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2024年1月の読書メーターまとめ

ARI
読んだ本
58
読んだページ
17296ページ
感想・レビュー
56
ナイス
187ナイス

2024年1月に読んだ本
58

2024年1月のお気に入られ登録
1

  • Myoshiki@Infy

2024年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ARI
実に綺麗な恋愛モノでした。 拗らせた主人公と大学デビュー女子。実は高校の同級生で今はお隣さんという些細な接点から、それまで一切関わりがなかった二人の交流が始まっていき、やがては恋に変わって……そんなお話。 この作品の肝はやはり、主人公とヒロインそれぞれの抱える問題でしょうね。ヒロインであれば「大学デビューがバレたらどうしよう」という、傍から見たらたかがそんなことと切って捨てられる、それでも本人にとっては深刻な悩み。それが実に等身大で良い。そしていっぱい悩んで迷って苦しんで、
ARI
2024/01/15 23:30

そんなときにいつも側にいて支えてくれたのは誰だろうって。薔薇色の大学生活にしたい、そんな漠然とした目標だけ持って大学デビューした少女がやっと気付いた薔薇色の日々を一緒に過ごして欲しい人。主人公サイドから見ても同じ。1人でいたい、誰とも深く関わりたくない、そう思っていたはずなのに……、って変わっていく感じ。どちらもとても真っ直ぐで綺麗なお話でしたね。

が「ナイス!」と言っています。

2024年1月の感想・レビュー一覧
56

ARI
囚われのシャナ。トリニティの三人は、その存在を危惧し、盟主と悠二の共存にもまた警戒しているようだけど……。そんな状態でも、現状フレイムヘイズ側が圧倒的劣勢で、ここからどう戦うのかが分からないから気になってしまう。ヴィルヘルミナは独断でシャナ救出に動き出し、そこに強力な助っ人も合流。とりあえずは次回、奪還作戦開始かな? この巻は正直、溜めの巻だった。
が「ナイス!」と言っています。
ARI
仮装舞踏会の盟主として覚醒した悠二。 それがシャナの前に立ちはだかる。 宿った盟主自身の意志はもちろんあるだろうけど、悠二自身の想いも欠けることなく持ち合わせているあまりに厄介すぎる敵。とはいえ、悠二の願いが若干歪んでいる感があるので、これは現状闇堕ち状態だからここからの回復を望むけど。 遂にフレイムヘイズとの大規模な戦いが始まろうとする、その開戦の狼煙となる巻。シャナは捕らえられ、マージョリーは戦意喪失し、一体ここからどうなってしまうのか。最終章突入といった感じで盛り上がってきた。
ARI
2024/01/29 00:27

しかしまぁ、あれですね。 盟主になった悠二に若干感情を見せるヘカテーというのが可愛い。こういうタイプの敵側ヒロインってなんか萌えるよね。

が「ナイス!」と言っています。
ARI
遂に絢との関係を学校でカミングアウト。 それに感極まって鞠佳の初めてを受け取る覚悟をした絢。冒頭から主人公の処女喪失という一大イベントがあったけど、本題はそこじゃないんだ(という序盤だけで、格の違い見せつけるこの作品なんなの?) 今回は絢との関係性を絶対に否定しない、鞠佳の覚悟を見せる巻。とにかくカッコよかった。友情努力勝利のような強い想いを見せてもらった。こんな鞠佳をカノジョにできる絢は本当に幸せなんだろうなと思うし、こんな鞠佳の隣にいるからこそ自分も変わらなきゃいけないと思えるんだろうと思う。
ARI
2024/01/28 21:46

。絢がきっかけで変わった鞠佳が、段々と絢の心に踏み込んでいく。元々大好きだった気持ちに上限がないくらい膨れ上がっていく。こんなお互いがお互いを幸せにできるカップル、普通の男女のラブコメでだってそうそうお目にかかれない。本当に素晴らしいですよ。

