を問う作品。正直自分の感想を形容しにくかったです。恵子が自分が何者であったのかをずっと知っていたのに気付いた時、光明が差した感じです。彼女にとってはハッピーエンドだったかもしれませんが、それでも個人的には少々苦い後味を残す作品でした。例えコンビニで18年間働いたにしても、その仕事には健康保険や退職金もなく、年老いて働けなくなったとしたら何も残らず、そして辞めたらその場所は直ぐに別の従業員に取って代わられ、彼女の18年間は何の意味も持たないのが見えてしまった分、辛いものを感じました。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】ルシルにより殺されてしまったエーネ。暴走するティーアを含め、混沌と化した状況にリューラが介入してきて…リューラ消滅、ティーアを仲間に引き入れたりと割と動きあり。束の間の平穏の中、ようやく本当の意味でシオンとも再会できたのは嬉しかったです。残り一年の間、神と対抗できるために力をつけるべく、ようやく各国で会合をするという動きになりかけていますが、ガスターク帝国の二人がフェリスに毒を盛ったのは許しません。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】世界情勢に関与したり、新宿新幹線の開通を目指したりと大忙しの瑠奈。アフガン紛争やカシミール地方の内紛などにも関与していき、グローバルに話が多方面に進展しているのでどんどんスケールが大きくなってきました。起こり得る未来を避けるために行動していた瑠奈ですが、2001年のあの事件を避けられず、むしろ悪化してしまったのが辛かったところです。恋住首相のあのセリフはカッコいいな。そして瑠奈の栄一に対しての微妙な感情の変化の行方も気になります。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
【読み放題】原作既読。西武大津店の話、そしてM1を目指す話の二編。成瀬の仏頂面やそんな彼女に翻弄されっぷりの島崎の顔芸が良かったです。原作に忠実で理想的なコミカライズでした。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】少年から成長することのない病、クルベール病に冒されたことにより、皇太子の位を剥奪され、国内で最も貧しい領地メイセンの領主に任じられたエルンスト。彼を想って追ってきた男・ガンチェと恋に落ち、領地を立て直すことを決意しますが…恋愛面での進展の速さは驚きましたが、メイセンでの施策やリンス国内の政治面での動きもかなり比重多めでした。領土はあるものの、厳しい天候でやせ細った土地、羊や農業、木の伐採などで生計を立てる村同士の緊張感、そしてメイセンの事情を軽んじる国の中枢部との緊張感が上手く表現されていました。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】レムルス帝国を吸収し、肥大化したローランド帝国。そんな中、牢へと投獄されたシオンは審問会によって尋問されますが…ライナ側では長らく消息不明だったティーアと再会。あっちももっと闇落ちしそうだな…シオンの方はいい仲間に恵まれているといった印象。最後、行方不明の彼があの場面で登場したのには驚きました。そしてレファルがグロウヴィルを最大出力で使った代償がなんなのかもまだ明かされていないのも気になります。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】革命の続き、そして正気を失ってしまった王との対峙。割と押されているシオン一派ですが、ここからどう最終巻で逆転するか楽しみです。王との対峙はなんともままならないものを感じます。恒例の短編集の方はいつもの執務室でのいざこざに加えて三人での酒飲み。ライナ虐は多いですが、たまにはシオンに対してやり返しているのが良し。三人での酒飲みはなんだか寂寥感を少し感じるラストでした。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】バブル崩壊後の金融機関連鎖破綻を乗り切った瑠奈。今後の事業のために今度は政権争いに絡みに行きますが…分かる元ネタもありありましたが、この時代の政治には全然詳しくないのでフィーリングのみで読了(でもさすがに恋住=小泉なことぐらいは分かります。)それにしても経済や政治等は本当に小学生がすることではないわな。一応学校などでは小学生らしいことはしていますが、それでも規模がデカいな…そしてこの時代の企業って色々問題があったのを初めて知りました。