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2024年12月の読書メーターまとめ

タナカとダイアローグ
読んだ本
11
読んだページ
2848ページ
感想・レビュー
10
ナイス
289ナイス

2024年12月に読んだ本
11

2024年12月のお気に入り登録
4

  • ぽく
  • OjohmbonX
  • itchie
  • Kimiharu Kurokawa

2024年12月のお気に入られ登録
4

  • ぽく
  • itchie
  • みつ
  • tomagla

2024年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

タナカとダイアローグ
ゆる言語学ラジオより。今井先生の学力喪失を呼んでいる途中。たしかに、生成AIは訂正しているわけではないけど、人間はできる(できない人もいるけど、それは人間なのか?)極端の狭間を探し続けているのが歴史だなと、子どもの学習マンガを通して学んでいた。神道/仏教の対立軸が、大和魂/漢意のように連綿と続いている。修正と訂正の違いは重要。客観的な歴史は存在しないことは所与として、訂正しつづけたほうが生きてて楽しい感覚。語り続けること、喧騒のなかに民主主義があるということなのだと感じた。訂正できる大人でありたい。
タナカとダイアローグ
2024/12/12 18:34

岸正彦先生に、突如Twitterで絡んだのち、ちゃんと詫びるのが訂正。ゲンロンカフェがやっている終わりなき(制限時間なし)対話は祭感つよいだろうなと、参加してみたい気持ちあり。全員が疲れて納得するような体験が重要なんだろうと思う。

タナカとダイアローグ
2024/12/12 18:54

本筋にまったくないけど、今まで出会ってきたすべてのひとに、「あの時はゴメン」って言っていきたい気分になった。

が「ナイス!」と言っています。

2024年12月にナイスが最も多かったつぶやき

タナカとダイアローグ

2024年11月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3243ページ ナイス数:263ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1092491/summary/monthly/2024/11

タナカとダイアローグ
2024/12/01 17:58

職場の関係改善に奔走した十一月

が「ナイス!」と言っています。

2024年12月の感想・レビュー一覧
10

タナカとダイアローグ
本を読むようになったきっかけが、2003年頃で「ポスト資本主義社会」だった。大学の友人が抱えている真っ赤な本に憧れて読んだ。ゼミの教授が全集を買ってくれて(資金源は内緒)、全部は読めていないけど、卒論のテーマは「全体主義と対抗するためのマネジメント思想」だった。井坂先生のご著書(文眞堂、大著につき読めていない…)からエッセンスを抽出したのだと思うけど、岩波新書でエッセンシャルに出版してくださったのは本当に良かった。人生と本が時系列に整えられていて、素晴らしいガイドになるし、読み物としておもしろい。
タナカとダイアローグ
2024/12/31 08:57

記念的な(狙ったのだが)500冊目の感想という節目。振り返れば、まったく本読まない大学生だった自分が初めて自分から手に取ったのがドラッカーだった。経営学部だったこともあるし、経営学って好きになれないなという時代にいたから。巷ではベンチャーブームで、圧倒的成長したい輩が溢れていた…。2005年に亡くなってるんだなって知らなかった。卒論書いてたから1番読んでた時期なのに不思議。テンニエス、エーリッヒフロム、カールポランニーなど同時代に、人間・社会を観察した偉大な書き手。

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タナカとダイアローグ
ゆる言語学ラジオより。読解力が低い問題が教育経済学で議論されていたけど、その前に「記号接地」できていないのでは?という認知心理学の議論。暗黙の前提(スキーマ)が間違えていると、丁寧に教えたところで伝わらない。というか気づかない。(メガネが無くて探してもらっていたが、メガネの形状が特殊で、探しているひとのスキーマと違っていて見つからなかったのが良い例。メガネは目の前にあった)分数が代表的である抽象的な概念を接地させるため、プレイフルラーニングの手法を試みる実践あり。我らはホモ・ルーデンス(ホイジンガ)
タナカとダイアローグ
2024/12/31 05:45

赤ちゃん(ゆる言語学ラジオでは、尊敬の念をこめて、赤さんと呼ぶ)はアブダクション推論や身体性をフル動員して言語を習得するという、とんでもない高度な学習をする。一方、義務教育課程においては、その学力を喪失しているように見受けられ、その原因を探る本。学びと遊びを離すと良く無い。ワークショップでも学んだことが、認知科学でも研究対象で、なんだか嬉しい。

