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2024年10月の読書メーターまとめ

gawa
読んだ本
30
読んだページ
7664ページ
感想・レビュー
6
ナイス
49ナイス

2024年10月に読んだ本
30

2024年10月のお気に入られ登録
1

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2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

gawa
1巻の世界を別視点から描く続編。「逃げる」をテーマに据え、魔人と戦う別パーティの旅路を描き、綺麗に本編ともリンクするので満足度は高かった。終盤の展開が予定調和すぎたので、情報開示の順番を入れ替えるなどして、意外性を持って迎えてほしかった感はある。また、この膨らませ方は先細りになりやすいので、シリーズとしてどう盛り上がりを作るかが著者の腕の見せ所だろう。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
6

gawa
「ありのままの自分」をテーマにしたラブコメ。クラスの人気者や、異性にモテる人を内心「薄っぺらい」と感じたことがある人は、主人公の考えに共感できるだう。「ありのままの自分でいられる関係こそ理想」と思いたいが、恋愛や大人の人間関係では、好かれるための「仮面」が必要になる。この葛藤をおかしなラブコメに昇華したところが本作の見所だ。一方で、理論が先行してしまいキャラクターにリアリティを感じない場面もあったので、人物を掘り下げにもっと紙幅を割いても良かったのかもしれない。エンタメとしてはマラソンの章がピークだった。
が「ナイス!」と言っています。
gawa
特典小説をまとめた短編集。多くの人が期待するコミック特装版の収録作は含まれていないので要注意。限られたページ数の中で、キャラクターの掛け合いがおもしろいだけでなく、ひとつの本やテーマについて論じていたり、人気エピソードの別視点を書いていたりするので、最後まで飽きずに読み終えた。書き下ろしでは老倉と脱出ゲームにいく「そだちペナルティ」が、終物語(上)のアフターストーリーとして完璧でほれぼれ。「なでこパスト」の撫子の悩みは、著者自身と通ずると思うと興味深かった。久しぶりにシリーズを手に取っても後悔はないはず。
が「ナイス!」と言っています。
gawa
「花譜」への楽曲提供で知った著者のデビュー小説。想像以上に刺激的な展開の連続で、中学生のころ読んだらたまらなかっただろう。大人の目線では、27歳の千尋の言動が滅茶苦茶すぎて呆れるが、高校生側の主人公ふたりの心情はしっかりと伝わってきた。理不尽な環境に苦しみ、ときに過ちを犯してしまっても、それでも生きていく。人間の弱さと強さ、どちらも感じられる作品だった。
が「ナイス!」と言っています。
gawa
1巻の世界を別視点から描く続編。「逃げる」をテーマに据え、魔人と戦う別パーティの旅路を描き、綺麗に本編ともリンクするので満足度は高かった。終盤の展開が予定調和すぎたので、情報開示の順番を入れ替えるなどして、意外性を持って迎えてほしかった感はある。また、この膨らませ方は先細りになりやすいので、シリーズとしてどう盛り上がりを作るかが著者の腕の見せ所だろう。
が「ナイス!」と言っています。
gawa
6年半ぶりの新刊は、待ちわびた「いつもの」味がした。自殺志願者が陥る「サクラ妄想」の設定の妙、感情とリンクする雪や桜の表現、苦しくも美しい結末。多かれ少なかれ演じながら生きている私たちは、相手に対しても「今のは本音じゃないのでは?」という猜疑の目を向けてしまう。では、どうすれば相手を信じることができるのか。およそ現実ではありえない綺麗な物語のなかに、毎日感じる超普遍的なテーマが込められている。
が「ナイス!」と言っています。
gawa
2年生編ラストは予告以上の大波乱。龍園vs坂柳も一之瀬vs綾小路も曲芸のような展開で、読後も衝撃が収まらない。橋本らも含めここ数巻溜めてきたものを一気に回収していく内容で、2年生編で脱落した読者もここまでは追いついてほしい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/04/15(4972日経過)
記録初日
2011/04/04(4983日経過)
読んだ本
4371冊(1日平均0.88冊)
読んだページ
977596ページ(1日平均196ページ)
感想・レビュー
1073件(投稿率24.5%)
本棚
14棚
性別
年齢
30歳
血液型
AB型
職業
大学生
現住所
神奈川県
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