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2024年3月の読書メーターまとめ

たま
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1519ナイス

2024年3月に読んだ本
15

2024年3月のお気に入り登録
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  • まこみや
  • 蒼い猛牛

2024年3月のお気に入られ登録
2

  • まこみや
  • 蒼い猛牛

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たま
【辛口失礼】前編で成瀬が気に入り、この続編とても楽しみに読んだ。が、大学生になり活動範囲が広がることを期待していたので、京都は入試だけ(受験生ユーチューバーのエピソード好き)、学生生活が出てこないのでがっかり。地元のレジ打ちアルバイトにびわ湖観光大使と大津愛は変わらず、小学生やクレイマー主婦や敷かれたレールを外れられない大学生との交流も悪くない。が、高校生の時は周りに流されない気骨ある高校生と映ったが、大学生でこれでは世界が狭いよ。3部作だそうだが、次は大津市役所に就職かな?滋賀県庁は彦根だし。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

たま

いつもご感想、コメント、ナイスありがとうございます。スマホで2月のまとめを呟いたのですが消えてしまい、パソコンで呟きなおしています。重複したらごめんなさい。2月は『シェルフ・ライフ』『古書の来歴』本の本が心に残っています。写真は今朝の近所の桜。行儀悪いけど一所懸命咲いてます。2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:5402ページ ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1035010/summary/monthly/2024/2

いつもご感想、コメント、ナイスありがとうございます。スマホで2月のまとめを呟いたのですが消えてしまい、パソコンで呟きなおしています。重複したらごめんなさい。2月は『シェルフ・ライフ』『古書の来歴』本の本が心に残っています。写真は今朝の近所の桜。行儀悪いけど一所懸命咲いてます。2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:5402ページ ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1035010/summary/monthly/2024/2
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2024年3月の感想・レビュー一覧
15

たま
今年の大河ドラマに藤原隆家が出ると言うので読みました。第一部は花山院と藤原伊周・隆家兄弟の乱闘で兄弟は流罪になる。花山院の周りには渤海国末裔で女真族(刀伊)の烏烈や瑠璃がいて妖気を漂わせ伝奇小説の趣。第二部は隆家が太宰府で刀伊の船団を迎え撃つ。平安末期とは異なりこの頃は上流貴族にも武闘派がいたのだ。武士の起源に興味を惹かれる。彼らの武功に対し、文化人藤原公任は文書主義の屁理屈で恩賞を拒もうとしたとか。紫式部も短いが登場し父為時に伴い越前で宋人らと交流したと語る。これからドラマでどう描かれるか楽しみです。
がらくたどん
2024/03/29 12:31

こちらは未読。そうか都の道長世界線上は乱暴で我儘な甥っ子だけど、葉室さんの故郷九州ではヒーローかも!今、瞳子さんの『満つる月の如し』を再読しており、隆家は「昔はあんなに荒くれ者だったのに」といった杵柄系老人の役どころですが、何を書き遺し後世がどこを拾うかで「歴史イメージ」は組み上げられていくわけなんですよね。面白いな~♪ご紹介ありがとうございました(*^。^*)ドラマで入寇までやりますかね?最近、舞台がコンパクトな御所セットばかりなので・・(ニヤリ)

たま
2024/03/29 13:43

がらくたどんさん、『満つる月の如し』も同じ時代なんですね!『刀伊入寇』の隆家、めちゃくちゃカッコいいです。やはり北九州ではヒーローかと。ドラマでも活躍してほしいなと思ってます。宮廷政治ばかりだと息がつまります…

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たま
『善人長屋』が面白かったので続いて『閻魔の世直し』へ。こちらは長編、これも良く出来ていて引き込まれた。テキヤの親分、盗人の親分などを成敗する「閻魔組」なるものが現れ世間は喝采するが、善人長屋の裏稼業住人たちは複雑な心境。親分らが退場した結果かえって治安が乱れ、住人は力を合わせ閻魔組背後の悪党に立ち向かう。分かりやすい構図だが、新顔の同心へのお縫の恋心が物語を膨らませ、最後はピタッとピースが嵌る。前編のようにドラマ化されるとしたら、私的には儀右衛門を中心に据え、裏の顔表の顔の使い分けが見てみたいと思う。
がらくたどん
2024/03/27 13:05