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タナカとダイアローグ
装丁とタイトル(プリキュア的)で読んだ人は発狂しそうな素敵な4短編。(著者名と裏にあるあらすじをちゃんと読もう!)常識を疑い、一歩か二歩くらい時間を経た先にある奇妙さを描くのがすごいなと思う。とくに今作は、正義、生殖、ジェンダー、怒り。1番好きなのは変容。エモいなんていう若者言葉があるように、「なもむ」「まみまぬんでらだ」があるかもしれないし、旧世代には理解もできない。ファッションと同じく、人格にも流行があり、パブスピボムパが決めている。30年後の流行はバブリー(色恋、セックス、浪費)になりそうな流れ…
タナカとダイアローグ
2024/12/29 00:26

村田沙耶香さんの頭の中がどうなってるのか知りたくて混乱。作家性すごい。振り返ってみたら5作目だった。多作でらっしゃり、まだ読める作品があるのが嬉しい。読んだ後、元に戻ってこれない衝撃のある作品だとおもう。上坂あゆみさんのポッドキャスト(確か♯110)を聴いた後ということもあり、こういう作品がまさに衝突。

タナカとダイアローグ
2024/12/29 00:29

↑♯111だった 人生ってやつは事故ること前提のゲーム 恋愛はバグ 偏見の正体は知識不足 などなど 直接的につながりはしないけど、この本が好きな人におすすめ 上坂あゆみの私より先に丁寧に暮らすな

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タナカとダイアローグ
文化精神医学・医療人類学が専門、精神科の医師である著者によるエッセイ。装丁が気になって購入。何かのテクスチャーで、包帯に見える。トラウマ学の第一人者、男性の性被害と社会政策というマージナルな分野からの視点。弱さを抱えたままの強さ。ヴァルネラビリティの訳は脆弱性・攻撃誘発性。「男性のヴァルネラビリティとはわ男らしくなければならない、強くなければならないという社会規範そのものなのだ」弱音を吐けないで、鎧を着込んでいることで傷が治らない感じ。映画、怪物をみたところでもあり、規範は加害性と紙一重だなと。
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タナカとダイアローグ
傷つきに着目して組織開発。ジャッジより謝意って本当にそう。人間っていう複雑系×人数で、統制なんかとれるわけない。組み合わせの妙で何とかなってるって前提に立ち、能力なんていう虚構を重んじることなく対話を重ねる。宇田川先生のケアや、ローティも引用されつつ、組織開発コンサルタントで立ち会った実話等あり、やさしい切り口。本著に関係ないけど、RGBさんと大島育宙さんがXで行き違い的なコミュニケーションがあったけど、YouTubeで対談して寛解してる様子をみて、話し合うことがまず大事だなと。そうできる構えが大事か。
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タナカとダイアローグ
科学政策の削減により、基礎研究する余裕がなくなってきた経緯がよくわかる。他国の伸び率と比較すると、より異様さが際立つ。国立大学を法人化、競争的資金を拡充することで「役にたつ研究」を増やしますよってポピュリズム的誘惑にまんまとやられてしまった感あり。新自由主義政策が反知性主義と合わさったのかなと。一般人が基礎科学の重要さに気がつくことができる数少ない道としてこのような書籍があるのは救い。国家間で研究者の取り合いをしていて、とくに中国がつよい。天体観測施設は「三体」の発想のルーツなんだろうなと思った。
タナカとダイアローグ
2024/12/14 15:28

出口思考の研究って、本当に画期的なイノベーションが起こり得ないよなと。役にたつなんて分からなかった領域だった高度な数学や、(書いてないけど)言語学の知見がいまの生成AI基礎理論になってるとおもうし。

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タナカとダイアローグ
ゆる言語学ラジオより。今井先生の学力喪失を呼んでいる途中。たしかに、生成AIは訂正しているわけではないけど、人間はできる(できない人もいるけど、それは人間なのか?)極端の狭間を探し続けているのが歴史だなと、子どもの学習マンガを通して学んでいた。神道/仏教の対立軸が、大和魂/漢意のように連綿と続いている。修正と訂正の違いは重要。客観的な歴史は存在しないことは所与として、訂正しつづけたほうが生きてて楽しい感覚。語り続けること、喧騒のなかに民主主義があるということなのだと感じた。訂正できる大人でありたい。
タナカとダイアローグ
2024/12/12 18:34

岸正彦先生に、突如Twitterで絡んだのち、ちゃんと詫びるのが訂正。ゲンロンカフェがやっている終わりなき(制限時間なし)対話は祭感つよいだろうなと、参加してみたい気持ちあり。全員が疲れて納得するような体験が重要なんだろうと思う。

