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2024年10月の読書メーターまとめ

萩
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感想・レビュー
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892ナイス

2024年10月に読んだ本
9

2024年10月のお気に入られ登録
2

  • 奏
  • 広井啓

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

萩
ネタバレプークスクス!呪いの日本人形がこうも笑えてしまうとは。戦国時代に大量の人間を死に追いやった日本人形、お梅。お梅が幽閉されてから500年の時が流れ、とうとう令和の現代に蘇った。「呪い殺す」ことを本能としているお梅だが、どうも昔とは勝手が違う。現代人にはまったく呪いが効かない。お梅、どうする!?今まで読んだ藤崎作品のなかでは一番良かった。お梅が結構賢いので、現代人の習性をすぐに覚えるのが面白い。「でゐゑぬえゑ鑑定」「えねゑちけゑ いゐてれ」「寅馬」とかお梅独特の表記についつい笑ってしまう。続編希望。
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

萩

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2024年10月の感想・レビュー一覧
9

萩
「全面同意」とは到底言えない。しかし僅かに、微かに共感のカケラが散りばめられていて、作者の鋭さと自分の性格の悪さにゾッとする。まったくときめかない恋愛短編集5編。①『花束の夜』→好きな人は社内であまり仕事の評価が高くないみたい。②『お返し』→毎年バレンタインチョコくれる幼馴染。③『新しい恋愛』→ロマンチックな男に嫌悪感。ラストはホラーだ。④『あしたの待ち合わせ』→私のことずっと好きな男がいる。その気はないけど。⑤『いくつも数える』→歳の差婚をめぐるあれこれ。お気に入りは①と③。社内の描写が本当に上手い。
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萩
愛じゃないならこれは何。前作のタイトルをまたも踏襲するようなシャープでスパークな恋愛短編集。前作の登場人物、アイドルのばねるりを中心としたストーリーなので既読であるとより楽しめる。ただ前作のほうがバリエーションに富んでいてキレッキレだった。今作はアイドルカテゴライズオンリーで好みはわかれそうだ。お気に入りは『ミニカーを捨てよ』→彼氏がアイドルの熱烈ファンで心境は複雑。その気持ちはちょっとわかる。『星の一生』→1人のファンをひたすらストーカー的に愛してきたアイドル。その気持ちはわからないがうーんストイック。
萩
2024/10/28 16:04

アキちゃん、ばねるり出世したよね~✨あそこで告白すれば、めるすけはばねるりに 行ったと思うんだけどな。残念!

萩
2024/10/28 16:09

えんちゃん、ぽっと出の彼女よりばねるりの方が読者は応援するに決まってる!ばねるりには本当にあそこで行ってほしかったよー💦

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萩
何とも辛気臭い話だ。岩井さんは注目している作家さんで好きな作品も多々あるが、これは個人的には微妙だ。『文身』に系統が似ている気がするのであの作品が好きな人には合うのかもしれない。演劇界では有名な女優が本番直前に舞台から転落して死んだ。彼女は演じることでしか生きられない生粋の女優で、そのこだわりは異常ともいえる。彼女は何故死んだのだろうか。この作品にオチがどうこう言うのも野暮かもしれないが、特にサプライズもなく「そうか...」で終了。そもそも主人公の女優が魅力的に思えなかったのであまり入り込めず。
えんちゃん
2024/10/27 21:50

私も実はあんまり入り込めなかった口です🙃オチ…なかったですね。ひとりの女優の人生でした。お萩ちゃんは見抜いてくれたかな?🤭でも、毎回違う作風で楽しませてくれる岩井圭也さんは尊敬ですよね✨️

萩
2024/10/28 10:05

あら、見抜けなかった😲!「えんちゃん好感触やん」とばっかり👀流石の匠の技ですね↑つまらなくはなかったのですが、女優の苦悩が上っ面にしか読み取れなくて。オチももう一工夫してほしかったな。今科捜研の予約が来たからそっちが楽しみ!

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萩
寄付することは素晴らしい。しかし見返りを求めるとその素晴らしさも色褪せる。これまでの既読作の奥田さんの路線とは別の味わいですごく面白かった。主人公の愛奈は清く正しい政治家のスローガンのような女子。なのに(そのせいか)周囲からは疎まれ、友人もいない。そんな愛奈が2億円の宝くじを当てた。お金を使う趣味もないのでせっせと寄付や支援につぎ込むが....。この「支援」に「施し」の気持ちが混じると双方にとって微妙な気持ちになるものよなぁと感じ入ってしまった。お金の価値観と正義感に対する個人差や風刺が鮮やかだった。
萩
2024/10/23 12:49

さゆりん、この短いなかでの起承転結が良い🎵愛知住みならテンポ良く読めていいね!私は「これどう読むんだ??」とたまに二度読みしたのもあったよ。~だら。というのが定番の言い方みたいだね👀

萩
2024/10/23 12:53

えんちゃん、私もお礼気にするタイプだから、愛奈のもやもやはちょっとわかる😆友情で気持ちの変化が起きる話はよくあるけど、「返礼」をめぐる話ってのは新しくて面白かったー👍

