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2024年9月の読書メーターまとめ

たね
読んだ本
9
読んだページ
2313ページ
感想・レビュー
9
ナイス
27ナイス

2024年9月に読んだ本
9

2024年9月のお気に入られ登録
1

  • いのうえかずね

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たね
ディストピアと見せかけて、ワイヤレスイヤホンで周りと断絶してスマホ画面を見てちょっと経ったら忘れるニュースを延々と見ている今と何か違うんだろうとぼんやり思った。私は序盤の世界観を理解するのに時間がかかった。デジタル社会だからこそアナログのものへの視座というか、そういう時間が社会の弊害を越えうるのかな思っている。中盤以降は面白くて一気読みしてしまった。
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2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

たね

ナイスありがとうございました。8月は個人的に色々ありましたがようやく少し落ち着きそうです。 2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:3冊 読んだページ数:949ページ ナイス数:25ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1049240/summary/monthly/2024/8

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
9

たね
三国志の最初(三国の成立)から最後(晋の統一)までの全編をまとめた本。以前曹操を起点にした新書は手にとってみたが、全編のまとめは初めてだったので壮大だったというのがまず第一の感想。登場人物が多くて混乱するところもありながら、諸葛氏は三国に分かれていたとか、諸葛亮は軍事関係はさほど業績がないことは意外に思った。軍師としては司馬懿のほうが上手だったのか…と思いながら読んでいた。そのあたりは読み応えがあったが、後半は特に呉の帝位をめぐる争いが嫌になりきつかった。
たね
東大受験生になりたかったけど諦めたからこういう問題の出題なんだ〜とまずは驚いた。個性的なものの見方を提示してくれる文章たちで続きが気になるものも多かった。今少し後悔しているのは、自分が大学受験生だった頃にもっと試験で出会う文章の全体を確認してこなかったなぁということ。受験生のときの読書はほとんどできてなかったから難しかったかもしれないが…。
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たね
改めてキャリア出産全取り狙っていいんだと思えた。職場のママ先生たちは皆ゆるふわで働いているようにみえてしまう。逆に私が未来を作りたいと思っていたので、もし出産のチャンスや昇進チャンスがあるなら絶対に頑張りたいと強く思った。ミスコミュニケーションを起こさないためにも組織へのメリットという視点、一段高い視点を持つように常に意識して働きたい。
が「ナイス!」と言っています。
たね
ディストピアと見せかけて、ワイヤレスイヤホンで周りと断絶してスマホ画面を見てちょっと経ったら忘れるニュースを延々と見ている今と何か違うんだろうとぼんやり思った。私は序盤の世界観を理解するのに時間がかかった。デジタル社会だからこそアナログのものへの視座というか、そういう時間が社会の弊害を越えうるのかな思っている。中盤以降は面白くて一気読みしてしまった。
が「ナイス!」と言っています。
たね
未だにこんな事言う人いるんだ…と思ったと同時に言う人はこういう本を手に取らないよなとも思ってしまった。全体的に優しい文章で読んでいて最悪な言葉の紹介となぜ最悪に感じるかを筋道立てて説明してあり、安心感がある。「結婚してないから」「子どもがいないから」は色々言われやすい仕事だから言われてきたが、それで私の職場では産休育休明けて管理職コースの人いないじゃんな…と思っている。一応管理職になりたいので車も運転できなきゃいけない(とても苦手)なのもしんどい…。
たね
かわいい結婚→家事ができるようになったひかりに対してまーくんの気持ちが変わってるような気がして怖かった。まーくんはひかりの家事の出来なさを知恵袋に相談して得られた答えに納得したのだろうか…?急成長してほしくなかったのでは…? 悪夢じゃなかった?→男尊女卑の男が女になったら?という思考実験を読んでいるようだった。化粧が決まると自分イケてるのでは?と思うのはすごく分かる。 お嬢さんたち気をつけて→女子の人生本当に分岐点が多すぎるよなぁと思う。最後の二人の感じた将来に対する憂鬱は自分にも覚えがあるし今もある。
たね
ミレナの出した手紙を創作する、というコンセプトが面白かったし、だんだんミレナ自身が書いたもののように感じられるくらい、熱量と気迫を感じた。言葉の中(手紙のやりとり)だけで生きられたカフカと、神として信仰しつつも肉体的な交わりを欲したミレナは愛が始まる前に終わってたように思う。ミレナ自身、肉体的な交わりを欲しつつも自分の愛の重さでカフカを潰す恐怖も、父親の圧力から手を引いて自由にしてくれた夫への罪悪感もあって何も行動しなかったのは自分可愛さというか、自己保身のようにも映ってしまう。
が「ナイス!」と言っています。
たね
この感想入力にもスマホを使っているが、「孤独」でいる時間が少なくなったのは完全に同意だ。あとがきに「以前は客の話し声が騒々しくて、本を読むにはヘッドフォンと音楽が欠かせないことがしばしばあった」とあって、そういえば最近電車やカフェで本を読むとき音楽聴いてないなと思った。学生時代はむしろ音楽無いと本が読めなかったのに。生徒を見ていても、朝の10分紙の本を読む時間ですら、集中できない生徒も多かったり、メモやログを軽視して失敗してたり、考え方そのものが違うと思わされることも多いなと改めてこの本を読んで感じた。
が「ナイス!」と言っています。
たね
前半は単元観がまとまっており、後半は神奈川県の現役の先生方の授業実践や用語・事象の解説と授業での使い方の提案などの寄稿で構成されている。歴史総合の実践例がまだ少ない中で後半は特に貴重だった。どんな本や史料を使われているのか、史料をどう探しているのがなどとても参考になった。職場で定期的に見返すと思う。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/09/17(1915日経過)
記録初日
2019/09/12(1920日経過)
読んだ本
406冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
109565ページ(1日平均57ページ)
感想・レビュー
406件(投稿率100.0%)
本棚
1棚
職業
教員
外部サイト
自己紹介

この世のどこかにある高校の社会(世界史、政経、倫理)の教員です。…がだいたい読む本は小説です。教科の勉強も兼ねて時々そういう本も読みます。感想投稿を必ずすることにしています。
読書とロックンロールとミルクティーが好きです。

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