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2024年5月の読書メーターまとめ

はるぱ
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感想・レビュー
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ナイス
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2024年5月に読んだ本
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2024年5月のお気に入り登録
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  • 杜のカラス

2024年5月のお気に入られ登録
4

  • るる
  • 本好きのきこり
  • 杜のカラス
  • 鷺@みんさー

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

はるぱ
直木賞作家・今村翔吾さんが歴史小説の魅力を熱く綴る。口述筆記のような軽妙な“語り口”なのであっという間に読了。おすすめ本がいっぱい掲載されているのでブックガイド本として参考にさせていただきます。城山三郎「大義の末」は、本書で初めて知った。今村さんによれば「最近は太平洋戦争を扱った作品も歴史小説とみなされる」のだそうで、ま、とにかく読んでみよう、と。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
26

はるぱ
お笑いにはまったく興味がないので、この人も「この奇妙な芸名を聞いたこともあるな」程度の認識。それでも、なかなか魅力的なタイトルに惹かれて「同世代の人生観が綴られているか」と手にした。内容は、漫才コンビが空中分解した愚痴や奥さまに捨てられた寂しさが中心。やはり私のどこかで筆者を軽んじているのか、刺さってくるものはなかったかな。肩書きバイアスを持ってはいけないことはわかっているつもりだが、もう少し距離の近い存在でないと、、、。
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はるぱ
初読み作家さんのショートショート集。なんでも“ショートショートの神様”星新一さんの孫弟子に当たるとか。軽くて楽しい読み味はまさにショートショートの魅力を味わったのだが、いまの自分にとっての読書体験としてはいささか物足りない。
が「ナイス!」と言っています。
はるぱ
地政学方面で有名な方。著作はおそらく初読みだが、現在の国際情勢と日本が置かれた立場を簡潔、丁寧にまとめている素晴らしい著作であった。広く読まれるべきだし、こうした方がもっと発信していかないと“平和ボケ日本”の未来は悲惨な事態を招くだろう。良書。4月に出した「世界最強の地政学」も読んでみるとしよう。
が「ナイス!」と言っています。
はるぱ
直木賞作家・今村翔吾さんが歴史小説の魅力を熱く綴る。口述筆記のような軽妙な“語り口”なのであっという間に読了。おすすめ本がいっぱい掲載されているのでブックガイド本として参考にさせていただきます。城山三郎「大義の末」は、本書で初めて知った。今村さんによれば「最近は太平洋戦争を扱った作品も歴史小説とみなされる」のだそうで、ま、とにかく読んでみよう、と。
が「ナイス!」と言っています。
はるぱ
朝日新聞の名物記者が読書について存分に語る。「読書とは、痕跡だ」「役に立たない人生の濫費が読書だ」など挑発的な言葉に揺さぶられて、いまの自分の読書スタイルを根底から否定されたようなもの。「抜き書き帳」のすすめなどもなるほどであるが、なかなか実践はできないな。巻末の「百冊選書」は道しるべともなる読書リスト。本書だけでも手元に置いておきたい。
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はるぱ
キリスト教信者ではないので「神さまは」が連発されるとどうしてもドン引きになってしまう。こればっかりは、どうしようもないです。
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はるぱ
私は世代的にもまったく吉本隆明ファンではないが、なんとなく手にした。小説家のばななさんが娘さんであることは知っていたが、ハルノ宵子さんは存じ上げていなかった。その意味で吉本家の内情が“暴露”されても、そもそも興味なし。「世の中には“吉本礼賛組”がこんなにも多いのか」という感想になる。ばなな氏の小説はほとんど読んでこなかったから、これを機会に少し手を出してみるかな。
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はるぱ
会社の「同僚あるある」をイラスト入りであぶり出していて、気軽にクスリと笑える。「会社を面白がってしまえ!」というのはまったく正しいと思うのだが、この軽さに1100円+税を払う勇気は持てないなー。たまにはこんな読書もいい。
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はるぱ