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】破滅の一途をたどるばかりの未来を回避するため、ハイテク関連の投資を行う桂華院瑠奈の現代経済無双もの。悪役令嬢と現代経済という今までにないジャンルの融合でした。正直あまりにも知らない・分からないものが多かったですが、なんとかフィーリングのみで読了。それでも面白かったのが流石です。資格試験について会話する小学生達の図がシュールすぎて草。資格試験コレクターになってる小学生って恐ろしいわ。今は仲良し四人組ですが、ここからどうやって冒頭のあの場面にどう繋がるかが気になります。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】待ちに待ったライナとシオンの再会、そして今までがなんだったかというレベルでの情報の大洪水。ここまでが長かった…レムルスが体のいい説明役ですがなんかようやく全てが繋がりだした印象です。そりゃ訳があるのに加え、ここで退場なのは分かっていますが、レムルスの掌の上でずっと転がされてるとフラストレーション溜まりますね…いくらこれで「ニンゲン」に幾許かの猶予はできるとはいえ。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
【読み放題】レムルス帝国に棲む化物に攫われたライナ、そして彼を救う、もしくは排除するために次々とレムルス帝国に集結するローランド帝国出身のキャラ達ですが…物語が動いているようでほぼ動いてないのが現状。クライマックスがどんどん進んでいるというのは概念なのですかね。伏線の回収もほとんどなしでしたが、これは次巻に期待してもいいのかな。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレイケメン陰陽師・勘解由小路との戦闘、エアコン故障事件に海での除霊がメイン。中学時代のモグリが割と無気力で驚きでしたがあの家庭環境じゃそうなるわな。若干ほろ苦い後味ではありましたがフクが良い起爆剤になってました。そしてモグリの痣を見ての最初の反応が学校と銭湯にいけないとか最高に彼らしくて好きです。ポジティブバカには勝てんよ。ザキの反応にも爆笑。いまいちシリアスに舵を取れないのがファンバスの良いところ。フクには是非再登場してもらいたいです。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】何者かによって連れ去られてしまったライナ。そんな彼の行方を追うフェリスとライナですが…フロワードがヴォイスを襲撃したり、ルークが色々暗躍したりはしていますが、なんか大枠的にはほとんど動きはなし。フェリスとキファ、ミルク隊、ローランド帝国の軍勢やピア&ぺリア等々、レムルス帝国に全員が集結していくという形。レムルス帝国の敵の存在もまだ不明な中、最後はまさかの展開でした。そしてミルクが出だしから洗脳していたのには驚き。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】過去を乗り越え、ようやく実際の革命の狼煙が上げられるまで。ライナがシリーズ初っ端からフェリスに変態色情狂のレッテルを貼られていたのってシオンの所為だったんかいというツッコミはさておき、まだまだ敵も多い中、シオンも相当苦労していますね…ミラーがどれくらい用意周到にしていてもそれでも敵は普通に立ちはだかるので貴族の闇というものが蔓延っていたのを実感します。短編集は珍しくカタカナ表記のタイトルが混じっていました。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】最初はまさかの告白で始まり(絶対嘘だろうとは思ってましたが)それでもなんかダメージは喰らうものですね。若干もどかしい面もあるので…恋愛面の進展は遅々ではありますが、色々と動きがありそうな予感です。ティーアとの戦闘も乗り切れて良かったですが、リューラも先は長くなさそう。彼を騙しているのも何者なのかも分からぬまま、薄ら寒いままです。ライナはめっちゃヒロインポジ。そして最後の「彼」との再会の場面は気味悪いものを感じました。物語的に大きな動きはないですが、静かに盛り上がりに向かっている印象です。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】父親であるリューラとの再会、そして彼の過去が描かれるターニングポイント。女神と勇者を生み出したのが司祭、そしてそれ以外にも存在する何かが示唆されますが、これはどう絡んでくるのかな。リューラはライナを救うため、深淵に近付きすぎたために人間を辞めてしまったのにはなんだか空しい気分になります。愛ゆえに全てが狂ってしまったのが今までのテーマですね…ミルクを乗っ取った「円命の女神」の思惑も謎な中、ライナの新たな力を使うのにはとんでもない犠牲がつきものと明かされた後のティーアの暴挙。先が気になります…
