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2024年11月の読書メーターまとめ

麦
読んだ本
4
読んだページ
1360ページ
感想・レビュー
4
ナイス
74ナイス

2024年11月に読んだ本
4

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

麦
ネタバレ省吾と対峙し、家を出るところまでは奈津に感情移入していたが徐々に彼女本来の性質が明るみになっていく。終盤は理解できないな、虚しいなと思っていたら案の定志澤に捨てられている。かなり憤っていたが大林と出会い、岩井を捨てる側に回った途端、志澤の気持ちが分かってしまう演出は感心してしまった。自由とは寂しさと繋がっている答えは納得。腑に落ちましたね。ところで省吾との関係は宙ぶらりん。どうなったんだ?
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
4

麦
ネタバレ省吾と対峙し、家を出るところまでは奈津に感情移入していたが徐々に彼女本来の性質が明るみになっていく。終盤は理解できないな、虚しいなと思っていたら案の定志澤に捨てられている。かなり憤っていたが大林と出会い、岩井を捨てる側に回った途端、志澤の気持ちが分かってしまう演出は感心してしまった。自由とは寂しさと繋がっている答えは納得。腑に落ちましたね。ところで省吾との関係は宙ぶらりん。どうなったんだ?
が「ナイス!」と言っています。
麦
ネタバレ村山さんの小説、読ませる力が凄まじい。省吾はいわゆる束縛ロジハラ男。本当は臆病なのに上から目線で奈津に接し、反発されたら脅しをする。なんて小さな男なのだろう。離れることを決断したとはいえ小さな優しさに胸が痛むのは登場人物としてではなく、等身大の人間らしさを感じます。果たして一狼太との行末はどうなるのか。下巻も楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
麦
ネタバレひたすらに切ない作品だった。能力に目覚めてからの葛藤、全能感、罪悪感など心の描写が繊細なため慎一郎に感情移入してしまった。ラストの決断に至るまでが本当に苦しかった。葵視点が知りたいなと思ったらまさかのエピローグにて同能力者である事が明かされる。その構成に脱帽。盲点だった。特別な能力ではないと示されていたが、作品的に葵は何も知らない守られる存在だと思い込まされていた...!最後の夜、互いに最期を知っていたのか... 読後、表紙を見て唸ってしまった。二人とも目を閉じている。しかし彼は目を開くことを選んだのだ。
が「ナイス!」と言っています。
麦
ネタバレ戦時中にタイムスリップしてしまった家族の話。現代の生活を引き継いだ上で「贅沢は敵だ」の状態は地獄である。狂乱していく家族の様を見るのが辛かった。稔君は強制的に監禁状態のようなものだったし、あの結末を考えると切なすぎる。 過去と思いきや未来の戦争だったというオチ。クリーニング店の店主の風貌に似た兵隊がいたことにも説明がつく。 家族と一緒に追体験したからこそ言いたくなる。こんな未来、来ないで欲しい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/09/19(1918日経過)
記録初日
2017/01/04(2906日経過)
読んだ本
320冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
112237ページ(1日平均38ページ)
感想・レビュー
154件(投稿率48.1%)
本棚
69棚
性別
年齢
27歳
血液型
B型
外部サイト
URL/ブログ
https://sutekibungei.com/users/mugibook
自己紹介

古本と図書館本を読み漁ってます。
日常の出来事がテーマだったり、心が暖かくなるような等身大な作品が好みです。
小説って、好きだなあ。一生読んでいられます。

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