が「ナイス!」と言っています。
ARI
今回は過去編! ハワイを舞台に、二人のフレイムヘイズが革正団と戦うお話。そこには永遠の恋人フィレス&ヨーハンと、探耽求究も関わっていて……。 未だにヨーハンが失われていない時代。幸せがあったフィレスを見ると、やはり今の状況が悲しく思えてならない。しかし二人の悲劇がなければ今のシャナと悠二もなかったと思うとどうしようもなくて……。その上で過去にヒラルダを用いて想いを届けた人がいることを見せられてしまうと、吉田の今後もすっごく不安で……。 敵の首領の依代にされた悠二を巡る戦いがどうなるのか。
が「ナイス!」と言っています。
ARI
決戦のクリスマス。 年の瀬を前にして、少年少女たちがそれぞれの想いを固めていく。シャナと吉田は、覚悟を決めた。悠二は答えなければならない。 だというのに、襲撃してくる仮装舞踏会の敵はヴィルヘルミナの宿敵でもある懐刃サブラク、まさに死闘と言ってもいいバトル展開過去最大レベルの脅威。暗殺者らしい大きな初撃をもらってから、悠二の策と、シャナ、マージョリー、ヴィルヘルミナ三人合わせての戦いは胸熱! しかし激闘終えても急転直下。 仮装舞踏会の盟主が遂に目覚めてしまって……、一体どうなるのか。戦いが加速する予感!
が「ナイス!」と言っています。
ARI
1巻で主役となるエル&イヴを魅せたので、今回は吸血姫ノアとそのペットであるハツネにフォーカス。吸血姫を殺す古の狩人が現世に蘇ったことから始まる残酷な闘争と殺戮の嵐は綾里先生の持ち味を存分に発揮して、しかしそんな中で見せるノアとハツネの愛情はこれ以上ないほどに尊い。ハツネの正体、ノアの過去、二人が何者であっても決して揺るぐことがない。ただ二人はそこで一緒に暮らしている、すごく良かった。 また今回の事件の裏にある人間サイドの思惑。その中心たる聖女ジェーン・ドゥにフォーカスしていくだろう今後の展開も実に楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。
ARI
最終巻! 長きに渡る西野五郷の青春完結! 徐々に拡大する西野ハーレム。 触発され爆発する学校カースト。 そして、西野を狙い学校を襲撃する組織。 この西野という摩訶不思議な作品を象徴するような要素で満ち満ちた最終巻! そんな大規模学校テロとかいう妄想でしかありえない状況に、これまでの不本意な経験値もあって的確に切り抜けていく委員長や竹内くん、松浦さんの姿に苦笑しつつ。西野、ローズ、ガブリエラたちの最終局面ではまさかの伏線にあっと言わされながら。西野の青春はどうなるのかとハラハラしながら最後まで楽しめた!
が「ナイス!」と言っています。
ARI
はぁ〜、てぇてぇかよ。 ローター買うなんて浮気! そんなこと言うなら1人でするの禁止! とかいう、訳のわからない痴話喧嘩で始まった今回。3年生になってクラスも様変わり、他の女の子とも仲良さそうにしている鞠佳にモヤモヤする絢。一方で、鞠佳はしばらく絢の働くバーでお手伝いすることになって、そこでは先輩たちと仲良さそうにする絢がいて……。 と、本当にどっちもどっち。作中でも言われていたように、好きな気持ちが膨らんで、恋人としての幸せな日々に馴染んだからこそ、少しづつ不安も生まれて来てしまったという話。
ARI
2024/01/27 12:58

つまり、てぇてぇだけなんだ。結局二人の想いは通じ合ってるわけだから、しっかり話し合えば問題なんてあるわけもなく。むしろ雨降って地固まる、鞠佳ももっと絢を大切にしたいと一歩踏み出して、次回も楽しみです。 やはり絢の好きに負けないくらい、鞠佳の好きも拡大してきてるのがいいね。そしてそんな鞠佳の想いを、鞠佳大好きすぎる絢だからこそぶつけられて嬉しくなっちゃうというのが良いんだよ。

が「ナイス!」と言っています。
ARI
今回はえちえち控えめ、青春マシみたいな感じ! 来たるべきバレンタインに向けて少女たちそれぞれが好きな人への想いを伝えるため、一生懸命に準備するお話。後輩、親友、クラスメイト、人気者な鞠佳は色々相談受けて、絢に嫉妬されたりもしながら、自分も絢のために……、最終的に全部が全部綺麗な収まりではなかったけど、成功も失敗も全部混ぜ合わあせてキラキラしている女の子たちの青春があった。とても良かった。 それはそうと、絢の鞠佳への想いの重さは相変わらずだけど、鞠佳は鞠佳でもう絢への気持ちが相当に重くなってるの良すぎる。
が「ナイス!」と言っています。
ARI
シャナちゃんは子づくりの方法を知らない……! 是非とも実戦で教えてあげたいものだ、ぐへへへ……という冗談はともかく、言われてみれば不慮の事故で予定を早めて子どものときにアラストールと契約してヴィルヘルミナともお別れしたから教える暇なんてなかったか。色恋なんてものすらまるで知らなかったわけだし、当然と言えば当然。しかしあまりに無垢すぎて、わたしの心の中のおじさんが活性化してしまったですよ。
ARI
2024/01/25 18:59

それに今回ようやく戦いらしい戦いを少し見せたヘカテーも、口絵で見ると想像以上にちっこくて可愛いのな。未だ神秘的な存在という雰囲気ばかりだけど、普通にヘカテーの可愛い姿も見たいなと思いました。

