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2024年4月の読書メーターまとめ

moka
読んだ本
5
読んだページ
1748ページ
感想・レビュー
5
ナイス
60ナイス

2024年4月に読んだ本
5

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

moka
優しい物語。パニック障害の山添さんとPMSの藤沢さんのやりとりがほほえましかったです。山添さんのパニック障害の描写が、本当に苦しそうで、同じ症状の多くの方の苦しみが伝わってきました。2人が少しずつ少しずつ今の状況からよくなろうとする姿に心を打たれ、応援する気持ちで読みました。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
5

moka
ネタバレ王龍、王虎、王淵の三世代の物語の完結編。一巻から登場していた人物が、それぞれの人生を経て老いていく様子が、とてもリアルでした。海外留学を孤独のうちに過ごした王淵は、中国に戻っても、新しい時代に魅力を感じつつ馴染めない自分を自覚します。そして、新しい時代の女性でありながらも、古い時代の良さも大切にする美齢と互いに惹かれ合います。中国の激動の時代を描いた作品でしたが、明るい兆しを感じるラストシーンにホッとしました。読書の楽しさを存分に味わえる作品でした。
が「ナイス!」と言っています。
moka
物語は王虎の全盛期から息子の王淵に移っていきます。王虎は王淵を軍人にするために彼なりの愛情(かなり極端ですが)をかけて育てますが、王淵は軍人にはならず、父のもとを去ってしまいます。そして農業に心を寄せる青年となっていきます。「すでに大地の下にうまっている彼(王虎)の老父(王龍)は、ふたたび土くさい腕を伸ばして、彼の子(王淵)をとらえたのだ。」という言葉がとても印象に残りました。王淵がこれからどうなっていくのか、4巻が楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
moka
優しい物語。パニック障害の山添さんとPMSの藤沢さんのやりとりがほほえましかったです。山添さんのパニック障害の描写が、本当に苦しそうで、同じ症状の多くの方の苦しみが伝わってきました。2人が少しずつ少しずつ今の状況からよくなろうとする姿に心を打たれ、応援する気持ちで読みました。
が「ナイス!」と言っています。
moka
王龍が亡くなり、三人の息子はそれぞれの道を歩んでいき、王龍が大切にしていた土地をどんどん手放していきます。親の思うようには子どもは育たない…といったところでしょうか。ただ、軍人となった王虎には、王龍の考え方に重なる部分があるような気がしました。この作品のタイトルの「大地」からだんだん離れていくようにも思えますが、3巻も楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
moka
学生の頃に読み、とても面白かったことと、中国が舞台になっている物語だということは覚えていましたが、細かいところは全く覚えていませんでした。一代で財を成した王龍ですが、羨ましく思っていた黄家と同じような豊かな生活ができるようになっても、幸せを感じられないことに虚しさを感じました。また、寡黙な妻の阿蘭を、まるで物のように扱う態度に驚き、腹立たしい気持になりました。しかし、王龍が、どんなに環境が変わっても、最後まで大地を心のよりどころにしていたことも印象的でした。2巻が楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/08/15(1734日経過)
記録初日
2019/08/15(1734日経過)
読んだ本
214冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
51150ページ(1日平均29ページ)
感想・レビュー
199件(投稿率93.0%)
本棚
7棚
自己紹介

今までは好きな作家や興味のある分野の本を読んでいましたが、読んだことのない分野の本、苦手な理数系の本も読んでみようと思っています。良い感想を書こうとするとかえって書けなくなるので、素直な気持ちを日記のように残せたらと思います。

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