
2023年12月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:993ページ ナイス数:810ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1114521/summary/monthly/2023/12
講演先から妻に宛てた手紙では、自身の臨終について触れ、妻に「長い間本当にありがとう」と言う、と書いている。それなのになぜ、半世紀以上連れ添った妻にひと言もなく旅立ったのか。どんな言葉も心情を伝えられるものではない。何も言わないことが意味することがある。それとも言葉をかわしたら未練が残ると思ったのか、と著者の谷口さん。
『街のはなし』「一輪の花」より「死者は、すでに無抵抗になっていて、一方的に顔を人の眼にさらしている。見てはいやだ、と拒否できる立場にはない。私としては、元気なその方の顔の記憶をそのまま持ち続けたい」。P192
二年の交際期間は吉村さんはすごく感じのいい人で、こんなに気難しいとはわからなかったと津村さん。吉村さんの『味を追う旅』には「結婚したらばこちらのものだし、その上で徹底的に教育してやればよいのだ」と。途中までは読むのに疲れたけれど、読後感はよかった。素晴らしいご夫妻!
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