が「ナイス!」と言っています。
ARI
短編集。今回はマージョリーの解決した事件の話、吉田の誕生日、かつてのとむらいの鐘幹部たちの短編の3つ。それからフリアグネ&マリアンヌのイチャイチャQAコーナーでした。 個人的にはマージョリーのお話が良かったですね。最近は本編高校生たちに対してお姉さんっぽい姿が目立ってたけど、やはり戦ってるときの苛烈な感じはすごくカッコいいんですよ。そんな彼女と対照的なフレイムヘイズらしからぬ、フレイムヘイズの少年の在り方も印象的でしたし、短いながらに良い満足感ありました。
が「ナイス!」と言っています。
ARI
零時迷子とその中に眠るヨーハンを追い求めたフィレスが襲来。悠二も覚えたての封絶で周囲の安全は取るものの、それによって生じる銀の焔がマージョリーの復讐心を再燃。シャナとヴィルヘルミナ二人でどうにか食い止めるものの……、といった感じ。案外平和に収まるか? と思っていたけど、そんなことはないようで、次回が本当の戦いになる予感。悠二を守り抜くことができるのか、しかしそうなったときにフィレスに救いはあるのか。シャナの想いも、フィレスの願いも守りたいヴィルヘルミナがいちばん大変そうで……、彼女にももう少し優しがほしい
が「ナイス!」と言っています。
ARI
今回は過去編。 数百年前、かつての灼眼炎髪の討ち手の戦いを描く話。5巻のシャナ幼少期に彼女を育てていたヴィルヘルミナやメリヒム、アラストールが胸に抱えていたものが遂に明かされる。そうなれば必然過去の戦いで彼女が生き残ることはないと分かっていながら読むもので悲しい気持ちはあったけど、アラストールと共に最後まで戦い抜いた生き様はカッコよかった。それから過去のフレイムヘイズと徒たちの戦いが今以上に過酷、というかこんな戦争レベルにまで発展しうるのなら今後のシャナたちの戦いもどんどん激化していくのかなと不安が……
が「ナイス!」と言っています。
ARI
アラストールお父さん、めっちゃ好き! 文化祭シーズン。仮装パレードでロミオとジュリエットをすることになった悠二と吉田。惜しくもくじ引きに敗れたシャナは当然焦ってしまう。けれど、ようやく、シャナだけの答えを決めることができた。その最後の後押しがアラストールのあの一言ですよ。10巻の過去編があったからこそ、グッと来るというもの。 しかし、今回もやっぱり平和なままじゃ終わらない。マージョリーの因縁である銀の焔や、悠二に眠る零時迷子の片割れがもうすぐ近くまで来ていて……、一体どうなるのか。
が「ナイス!」と言っています。
ARI
これは流石に笑う! メッタメタな発言が飛び交う自遊空間な短編「しゃくがんのしゃな」に加えて、これまた自由すぎる「しんでれらのしゃな」、そして1巻で退場したフリアグネとマリアンヌがイチャイチャしながら行う設定解説+読者からのQ&Aとかいう内容が本編のシリアスふっ飛ばしてて好き。そして0巻というナンバリングらしいシャナの前日譚もあったけど、こりゃひどいですわ。脳筋と言ってもいいくらいの狩り方、対人関係が壊滅的なシャナの活動風景でした。しかし、本来のトーチに対する態度が分かるからこそ、今の悠二の特別感が増す。
が「ナイス!」と言っています。
ARI
ヴィルヘルミナがやってきたの巻。 シャナの育ての親として、悠二の中に眠る零時迷子のことを深く知る者として。複雑な胸中を押し殺しながら、フレイムヘイズとして自らの正しさで悠二を殺そうとするヴィルヘルミナ。しかし、もう悠二を好きだと自覚しているシャナに、そんな横暴が認められるわけもなく。初めての親子喧嘩……、なのかな? フレイムヘイズとして常に冷静さを崩さないヴィルヘルミナが、シャナに大嫌いって言われてただけで茫然自失しちゃうの可愛かった。そして、それを慰めるマージョリーがやっぱり良いお姉さんだった。
が「ナイス!」と言っています。
ARI
大きな事件を乗り越え、束の間の日常。 シャナと吉田の駆け引きは続き、悠二は人としての在り方に悩む、田中と佐藤もまたマージョリーのためにどうすればいいのかと苦心する。しかし、徐々に動き出す魔の手。悠二の中にある零時迷子を求める仮装舞踏会たち。彼らの目的を阻む最も簡単な手段は……。悠二へのどうしよもない想いに突き動かされるシャナに突きつけられたのは、再会したヴィルヘルミナからの一言。フレイムヘイズとして、普通の女の子として、シャナはどうするのか。それはそうと、マージョリーが段々めっちゃ良いお姉さんに見えてきた
が「ナイス!」と言っています。
ARI
お祭り会場を突如襲った大混乱で悠二、吉田、佐藤、田中の四人がようやく戦いの世界で顔を合わせることに。全員の活躍あってどうにか攻略できたのは良いけど、今後このメンバーたちがどうするのかは気になるところ。そして、吉田が真実を知ったことで、シャナの持っていた恋のアドバンテージを失ってしまう。対等になるどころか、一歩リードした吉田。まだ自分の感情に振り回されがちなシャナはどうするか。悠二は悠二で、やっぱりフレイムヘイズとしてのシャナを見すぎているから、彼女の普通の女の子としての心の変化に付いていけないのが難しい。
が「ナイス!」と言っています。
ARI
無数の想いが交錯するお祭り編開幕。 悠二に告白すると決意したものの踏み出せない吉田一美。彼女が出会ったのは調律師と呼ばれる特別なフレイムヘイズ。そうして彼女もまた、世界の真実、人知れず消えゆくトーチという存在を知ってしまう。それはすなわち、悠二の正体を知るという、彼女にとってあまりに重たすぎる真実へのカウントダウン。そしてシャナもまた初めての恋に一喜一憂し、手作りの料理に悪戦苦闘したり、自分がフレイムヘイズだからトーチの悠二と一緒にいられるなんてズルい感情に涙したり。どっちもどっちで難しいね。
ARI
2024/01/19 19:13

とりあえず悠二母の千草さんは本当にいいお母さん。アラストールやヴィルヘルミナでは与えることのできない普通の女の子としての当たり前をシャナに目一杯の愛情で与えてくれる。こんな良いお母さんはいないよ。 そして、お祭りは恋の戦いだけで終わるわけもなく……、影で動いていた敵が動き出したので次回どうなるのか。