ネタバレ(プチネタバレ)本屋大賞翻訳小説部門1位。韓国の個人書店とそこに集まる人たちをゆったり優しく描いていて、なるほど書店員さんたちの共感を集める訳である。その日々はなんとも平和で(現代韓国の若者の生きづらさは重苦しいけど)、訳文も丁寧。しかし小さな書店がこんなに人を雇えるとは思えず、さらに「ベストセラー を置かない」とくれば、それはもはや「書店員による書店ファンタジー」になっているか。登場作のうち「夜のふたりの魂」は読んでみようかな、た。本屋大賞がなければ読まなかっただろう良書との出会いに感謝する。
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はるぱ
ネタバレ(ネタバレ)第2巻は600p超もあって、他の本と並行読みをしていたら読了に異様に時間がかかってしまった。レーエンデ独立のために闘うテッサを中心とする活劇がメインなので1巻目よりも“ファンタジー臭”は薄めで、ワクワクする読書になった。キャラの魅力もあって、シリーズの牽引力になる作品なんだろな。ちょっと疲れたので次巻に進むのはしばらく保留。お口直しにまったく別の方向性を探る読了をやろうかな、と。
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はるぱ
明治・大正から始めて現代の東京の写真をほぼ同ポジで並べる。その変遷ぶりが見ものになるのは当たり前だが、個人的には前半部分は比較対象の年数があまりに離れて古すぎるので感慨が湧いてこない。その点では善本喜一郎さんの「東京タイムスリップ1984-2021」はかろうじて自分も体験した東京と比較ができたのがよかったかな。ま、好みの問題ですね。版型が小さいのは写真集としては致命的。
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はるぱ
90年代といえば自分はもう社会人だったので「ついこの前」の感覚だが、こうして同ポジションの写真を見ると街はどんどん変化しているのだな。そして個性がなくなっているように見える。しばしノスタルジックな気分に浸った。
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はるぱ
業務にWordのアウトライン機能を使うことを思いついたので参考にするために。その機能だけでなく「なんとなくうろ覚えのまま使っていた機能」について蒙を啓かれたというところ。知っている機能も多いので「隅から隅まで熟読」ということもなく拾い読みだったので、「読了」にしちゃうのもいささか気が引けるところか。手元にあればレファレンスとしても活用できるが、とりあえず目次は通読したので、あとは必要に応じて図書館から借りることでよしとする。
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はるぱ
当初は独特のラップのような文体に目をシロクロさせられていたが、慣れてくるとそれがグルーヴ感になってくる。主役カップル以外のキャラ分けがイマイチだったが、それでも面白く読了した。これが新しい世代の読書体験のひとつなんだなー。
が「ナイス!」と言っています。
はるぱ
ネタバレ(プチネタバレ)読書好きの興味を引く不思議なタイトルだが、内容は「ベストセラー史を読み解く」っていう感じが主体。そんなベタなタイトルにしなかった戦略勝ちか。「自己啓発書はノイズを除去する」「『自己実現』という仕事への過剰な意味づけ」などは面白いが、実はその多くが参考文献からの引用のようである。それでも94年生まれという若い筆者が戦後のサラリーマン文化史と現代をとらえる視点はなかなか興味深いものがあった。そして「半身で働く」という提言にも賛同するが、その匙加減はなかなか難しいだろうな、と。
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はるぱ
ネタバレ(プチネタバレ)大好き「お仕事日記シリーズ」、本作の舞台は日本一の広告代理店。「ザ・日本の営業」的ないい加減でドロドロな世界がコミカルに描かれていてページが止まらない。登場するクリエイティブディレクターといい、J事務所のマネージャーといい、偉そうな輩はどこの世界にも蔓延っているモンで、こうして描かれてみると滑稽なものである。他山の石。そして額面通りに受け取っていいのかはわからないが、誠実な人柄の筆者がタイトル通りにぼろぼろになったその後の姿には慄然とさせられた。
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はるぱ
(プチネタバレ)長浦氏の作品はバイオレンスとプロットが重厚で、読むのに非常に時間がかかる。600pもある本作もコッテリぶりが増していてやっとの読了、胃もたれがする。面白くなかった訳じゃないが、いろいろ意味で「乱暴に振り回されて」目眩もあり。いつまでこの路線を追究してゆくのかなー。主人公のキャラクターに重層的なものが感じられないままなので、ラストについても余韻を楽しめていないところ。
が「ナイス!」と言っています。
はるぱ
京極夏彦先生が若い世代に語りかけた講演録。言葉の不完全さや「勝ち」「負け」のバカバカしさ、「愛」などという口当たりの良い言葉の危険さを説いて、面白かった。こうした“大人”の考え方に若い頃に接する機会に恵まれた若者はラッキーだよなあ。薄くてすぐに読了できるし、愚息に1冊買い与えるか。