タナカとダイアローグ
2024/12/12 18:54

本筋にまったくないけど、今まで出会ってきたすべてのひとに、「あの時はゴメン」って言っていきたい気分になった。

が「ナイス!」と言っています。
タナカとダイアローグ
未熟な私たちといつ常識が植え付けられてしまっており、能力という虚構に振り回されている私たち。能力があるから成功したんじゃなくて、成功したら能力があると定義される。成功するのはその時代性もあるし運も大きいのだから、下駄を履いているという意識がもうすこしあれば、優秀/無能の二項対立も少しはマシになるのだけれど。職場が変われば実績を上げるということは、環境が合っていなかっただけ。有能も無能もないという、いつからか持っている信念を補強してくれる内容だった。能力っていうけどそれスピノザのいうコナトゥスみたいなこと。
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タナカとダイアローグ
集英社新書を読んでいる途中、最初の本も読みたいと思い購入。半年くらい前に読みたい本リストにいれていた。漠然とした能力ってやつが、人間の価値を客観的に示しているような気持ち悪さを感じている。サンデル先生の本を読まねばと思っている。本田先生と苅谷先生が著名な教育社会学者だけど、東大の人が言うとなぁという気持ちもある。勅使原さんも東大だけど、民間のコンサルを知らねばということでフィールドワーク要素あり。乳がんを患いながら、子どもたちがこの能力社会に苦しまないことを願う、熱量のある著作。磯野先生も読む。
タナカとダイアローグ
2024/12/09 18:11

電車広告の脱毛だ美肌だハゲ予防だ、英会話だ転職だ自己啓発本やらやら‥このコンプレックス商材と同列に、能力関係のビジネスがある。リーダーシップ、コンピテンシー、メンタルなど。このコンサル業界は活況とのこと。最近きになるのは、スピリチュアル気味なコーチング会社が増えそうだなと。このままじゃいかん!って良し悪しで、生きるの辛いに直結するような極端さを解毒する本。ネガティヴケイパビリティにも言及。どこでも使える能力があるんじゃなくて、組み合わせ。

タナカとダイアローグ
2024/12/09 18:14

山口周さんはBCGの先輩らしい。浮世離れした面白さがある山口さんとは違い、現場の泥被り感あり。自身もスピリチュアルにハマってしまったという告白が生々しかった。

が「ナイス!」と言っています。
タナカとダイアローグ
ゆる言語学ラジオの意味論で知った和泉先生。深ーい理論的背景があって、平易な表現で記された「悪口とは」。この応用的・実践的書籍は、教育に活かしていかねばならん。とくに、悪口はランキングに関わるものだという主張から、人間関係ってものがいかに複雑かわかる。また、シーライオニング的(はじめて知った概念)振る舞いが賢そうにみえるのは害だと再認識。悪口を受け流すことで、同じカテゴリーの人たちすべてに迷惑をかけてしまうことを念頭に、毅然と振る舞わねばならぬ。権力者に使うわるはイコライザーとしての機能が有用。
タナカとダイアローグ
2024/12/02 20:09

ローティを紹介した朱先生の発言や、虐殺器官(ハヤカワ文庫)でも思い知ったことだけど、社会ってやつは言語でできているわ。良くも悪くも言語、語り(ナラティブ)だわって思うと、社会構成主義って視座になるのだろうかと考えた。なお、和泉先生のご専門は言語哲学。

タナカとダイアローグ
2024/12/02 20:11

文化人類学の知見が紹介されているのも良かった。いっときの成功者がビッグマンぶらないように貶す!権力を危険視した狩猟採集社会の知恵。あと、失語症の症例から、悪口がプリミティブなものだと差異認識。動物のことばにも悪口はあるのだろうか。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/01/25(1806日経過)
記録初日
2007/10/18(6288日経過)
読んだ本
504冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
134792ページ(1日平均21ページ)
感想・レビュー
496件(投稿率98.4%)
本棚
103棚
自己紹介

とっ散らかった思考を整理するためのこころみ。物心ついた2008年(20歳、遅い)くらいから遡ってみたいと思っている。
私立大学職員。学問はなんのために。

2020年 1月26日 読書メーターを始める
本を思い出すの楽しい。
娘と息子が自分の幸せをみつけてほしい。
経営学と人類学が繋がって何とかならんかなと考えつつ、いろいろ読んでみる。

20231024に名前を微調整した。
20240323にプロフィールを簡潔にした。経営学×人類学の関心を掲げてみた。

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