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2024年9月の読書メーターまとめ

いちこ
読んだ本
18
読んだページ
4494ページ
感想・レビュー
8
ナイス
88ナイス

2024年9月に読んだ本
18

2024年9月のお気に入られ登録
1

  • Ryo

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

いちこ
クセ強でなんならちょっと鼻につく感じの話を想像してたら全く違った。なんだかものすごく響くぞと思ったら著者と完全同世代だった。頑張って働いて成果を出したい自分とでも適当に力を抜いてる奴の方が人生謳歌できるじゃんみたいに感じる自分が常に同居していて、結局どこを目指せばいいのか迷子だし、Z世代ってもう二世代ぐらい下でこっちを批判的な目で見てくる怖い存在みたいな認識。でもこの本の語り手たちはなんだかんだステータス上の奴等すぎて、私なぞが共感~なんて言ったら失笑されるのだろうなとも思った。
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2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

いちこ

2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:13冊 読んだページ数:3824ページ ナイス数:45ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/109628/summary/monthly/2024/8

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2024年9月の感想・レビュー一覧
8

いちこ
恥ずかしながら南方熊楠という人の存在をこれまで知らなかった。「永遠についての証明」を読んだときに、青春時代の勉強への楽しさ喜びが溢れていてすごくきらきらして見えて目が醒めるような思いがしたのだけど、今作はそれをもっと広い視野で、でも喜びを他人と共有することは目的とせずに自分の中で中で極めた人の話という印象だった。天才って言葉が相応しい、ほんとうに脳の作りが違う人、の感覚をほんのちょっとだけ味わせてもらったような、不思議な体験をした気分。
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いちこ
クセ強でなんならちょっと鼻につく感じの話を想像してたら全く違った。なんだかものすごく響くぞと思ったら著者と完全同世代だった。頑張って働いて成果を出したい自分とでも適当に力を抜いてる奴の方が人生謳歌できるじゃんみたいに感じる自分が常に同居していて、結局どこを目指せばいいのか迷子だし、Z世代ってもう二世代ぐらい下でこっちを批判的な目で見てくる怖い存在みたいな認識。でもこの本の語り手たちはなんだかんだステータス上の奴等すぎて、私なぞが共感~なんて言ったら失笑されるのだろうなとも思った。
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いちこ
男女雇用機会均等法なんてなかった頃から働き始めた女性が主人公。お高いお寿司屋さんに通うことを目標にして、大人しいお嬢さんだったのが男社会でがつがつ仕事とって成績あげて、でも平成になってバブルが弾けて。キャリアウーマンの物語としてとても楽しく読んだので、男女の描写こんなにねっとりしてなくて爽やかだったらよかったのにと思った。だって視線で犯すとか腰掴まれて云々の妄想とかもうどんなエロオヤジよって。けどそのへんの昭和感マニッシュ感も作品舞台にはマッチしてるのかな。お寿司以外も美味しそうでとてもおなかすきました。
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いちこ
ちょっと懐かしい本から最近の本まで、ベストセラーを売ったときの本屋さんの裏話がたくさん。新宿の紀伊國屋書店よく行くので、売り場も(何度も変わってることも含めて)リアルに思い浮かんで楽しかった。何よりさすがたくさん本に触れている方のお話なのでとても楽しい。ヤバイお客さん相手の苦労もちょっと笑えるように書かれているし、純粋にへぇーそんなシステムになってるんだーと勉強になるところもたくさん。今度から書店のフェアやイベントに行くときは店員さんを見ちゃいそうです。
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いちこ
ネタバレすーごく好き。甘いもの好きな商社マンかわいい素敵ーからはじまって、しごできの大人たちがちゃんと仕事してる話であり、かつての少年と大人の話であり、きっかけの景色きらっきらしてて透明でしっとりしてて、好きな要素しかなかった。薄い氷をぱきぱき踏むみたいな切なさ、さいご踏み抜いてダイブする感じ。雪の女王のおとぎ話が絡むのとかもう要素くどいくらいなのに、いやらしさ全くなくてやっぱり一穂さんうまいなすごいなあと思う。和は引き抜かれて遠恋になっても絶対幸せになれると思ったけど、これから仕事いくらでも成功しそうだもんね。
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いちこ
ミニマリストを極めた男の話。といっても主人公は序盤からミニマリスト的な生活の矛盾を自覚してて、周囲の似たような生活の人たちのことも斜に見てる感じ。で実は~、という過去がどんどん明かされるので、こいつ好きになれん……と思っていたら、だった。地の文で事実のような主観の意見のような羅列が続くところはちょっと、そうか?ってひっかかるところもあった。全体的に色々皮肉というかディス寄りというか。カネの話のPhantomより、モノの話のこちらの方が暗い感じなのが面白い。
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いちこ
めちゃくちゃ面白くて上下巻一気読み。構成がすごい。一話完結の短編の重なりでちょっとずつ登場人物のバックグラウンドとこの世界の在り方が見えてきて、それが最後に繋がる感じ。ヒマワリがそう、っていうのは小出しにされてたけど、魔法比べのところから物語の仕掛けに気付いてぶわぶわ鳥肌が立った。みんな和風名なのにこんなに西洋ファンタジーな感じになるのすごい。派生ストーリーたくさんあるけどそれはまた別のお話、な感じも、はてしない物語みたいでイイ!というか。イラストもとても素敵。
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いちこ
お互い全く恋愛感情ない男女の友人同士が結婚して一緒に生活する話。ただただ羨ましい~~と思いながら読んだ。光属性で運動も仕事も子守りもできる旦那、イケメンじゃなくたって完璧の一言じゃないかと思うのですが、イケメンだけどそこを全く気にしない透子だからいいのでしょうね。もし続刊出てベタな恋愛に発展しちゃったりしたらこの作品の良さ半減だと思うので、ずっとこんなふうにさっぱり明るい感じでいてほしいです。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/05/15(4950日経過)
記録初日
2011/08/19(4854日経過)
読んだ本
2119冊(1日平均0.44冊)
読んだページ
514605ページ(1日平均106ページ)
感想・レビュー
249件(投稿率11.8%)
本棚
1棚
性別
職業
事務系
現住所
東京都
外部サイト
自己紹介

活字と糖分がエネルギー源。

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