「前編のようにドラマ化されるとしたら、私的には儀右衛門を中心に据え、裏の顔表の顔の使い分けが見てみたいと思う。」私も!裏はあるけど、というか、裏があるからギリギリ邪道に堕ちない皆の衆って感じが良いですよね(*^。^*)

たま
2024/03/27 13:14

はい、裏稼業それなりの掟というか矜持というかがありますね。そのうえで裏と表の使いわけ、役者さんもやりがいがありそうです🎈

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たま
西条奈加さん初読み。夜寝る前の気分転換に気楽に読める時代小説をと読み始め、とても面白かった。掏摸、泥棒、故買屋など裏社会の住人ばかりの長屋に善人加助が紛れ込み、彼が善意で背負いこむ問題を悪人たちが解決するのだが、九つの短編みな趣向が違い、結末へと至る道筋もいろいろで楽しめた。西条さんはストーリーの展開を考えるのがお好きと見え、その代わり江戸長屋につきものの人情味はあっさり。加助のほだされやすさも、江戸人情もののパロディのようでもある。ところで、全然知らなかったが、この小説は最近テレビドラマ化されたそうだ。
春はあけぼの
2024/03/25 19:46

テレビドラマで観ました。原作があったのですね。 楽しい時代劇でした。

たま
2024/03/25 20:53

春はあけぼのさん、こんばんは。ドラマ、ご覧になったんですね。再放送とか続編あれば見たいです!

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たま
この作家さん初読み(1)。京都の中規模病院の医師が往診もする(それもかなりの距離を自転車で)ので「ほんまかいな」と眉唾だったが、そのおかげで患者さんの生、病、死が町の風景、四季の移ろいに織り込まれ趣が深い(3)。大学病院で先端的医療に従事する先輩医師も登場、医師が理想化されすぎかと思うが大学がダメで町が良い式の単純な対立ではない点が良かった。題名のスピノザは、人間にできることは限られているが希望を失わず努力するべきという考えに由来するらしい。患者の側も医療に対してこういう態度で臨めたらいいなと思う。
たま
2024/03/23 10:05

(1)本屋大賞ノミネート作品。今年はノミネート10作のうち3作(『水車小屋のネネ』『存在のすべて』『成瀬は天下を取りにいく』)が既読でこの作品も読んでみました。本屋さんの営業成績から考えると成瀬が大賞かなと思う。(2)最終章で往診は病院長の理想を反映した方針とわかる。(3)作家さんは京都の地理、地域の特徴、お菓子屋!など詳しく調べて書かれているが、華道家元夫人の京都弁に違和感あり。この人は主治医にはもっと丁寧な調子で話すのではないかな。

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たま
図書館の新着棚で見つけた本、斎藤真理子さんは初読だが、とてもよかった。『図書』に連載の随筆で、最初の方はプロレタリア文学、韓国文学に関するもの、後ろの方は田辺聖子や森村桂など懐かしい作家が出てきて、どちらも興味深く読んだ。田辺さんや森村さんの小説、若い時分は展開につられて読んでいたので、斎藤さんの読みに感心した。「マダム・マサコの洋裁店」は5~60年代に服飾に関する記事を書いていたマサコさんについて。私には未知の人だが、その引用からバブル期以前の日本の明るさ、品の良さ※が思い出され、楽しかった。
たま
2024/03/21 10:52

斎藤真理子さんは編み物しながら読書するのだそうで、橋本治さんもそうだったとか。ちょっと信じられない。 ※バブル期以前、貧富の差が目に見えていた時代、メディアはお金にまつわることにもっと気を遣っていたと思う。料理の本には食材や器具が手に入らない場合のために、これで代用できますとかこう工夫すればよいとか書かれていた。そんなことを懐かしく思い出す。