が「ナイス!」と言っています。
ARI
今回は過去編。シャナがアラストールと契約するまで、天道宮でヴィルヘルミナにお世話され、骨の戦士に鍛えられ、アラストールに見守られ、たくさんの保護者の愛を受けてフレイムヘイズになる道を自分で決めた少女の物語だった。ヴィルヘルミナはまたそのうち登場するのだろうか? そうなったとき、今の悠二とシャナを見てどうするのかが気になる。一方で、アラストールがシャナを育て、自身の契約者にするまでの過去、前契約者とも色々あったようでそこも気になりますね。あとこれまでヤバいヤバい言われてた天目一個は案外あっさり倒したなと。
が「ナイス!」と言っています。
ARI
前回が戦いまでの導入だったから、今回はもう最初から最後までバトル! 不調続きだったマージョリーが二人を想って奮い立つ復活劇も、悠二と共にあることを心の支えして戦ったシャナも、どっちも良かった! それに今回の愛染兄妹、妹が持つただ兄を想うというだけの利他愛の極地は、純粋過ぎるが故に歪みまくってて、普通の愛情すらままならない今のシャナには大きな意味を与える相手となっていたのが上手いキャスティングでしたよね。一歩も退かない吉田、悠二への想いを芽生えつつあるもののまだ言葉にはできないシャナ。今後の行方も楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。
ARI
なんて争いの絶えない街なんだ。今度は一気に三人の敵、純粋悪のような愛染兄妹とその護衛で千変の名を持つ者。シャナに負けてから堕落してたマージョリーも無理やりに戦いに巻き込まれて大丈夫なのか。一方でアラストールお父さんと悠二母の保護者会話でどっちもどっちでシャナを想う気持ちが溢れてほっこりしたけど、吉田という恋敵がいる以上ゆっくり見守っている余裕なんてないようで……。シャナには初めてばかりの他人との関係性に振り回されて、激情に身を任せてしまうのが戦闘に響いてきそうで、こっちも不安。大丈夫なのか。次回、バトル。
が「ナイス!」と言っています。
ARI
2巻もいいですね。 相変わらず悠二の一挙手一投足に心を乱されるシャナは可愛いですし。悠二は悠二で、シャナのためにできることをしようと思っても、なかなか成長できずお荷物にしかならない自分を卑下してシャナに冷たくするとかいう馬鹿なことして。あとがきにある、痴話喧嘩するカップルという単語がまさにその通り。まぁ、まだどっちもどっちで明確な恋心ではないのだけど。一方でそんな悠二とシャナを見つつも諦めない吉田さんすごいですね。彼女はここからどうするつもりなのか。
が「ナイス!」と言っています。
ARI
面白かった! 完全初見だったので、まずそもそもに主人公が死んでいるというのにびっくりしましたわ。しかし、そんな状況だからこそ自分がどうすべきなのかを考え続ける悠二の言動1つ1つがすごく良い。個人的に特に好きなのは、シャナを変えてしまった、という自覚を持って責任と後悔を感じられるところ。シャナの方もまた悠二という初めてのイレギュラーに長く関わる中で、それまで人付き合いをしていなかったからこそ、自分の変化に気づけず戸惑ったりする感じが良いですし。1巻から既に二人の関係性にハマりそうですね。
が「ナイス!」と言っています。
ARI
実に綺麗な恋愛モノでした。 拗らせた主人公と大学デビュー女子。実は高校の同級生で今はお隣さんという些細な接点から、それまで一切関わりがなかった二人の交流が始まっていき、やがては恋に変わって……そんなお話。 この作品の肝はやはり、主人公とヒロインそれぞれの抱える問題でしょうね。ヒロインであれば「大学デビューがバレたらどうしよう」という、傍から見たらたかがそんなことと切って捨てられる、それでも本人にとっては深刻な悩み。それが実に等身大で良い。そしていっぱい悩んで迷って苦しんで、
ARI
2024/01/15 23:30

そんなときにいつも側にいて支えてくれたのは誰だろうって。薔薇色の大学生活にしたい、そんな漠然とした目標だけ持って大学デビューした少女がやっと気付いた薔薇色の日々を一緒に過ごして欲しい人。主人公サイドから見ても同じ。1人でいたい、誰とも深く関わりたくない、そう思っていたはずなのに……、って変わっていく感じ。どちらもとても真っ直ぐで綺麗なお話でしたね。

が「ナイス!」と言っています。
ARI
ひょんなことから一週間の同棲生活が始まったはいいけど、絢に全然襲ってもらえず、ひとりで慰めちゃってそれでも我慢できなくなっておねだりしてしまう鞠佳があまりに可愛すぎてヤバかった3巻。こんなの絢じゃなくても秒で理性崩壊するわ。それに絢は鞠佳を襲いたい衝動を必死に我慢していたのが分かる絢視点があるからこそ、この理性壊れてからのえろえろいちゃらぶ同棲一週間が際立つというもの。ハメ撮り、その動画を見ながら羞恥プレイ、相反言葉責め、とにかく頭真っ白になるまで虐められちゃう幸せすぎる日々は実に素晴らしいものだった。
が「ナイス!」と言っています。
ARI
伏見先生の新作はTS妹モノ!? ということで、一体どんな話がと期待して読んだら双子の兄妹が揃ってTSするとかいう話。女になっても変わらず堂々とし続ける兄と、局所的な一部だけが男になって抑えきれない衝動に振り回される妹という状況が実におもしろおかしな会話劇で展開される様は実にコメディ。序盤からエンジン全開で突っ切るこの軽快な読み口は作者の力量をひしひしと感じる部分。一発ネタのように思える内容ではあったけれど、兄妹それぞれの心情や、TSの発端となった姉の思惑、幼馴染の少女の恋心など
ARI
2024/01/14 23:36

