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2024年3月の読書メーターまとめ

タナカとダイアローグ
読んだ本
3
読んだページ
674ページ
感想・レビュー
3
ナイス
128ナイス

2024年3月に読んだ本
3

2024年3月のお気に入り登録
3

  • おやぶたんぐ
  • 小坂井敏晶
  • はとむぎ

2024年3月のお気に入られ登録
3

  • ひろし
  • おやぶたんぐ
  • はとむぎ

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

タナカとダイアローグ
能力・資質・態度という言葉が教育の歴史においてどのような変遷で述べられているか(記述されているか)紐解くことによって、日本型メリトクラシー・ハイパーメリトクラシーに警鐘を鳴らす。学力は測る方法がある(ペーパーテストで計測できる範囲だけだけど)のに対して、測りようが無いし解釈の多様性や思惑によってブレる言葉の使い方について。ローティの文化政治(100分deで名著から学んだ)みたい。メリトクラシーはIQ +努力=メリットであり、能力主義というよりは業績主義じゃないか?と。高校の普通科も全般科の方がいいかも。
タナカとダイアローグ
2024/03/02 07:46

普通科の言い換えについては本書に無い。専門科を拡充して水平的多様化を目指すほうが、偏差値輪切りの垂直的価値づけより穏和な気がする。学力がある=偉い・人格があるとか、自頭とか天才とか、測れる数値で序列化することの行き着く先は遺伝的な優秀さを競わせる社会に向かってしまうディストピアだと思う。

タナカとダイアローグ
2024/03/02 07:50

日本語の能力には、潜在的な実現可能性(コンピテンシー的な)と、実行する構想・技術(アビリティ)まで含まれてしまっている気がする。学力が高い=能力があるっていう定式化をしてしまっていることが問題。業績がある人は能力が高いとは言えるけど、能力が高い人は業績があげられるとは言えない。

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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

タナカとダイアローグ

2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:1475ページ ナイス数:116ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1092491/summary/monthly/2024/2 通勤電車では眠くてなかなか読めなかった2月

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2024年3月の感想・レビュー一覧
3

タナカとダイアローグ
古書店にて。物理学と一言でいえど、理論屋と実験屋がいて仲が悪い。間をつなぐ現象論の人々は評価されないという構造が面白かった。素粒子っていう実験が難しい分野において、理論が先行して評価されるらしい。粒子には反粒子があって、原子はクオークでできていて…あたりでもうチンプンカンプンなんだけど、竹内さんの筆致で楽しくよめた。インターステラーとかTENETがもっと楽しく観れそう。超ひも理論が何を表現しようとしているのか何となくわかった(空間的に表現するならば、プランク長さほど)科学にも世界経済や政治があるのね。
タナカとダイアローグ
2024/03/31 16:00

サイエンスライターっていう仕事がまさに現象論の人々的な立ち位置で、科学者と一般人を繋いでくれる。導入が面白いほうが後進が育ちますね。コトの理解が難しいから、単純なモデルから説明していく作戦は賛成。深く興味を持ったらインターネットっていう偉大な知性がある。

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タナカとダイアローグ
ネタバレ米人捕虜を生体解剖した残虐な医師という世間の見方に対して、それぞれの置かれた状況と思惑があること。心境もさまざま、良心の呵責に耐えきれずに自殺する人もいれば、理由をでっち上げることに長けている人もいる。戸田は後者を代表しており、進んで悪を為してみて、自分に良心があるか試しているようで、自分にも似ている。小物として描かれている将校たちも現代に生きていれば企業幹部だったり良心的な生き方ができる人もいるだろうと。行為の理由なんて流動的で、心なんて後付けなんじゃないかと疑ってしまう群像劇。タイトルかっこヨ
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タナカとダイアローグ
能力・資質・態度という言葉が教育の歴史においてどのような変遷で述べられているか(記述されているか)紐解くことによって、日本型メリトクラシー・ハイパーメリトクラシーに警鐘を鳴らす。学力は測る方法がある(ペーパーテストで計測できる範囲だけだけど)のに対して、測りようが無いし解釈の多様性や思惑によってブレる言葉の使い方について。ローティの文化政治(100分deで名著から学んだ)みたい。メリトクラシーはIQ +努力=メリットであり、能力主義というよりは業績主義じゃないか?と。高校の普通科も全般科の方がいいかも。
タナカとダイアローグ
2024/03/02 07:46

普通科の言い換えについては本書に無い。専門科を拡充して水平的多様化を目指すほうが、偏差値輪切りの垂直的価値づけより穏和な気がする。学力がある=偉い・人格があるとか、自頭とか天才とか、測れる数値で序列化することの行き着く先は遺伝的な優秀さを競わせる社会に向かってしまうディストピアだと思う。

タナカとダイアローグ
2024/03/02 07:50

日本語の能力には、潜在的な実現可能性(コンピテンシー的な)と、実行する構想・技術(アビリティ)まで含まれてしまっている気がする。学力が高い=能力があるっていう定式化をしてしまっていることが問題。業績がある人は能力が高いとは言えるけど、能力が高い人は業績があげられるとは言えない。

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/01/25(1552日経過)
記録初日
2007/10/18(6034日経過)
読んだ本
419冊(1日平均0.07冊)
読んだページ
114316ページ(1日平均18ページ)
感想・レビュー
414件(投稿率98.8%)
本棚
103棚
自己紹介

とっ散らかった思考を整理するためのこころみ。物心ついた2008年(20歳、遅い)くらいから遡ってみたいと思っている。
私立大学職員。学問はなんのために。

2020年 1月26日 読書メーターを始める
本を思い出すの楽しい。
娘と息子が自分の幸せをみつけてほしい。
経営学と人類学が繋がって何とかならんかなと考えつつ、いろいろ読んでみる。

20231024に名前を微調整した。
20240323にプロフィールを簡潔にした。経営学×人類学の関心を掲げてみた。

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