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たま
著者はイタリアの有名キュレーター、翻訳出版はクレストブックスの一冊とあって文学的香気に満ちた作品を予期して読み始めたが…ミケランジェロ自身が家族や依頼主との関係(おもに金銭の話)と自作をぶっきらぼうに語り、香気はナシ。身体は頑健、人付き合いは下手、石との格闘だけが情熱という人柄がそのまま伝わってきた。メディチ家や教皇らの金の使い方のずさんさ、栄華を誇るための誇大妄想的教会や墓所計画には辟易する。こういう風だったからこそルネサンス期の美術が今日なお燦然と輝いているのかもしれないが。
たま
2024/03/19 11:45

昔々『華麗なる激情』というハリウッド映画を見たことを思い出した。チャールトン・ヘストンがミケランジェロで足場を組んでシスティナ礼拝堂の天井画を描き、レックス・ハリソンのユリウス2世と喧嘩していた。ヘストンの表情の乏しさがミケランジェロ向きだったんだなと思う。原作はアーヴィング・ストーン『苦悩と歓喜』

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たま
しをんさんの本は好きだが、ヤクザが出てくると聞いて敬遠していた。ブックウォーカーのコインを貰ったので電子書籍で購入。ホテルマン続と書家遠田のバディもの、書道教室の子どもたちや三日月ホテルのお客様との交流が楽しく、遠田の書の描写もとてもいい。価格がお手頃なら欧陽詢風の掛け軸とか注文したいです。最後はヤクザが登場。しをんさんや柚月裕子さん(『孤狼の血』)の世代はヤクザ=高倉健なのだろうか。神戸で現実のヤクザを見て育った私にはテキヤだけやっている折り目正しいヤクザって眉唾もの。やはりそこは付いていけなかった。
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たま
『鴨川ホルモー』に続く万城目さん第2作。マドンナという渾名はじめ随所に『坊ちゃん』への目配せが感じられる作りで、新米教員の「おれ」が揶揄われるのが楽しく、同僚の家に賄い付きで下宿するとはいったいいつの時代?と思う※。この古めかしさに場所は奈良とあって読者も雌鹿がおっさんのように話す世界に自然と入り込み、鹿狐鼠と動物絡みの信心を受け皿に鎮めの儀式が設定され現実とファンタジーが融けあうのが見事で感心した。ちょうどこの本を読んでいるときに富雄丸山古墳での神獣鏡発見のニュースが報道され、それも楽しかった。
がらくたどん
2024/03/15 11:49

わ~い、たまさんとまたまたマキメワールドがご一緒できて嬉しいです♪そうそう、下宿のお祖母さんはすっかり「清さん」ですよね。「この古めかしさに場所は奈良」確かに。奈良だからこそ成り立つし楽しめる坊ちゃん時代のトレースと思います。三角縁神獣鏡、昨年発表された茶臼山古墳に続いて富雄丸山古墳!枚数もけっこうな数。心躍る浪漫ですが、来るべき国難に備えて「いにしえ」の皆さんが動き出しているのでしょうか・・。身を慎んで暮らさねばと思います( *´艸`)

たま
2024/03/15 12:04

がらくたどんさん、コメントありがとうございます。昨年、茶臼山でも出たんですね。古墳の方は考古学の研究成果が楽しみ、地震の方は、縋れるものなら動物トリオのお力におすがりしたいくらいです。

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たま
『八月の御所グラウンド』が面白かったのでほかの作品を読もうと手に取った。2006年万城目さんのデビュー作。京都が舞台・学生が主役・異界が出現する点は『八月の御所グラウンド』と共通だが、登場人物の心理や行動が直線的。特に女性2人の描写の古さに茫然。彼女たちに翻弄される安倍の個性を描写するための設定か?それとももしかして当時の万城目さんの女性観そのものか?ただこの不思議な設定で300頁を読ませる力量もすごいと感じた。映画化は安倍が山田孝之さん、楠木が栗山千明さん、少しイメージが違うがどんな風だったのかな?
がらくたどん
2024/03/14 13:45