、まだなどベールに包まれている部分は無数にあるので、それを明かしながら誰にも言えない初恋物語がどう広がっていくかが気になる作品でした。

が「ナイス!」と言っています。
ARI
ネタバレ遂に莉杏の14歳の誕生日がやってくる! 暁月と出会って、皇后になってからの1年の節目。大切な思い出になるように暁月は1つの計画の立てていて……、一方莉杏は休戦の仲介役としての責務を果たすため未だ叉羅国にいるのだった。そんな状況から始まった今回は、やっぱり最後のプレゼントが良かったですね。暁月がこのためにがんばって色々指示出しているのを思うとなんか可愛いし、莉杏のために一丸となってプレゼント準備する部下たちの縁が本当に温かい。幼くとも立派に真っ直ぐ努力してきた莉杏だからこその人徳。
が「ナイス!」と言っています。
ARI
恋人として付き合うようになった鞠佳と絢。相変わらずえっちするときはとろとろにされちゃう鞠佳と容赦のない絢だけど、そこにだって恋人同士だからこその言葉の情緒や鞠佳のおねだりがあって大変素晴らしくえっちなイチャイチャになってました。一方で、恋人になったからには鞠佳の好きなものを好きになりたい、もっと彼女の日常で同じ時間を過ごしたいという一心でこれまで避けてきた友達付き合いを努力する絢のいじらしさも良かったですよね。絢と冴、過去の事件の当事者だった二人を鞠佳だからこそ和解させられた展開も良かった。
が「ナイス!」と言っています。
ARI
これ想像以上にえっちだった! 女同士なんてあり得ないって言っていた女の子が、百日間の勝負でとろとろになるまで体を開発されちゃって心まで落とされちゃうお話。一ヶ月くらいでもう敗北濃厚の空気になっていて、絢にめちゃめちゃにされるたびにもっとしてって懇願までしちゃってるのに、それでも頑なに認めない鞠佳。そんなの完全に誘ってるやつにしか見えないじゃん、って状況じゃ絢もどんどん火がついちゃって……、ああもうダメだこりゃ、最高かよ、素晴らしき百合。これからの恋人いちゃラブえっちも実に楽しみですね。
が「ナイス!」と言っています。
ARI
これは良いラブコメ。 元魔王と元勇者な二人が現代に転生したら? から始まるお話で、とんでもパワー持ってて何でもできそうなのにできてないのが微笑ましいんだわ。元魔王主人公は優しすぎるし、元勇者ヒロインの普通になりきれないポンコツ純粋さが可愛いし。お互い過去を共有できるこんな二人だからこそ付かず離れずのじれじれ感も味わえるというもの。それに個人的な好みとして、シリアス描写なんてチート能力あるなら秒で解決すればいいんだよというノリで秒で解決するのがコメディとして良いんですよね。
が「ナイス!」と言っています。
ARI
特典SSプラス描き下ろしで、本当に日常の詰まった1冊。本編では触れられないヒロインたちの可愛い姿がたくさん見られて良かったですね。また本編では沙優に終始していて、あまり触れられない三島や後藤さん、神田先輩なんかのお話は新鮮さがあって良かったですね。特に、個人的には神田先輩の青春に一区切りをつける話が良かったなと。高校時代既に終わっていても、自然消滅だったから心に残ったものがまだあったんだなと、それをしっかり見せてくれた。
が「ナイス!」と言っています。
ARI
最終巻。過去をなかったことにはできなくて、辛かったこと悲しいことを忘れることもできない。だけど、これから先も、ってがんばらなきゃいけないんだとそんな未来を感じさせる良い決着だった。結局、この話は最後まで沙優の家出で始まった一期一会だったんですね。だけど、それを一期一会で終わらせないかどうかは、今後のがんばり次第。吉田から沙優への想いは変わらずだけど、沙優はその恋心をがんばってほしいと思う。(それはそうとして、後藤さんに関しては良いと思う部分が一切ないのだけど。後日譚でここからどうやって彼女になるわけ?)
が「ナイス!」と言っています。
ARI
逃避行の時間は終わり。 その現実を前にして、一生懸命に最後の覚悟を決めるための一週間を過ごす。ようやく沙優の口から語られた過去、家出の理由は想像以上に重く悲惨な事件と彼女を愛さない母親の存在。どう見ても解決しようがない問題しかないけれど、逃げてるだけでもどうにもならなくて。吉田と出会えて良かった、とそのことを胸に立ち向かおうと決めた沙優の決意は眩しかったです。そしてまだ何をどうすればいいのか、吉田が沙優にしてあげたいことは何なのか、その決断は次回。気になります。
が「ナイス!」と言っています。
ARI
三島後輩の恋は辛いなぁ。あれだけ想っていても、好きな人は自分に目を向けてくれることがない。それでも、それでもってがんばるのはどれだけ大変なのか。後藤さんにも沙優ちゃんにも当たってしまうくらいで。何のしがらみもなく普通に恋するなら三島後輩、いちばんいいと思うんだけどなぁ……。 でも、現状は吉田の心は沙優に比重寄ってるから。それが恋なのか何なのかはともかく。ともあれ、家出のタイムリミットが目の前に来て二人はどうするのか。 にしても、後藤さんは相変わらずだるい。彼女を好きになる要素ゼロなのですが。
が「ナイス!」と言っています。
ARI
沙優ちゃん、可愛いね。……感想第一声がおじさんみたいなアレだけど、可愛い子なのは事実なので。これまでの背景を考えると吉田みたいな大人に向ける信頼やら好意やらは必然とも言えるものですし、しかし同時に恋愛フラグとしては一切立たないものだから、出会うこと人を想うことって一期一会だなぁと思ったりします。 その他、今回は沙優のバイト先のギャル先輩がすごいいい人だった。彼女自身も色々家庭環境に抱えるものがあるからこそ、沙優に接することができるとよく分かる。三島後輩、やっぱりめっちゃ良いと思うのだけど。後藤さんはだるい
が「ナイス!」と言っています。
ARI
なかなか良い感じ。話の軸にある沙優の心情がしっかり分かるのが良かったですね。吉田視点でもこれまでの彼女の後ろ向きな生き方が滲み出て、沙優視点になればもっと優しさに不慣れな逃げ方しかしていなかったのが分かる。そんな彼女にぶつける吉田の言葉は説教臭いおっさんそのものだけど、彼女に必要な正論であるのは間違いないから案外良い関係なのかも。とはいえ、恋人という意味なら三島後輩が現状いちばん良い相手な気がするかな。後藤さんは、まだ彼女の背景が分かっていないけど、今のところ面倒くさい人だなとしか。
が「ナイス!」と言っています。
ARI
こいつらだっる。 読み終わった第一声はこれでした。今回は幼馴染三人にフォーカスしたお話。三人組というのは、どうやっても微妙な人数で、恋人になるハードルが高いのは分かる。そんな三人だけだった場所に、浩之の許婚として彩音がやってきてより一層今まで通りの幼馴染のままでいられないのも分かる。だけど、この1冊かけてやってることが堂々巡り感しかないんだよなぁ……。というより、幼馴染のゴタゴタに巻き込むことで、許婚である彩音に浩之が自分の身の上を話して、彼女に寄り添ってもらって、彩音の許婚としてのポジションをより
ARI
2024/01/07 18:23

