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2024年8月の読書メーターまとめ

いちこ
読んだ本
17
読んだページ
4939ページ
感想・レビュー
8
ナイス
45ナイス

2024年8月に読んだ本
17

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

いちこ
自分の職場の光景を重ねてしまった。配られるお菓子とか飲み会の食事とか、不味くなくても特別美味しいと思ったことはない。けどなんなら不味いと思っても、美味しいですねーって笑顔で言う以外に選択肢なくない?っていう。流行りのカフェとかお洒落なスイーツのことずっと喋ってる人たちは素直にすごいと思いつつ、よくそこにそんな労力割けるねって思うし。あとは日々のコミュニケーションの色々、まあどうでもいいや、で私が意識的に意識の外に追いやってることにがっつりフォーカスして描かれてる作品で、なんだかすごく体温〜って感じだった。
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2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

いちこ

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2024年8月の感想・レビュー一覧
8

いちこ
自分の職場の光景を重ねてしまった。配られるお菓子とか飲み会の食事とか、不味くなくても特別美味しいと思ったことはない。けどなんなら不味いと思っても、美味しいですねーって笑顔で言う以外に選択肢なくない?っていう。流行りのカフェとかお洒落なスイーツのことずっと喋ってる人たちは素直にすごいと思いつつ、よくそこにそんな労力割けるねって思うし。あとは日々のコミュニケーションの色々、まあどうでもいいや、で私が意識的に意識の外に追いやってることにがっつりフォーカスして描かれてる作品で、なんだかすごく体温〜って感じだった。
が「ナイス!」と言っています。
いちこ
作家としての尾崎世界観さんは初。スニーカーやポケカが投資対象になるみたいな、ライブチケットの高値転売が賞賛される世界の話。とはいえ、ライブチケットの転売でプレミアがつく←分かる、チケット買ったライブに敢えて行かない選択をする←まあ理解できる、無観客無配信ライブ←…?、無観客無配信ステージに誰も立たないライブのチケットがすごい高値になる←…???だった。なんだこれ音楽と経済の哲学の話か?と思い始めたらたぶんそうだった。ライブ行ってる目的はほんとに音楽を聴くことなのか、聴けない音楽は音楽なのかという。
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いちこ
すごいものを読んだ。バレエ知識ゼロの人間が読んでも舞台が見える、映像が目の前に見えるし音が聞こえる。基礎教養的なものがないのでどこまでが現実にあるものでどこからが創作なのかも判断がつかないのだけど、ダンサーと振付と作曲と衣装と舞台装置と演出が最高のクオリティ、ということはそれを描いてる恩田さんはそのすべてを兼ねてるってことでしょすごすぎません…? クラシックはちょっと触れてる、ミュージカルは知識はないけどとても好き、という人間的には「蜜蜂と遠雷」よりも好きだった。ものすごく生のバレエに触れたくなった。
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いちこ
虐待サバイバーたちの話。壮絶な過去から始まるので読みながらすごく心が重たくなるのを覚悟したけど、でもとても読みやすくて読後感爽やかだった。史也にはものすごくいい人な味方がいるのが分かるし、梓との出会いと距離の詰め方がいい意味でちょっと強引でコミカルさがあって、安心して物語の展開を楽しめる感じ。でも本当に他人の家の中は見えないよなと思う。
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いちこ
起きたら他人の男と身体が入れ替わっていて、幼なじみの女の子は死んでいて、本番の迫る演劇舞台を成功させなきゃいけない。ストーリーのメインテーマ3つもあるような、ここまで要素盛り盛りの話をこの短いページ数でよくまとめたなと。語り手目線が入れ替わるし劇中劇も入るし、思考してる人と身体=舞台上の役は反対だしでちょっと混乱したけど、これは読み手の集中力の問題ですね…。初音は双子の弟より妹設定のほうが色々自然じゃないかなあとか思ってしまった。
いちこ
昔読んだときは夏期で止まっていたので、小市民小市民じゃないじゃんwwぐらいの印象だった。秋期まで読んで、けっこうひんやりする怖さあるじゃん…?と思ってる。小佐内さんは別格として、周りのほんとの小市民もこわい。堂島健吾はいいやつ。人が死なないミステリではあるものの、夏期は暴力事件で秋期は連続放火で逮捕者出てるし全く穏やかじゃない高校生たち。冬期はいよいよ事件もヤバさ増しませんか大丈夫ですか…??ってどきどきしながら次にゆきます。
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いちこ
冬期発売からのアニメ化きっかけで再読。20年前の本!?と衝撃でふるえた。確かに令和の今ではちょっとないかなって思うシーンがあったり。主にケータイ周り、確かに昔そうだった…!と懐かしかった。すっかり年下になってしまった小佐内さん、今見ると小市民名乗りながら悪い感じ滲んでるかも。小鳩くんをかなり使ってる感じとか。絵の秘密とかココアの秘密とか事件は随分地味なのに、語り手の語彙力がすごすぎる。
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いちこ
新装版とあるとおり過去作の再版、あとがきも昔の文庫のまま収録。凪良さん今売れば売れるだろうっていう大人の商魂が見える…笑。愛にもお金にも恵まれずに育った少年が、お金と地位はあるけど家族愛には恵まれなかった年上の男に出会って愛されて、という、わりとテンプレな感じのストーリー。商業BLぅって感じのえろさ。文章がさすがの上手さでするする読めるけど、一般文芸から入ってびっくりしちゃった方にはもっとエモい作品あるよ…!って言いたい、ので、ほかの過去作も復刊してくれないかなー。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/05/15(4950日経過)
記録初日
2011/08/19(4854日経過)
読んだ本
2119冊(1日平均0.44冊)
読んだページ
514605ページ(1日平均106ページ)
感想・レビュー
249件(投稿率11.8%)
本棚
1棚
性別
職業
事務系
現住所
東京都
外部サイト
自己紹介

活字と糖分がエネルギー源。

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