文字だけで「レナウン奉納」が目に浮かぶ世代には懐かしきアホな青春の日々の物語ですよね。ご一緒できて嬉しいです(*^^*)「京都が舞台・学生が主役・異界が出現する点は『八月の御所グラウンド』と共通だが、登場人物の心理や行動が直線的」分かる!18年て同じ空間で似た境遇の学生たちを描いても「熟成」加減が滲み出るんですね。私はデビューから『しゅららぼん』くらいまでの糸の切れた凧みたいなマキメも好きです( *´艸`)・・・女性の描写は若い作者の照れ具合として私は読みました(すでにオバチャンだったので(笑))

たま
2024/03/14 17:20

がらくたどんさん、コメントありがとうございます。万城目さん、まだ2作目の私には、参考になりました。「女性の描写は若い作者の照れ具合」とはがらくたどんさん、おやさしいですね!

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たま
ガスコーニュの村のレストランで祖母から料理を習ったポールがレストラン業界で成功を収める過程と、アヌシーで三ツ星シャトーホテルを経営するに至った彼が突然自殺し、その後の混乱が交互に語られる。祖母の作る昔の料理が実に美味しそう、戦後経済成長期にポールが修行するマキシムやムーラン・ルージュ、有名シェフの名がそのままブランドとなった時代ーボキューズ、シャペル、デュカスら(バブル期の日本にも進出してたな)、ヌーヴェルキュイジーヌに分子料理と20世紀フランス料理史がとても面白かった。→
たま
2024/03/11 17:13

高級フランス料理界の華やかさの裏面、オリジナルの料理を作りだすための大変な努力、競争の激しさ、嫉妬と反目、調理場のいじめ、セクハラ、料理評論家、ネット、星の数…ときれいごとでは済まない内幕もたっぷり書かれている。著者はミシュランの編集者だそうで資料として読み応えがあるが、小説としてはフランス小説お馴染みの不機嫌さが気になった。ガスコーニュのレストランや戦後間もなくのトゥールダルジャンの描写はあたたかく、古き良き時代への著者のノスタルジーを感じた。

たま
2024/03/11 17:14

フランスの有名フランス料理店の料理は日本人のコックが作っていると言われていたが、今はどうなのだろう。パティシエールのユミのその後が気になる。訳者の田中裕子さんは熊本でフランス料理店を切り盛りしておられる方だとか。訳者あとがきも興味深かった。

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たま
2022年のブッカー賞最終候補作だったとか。面白くて一気に読んだ。ルーシーが最初の夫ウィリアムを語る。娘が二人いるが離婚、会うと「ああ、ウィリアム、あなたってこうだったわね」とか「ああ、ちょっと変わったのね」とか思う、その機微がさらっと書かれしっかり伝わって来る。2人で義母の過去を調べに旅行に出かけ、それまで見えていなかった義母の過去、義母と夫そして自分との関係性も見えてくる。人はこうして身近な人との関係で作られる面があるのは確か。自分自身を顧みて思うところが多く、短い小説だが豊かで深い読書だった。
ミカママ
2024/03/09 10:11

あああぁ、今まさに読んでますよ。この後がバイザシーで、8月に原書ですが、シリーズ最新刊が出るそうです。

たま
2024/03/09 10:19

ミカママ、だんだんいろんな登場人物がつながってくみたいですね。ルーシーとオリーヴの出会いとか、どうなるのかな、ワクワクです。

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たま
吉本隆明の長女ハルノ宵子さんが吉本隆明全集の月報に書いた家族の思い出、妹のばななさんとの対談、そしてハルノさんへのインタビューから成る本。若い頃吉本の本を買った(読んだとは言いません)世代なので興味深く読んだ。SNSのない時代に直接自宅に押しかけて来る読者たち、彼らと一緒に行く花見や海水浴。ハルノさんは吉本が文筆だけで一家を養い、料理嫌いの妻に代わり(なぜかウーマンリブを罵倒しつつ)弁当から作っていたことを評価していてそれはなるほどと思う。→
たま
2024/03/07 21:06

→ただ、売春につながるとレストランのバイトも許さない、糖尿病で目も足も悪くしながら介護保険認定は受けないなど、大正13年生まれにしても古すぎるマインドセットには驚いた。母親は長女の宵子さんに固着が激しかったようで、結局宵子さんが家で両親を介護し、結婚したばななさんが実家の家計を助けていたとか。いろんな家族の形があるものだと感心した。