強固にするだけだったのでは? と思ってしまう。だって彩音自身が、弱っている浩之に優しくでき自分はズルいって自覚できるくらいに、彼女がいちばん美味しい立場なんだよ。強いて言えば、まだ彼女が浩之の対して本気で恋しているわけじゃないからこのくらいで収まっているというべきか。幼馴染二人に勝ち目なさすぎてなんか、うん、可哀想ですね。

が「ナイス!」と言っています。
ARI
最終巻! 胸アツ展開の連続で最後まで息つく暇なく読ませてもらいました。静馬救出からの最終バトル、全編通しての男の意地でしたね。2巻では静馬と一緒に戦った強敵を、単身で正面から打ちのめす。老害といってもいいほどの傍迷惑な思想を掲げた敵ではあったけど、その誇りと気高い意志は眩しいものだったんですよ。強かった。 それはそうとして、もう二度と逃げられない、自分の想いから目を逸らせないと自覚した静馬の最後の復讐は最高でしたね!
ARI
2024/01/07 01:57

キスの一発でもかましてやれと思ってたら想像以上の一撃かましてくれて、やっぱ恋する女の子は最強だと再確認。それにもう止まらないだろう愛の重さ、できれば後日譚、短編……何でも良いから彼女のラブコメを見せてほしいと思いました

が「ナイス!」と言っています。
ARI
静馬の悲壮の覚悟がもう本当に痛い……! 大和を好きだと自覚したが故の、罪悪感と贖罪から出てくる捨て身の覚悟だからとにかく強い。でも、間違ってるんだって。まだ諦めの悪い男のしつこさをまるで分かってない。早く目覚まさせてくれ。静馬救出、最終バトルは次に持ち越しでした。頼むからちゃんと静馬が救われて、ばかみたいな幸せの陽の元に引きずり出してほしい。最初から最後まで自分を闇だ闇だと言ってる馬鹿に教えてやってほしいよ
が「ナイス!」と言っています。
ARI
なかなか熱い展開が続きますね〜! 今回はヒロイン二人の対比が良かった。最近の大和の変化を見て不安を覚える幼馴染の穂波と、穂波と大和の幼馴染としての絆を見てそっと身を引く静馬。まぁ、どっちもどっちでちょっと間違ってるんですけどね。でも恋する乙女だからこそ相手のことを想わずにいられないのでしょうということで。穂波への想いはしっかり告げたので、次回はしっかり静馬の手を引っ張ってほしい。普通の人として望まれていた大和の日常を、自分という非日常に出会ってしまって壊してしまった罪悪感とだからこその覚悟は痛いほど分かる
ARI
2024/01/07 00:53