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】ルシル、そしてエリス家の原点を描く外伝。ライナ同様、悪魔と接した事でレルクスからルシルに名前を変えた彼ですが、むしろリューラについての謎が深まる一方です。何が彼をこんなに狂わせたのか。ルシルが狂わないために勇者を捜すも、リューラが歯車を狂わしたせいで救いがないのをみるとなんともままならないものを感じます。フェリスへの「愛」が彼を持ちこたえさせているのが現状です。短編の方はシリアスにもコメディにも振り切らず、どっちつかずな印象。ライナが感じていた、もやっとしていたのは嫉妬ですよね。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】ゲイルフィックラントと手を組み、ガスターク帝国との戦争を始めたライナ達。ライナ、シオン、レファルの三人の王それぞれの視点での戦線が描かれます。大陸においての戦争という概念をひっくり返したルール・フラグメを核抑制みたく牽制といった形に転換しようとしているヴォイスの策略も中々ですが、三人とも平和を望んで戦争をしているのが逆に切ない。そして遂に待ちに待ったライナ覚醒。ただしとんでもない犠牲がつきものなのでこれがライナの精神にどう影響してくるか気になるところです。レファルがアレを見えていないのも謎。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】ローランドの革命が始まる前の過去の話であるミラーとライナの父親のリューラとの出会い、そしてミラーがシオンに味方をするまで。こちらの外伝は割と本質に触れているというか、シオンは最初からこんなものに巻き込まれたんですね…女神がこんな最初から登場していたのには驚きました。大伝勇伝をある程度読み進めていなければかなり困惑していたと思います。次巻はルシル及びフェリスの過去編かな?恒例の短編集はいつにも増してコメディ色。フェリスも悪です。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】ネルファの民を守るため、反ローランド連合軍と行動するライナ。一時的な同盟を求め、ゲイルフィックラントへ向かう彼らですが、そこで「蒼の公主」率いるかつての幼馴染のピアとぺリアに再会し…本当に全てが中央大陸へと集結していきます。ルール・フラグメはなんか核爆弾のようなものだな…ヴォイスの言動にどんどんイライラ指数が高まります。彼も訳あってのことですが、彼の掌の上で転がされているライナにはもう少し抗って欲しいところ。ガスターク帝国との戦場に向かうのも最善だとは分かりますが、なんか癪です。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】ミラーの傀儡として生かされたシオン。裏で味方を少しずつ増やす中、遂にエリス家に招待され、ルシルと契約を交わしますが…この時点から全てが狂い始めた印象。フェリスとの出会いもここでした。ルシルのフェリスが特別という発言はどういう意味なのか。本編の方でイリスをあまり気にかけていなかったことに関係がありそうです。最後はクラウを仲間に引き入れた後、次巻に続くという展開。短編集はフェリスに犬が憑いたりする中、シリアスなものもありマジで温度感の差で風邪引くわ。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ本誌でも既読。反世界との対峙、そしてバクガミ編の開幕。いやーマジでデスカラスが好きすぎる。ちょっとめんどくさがりの彼女ですが、やる時はキメてくるのが最高です。イチの精神世界はキング・ウロロも何気に満喫していて草。そしてイチがデスカラスと「家族」になる場面が一番のお気に入りです。イチが「未来」を見据えられるようになりますように。デザインラフや解説なども良かったです。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】反ローランド帝国連合軍の王になるように迫られたライナ。