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たま
赤染衛門が教え子の頼賢なる若者を通じて道長の繁栄と三条天皇の不遇に心打たれ、菅原宣義や紫式部ら文人の影響もあり『栄花物語』を書き始めるーこれがこの物語の外枠と言える。物語を動かす頼賢は、三条天皇の女御・綏子(道長の異母妹)が密通して生んだ子どもで、育ての母でやはり三条天皇の妃・原子(道長の姪)の死の謎に迫ろうとする。権力へ靡く人々、妃たちの苦悩、三条天皇の無念などが澤田さんらしく丹念に描かれ、「心にもあらでうき世に長らへば恋しかるべき夜半の月かな」という巻末近くに置かれた御製に繋がっていく。→
たま
2024/03/05 14:52

トリックスター的な頼賢に火事師や歯を抜く媼も登場するが、狭い貴族社会の中での栄枯盛衰の明暗が中心になる。澤田さんが新作『のち、更に咲く』でアウトローの盗賊を登場させたのは、よりダイナミックに社会を描く方法なんだなと思う。/頼賢の実父、源頼定がぶっ飛んでいて面白い。綏子と密通したあとで別の三条天皇の妃とも密通し子供ができる。出世したいがさすがに天皇には頼れないので道長に取り入る哀れな人物と描かれているが、小説的に幾らでも脚色できそうな人。

がらくたどん
2024/03/05 15:19

共読、嬉しい!そうそう、源頼定。藤原全盛の世で皇籍なのに微妙に政治の圏外に置かれた公家源氏のなかで「やさぐれてるより色恋だ!」と藤原の思惑をひっかきまわしていきますよね♪頼定がメインキャラで出てくる物語を探しているのですがなかなか出会えなくて。「小説的に幾らでも脚色できそうな人」私もそう思う。瞳子さん書かないかな~(笑)

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たま
ネタバレこのシリーズ既訳4作の内2作目を読み次にこれを読んだ。男とはすぐ角突き合わせるタイプのポーが、相棒のティリーら女性とは協調的で、犯罪は陰惨でも不思議と雰囲気が明るく気分良く読めるところが気に入っている。捜査の過程で出会う骨董品店のテリーも遺族会のルーシーも好印象。読み終わって振り返ると犯罪も最後のMI5の関与も不自然だが、読んでるときは捜査の展開がスピーディで気にならなかった。ところで帯に「ワシントン・ポーvs.テロリスト」とあるが、早川書房さん、どこにテロリスト出てきましたん?
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たま
【辛口失礼】前編で成瀬が気に入り、この続編とても楽しみに読んだ。が、大学生になり活動範囲が広がることを期待していたので、京都は入試だけ(受験生ユーチューバーのエピソード好き)、学生生活が出てこないのでがっかり。地元のレジ打ちアルバイトにびわ湖観光大使と大津愛は変わらず、小学生やクレイマー主婦や敷かれたレールを外れられない大学生との交流も悪くない。が、高校生の時は周りに流されない気骨ある高校生と映ったが、大学生でこれでは世界が狭いよ。3部作だそうだが、次は大津市役所に就職かな?滋賀県庁は彦根だし。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/08/09(1723日経過)
記録初日
2019/08/09(1723日経過)
読んだ本
734冊(1日平均0.43冊)
読んだページ
241211ページ(1日平均139ページ)
感想・レビュー
726件(投稿率98.9%)
本棚
39棚
性別
自己紹介

2019年の8月から読書メーターを使いはじめました。最初は私的なメモとして使うつもりでしたが、他の方の感想を読むのが面白くなり、自分の読み方が変わったり、次に読む本の参考にしたり、、、と活用させていただいています。
乱読なので、もっぱら近所の図書館で本を借りて読み、気に入った本だけ購入しています。図書館は話題の本ほど貸し出し予約待ちでなかなか順番が回ってこないのが残念ですが。
目の具合が悪くて思うように本が読めない時期が続いたのですが、一昨年白内障の手術をしたら、集中して読めるようになり、感謝しています。

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