分かるけど、そうじゃないでしょうと。大和は今一度、静馬に諦めの悪い男の意地をみせてやるべき

が「ナイス!」と言っています。
ARI
うん、今回も素直に面白かったです。 表紙にもなってる人狼のニアを中心にしたお話。彼女の出自、養父への親愛と復讐心、人狼であることのコンプレックス、その全てを踏まえた彼女の長い長い人生の戦いというはとても胸に響く。一方で、そんな彼女と出会って、ほんの少しの背中を押したのは大和と静馬。二人は今回あくまでニアの手伝いだったけど、時間操作の王権なんてものを持つ強敵との死闘で激アツ。この戦いに関して、時間操作しても関係ない完全な戦局の誘導を成した静馬の天才少女という側面が活かされた非常に良いバトルだった。
ARI
2024/01/06 23:40

それから、タイトルにもなっているイクシードという存在が示唆され、明らかに主人公のことでは? と思う部分や。これまでサブキャラどまりだった幼馴染ヒロインが遂に動き出すかという部分で次回も楽しみ。この幼馴染ヒロインも、何かしら能力とか組織とかあるのだろうか?

が「ナイス!」と言っています。
ARI
思ってたより糖度高かったですね。 序盤こそ悪役令嬢、というワードセンスに首を傾げていましたが、ラブコメ作品の謎のヒロインに二つ名つけたがる風習今更か、と思えば案外呑み込めるもので。お嬢様であるが故に、周囲との軋轢が大きく、自らに敵意を向ける相手には自衛の手段として厳しく向かっている。一方で気を許した相手には、悪評なんか一瞬で吹っ飛ばすような甘えや笑顔を見せる。そんなギャップが可愛いらしいヒロインでとても可愛かったです。
ARI
2024/01/06 21:05

ただ気になることとして。この作品1対1ラブコメと思いきや、主人公に幼馴染ヒロインが2人もいるとかで……、絶対面倒くさい問題になるじゃんと思うと続き読む気が重いのが難点ですね。

が「ナイス!」と言っています。
ARI
うん、これは面白かった。 主人公のイブキ、幼馴染の頼れるお姉さんクシナ、推しのマジ天使なヒロインのヒナタ、ヒナタに近づく蝿は絶対殺すウーマンな親友のルイ。この主要キャラ四人の間に関係性の網がしっかり張り巡らされてるからこそ、絶妙なすれ違い、組織の対立関係、恋の駆け引き、そういった要素の1つ1つがキャラ小説としての大きな魅力になっているように思いました。そして何より純粋で可愛い天使だったヒナタが、その恋心を自覚してからのアプローチがすっごく可愛い。天使の奥にあった、強かで子悪魔な側面のギャップは強いですよ。
が「ナイス!」と言っています。
ARI
タイトルからお察しの幼馴染ざまぁ作品。 ヒロインの性格が尋常じゃないくらいに終わってて人間性というものを疑うくらいに狂っている。これはざまぁ作品である以上、仕方ない部分。むしろ強烈な個性とも言えるから、個人的には悪くないとも思います。 しかしながら主人公サイドは真面目にヤバい。ひどいモラハラを受けていたというのが完全にガワだけの設定だけで、そんな過去や背景を一切感じさせない「俺は過去を振り切りました。未練ありませんよ」とかいう毅然とした態度を終始一貫して取り続ける無自覚ハイスペックイケメンとかいう
ARI
2024/01/04 22:01

この時点でまぁまぁ見るに耐えないものを。なにかするたびに周囲がオーバリアクションで褒め称えてくれて、あげくに実は前からずっと好きだったんですと言ってくれる人間性をどこかに失ったかのようなヒロインとイチャイチャして、とにかく今は全肯定されてる俺、新しい幸せを掴み取るんだぜと言い出す様な感じで、もうすごいなと思いました。ざまぁ系って、闇が深いですね……。