幕間はレファルが率いるガスターク帝国の原点が描かれ、物語に深みが増す一方です。三者三様の思惑が入り乱れる中、全ては中央大陸へと集結していきます。ヴォイスは短編集でもあまり好きになれないキャラでしたが、確かにライナに現実を見せるための必要悪ではあります。そして今まで小出しだったキーワードが一気に繋がり、情報の大洪水でした。ちょっと処理しきれないままでしたが、概要は把握。ライナが背負うものが大きく増える中、どう世界に抗うのか気になるところです。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】クラウ、そしてトアレを説得するため、二手に分かれたライナ達。クラウ、そしてその背後のシオンに策略を提示しますが、それはシオンに握りつぶされ…物語が一気に加速。ライナとフェリスは必ずしも最強じゃないというか、上には上がいる中、それでも抗おうと決意しているのが良いです。そして二人の絶対絶命のピンチに短編集でお馴染みのヴォイスが登場。なんかまたライナより物事を知っているキャラの登場ですが、ここでライナが三人目になることになるとは。少しずつ情報が揃ってきましたが、そろそろ全貌が知りたいですね。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】フロワードの来襲により大ピンチに陥ったフェリス。待ち合わせ場所で彼女を待つライナのもとにキファが現れ…本編では別で活躍していましたが、久しぶりにキファががっつり絡んできて嬉しかったです。そしてシオンとライナに通じるお伽噺「寂しがりやの悪魔」と「狂った黒い勇者」の物語が明かされます。ここから二人の運命の原点といった形。シオンもシオンでその運命に抗おうとしてるんだなと実感します。なんか一気に新情報が入ってきますが、まだなんか微妙に繋がってない印象です。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】クラウの過去編の続きにいつもの短編をまとめた外伝その②。クラウが主でしたが、ルークの存在感が割と強め。クラウも割と壮絶な過去というか、主要人物全員過去が激重なんですよね…カルネも最後に少し登場。総評としてこれは確かにいつもの短編集の書き下ろしじゃ入りきれなかったレベル。シオンがミラーにどう抗うつもりか読むのが楽しみです。短編の方はいつもよりシリアスなものと通常のノリのものの二本立てでした。ノアとクラウの仲は進展して欲しいですが相当時間がかかりそうな予感です。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】ライナが牢獄にいた間、シオンがローランドを掌握した空白の二年の始まりを描いた物語に加え、クラウの過去編に通常のノリの短編を集めた外伝集。寒暖差で風邪引くレベルです。外伝はシオンとラッヘルの出会いから始まり、クラウを自分の陣営に引き込むために画策するまで。革命開始時は全てがミラーの掌の上でしたが、その中でも抗うシオンが良かったです。まだまだ青いですが彼の足掻きに期待。クラウの過去編も続きものでした。そして恒例の短編集は通常以上にしょうもなかったです。にしても仮眠込みでも十徹とか余裕で死ぬわ。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】シオンを救うため、逆にローランド帝国を出ることを決意したライナ。出国のための準備及び情報収集をする二人ですが、様々な障害が立ちはだかり…巻頭の超訳伝勇伝がかわいい。結局シオンはライナを殺せないのがね…彼の弱さでもあります。フロワードが内心ルシルを将来下そうと決意しているのが興味深いところです。どこかしらに弱点はあるはずですが、ルシルがあまりにも無敵すぎて彼の敗北が想像できないのが現状。最後はまさかの人物との再会ですがローランドをそもそも出てれないのに加えてフェリスも大ピンチ。どうなるやら。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ皇太后からの依頼と疱瘡への対処の二本立てが主でどちらかというと小休止の巻。妤の出身村についてや克用の生い立ちなども明かされる中、疱瘡の感染拡大防止のために奮闘する医官たちですが…いつもながら両方の事件は少し後味が悪い感じでした。姚と燕燕の関係に対する長紗の歯に衣を着せぬ言い方は流石。現状維持のままでは姚も立ち止まって成長できないのでむしろ燕燕と一旦離れる方が彼女たち二人のためになるのよね。猫猫と壬氏は進展があるようなないような。本当にもどかしいです。