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2024年11月の読書メーターまとめ

hirokun
読んだ本
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6482ページ
感想・レビュー
19
ナイス
3831ナイス

2024年11月に読んだ本
19

2024年11月のお気に入られ登録
7

  • とろりんとう
  • とも@読メ野鳥部
  • うりぼう
  • イケメンつんちゃ
  • Nao023
  • rururunoKITARO
  • さちこ

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

hirokun
★4 宮島未奈さんは初読みの作家さん。特に最近の彼女の作品は話題になっており期待して読み始めた。非常に読み易い文章で、軽いタッチで描かれていることもあり、サクサクと読み進められた。楽しく明るい作品で、読後感も決して悪くはないが、サラッと流れてしまった感が否めない。軽い恋愛、お仕事小説といった感じか?他の作品を読んだことがないため、彼女の作風は解らないが、とりあえずまた新刊が出たら読んでみようと思う。
モーツァルト
2024/11/18 15:17

成瀬は天下を取りにいく、興味があったらぜひ!

hirokun
2024/11/18 18:30

モーツァルトさん 興味があり、図書館に予約していますがいつ来ることやら?

が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
19

hirokun
★4 今この作品を読み終え、どんな感想を書けばよいのか戸惑っている。最初に涌いてきた気持ちは、心が温かくなったという事。そして自分自身の人生を振りかえり、友人との間に、こんな素晴らしい人間関係を持つことが出来なかったことへの居た堪れない気持ちが心にどっしりと圧し掛かってくる。これも自分自身の他人との関係の持ち方に起因していることはよく理解できる。中学生時代の同級生とこのような関係を築き、お互いにさりげなく、親身な心持ちでいることの素晴らしさを感じさせてくれた。変化しながらも継続していく事は地味だが尊い。
が「ナイス!」と言っています。
hirokun
ネタバレ★3 日光に当たることができない特殊設定の刑事推理小説。新シリーズとの事だが、分かり易い文章とテンポの良いストーリー展開はいつもの通り。次作への流れを考えてのことだろうが、最後の終わり方は何か曖昧で、尻切れトンボの印象が拭えない。
が「ナイス!」と言っています。
hirokun
★5 帯にもあるが、ドラマ映像にぴったりの作品か?兎に角、この読書時間をエンタメ小説で心ゆく迄楽しみました。ストーリー展開は非常にテンポよく進み、あまり深く考えることなく物語を追いかけているだけで楽しくなってきた。一気読み間違いなしの作品。ちょっと褒めすぎたかな?
が「ナイス!」と言っています。
hirokun
★3 津村さんの作品を読むのは、たぶん二冊目。今回は、短編集である為か、他の方の感想に比べそれ程感じるものが強くなかった。様々な作品があるので、こんな事経験したなとか自分と似ている部分もあると感じさせられたし、文章も分かり易く、コミカルな部分もあり、楽しく読んだ。しかし私には、強く訴えかけられるものがなく、期待していたこともあり、些か残念な結果に終わった。
が「ナイス!」と言っています。
hirokun
★4 私は歴史小説は興味のある分野であり、取り分け今回の作品は豊臣秀吉と五奉行という何度も小説の題材になっている人物に関わることだけに非常に期待して読み始めた。時代背景は戦国末期であるのだが内容的には五奉行達のお仕事小説ともいうべきものであるが、今の時代にも通ずるワンマン社長に仕える有能なスタッフたちのお仕事奮戦録。個々の出来事については知っていることが多かったが、それらを上手に配置し、物語として興味深く成り立たせている。長編ではあるが、最後まで楽しく読ませてもらった。今村さんに感謝!
が「ナイス!」と言っています。
hirokun
★3 高嶋哲夫さんは好きな作家さんの一人。今回の作品は、ヤングケアラーに焦点を当て、この問題は少子高齢化・認知症・格差社会・少年犯罪などが相互に絡み合って発生している問題であり、今後ますます増加していくことに警鐘を鳴らしている。物語は、雑誌記者に事件の背景を丁寧に調査させる一見ノンフィクション作品の形態をとっている。このことが問題の真相により真実味を与えている。少子高齢社会に起因する様々な問題にどのような優先順位をつけ、施策を打っていくかは、昨今話題の103万の壁よりずっと重大な問題。
が「ナイス!」と言っています。
hirokun
★4 古書店の主人を中心に、古書店に関わる人たちが語る連作短編集。物語の語り口は、極めて地味ではあるが、非常に奥深い言葉が各編に織り込まれており、じっくり味わい、反芻しながら読み進めた。人生の晩年に差し掛かり、この作品で語られることに表面だけでなく、深く感じることの出来る人生経験を経て、選択・決断と偶然・成り行きの織り成す人生の深さに気付けるける様になってきた。これからの人生においても、読書自体の楽しさに加え、人と語り深め合うことを目指していきたい。
が「ナイス!」と言っています。
hirokun
★4 日比野豆腐店という町の豆腐屋さんを舞台にした作品。小野寺史宜さんらしい極当たり前の日常生活を題材にして、ほんのりと優しい物語を紡いでいる。こんな作品を読んでいると、気持ち的にも自然と穏やかになってくる自分を感じられ、読後感も極めて良い。少しずれるが、私は大変豆腐が好きで、何らかのスタイルで毎食食べている。健康良いことに加え、自分から強く主張することはないが、じっくり味わった時の奥深い味わいが何とも言えない。そんなおいしい豆腐は普段は高くて購入することもできないが、 記念日にご褒美として頂いている。
が「ナイス!」と言っています。
hirokun
★4 宮島未奈さんは初読みの作家さん。特に最近の彼女の作品は話題になっており期待して読み始めた。非常に読み易い文章で、軽いタッチで描かれていることもあり、サクサクと読み進められた。楽しく明るい作品で、読後感も決して悪くはないが、サラッと流れてしまった感が否めない。軽い恋愛、お仕事小説といった感じか?他の作品を読んだことがないため、彼女の作風は解らないが、とりあえずまた新刊が出たら読んでみようと思う。
モーツァルト
2024/11/18 15:17

成瀬は天下を取りにいく、興味があったらぜひ!

hirokun
2024/11/18 18:30

モーツァルトさん 興味があり、図書館に予約していますがいつ来ることやら?