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萩
ぼくは化け物。きみは怪物。あんたは幽霊。おたくは宇宙人。あらゆる未確認物体の玉手箱的な短編集。①『最初の事件』→急に頭が冴えて名探偵になった小学生。一番リアルに思える。②『大きな手の悪魔』→壮大なスケール&実在の事件を彷彿とさせるコンビネーション。③『奈々子の中で死んだ男』→ならず者殺人事件を死んだ娼婦が解決?なかなか下品。④『モーリティアンの手首』→化石をめぐる謎。わかりづらい。⑤『天使と怪物』→見世物小屋の一行の殺人事件。翻訳調なのが効いてる。お気に入りは①②⑤。白井さんにしてはエログロマイルド。
aki☆
2024/10/18 10:31

予約中だよ(*´﹀`*)私もエログロ白井さんの新刊を直ぐ予約するまでになってしまったよ🤣 追いかけるね♬♡

萩
2024/10/18 15:19

おっアキちゃんも👀!なんか白井さん、ドギツいのにクセになるよね↑私も速攻で新刊予約した!なかなかバリエーションに富んだ短編だったよ。待ってまーす✋

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萩
ゾゾーーーーッ!!これは「私かもしれない物語」だ。標高もそこまで高くなく、ロープウェイもあるお気軽日帰り登山での遭難事故。救助隊も出動の大捜索。しょっぱなにあやふやなままルート変更したところは流石に「馬鹿だなあ」と思ってしまったものの、彼女たちを責めるほどの正しさは私にはない。私もかつては日帰り登山を楽しんでいたが「積雪で道を見失いそうになる」「想像以上に下山ルートが長くて疲労がつのり不安になる」など予期せぬ出来事はたくさんあった。本当に山をなめてはいけない、と肝に銘じることができる秀作となった。
えんちゃん
2024/10/12 08:12

お萩ちゃんも過去になかなかゾゾーーッな体験してたのね😳私も下山してから思い返すとゾゾーーッな体験たくさんあります。舐めてないつもりでもヒヤリハットはつきもの💦しつこいくらい準備して、これからも山を楽しみましょうね😊関係ありませんが、山を登ったことない人に『山は死ぬよ』って言われるのが本当にウザイです🤭そんなことありませんか?

萩
2024/10/12 15:59

えんちゃん、幸いにも「山は死ぬよ」と脅してくる人には会ったことがないのですが....そんな人いるんですね😲とはいえ最近ではめっきり登山できず、こっちは鳥取まで行かないと登山らしい登山はできないんですって。静岡の山事情は恵まれているのでウラヤマ✨

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萩
ネタバレプークスクス!呪いの日本人形がこうも笑えてしまうとは。戦国時代に大量の人間を死に追いやった日本人形、お梅。お梅が幽閉されてから500年の時が流れ、とうとう令和の現代に蘇った。「呪い殺す」ことを本能としているお梅だが、どうも昔とは勝手が違う。現代人にはまったく呪いが効かない。お梅、どうする!?今まで読んだ藤崎作品のなかでは一番良かった。お梅が結構賢いので、現代人の習性をすぐに覚えるのが面白い。「でゐゑぬえゑ鑑定」「えねゑちけゑ いゐてれ」「寅馬」とかお梅独特の表記についつい笑ってしまう。続編希望。
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萩
3年前に『地面師たち』を読んだときはこんなに映像化が当たるとは思わんかった。今年ネトフリで派手にドラマ化され、その記憶が新しいまま続編として読んだので楽しめた。しかし出来としては前作の方が良い。まず今回の地面師チームは個々の魅力が薄く感じられ「捕まってほしくない」という気持ちに一切させられない。そして肝心の詐欺のシーンが大雑把。騙す方も雑だし騙される方も雑。前作は実在の事件を元にしており、今作は完全フィクションなのでその差が出ているのかもしれない。ハリソンは相変わらずハリソンしていたのでそこはOK牧場。
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萩
お嬢、というあだ名の世襲議員が若くして亡くなった。遺書が残されていたものの、どうも自死とは思えない。さまざまな永田町の住人たちがこの謎に迫る、というあらすじ。面白い。なのにどう頑張っても図書館の返却期限に間に合わないので泣く泣く断念。骨折してしまい、経過が良くないため読書に集中できないようだ。P134まで読んだ。この続きは改めて別の機会に読みたい。
ゆき
2024/10/08 12:28

萩さん骨折されてたんですね😭落ちてる時って読書はかどらないですよね😢いろいろ制限されて不自由かもですけど、ここぞとばかりにゆっくり休んでください!早くくっつきますように🙏

萩
2024/10/08 17:14

ゆきさん、ありがとう😢体は元気なのに動けないのがこんなにストレスとは。焦らないで安静に!と自分に言い聞かせてます。ありがとー↑

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/01/17(1774日経過)
記録初日
2020/04/18(1682日経過)
読んだ本
961冊(1日平均0.57冊)
読んだページ
306284ページ(1日平均182ページ)
感想・レビュー
872件(投稿率90.7%)
本棚
11棚
性別
自己紹介

正直な感想です。辛口の傾向があります。

レビューや本のセレクト等「いいな!」と思った方をお気に入り登録しています。
ナイスやコメントで交流がない方・相互登録になっていただけない方・1度に大量の本をタイムラインに流す方などお気に入りした後も登録は定期的に見直しています。私もご自由に解除してください。

★好きな作家★
桐野夏生 角田光代 桜木紫乃 乃南アサ 今村夏子 井上荒野 秋吉理香子 千早茜 綿矢りさ  垣谷美雨 奥田英朗 葉真中顕 貫井徳郎 池井戸潤 吉田修一 雫井脩介 など

主に新刊中心に作家さんにこだわらず読んでいます。
 
※つぶやき非表示にしてます。

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