そして天祐は然るべき罰を受けていて何より。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】執務室で業務に忙殺されながら戯れ合うライナ達の傍ら、ローランドの闇に触れるミルク。平和の終わりが着々と近付き、遂にシオンが呑まれてしまい…第一部最終巻。これでシオンと決別してしまった訳ですが、以前とは立場を逆にして今度はシオンを救おうと決心したライナ。シオンは「勇者」になってしまったのかな。そしてそれはライナと対をなす存在?少しずつ繋がってきたと思いきやまた謎が深まるばかりです。ここで一応一区切りですが本当の物語はこれから。そしてまさか彼が三人目だったとは。
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ネタバレ【読み放題】短編集その⑪。シオンの誕生祭、イリスの推定彼氏に温泉旅行といつものノリの短編。書き下ろし短編はかなりメタい感じでちょっと拍子抜け。理由は分かりますがね…でもクラウの過去話は読みたかったな、残念。もしかして真伝勇伝の方に収録されてるかも?あとがきの方はキャラ投票の最終結果発表。マジで長すぎて草。組織票多すぎでした。誰だよ、ビオとかだんご神に投票した輩…とり伝の方はこれにて終了。これで平和は終わるのかと思うと少し寂しいものを感じますが、正直短編のノリより長編のシリアスの方が好きなのでこれでよし。
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ネタバレ【読み放題】短編集その⑩。割と通常通りのノリ。レストランに入る所作の指導で簡単にフェリスに騙されているライナには爆笑。そして彼女に復讐するライナだったりと、任務そっちのけの二人の応酬が面白かったです。シルとエステラも再登場。ピュアですね…そしてフェリスって割とノリがいいのが好きです。シリーズ序盤と比べると表情が大分豊かになったのを実感します。外伝や書き下ろし短編はフィオルとシオンの出会い、そして働きすぎるシオンが強制的に休みを取らせられるまで。シオンはこの調子だと確かに過労死するわ。フィオルさまさまです。
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ネタバレ【読み放題】短編集その⑨。やっぱりローランドに戻ってから格段に良くなったというか、シオンの策略に悉く嵌ってしまうライナとフェリスの行動が面白かったです。たまにはシオンにも天罰が下って欲しいですけどね。ノリノリでコスプレするシオンやフェリスに巻き込まれるライナだったりと、この三人だからこそのバカ騒ぎが一番。本編を補完する「えくすとら・すてーじ」も良かったです。ライナとジェルメの再会、「忌破り」としてローランドの闇に接するミルク、ゾーラとの再会と本編の物語に深みが増す多種多様な短編でした。
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ネタバレ【読み放題】何者かに刺され、意識が薄れたかと思いきや謎の空間で目が覚めたライナ。複写眼を暴走させるたびに天から堕ってくる声に誘われ、先へと進みますが、彼は新たな事実を知る事となり…色々と風呂敷が広げられ、むしろ収束するかが謎。ライナは公爵の血筋だったのに驚きですが、その実の親に刺されたのも想定外。そしてシオン、ルシル、リューラなどライナの周囲の人たちが知っていることをライナがまだ解き明かしていないところがもどかしいです。シオンの状態も謎ですがこれは闇落ちしそうだな。謎多すぎるわ。
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ネタバレ【読み放題】ガスターク帝国に狙われる魔眼保持者を保護してもらうため、ローランドへ返ってきたライナ。仕事の山に忙殺されながら束の間の平穏に浸るライナ達ですが、水面下で様々な思惑が絡み合い…フェリスとシオンに弄られまくったライナですが、やっぱりこうでないとね。でも絶望の先が見え、もう無気力ではいられない。今回は短めでしたが後半になるにつれてきな臭くなっていきました。短編集でお馴染みのジェルメがラッヘルと結婚していたのが一番の驚き。シオンを乗っ取ったのが何なのか気になりますが、それを超えるラストの衝撃よ…