が「ナイス!」と言っています。
hirokun
★3 巨大伝統宗教組織と反社会勢力の結びつきにより展開される権力欲・金銭欲をこれでもかという程に描いたエンタメ小説。あらゆる組織は、人間の本能と結びつき腐敗していく。最初の出発点はともかく、どの宗教においても組織化が進むとともに目的と手段の相反が起きてくる。人間の持つ煩悩の強さを思い知らされる。
が「ナイス!」と言っています。
hirokun
★4 小川糸さんの作品を読むのは二冊目だが、前回の作品と同様に読後感の良い作品だった。人生の前半期において、様々な苦痛を経験した少女が、人と触れ合う中で生きることの喜びを感じられる様に成長する有様を描いた作品だが、実に温かく優しい気持ちにさせてくれる。若いころはあまり感じたことがなかったが、今生きていることに感謝できる気持ちになれる様に日々過ごしていきたい。
が「ナイス!」と言っています。
hirokun
★4 幕末期、伊予松山藩で生きる人々の生きざまを描いた作品。天童さん初の時代小説だが、ご本人が最後の謝辞で記載しているように、よくある戦で大勢を殺め、虐げた上で、出世したり領土を広げた人物を英雄視するような小説ではなく、時の流れに翻弄されながらも、協力し合って生きなく人々の姿を描いている。昨今の世界情勢を鑑みるに、まさに時代にふさわしい作品であると思う。天童さんの拘りはよく理解できるのだが、過去の著作と比べ、深さと重みに些か欠けているのではないかと感じた。
が「ナイス!」と言っています。
hirokun
評価は下巻読了後。久しぶりの天童荒太さん。毎日新聞連載の歴史小説とのことで読み始めたが、前半は少しゆっくりとした物語の展開だが、今月末に松山城、道後温泉への旅行を計画しており、期待が膨らむ。上巻後半よりスピード感を増し、ページを捲る手も早くなりがち。
が「ナイス!」と言っています。
hirokun
★4 芥川賞受賞作家の吉田修一さんの先入観で読み始めると、些か調子が狂うかもしれないが、私は純文学は得意でないため極めて読み易い作品だった。推理小説のジャンルで捉えても、前半は少し軽い感じがする展開であるが、終盤は第二次大戦直後の上の周辺を舞台に生きる戦争孤児を描き、戦場のみならず、戦後においても継続する戦争の惨禍を表現しこの作品のテーマとしているように感じた。世界各地で起きている戦争、紛争の惨たらしさは,戦後においても継続することを思い出させてくれた。世界情勢がますます緊迫化する中でこそ、受け止めたい。
が「ナイス!」と言っています。
hirokun
★5 朝井リョウさんの今回の作品には非常に刺激を受けた。ストーリーの語り手を生殖器の性欲本能に設定し、生物学的視点から現在の世の中のデフォルト、常識に対し、デフォルト外の立場から興味深い示唆を与えてくれる。私はSF風の作品や少し飛んでる未来小説的なものには馴染めない方だが、この作品は設定からくる違和感もほとんどなく、凝り固まった私の思考スタイル、価値観に刺激を与えてくれた。文中にある「幸福度の基準が異なると生きる世界が変わる」も貴重な指摘だ。
が「ナイス!」と言っています。
hirokun
★3 海上保安庁の特殊警備隊をテーマにしたエンタメ軍事小説。このような舞台が海保に存在するのかどうかは知らないが、スピードを持った展開とスリリングな場面の連続で一気読み。意図的にであろうが、専門用語が頻繁に出てくるし、単なる日本語から英語への置き換え表現も頻発し、少し煩わしさを感じるのは私だけか?
が「ナイス!」と言っています。
hirokun
★4 柴田さんは過去にも何冊か読んでいる作家さんだが、前作の「暗殺」を読んでから意識をしだした。今回の作品も南スーダンにおける自衛隊PKO日報問題からヒントを得てのフィクションだがまるでノンフィクションであるかの様な錯覚を覚える。読み易い文章とスリリングなストーリー展開により、最後まで一気読みさせられた。
が「ナイス!」と言っています。
hirokun
★4 五つの短編集で、各作品にそれぞれのテーマが設定されており、社会派から親子関係まで幅広い。推理小説の範疇に入る作品なのだろうが、ヒリヒリ感はなく、何かしらほっとした安らぎを伴いながらの読書が出来た。文章、ストーリーに必要以上に凝ったところもなく素直に表現されており、頭にサッと入ってくる感じは実に心地よい。
が「ナイス!」と言っています。
hirokun
★4 伝えるをテーマにした5作の短編集。各短編とも私にとっては意表を突かれる設定で、頭の体操になった。作品によっては落ちが今一つよくわからないものもあったが、「妹の夫」は設定の面白さに加え、最後の落ちも私にもよくわかる落ちで楽しく読ませてもらった。斜線堂さんの作品をあまり読んでいるわけではないのでその作風はよくわからないが、今回の短編集はキラリとした輝きを感じる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/07/26(1973日経過)
記録初日
2019/07/26(1973日経過)
読んだ本
1174冊(1日平均0.60冊)
読んだページ
420563ページ(1日平均213ページ)
感想・レビュー
597件(投稿率50.9%)
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性別
年齢
66歳
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B型
職業
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