2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:1473ページ ナイス数:459ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1124113/summary/monthly/2024/8
荒野の狼さん おはようございます。 浮世絵は2021年の夏に、展覧会『北斎づくし』を鑑賞し、深い感動を覚えました。 其れ以前より更に興味を持ち、此の3年間は出来る限り、浮世絵の展覧会や講演会には足を運んで来ました。 やはり浮世絵には、芸術の多面的な学びが在る様に思います。 記載の『帯の結び方や着物の模様、、、』は、着物が大好きですので興味を惹かれます。 此の本は📝させて頂きますね。 今月は講演会での解説をする為に、予定が詰まりますが、読むのを楽しみにして居ます。 何時も有り難うございます!🙋 宵待草
宵待草さん。コメントありがとうございます。私は絵画は好きなのですが、花鳥画などを見ておりますと、描かれた花や鳥の種類がわからないと、十分に作品を楽しめないので、描かれた対象も学びたいなと思っておりました。しかし、人物の衣服などに関しては、目が全く向いておりませんでしたので、本書は新鮮でした。
前作の「白の闇」で起こった事件が本書で取り上げられるのは、警視が首都に送り込まれる後半になってからで、そこから「白の闇」の登場人物がでてきて、物語には緊張感が生まれる。「白の闇」の主人公の「医者の妻」に会った警視は、彼女は犯罪者などではなく、むしろ英雄といってよい存在であることに気が付く。キューバ革命の英雄で、政治的に盲目の人民を、ボリビアで先導したのはチェ・ゲバラであることを考えると、「医者の妻」はチェ・ゲバラがモデルなのではとも思えてくる。
荒野の狼さん こんにちは 此の本は未読にて📝させて頂きました!❇️ 本当に、寺院や仏像の拝観には、公開日やご開帳日に留意が必要ですよね。 もう少し、公開して欲しいなぁ~、、、文化財や仏像の、保存状態を守る為なのでしょうか? 仏像の学びを始めて今月で『石の上にも三年』経て、ご開帳日などを取り入れては{宵待草の仏像めぐり}も、継続して居ますが(折角、訪ねたのになぁ~😞)と、何度も思う事を経験しました。 中々と難しいものですよ。 何時も、有り難うございます!🙋 宵待草
同感です。公開日を特定するのは、単に布教したいという気持ちの欠如の現れだと思います。多くの社寺で紅葉のシーズンと特別公開を同時期に行いますが、紅葉を見たい人と仏像を見たい人は一致しないということも、そうした社寺はわからないのです。まあ、あとは京都の施設は出し惜しみ、宝の持ち腐れが多いように思います。一例を挙げるなら、京都の国立博物館など常設展がほとんどありません。
萬の代表作を鑑賞するなら、本書がおススメだが、絶版であるので古書での入手となる。ちなみに「新潮日本美術文庫 35」は萬鉄五郎であるが、こちらの掲載作品は32であり、写真の面積にして本書の1/3ほどであるが、コンパクトなカラー図譜であり手元で鑑賞するには適している。岩手県花巻市にある萬鉄五郎記念美術館では、同美術館の収蔵作品集が入手できるが、こちらは萬自身や家族(妻子など)の写真が豊富でユニークな内容だが掲載作品は少ない。
ちなみに萬の他の図譜として、「アサヒグラフ別冊 美術特集 日本編67」は萬鉄五郎で、74作品を82ページに、多くは1作品1ページの大きなカラー写真で掲載しており、絵の鑑賞にはベストであるが絶版なので古書での入手となる。岩手県花巻市にある萬鉄五郎記念美術館では、同美術館の収蔵作品集が入手できるが、こちらは萬自身や家族(妻子など)の写真が豊富でユニークな内容だが掲載作品は少ない。
宮本翔と鈴木忠樹はSARS-CoV-2感染において、感染性ウイルス排除には粘膜分泌型のIgAが重要であるという2023年にPNASに、彼らが出版した論文内容を紹介。IgAは粘膜に分泌される過程で分泌成分(Secretory component)が結合し、多量体となる(血中IgAは単量体)。
本書では、分泌型IgAの検出方法については書かれていないが、PNASの原著のSupplemental InformationによるとSecretory componentに対する抗体(HP6141)を抗分泌型IgA抗体として使用しているようである。そのためIgAのサブユニットのIgA1とIgA2を区別はできないとしている(厳密に言えば、Secretory componentはIgMにも結合する)。
Amazonのレビューは2009年くらいから投稿しております。本の長めの感想は、アマゾンの「荒野の狼」の上記URLをご参照ください。本職は医学部で微生物学・免疫学・神経難病などの教育・研究をしております。現在は大阪在住ですが、アメリカで21年間医学教育・研究をしておりました。職場のURLは以下です。
https://www.med.kindai.ac.jp/microbio/
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前作の「白の闇」で起こった事件が本書で取り上げられるのは、警視が首都に送り込まれる後半になってからで、そこから「白の闇」の登場人物がでてきて、物語には緊張感が生まれる。「白の闇」の主人公の「医者の妻」に会った警視は、彼女は犯罪者などではなく、むしろ英雄といってよい存在であることに気が付く。キューバ革命の英雄で、政治的に盲目の人民を、ボリビアで先導したのはチェ・ゲバラであることを考えると、「医者の妻」はチェ・ゲバラがモデルなのではとも思えてくる。
そうした思いで「白の闇」での「医者の妻」の行動を思いおこすというのも、本作読了後の一興である。