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ネタバレ【読み放題】最終巻。テッサから託された言葉を以てしてかなめを救うため、レナードとの戦闘に臨む宗介、そして核を止めるために動くマオ達。二つの戦線が交互に進んでいく中、全てが終わりへと動き出し…最初から最後まで本当に傑作。しっかりと練られた世界観に迫力ある戦闘シーン、そして「ボーイミーツガール」としても最高峰の作品だったと思います。漫画版は読んでいたので最後の展開は知っていましたが、それでも高校でのあの場面には思わず涙ぐんでしまいました。一応続編があるのは分かっていますが、一旦はこの余韻に浸っています。
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ネタバレ【読み放題】ティーアと一緒にローランド帝国を出たライナ。そんなライナ抹殺任務を実行すべく、彼の後を追うルーク、そして相棒を連れ戻すために旅立つフェリスですが…勇者の遺物、神の眼、そしてライナ自身の複写眼の特殊性などの情報が色々と明かされますが、それでも謎は増えるばかりです。様々な思惑が入り乱れる中、物語も転換期を迎えています。ガスターク帝国の魔眼狩りとの戦闘を経て一応ライナはローランド帝国へと戻ることにはなりますが、シオンとの関係もどうなるやら。ガスターク帝国にいるキファの方もどうなったか気になるところ。
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ネタバレ【読み放題】失踪したライナ、そしてエスタブール領内で出現した複写眼保持者。ライナ捜索隊が出される一方、シオンはエスタブール領へと向かいますが…物語が一気に動き始める第7巻。ライナが拾われる以前の五歳よりも前の記憶で明かされた血で受け継がれる複写眼とは一体何なのか。色々と情報が小出しにされていますが、他の「神の眼」保持者が登場したり、むしろ謎が深まる一方です。最後はまさかの展開。ある意味自分で蒔かざるを得なかった種だったとはいえ、シオンも本当に危ういな。フェリスの活躍に期待です。
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ネタバレ【読み放題】ライナ達もローランド帝国へ戻り、物語が動き始める本編6巻。プロローグで明かされたエリス家の事情が本当に狂っていました。フェリスが落ちこぼれだったことに驚きですが、ルシルがあまりにも格が違いすぎてヤバい。兄妹での愛は確かにあるとは思いますが、ルシルが何者なのかという疑問は残ります。エリス家に隠されている「闇」とライナの複写眼になんの繋がりがあるのかも気になります。副題のシオン暗殺計画は割とくだらないものでしたがこうでないとね。ミルクもようやく忌破りの任務の真相に気付いたようですが、先行きは不穏。
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ネタバレ【読み放題】短編集その⑧。遭難を経て、ローランド帝国へと戻ってきたライナとフェリス。シオンにいいように扱われながら何気にローランド帝国での時間を満喫していると実感します。二人の手綱を握っているシオンがいるだけで色々と雰囲気が変わっていますね。なんか生き生きとしています。(彼も彼で色々と不憫だけど…)書き下ろし短編は十三歳のライナ。隠成師として活動していたのも見るとライナは本当に幼少期からローランドの暗部をたらい回しにされていますね。そしてゾーラとは悪友みたいな感じになれそう。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】ドタバタ短編集その⑦。後半は雰囲気も変わり、イエット共和国もこれにて終了。すごい簡単にイエット共和国が滅亡していて思わず笑ってしまいました。書き下ろし短編はゾーラの任務。ぺリアとピアが近隣諸国で活動していると明かされていて良かったです。これで一応ある程度の区切りになっているため今までの総評ですが、通常の短編は後半になるにつれて読みやすくなったとは思います。具体的にはミルクが登場する短編が苦手なのよね…基本的に一番良かったのはシリアスめな書き下ろし短編でした。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】「複写眼」を持つ少年アルアをルーナ帝国軍から救い出したライナとフェリス。アルアの幼馴染の少女も救うためレジット村へと戻る三人ですが、そこにはクゥ達が待ち構えていて…キファが本格的に再登場してくれたのは嬉しかったです。彼女が出会ったのがまさかのガスターク王のレファルだったのには驚きです。似て非なる信念を持つ二人の王が激突する未来しか見えないのが怖いところ。フロワードはライナ達の正体に気付いたようですが、むしろそちらの方が危険な予感。彼のこれからの策略が何なのか気になります。