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はるぱ
ピクトグラムが体操しちゃったり、踊り出したりしちゃう本。幼稚園児と一緒にキャッキャと楽しむべきであり、オヤジが図書館でムッツリと5分で読むモノではなかった。でも、楽しんだ。
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はるぱ
怖いもの見たさで歌舞伎町という“魔窟”を扱ったルポが好き。本書は15歳の頃から出入りしていたという現役慶大生(当時)によるもの。ホストクラブという装置のバカバカしさと恐ろしさがよくわかった。ルポとしても面白いが、こうした現象を分析した第六章も、決して新しくはないのだろうが、社会学の門外漢として面白く読んだ。刊行時21歳の女性にしては説教臭いのがかなり不自然ではあるが。それにしても「ぴえん世代」、なかなか生きにくいようで、大変ですなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
はるぱ
ネタバレ(ネタバレ)某テレビ局で活躍しその後退社した方による仕事術の本、と思わせて、、、。第一部で切々と説かれる“仕事への向き合い方”はいちいちゴモットモ。テレビ(映像)業界のエピソードが多いものの、読み応えがあった。第ニ部についても業界にいた人間ならではの迫真の描写が続く。ただし反則スレスレであり、賛否は分かれると思う。
が「ナイス!」と言っています。
はるぱ
作家の森村誠一氏が老いについて綴ったエッセイ。評判になったことを思い出して手にしたが、あまたあるこの手の本の寄せ集めとしか思えず、考察のひとつひとつがなんとも軽薄であった。医者でもないシロウトが健康のことを説くという語り口にも違和感。どこかで聞いてきた「話」を得々と披瀝するちょっとした知り合いのお爺さんの自慢話と愚痴(つまり無駄話)にお付き合いさせられた感覚で、つまり“説教臭い”のである。大いに疲弊しながら読了。
が「ナイス!」と言っています。
はるぱ
【辛口御免】前からこの人の本にはガッカリするばかりだっただが、今回はタイトルに惹かれて。結果、やっぱりダメダメ本だった。読書が趣味なので、本書の想定読者レベルが自分にとって低いことは仕方がない。それにしても同じ話の繰り返しと、どーでもいい自慢話の羅列は、著者ならではの粗製濫造本である。「本の選び方」を滔々と説いている章もあって「この本を選んでガッカリしている自分」がバカにされている気分にも。このヒトのは二度と手にしない決意が得られたことが唯一の収穫とする。巻末の読書リストでは一冊だけ食指の動いた本あり。
が「ナイス!」と言っています。
はるぱ
サラリーマンとして“タスク管理”の大切さは充分に分かっているので手に取った。「とにかくやるべきことはすべてひとつのToDoに入れておく」「これを見ればすべて載っているという安心感」はGTDの基本であり、 ToDoアプリとデイリータスクアプリを併用するという自分なりのスタイルが確立できているので、本書からの新たな学びはなし。逆に言えば、自分の方式に自信を持ったのが収穫か。
が「ナイス!」と言っています。
はるぱ
高校の先生が、タイトル通りに世界史と地理をハイブリッドに教えてくれる。歴史的事象が地理的要因に左右されるのは当たり前で、雑学として面白く読了。ただし解説図がそれぞれの項目のラストに掲載されているのですんなり理解できないことも。なんともセンスがない編集なのである。
が「ナイス!」と言っています。
はるぱ
アイドルにもアニメにもまったく興味がない私だが、たまたま目にした本作の映画のポスターのビジュアルがキレイだったので読んでみた。うーむ。文章の精度が甘いので、スッとアタマに入ってこない。キャラ立てもあまり上手いとは言えず、まあ、「現役アイドルが書きました」という“話題性の下駄”を履いた作品でしょうな。刊行から6年も経ってから映画化されことにビジネスとしてのどのような計算があるのだろう?
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/02/08(1598日経過)
記録初日
2019/01/04(1998日経過)
読んだ本
1489冊(1日平均0.75冊)
読んだページ
388089ページ(1日平均194ページ)
感想・レビュー
1489件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
性別
職業
専門職
現住所
東京都
自己紹介

佛弟子。2023年に定年退職し、シニア再雇用に。20/2から読メ参加。子供の頃から読書が趣味でしたが、地元区図書館、勤務先区図書館、近接区図書館を駆使するようになってから、読書量と人生の愉しみが倍増したように思います。読メの皆さまの感想にめちゃくちゃに啓発されているだけでなく、感想をoutputすることでさらに読書ワールドが深く広がっています。
好きなジャンル:ノンフィクション、人文、ミステリー、佛道
※時に忖度なしでかなりひどい毒を吐きますが、所詮はシロウトの私見です。何卒ご寛恕ください。
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