2024年9月の読書メーターまとめ

読んだ本: 8冊

読んだページ: 2213ページ

感想・レビュー: 8件

ナイス: 240ナイス

2024年9月に読んだ本
8

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2024/09/30
おわりのそこみえ
- 図野象
176
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491
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2024/09/26
天使のいる廃墟
- フリオ・ホセ・オルドバス
142
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267
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2024/09/25
うそをつく子 ―助けを求められなかった少女の…
- トリイ・ヘイデン
416
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149
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2024/09/12
人格改造マニュアル
- 鶴見済
278
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567
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2024/09/09
ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)
- 宮口幸治
192
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26620

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2024/09/08
芸能界
- 染井為人
280
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934
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2024/09/05
ふたり狂い (幻冬舎文庫)
- 真梨幸子
377
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617
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2024/09/05
漂流児童
- 石井光太
352
登録
407

2024年9月のお気に入られ登録
1

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

れに

2024/09/09

犯罪者を納税者に。なるほどね。その発想はとても良いと思います。犯罪者が従来の教えで学ばない、反省しない理由は彼ら彼女らの認知のゆがみにあるわけだ。私も軽度知的障害の当事者なのであーこれあるあるだわ、わかるわっていうのがたくさんあった。重度だけでなく軽度も世間に認知されてほしい。重度は逆に誰の目から見てもわかりやすくて支援が行き届きやすくて羨ましい。軽度だと怠けている、サボっていると思われがちなのが嫌だ。軽度にこそ理解を…。私も一歩間違えればフラストレーションがたまって犯罪を犯す側になっていたかもしれない。

ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)

宮口幸治

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。

2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

れに

2024/09/01 05:28

2024年8月の読書メーター読んだ本の数：14冊読んだページ数：3146ページナイス数：252ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1094657/summary/monthly/2024/8

が「ナイス！」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
8

れに

2024/09/30

えーなんかわかる！となってしまう自分が怖いのだが…。私もある意味ファッションメンヘラなのかしら？でも、ファッションメンヘラもガチメンヘラも紙一重なところあるよね、実際。あることがきっかけで一気に死にたいモードになっちゃうとことか。やっぱ普通ではないのよね。どこかしら病んでいて誰かに気にかけてもらいたくなっちゃうものなのだ、メンヘラって。それが他者からしたら図々しくもあり逆に生命力を感じてしまうという矛盾。健康だからこそ正当な判断や行いができるんだという理論は、まさに！って感じでビリビリと伝わってきた。

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うーん、私にはちょっと難しすぎる世界観だった…。設定はすごく好きなんだけどね！退廃的なものとか廃墟とか好きだし。でも、ファンタジーが苦手なこともあってなかなか頭に入ってこなかった。この作者は詩を書いている方らしく、どうりで詩的な文章が美しく、起承転結のある物語というよりはきれいな詩を読んでいるかのような印象を受ける。ただ、今誰視点なのか？等がものすごくわかりずらくこれは誰の語りなんだろう？誰のパートなんだろう？というところが私の小さな脳みそでは理解できないことが多々あってしんどかった。表紙はすごく好き。

が「ナイス！」と言っています。

超〜久々のトリイの新刊。相変わらずやたら分厚いボリューミーな本ですが、面白いのでサクサク読ませていただきました。今回の主人公は愛着障害でうそをつく女の子ジェシー。愛着障害と聞くと正直他人事とは思えないので興味を惹かれて思わず予約してしまった本。トリイの今までの本を全部読んでいるからか、今回のジェシーに関しては「あれ？なんか今回は意外と普通の子なんじゃね？」とか思っちゃった。楽しみなことがあるときにわざと物事をぐちゃぐちゃにしちゃう悪癖は私にも若干その傾向があるのでわからなくもないなー。また新作に期待です。

うそをつく子 ―助けを求められなかった少女の物語

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結局根性論で諭されたってどーにもならんのだ、脳みそっていう複雑なものは。考えるなと言われたって考えちまうし。そんな曖昧でなんの役にもたたず頼りにならない言葉たちなんかよりアルコールやカフェイン、もしくは薬なんかで脳みそ麻痺させて楽しく過ごそうぜ！ってのが本書。発想がいいよね、単純かつ合理的で。ただ薬の内容が古いんよな〜。なんせまだラッシュが合法の時代に書かれた本なので。薬の項目はふんふん、なるほどと〜手っ取り早いぞと面白かったのだが瞑想とかセミナーやらは胡散臭いし何かと面倒くさそうなので個人的には却下で。

が「ナイス！」と言っています。

犯罪者を納税者に。なるほどね。その発想はとても良いと思います。犯罪者が従来の教えで学ばない、反省しない理由は彼ら彼女らの認知のゆがみにあるわけだ。私も軽度知的障害の当事者なのであーこれあるあるだわ、わかるわっていうのがたくさんあった。重度だけでなく軽度も世間に認知されてほしい。重度は逆に誰の目から見てもわかりやすくて支援が行き届きやすくて羨ましい。軽度だと怠けている、サボっていると思われがちなのが嫌だ。軽度にこそ理解を…。私も一歩間違えればフラストレーションがたまって犯罪を犯す側になっていたかもしれない。

ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)

が「ナイス！」と言っています。

芸能界に関わっている人物たちの短編集。染井さんは2冊目だけど読みやすい。でも染井さんはクライム小説で長編のほうが私は好みかもしれない。内容はまーあるあるそうだなーといったものがわんさか。特にインスタのいいねについての話は自分もインスタやってるのでなんだか身につまされるというか自分も一時期そんな感じだったな〜って思い出した。SNSへの執着は恐ろしや。あと印象に残ったのは「ほんの気の迷い」。なんか芸能人の光と闇が垣間見えた気がしてどんよりとしてしまった。これってもしや三浦春馬さんがモデルなのでは…？と思った。

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うーん、面白かった！まずそれぞれのもくじのタイトルセンスが抜群に良い。エロトマニア、カリギュラ、ゴールデンアップル等々。しかもそれぞれきな臭い意味がちゃんとあるのがもう悶える。最高！それなりにページ数あるのに１日で一気読みできちゃったってことはかなり読ませる作品ってことだろうなー。（私にとっては）気持ち悪くて関わりたくない人たちのオンパレードなのだがふいになんかわかるかも…となってしまう瞬間があるのがいやだー。でもそれが面白い。クレーマー、ストーカー、ヒステリーなど狂気に転じた人々のあるあるミステリ。

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世間には色々な事情をもつ子どもたちがいる。不登校、虐待、非行、貧困etc…。そんな一般的な社会のレールからは外れた、いわば存在のわからない消えた子どもたちや関係者への取材をもとに作られたルポ本。色々な例が掲載されているので勉強にはなるがそれぞれが他の石井さんのルポで読んだことのあるものだったり、様々な題材を扱いすぎて個々が小粒な印象を受けたりとインパクトは弱め。非常に大きな題材を詰め込みすぎだったのかも。それぞれで一冊書けるような内容だから。石井さんマニアならあまり満足できない仕上がりだと思われる本。

漂流児童

石井光太

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。