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ネタバレ【読み放題】イエット共和国から全然動いていないドタバタ短編集その⑥。いつになったらイエット共和国を出るんでしょうね。本編にも絡まない国だからこその長期逗留なのかな。シルが情報伝達係を押し付けられた理由ってイリスの報告書があまりにも難解だったからですかね…とはいえ彼もかなり使えない系のキャラなのでシオンの本当の思惑は何なんだろう。ローランドの魔法の仕組みなども説明され、他の国との差が生じる理由には納得。書き下ろし短編はとある禁断の書の話で普通の短編の方のノリでした。
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ネタバレ【読み放題】イエット共和国での化粧品発表会、薬草探しに謎の槍使い襲来のドタバタ短編集その⑤。イエット共和国は本当になんでもありですね。今回は珍しく通常の短編の方でもシリアスなのも混じっていました。そして書き下ろし短編はシオンとライナの出会い。特殊学院の図書館という場所がなんとも二人らしいです。ライナも初っ端から寝起きの状態でシオンに話していてなんだか通常運転。演習場での場面は本編1巻での出会いのシオン視点での裏側といった形でした。
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ネタバレ【電子】「社史編纂室~」の前日譚。経営難の子会社に出向した塚森。社内で打ち出した大きな改革絡みの反発も出る中、営業の荏原から微妙な敵意を向けられ…最初は塚森の改革に不満しかなかった荏原が彼の仕事っぷりを認め、彼と接することによって徐々に恋に落ちていく過程が良かったです。後半までは甘さはそこまでなかったですが、グイグイ攻めてくる荏原を意識しまくっている塚森が最高でした。肝心の犯人探しで明かされた実際の犯人には驚きましたが、難儀なもんよな…前作の稲葉も割と絡んできていて良かったです。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】かつて旧制中学だった頃の伝統が色濃く残る辰川高校に入学したひろみ。学校全体を覆う居心地の悪さを感じる彼女ですが、執行部の一員となったことによっておかしな事件に巻きこまれ…「これは王国の鍵」の姉妹作。主人公がひろみという共通点はありますが、ファンタジー要素はつゆほどもないです。中学時代に不思議な経験をしたからこそ一歩引いて自分を俯瞰できていたのは良かったです。どこか排他的で疎外感を感じる不思議な高校でしたが、作者の実体験が色々と練りこまれているのには驚きでした。こんな歪な高校ってあるんだな。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】失恋し、目が覚めたらアラビアンナイトの世界へ空飛ぶジンになってしまったひろみ。壺から呼び出した青年ハールーンにジャニと名付けられ、彼と共に王都を目指すことになりますが…まさかのジンになるというところが新鮮。最初は手探りだったジンの能力をフル活用してハールーン、そして後にラシードの物語を彩っていく過程が良かったです。ひろみ自身は主人公でありながらどこか脇役といった感じでしたが、それがアラビアンナイトの世界だからこその二重構造の物語となっていたのが面白かったです。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/07/11(2357日経過)
記録初日
2019/06/30(2368日経過)
読んだ本
3130冊(1日平均1.32冊)
読んだページ
919032ページ(1日平均388ページ)
感想・レビュー
2466件(投稿率78.8%)
本棚
13棚
性別
職業
営業・企画系
自己紹介

社会人です。基本ラノベ・ライト文芸と息抜きに漫画・BLを読んでいます。なんでも読む雑食です。最近ラノベの新作は周回遅れ。

紙、電子、ブックウォーカーの読み放題で本を読んでいます。割合的には【2・6・2】な感じです。特に記載していない場合は紙の本です。

目指せ一日二冊!

☆好きなシリーズ☆
本好きの下剋上
ダンまち
七つの魔剣が支配する
フルメタル・パニック
魔女と猟犬
ミモザの告白
月とライカと吸血姫
薬屋のひとりごと
宝石商リチャード氏の謎鑑定
准教授高槻彰良の推察

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