いつもご感想、コメント、ナイスありがとうございます。スマホで2月のまとめを呟いたのですが消えてしまい、パソコンで呟きなおしています。重複したらごめんなさい。2月は『シェルフ・ライフ』『古書の来歴』本の本が心に残っています。写真は今朝の近所の桜。行儀悪いけど一所懸命咲いてます。2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:5402ページ ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1035010/summary/monthly/2024/2
こちらは未読。そうか都の道長世界線上は乱暴で我儘な甥っ子だけど、葉室さんの故郷九州ではヒーローかも!今、瞳子さんの『満つる月の如し』を再読しており、隆家は「昔はあんなに荒くれ者だったのに」といった杵柄系老人の役どころですが、何を書き遺し後世がどこを拾うかで「歴史イメージ」は組み上げられていくわけなんですよね。面白いな~♪ご紹介ありがとうございました(*^。^*)ドラマで入寇までやりますかね?最近、舞台がコンパクトな御所セットばかりなので・・(ニヤリ)
がらくたどんさん、『満つる月の如し』も同じ時代なんですね!『刀伊入寇』の隆家、めちゃくちゃカッコいいです。やはり北九州ではヒーローかと。ドラマでも活躍してほしいなと思ってます。宮廷政治ばかりだと息がつまります…
「前編のようにドラマ化されるとしたら、私的には儀右衛門を中心に据え、裏の顔表の顔の使い分けが見てみたいと思う。」私も!裏はあるけど、というか、裏があるからギリギリ邪道に堕ちない皆の衆って感じが良いですよね(*^。^*)
(1)本屋大賞ノミネート作品。今年はノミネート10作のうち3作(『水車小屋のネネ』『存在のすべて』『成瀬は天下を取りにいく』)が既読でこの作品も読んでみました。本屋さんの営業成績から考えると成瀬が大賞かなと思う。(2)最終章で往診は病院長の理想を反映した方針とわかる。(3)作家さんは京都の地理、地域の特徴、お菓子屋!など詳しく調べて書かれているが、華道家元夫人の京都弁に違和感あり。この人は主治医にはもっと丁寧な調子で話すのではないかな。
斎藤真理子さんは編み物しながら読書するのだそうで、橋本治さんもそうだったとか。ちょっと信じられない。 ※バブル期以前、貧富の差が目に見えていた時代、メディアはお金にまつわることにもっと気を遣っていたと思う。料理の本には食材や器具が手に入らない場合のために、これで代用できますとかこう工夫すればよいとか書かれていた。そんなことを懐かしく思い出す。
昔々『華麗なる激情』というハリウッド映画を見たことを思い出した。チャールトン・ヘストンがミケランジェロで足場を組んでシスティナ礼拝堂の天井画を描き、レックス・ハリソンのユリウス2世と喧嘩していた。ヘストンの表情の乏しさがミケランジェロ向きだったんだなと思う。原作はアーヴィング・ストーン『苦悩と歓喜』
わ~い、たまさんとまたまたマキメワールドがご一緒できて嬉しいです♪そうそう、下宿のお祖母さんはすっかり「清さん」ですよね。「この古めかしさに場所は奈良」確かに。奈良だからこそ成り立つし楽しめる坊ちゃん時代のトレースと思います。三角縁神獣鏡、昨年発表された茶臼山古墳に続いて富雄丸山古墳!枚数もけっこうな数。心躍る浪漫ですが、来るべき国難に備えて「いにしえ」の皆さんが動き出しているのでしょうか・・。身を慎んで暮らさねばと思います( *´艸`)
がらくたどんさん、コメントありがとうございます。昨年、茶臼山でも出たんですね。古墳の方は考古学の研究成果が楽しみ、地震の方は、縋れるものなら動物トリオのお力におすがりしたいくらいです。
文字だけで「レナウン奉納」が目に浮かぶ世代には懐かしきアホな青春の日々の物語ですよね。ご一緒できて嬉しいです(*^^*)「京都が舞台・学生が主役・異界が出現する点は『八月の御所グラウンド』と共通だが、登場人物の心理や行動が直線的」分かる!18年て同じ空間で似た境遇の学生たちを描いても「熟成」加減が滲み出るんですね。私はデビューから『しゅららぼん』くらいまでの糸の切れた凧みたいなマキメも好きです( *´艸`)・・・女性の描写は若い作者の照れ具合として私は読みました(すでにオバチャンだったので(笑))
がらくたどんさん、コメントありがとうございます。万城目さん、まだ2作目の私には、参考になりました。「女性の描写は若い作者の照れ具合」とはがらくたどんさん、おやさしいですね!
高級フランス料理界の華やかさの裏面、オリジナルの料理を作りだすための大変な努力、競争の激しさ、嫉妬と反目、調理場のいじめ、セクハラ、料理評論家、ネット、星の数…ときれいごとでは済まない内幕もたっぷり書かれている。著者はミシュランの編集者だそうで資料として読み応えがあるが、小説としてはフランス小説お馴染みの不機嫌さが気になった。ガスコーニュのレストランや戦後間もなくのトゥールダルジャンの描写はあたたかく、古き良き時代への著者のノスタルジーを感じた。
フランスの有名フランス料理店の料理は日本人のコックが作っていると言われていたが、今はどうなのだろう。パティシエールのユミのその後が気になる。訳者の田中裕子さんは熊本でフランス料理店を切り盛りしておられる方だとか。訳者あとがきも興味深かった。
→ただ、売春につながるとレストランのバイトも許さない、糖尿病で目も足も悪くしながら介護保険認定は受けないなど、大正13年生まれにしても古すぎるマインドセットには驚いた。母親は長女の宵子さんに固着が激しかったようで、結局宵子さんが家で両親を介護し、結婚したばななさんが実家の家計を助けていたとか。いろんな家族の形があるものだと感心した。
トリックスター的な頼賢に火事師や歯を抜く媼も登場するが、狭い貴族社会の中での栄枯盛衰の明暗が中心になる。澤田さんが新作『のち、更に咲く』でアウトローの盗賊を登場させたのは、よりダイナミックに社会を描く方法なんだなと思う。/頼賢の実父、源頼定がぶっ飛んでいて面白い。綏子と密通したあとで別の三条天皇の妃とも密通し子供ができる。出世したいがさすがに天皇には頼れないので道長に取り入る哀れな人物と描かれているが、小説的に幾らでも脚色できそうな人。
共読、嬉しい!そうそう、源頼定。藤原全盛の世で皇籍なのに微妙に政治の圏外に置かれた公家源氏のなかで「やさぐれてるより色恋だ!」と藤原の思惑をひっかきまわしていきますよね♪頼定がメインキャラで出てくる物語を探しているのですがなかなか出会えなくて。「小説的に幾らでも脚色できそうな人」私もそう思う。瞳子さん書かないかな~(笑)
2019年の8月から読書メーターを使いはじめました。最初は私的なメモとして使うつもりでしたが、他の方の感想を読むのが面白くなり、自分の読み方が変わったり、次に読む本の参考にしたり、、、と活用させていただいています。
乱読なので、もっぱら近所の図書館で本を借りて読み、気に入った本だけ購入しています。図書館は話題の本ほど貸し出し予約待ちでなかなか順番が回ってこないのが残念ですが。
目の具合が悪くて思うように本が読めない時期が続いたのですが、一昨年白内障の手術をしたら、集中して読めるようになり、感謝しています。
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