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2025年1月の読書メーターまとめ

くさてる
読んだ本
14
読んだページ
3535ページ
感想・レビュー
12
ナイス
366ナイス

2025年1月に読んだ本
14

2025年1月のお気に入られ登録
2

  • WATA
  • やっくるまっけんじー

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

くさてる
光浦さんのエッセイはずっと読んできたけど、なんだか一つの到達点にたどりついた感がある。芸人だから、という面白おかしい文章ではなく、自然に醸しでるおかしみ。TVに出てた芸人さん、ではなく、なにかを求めてカナダに行った等身大の女性の姿。でも、同じ体験をした一般人ではこうは書けないだろうという巧さがある。いいなあ、幸せになってください。恋愛とかでなく(あってもいいけど)、ただもう、幸せに。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

くさてる

今年が終わります。読メでは、いろんな方の本の感想が流れてきます。新しい本も古い本も関係なく、本を読んで生まれたみなさまの言葉が面白く、それをきっかけに読書したり共感したり、また自分の感想に反応があって嬉しくなったりする、本好きのみなさまとのゆるいつながりが心地良いSNSだと思っています。読友のみなさまにとって素晴らしい本との出会いがある一年が訪れますよう心よりお祈り申し上げます。

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2025年1月の感想・レビュー一覧
12

くさてる
医師である著者がアルツハイマー症となった父の在宅介護の生活を通して、認知症やそれを取り巻く世界、父親が認知症になることが息子である自分に与える影響、認知症研究の現状、インド系アメリカ人としてのアイデンティティの問題などさまざまなことを考察していく一冊。と言っても無味乾燥な内容ではなく、父親の病状が悪化していくにしたがって、著者自身の感情の揺れや苦しみ、怒りや恥辱などが現れていく過程は小説のように生々しい。読み応えありました。
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くさてる
初読みの作家。SFだったり恋愛だったりといろんなタイプの短編が収録されている。読みやすく面白かったけれど、このひとの芯の部分はどこなのかなと興味も沸いた。代表作を読んでみた方がいいのかな。
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くさてる
ホラーだと思ってたら青春小説だった。いろんな仕掛けがあるのは新しい感じで面白かったけど、ところどころでちょっと足りないというか、キャラクターの人物像がもっと色濃く分かる描写があればと思った。
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くさてる
この判型だからこそ、な面白さもあったと思う。そういう仕掛けの面は目を引くけれど、お話自体はシンプルで読みやすく、しずかに怖いタイプのホラーで良かったです。
が「ナイス!」と言っています。
くさてる
光浦さんのエッセイはずっと読んできたけど、なんだか一つの到達点にたどりついた感がある。芸人だから、という面白おかしい文章ではなく、自然に醸しでるおかしみ。TVに出てた芸人さん、ではなく、なにかを求めてカナダに行った等身大の女性の姿。でも、同じ体験をした一般人ではこうは書けないだろうという巧さがある。いいなあ、幸せになってください。恋愛とかでなく(あってもいいけど)、ただもう、幸せに。
が「ナイス!」と言っています。
くさてる
面白い題材のはずなのだけど、実際にはそんな映画みたいな世界はそうそうなく、予想の範囲内の現実ばかり。著者が懸命におどろおどろしい問題があるように書いている姿勢にちょっと……という感じでした。
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くさてる
やっぱり、ルシア・ベルリンは素晴らしい。言葉にできない、しみじみと全身に染みわたっていくような感覚がある。見たこともない、行ったこともない、体験したこともない、聞いたこともない、なにも知らないはずの世界が語られるのに、わたしにはそれがすべて見える。知っている。この気持ちを分かる、と涙ぐみたくなる。まったく理解できないはずの荒れた世界でさえ。おすすめです。
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くさてる
葬祭ディレクター、デスマスク彫像家、犯罪現場清掃人、死刑執行人、墓掘り人……死にまつわる職業に就く人々のノンフィクション。題材が題材なだけに、グロテスクに思える描写も多いけれど、著者の真摯な姿勢は扇情的でなく、職業人の姿をとらえたノンフィクションにしている。けれど「死産専門助産師」の章はさすがに辛かった。この方面にセンシティブな方は気を付けてほしい。とても良い内容なのだけど、私は泣きながら読みました。一冊丸ごとの印象としては、死を扱いつつも死に惹かれる人間の性に迫る迫力があり、面白かった。おすすめです。
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くさてる
スカダーファンとしては新作を読めるのかな?という思いで手に取りましたが、まさに題名通りの思い出語りでちょっと意外でした。メタっぽい仕掛けはわずかで、84歳になったスカダーが自分の人生(より正確にはブロックが小説として書いた事件に出会うようになるまでがほとんど)を振り返る内容で、すみずみまでスカダーら示唆が感じられ、ファンとしてはとても良い内容でした。
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くさてる
題名通り、ちば先生ご本人による自叙伝です。生い立ちから書き続けてきた作品ひとつひとつへの言及まで、お人柄が窺えるやわらかい語り口で、楽しく読みました。女の子はけなげで優しくて良い子で……というのが当たりまえだった時期に、いじめられてやり返す女の子を描いたら、女の子からのファンレターが殺到したエピソード、なんど読んでも良い。ジョーと葉子の関係がすごく好きな私には嬉しい言及もあったり、ファンなら読んで損なしの一冊です。
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くさてる
生きることはゲーム、なんていうとあまりにもありきたりな表現に思えるけれど、そこにはたくさんのゲームがあるのだと思う。この一冊が教えるゲームからは、ちょうどいい、皮肉と希望と諦観と愛が見える。おすすめです。
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くさてる
オモコロの記事でも読んでいたのだけど本になったのは良かった。「本が読めない」人の気持ちが想像できない人にも届くと思うから。とくに教育関係のかたにぜひ読んでもらいたい一冊。そして、ここで紹介されているいわゆる「名作」がなぜ教科書に載るような「名作」なのかもよく分かります。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/05/26(5016日経過)
記録初日
2002/05/29(8300日経過)
読んだ本
6629冊(1日平均0.80冊)
読んだページ
1757300ページ(1日平均211ページ)
感想・レビュー
6007件(投稿率90.6%)
本棚
28棚
性別
外部サイト
URL/ブログ
http://yumeika.que.jp/
自己紹介

ジャンルにこだわらず読んでいます。それでも、フィクションでは、海外文学、短編集、奇妙な味が好き。ノンフィクションでは似非科学批判、食文化、行動経済学や心理学の本を良く読んでいます。長文の感想はブログにて。

個人で、児童養護施設に本やマンガ、絵本の寄贈を定期的に行っています。お勧め本などあれば教えてください。

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