軍事政権時代の韓国、そしていまやリゾート地として有名な済州島にこんな悲惨な事件があったことを知らなかったし、彼の国の百年一日のような左右両陣営の怨念溢れる対立もこうした歴史を知ってからは捉え方が変わってくるというものだ。
自分ごととして考えさせられる深くて重い内容だが、対話形式になっていることでとても読みやすい。また、各章冒頭の文章がそこまでの流れを適切にまとめていて、大変参考になった。
佛弟子。2023年に定年退職し、シニア再雇用に。20/2から読メ参加。子供の頃から読書が趣味でしたが、地元区図書館、勤務先区図書館、近接区図書館を駆使するようになってから、読書量と人生の愉しみが倍増したように思います。読メの皆さまの感想にめちゃくちゃに啓発されているだけでなく、感想をoutputすることでさらに読書ワールドが深く広がっています。
好きなジャンル:ノンフィクション、人文、ミステリー、佛道
※時に忖度なしでかなりひどい毒を吐きますが、所詮はシロウトの私見です。何卒ご寛恕ください。
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