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2024年5月の読書メーターまとめ

麦
読んだ本
8
読んだページ
3034ページ
感想・レビュー
8
ナイス
160ナイス

2024年5月に読んだ本
8

2024年5月のお気に入り登録
1

  • 無題

2024年5月のお気に入られ登録
1

  • 無題

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

麦
ネタバレアパートで目覚めた記憶喪失の男女。部屋には拳銃と血のついたタオルと大量の現金が。そして腕には「レベル7」と書かれている。 監禁され、密室での実験系の物語かと思いきや、外出は普通にできる。隣人の三枝と共に失った記憶を取り戻していく物語。ミステリーですね。 「幸山荘事件」を中心に記憶と全貌が明らかになっていく様は読んでいて気持ちが良い。 読了後に冒頭の序章を読み返すと誰がその場面に登場したのかがよく分かって面白い。なるほど。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
8

麦
ネタバレ臨時の若い女性顧問目当てで合唱部に入部する男子達。男女でぶつかり合いながらもコンクールを目指す物語。 「手紙」の歌詞が引用されている。心情描写にその歌詞と思わしき地の文があり、込み上げてくるものがありました。 ナズナは病死した母がかけてくれた言葉が思い出せないことが心残り。それが判明し報われる瞬間が素晴らしい。鮮やかな手法で思わず唸ってしまった。 読後感が心地よい青春小説でした。
が「ナイス!」と言っています。
麦
ネタバレ典子、彩、賢は友達のような仲である。ひょんなことから共同生活をすることになってしまう。それぞれに既婚者や別れた男、恋愛ごっこをしたい女などがおり、彼らの人生を掻き回していく。三人とも煮えたぎらず、関係性をずるずると続ける様子は苛立ちを覚えました。ですが読了後、その気持ちはひっくり返ってしまう。 作者が描きたかったのは「今の自分、人生を好きになる方法」だと思う。そのためには「泥だらけでも、もがいて苦しんで自分の足で進む」ということ。それがこの作品に込められてる。 29歳という年齢も、説得力しかなかったです
が「ナイス!」と言っています。
麦
ネタバレ小さな居酒屋、モツ焼き屋を営んでいる男の話。そこに集まる常連客らとの人情劇が描かれます。 どこか哀愁を纏った文体で、さよを忘れられない兆治の心情が淡々と綴られている。さよちゃん、報われなさ過ぎるよ... 赤提灯の暖簾を掻き分けて、「兆治さん。飲みに来たよ」そう言いたくなるようなお話でしたね。
が「ナイス!」と言っています。
麦
ネタバレ「恐怖」をテーマに据えた短編集。何気ない会話や仕草が伏線として組み込まれ、終盤の数行でどん底に突き落とされる感覚が堪らなく癖になる。冒頭から軽く読み返すと「なるほど」と思わず頷きたくなってしまう。「マスカット・グリーン」は全てが繋がった瞬間にゾッとさせられた。女の勘ってこういうことを言うのかなあ、と。 いやあ、どの短編も読み応えがありました。
が「ナイス!」と言っています。
麦
ネタバレ幼少期、双子の弟を失った千波。その後、疲弊し、ことある度に「千尋が生きていたら」と呟く母。うんざりした千波は母に現実を突きつけてしまう。「もう死んじゃったのよ」と。その後取り返しのつかないことが起こり、千波は罪悪感、後悔に苛まれる日々が続く。謎の女性YUKIが現れ、抜け落ちた記憶を取り戻す物語。 「化石の樹」は独立した短編かと思っていましたがまさか繋がっていたとは。 読みやすく、胸の奥底に響いてくる文体で、静かな気持ちで物語に没頭しておりました。
が「ナイス!」と言っています。
麦
ネタバレ私が読んだのは短編集の2冊目。大久保康雄さんが翻訳したもの。しかし見当たらないのでこちらに感想を。 どの作品も短編なのに内容が詰まっている。海外の星新一のような感じかな。「賢者の贈り物」で切なくも温かくなり、「運命の道」にて行き着く結末に驚かされる。 意図が読めない短編もありましたが概ね面白く読めましたね
が「ナイス!」と言っています。
麦
ネタバレスズランの存在は妄想、幻覚的な存在ということにすぐに気づきました。突然現れるし、他の人間とは会話をしないから。でも、その存在が誰なのかとは考えてもいなかったので判明した瞬間は驚いた。NF13の正体も同様である。ハイデンで神楽が命を落とさなかった理由もなるほど、と感心しましたね。
が「ナイス!」と言っています。
麦
ネタバレアパートで目覚めた記憶喪失の男女。部屋には拳銃と血のついたタオルと大量の現金が。そして腕には「レベル7」と書かれている。 監禁され、密室での実験系の物語かと思いきや、外出は普通にできる。隣人の三枝と共に失った記憶を取り戻していく物語。ミステリーですね。 「幸山荘事件」を中心に記憶と全貌が明らかになっていく様は読んでいて気持ちが良い。 読了後に冒頭の序章を読み返すと誰がその場面に登場したのかがよく分かって面白い。なるほど。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/09/19(1741日経過)
記録初日
2017/01/04(2729日経過)
読んだ本
290冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
101925ページ(1日平均37ページ)
感想・レビュー
124件(投稿率42.8%)
本棚
63棚
性別
年齢
27歳
血液型
B型
外部サイト
URL/ブログ
https://sutekibungei.com/users/mugibook
自己紹介

読んだ小説をまとめてます。
伊坂幸太郎、重松清、村山由佳、などが特に好きです。

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