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ARI
良い王道ファンタジーでした。 転校生美少女、町に起こる謎の事件、ひょんなことから巻き込まれてしまう主人公というよく見るやつ。でも自らの罪を清算するために孤独に戦う少女と、それを救う主人公の熱血具合は真っ直ぐなボーイミーツガールとしてしっかり楽しめる。静馬が抱える罪というのは優しさと家族愛で溢れたが故の悲劇で最初から救いようがない。だから結局主人公ができたことはちっぽけなことだったかもしれないけど、そのちっぽけなことが静馬の心を溶かして、最後に彼女から見せられるデレはとても可愛くて良かったです。
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ARI
今回はかなり普通にスローライフだった! そこに驚くなよと言いたいけど、毎回割と何かしら巻き込まれてる気がしますし仕方ない。次回だってまたルーティの加護を巡って話が広がりそうですし。 ともあれ、今回は秋の祭りで出店をやろうの回でした。レッド、リットはもちろん。ルーティ、牡丹もそれぞれ出店しようということで、みんなで協力して準備をしていくほのぼの空気が良かったですね。うげうげさんは、鎧を動かすとかいうまた新しい特技で読者を驚かせてきましたね。
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ARI
そこで終わらせるなよ!? 読み終わった第一声がこれでした。 この作品を端的に言い表すなら「あらすじから見て分かる通りのイチャイチャを最初からやってくれて満足していたのに、雲行き変わったかと思ったら、最後の最後で読者を生殺しにする終わり方をするやつ」です。 新年早々になってものを読ませてくれるんですか! 早く2巻を出してください。 この不満を吐き出している感想は以下のブログにて、 https://ginchu.hatenablog.com/entry/2024/01/03/202609
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ARI
ネタバレこれはこれは、一段と面白くなってきましたね〜! 今回は瑠宇のストーカーを自称する狛芽献の過去を中心に展開する巻で、そんな彼女が見る世界には当然瑠宇がいるからこそ彼を取り巻く日常もぐっと掘り下げられていく。ヒロインの深堀りを、主人公に絡めていけるのがすごく上手。そして見えてくるのは、彼の異常な家庭環境……、どころかその奥にある偽世界が生じるこの街の闇の片鱗。瑠宇たちそれぞれに物語があって、その中で自分たちの望むハッピーエンドを掴もうとするように。クラン上層部たちもまたそれぞれの思惑があって動いている。
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ARI
ネタバレ最終巻。 遂に明かされるアルテミスコードの真実。銀の箱舟の陰謀と、全ての真実を守ろうとする初代かぐや姫である杏奈の孤独。怒涛の展開の中で色々見失いそうになるものの、最後には綺麗に収まったように思います。 結局、最初から最後までムーンチャイルドには優しくない世界で、アルテミスコードの真実を知ればそれ自体も孤独と悲しみに満ちていて、人の在り方すら希薄なものだと分かってしまって。本当に救いがないなって思ったけど。それでも宗太とひなたは二人の育んだ絆と優しさを最後まで貫いたんですよね。
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ARI
子育て同棲生活始まります! ということで、序盤の日常パートはほのぼのマシマシ。ゆうひに甘い宗太と、それに思わず嫉妬しちゃうひなた。パパは、子どももママもどっちも平等に好きだよってしなきゃダメじゃないかなんて思いながらほっこりしてました。 が、しかし二人の子どもは月のアルテミスコードから生まれた存在。研究機関や政府といった大人の陰謀から逃れることはできないわけで。終盤一気にシリアス深まって、あまりに痛ましいゆうひの扱いや、それを助けるために傷つく宗太やひなたの姿に胸が痛くなる。
ARI
2024/01/02 19:07

現実に異能力者がいる、ただそれだけの事実が生み出す悲劇の連鎖、どうしようもない時代の重さを感じながら次回最終巻どう収まるのか楽しみです。

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ARI
晴れて恋人になった二人。 でも恋人ってどうすればいいの? とドギマギ、ギクシャク状態。ストレートに好意を寄せてくるひなたと、そんな彼女に迫る何かから守りたいが故に常に気を張り続けてしまう宗太。そんな二人の好きの気持ちにある絶妙なすれ違いに甘酸っぱい初々しさを感じながらも、やっぱりただの青春じゃ終わらせないのがこの作品。月のアルテミスコードが迎えに来て、何がなんだか分からないままに二人の間に新しいコードが生まれてしまった。世界の真実はまだ分からないけど、ここからが本番なのでしょう。続きも楽しみです。
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ARI
最終巻。最後のアーティファクト関連のアレコレは駆け足気味に感じる部分もあったり、おれたたエンド感はあるにしろ、本来であれば描かれることが無かったはずの物語をこうして続けて1つの区切りをつけてくれたことは一読者として本当に良かったです。今回ははてなの祖母であるモリガンや、ヒーロースーツの発明者だった博士が屋敷に住むことになって、アーティファクトを巡るドタバタ感がかなり増したコメディ味が良かったですね。そして騒動の中で、スランプに陥っている真が、改めて自分が何のために奇術をやろうと思ったかの原点を思い出し、
ARI
2024/01/01 23:31

はてなに対する想いを明確にしていくのが王道ながらに良い展開、良いラブを感じられました。

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ARI
1巻の事件を通じてひなたに告白されたところから続く今回は、彼女の想いに向き合うと同時に自分の気持ちに向き合っていく。そんな青春と並行して広がるムーンチャイルドの起こす事件はやはり重苦しい。異能力者というだけで社会から虐げられている子どもたちの現状をはっきり見せるから、その憎しみや怒りは伝わってくるし。銀の箱舟の活動が活発化し始めて、アルテミスコードにまつわりアレコレ、かぐや姫と呼ばれる存在も少しづつ明かされてきていっそう増していく世界観に惹き込まれていきますね。
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ARI
戻ってきたはてな☆イリュージョンの第二幕。 良質な日常コメディとえちちな矢吹先生イラストがやはり最高です。今回ははてなの幼馴染のお兄ちゃんが現れたことで、真に恋のライバル出現か? 一方で、ちゃんと女の子の格好すると美人になれるディナと仲良くする真にはてなはヤキモチを焼かずにはいられなくて……、とラブコメ風味も増してて良かったです。ただ、普通に1個謎だったのが、最後の戦闘シーンのアレはなんだったのです? 未来予知、時間遡行とか、そういう説明全く無かったように見えたのですが……
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ARI
ネタバレ非日常系ミステリラブコメ、と謳っている作品だけど、これは本質的にはコメディ10割ですね。作者が自分の好きなものを詰め込んだと言っているように中身は闇鍋なのでこれはカオスコメディと言う以外ないと思うのです。ですので、そういう作品として見るとなかなか楽しくはありました。MFたまにこういうの出すよね感あります。とはいえ、個人的にはこの散らかり具合を上手く扱いきれてないように見えてしまい、やや勿体なかったかと。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/08/01(1457日経過)
記録初日
2020/08/01(1457日経過)
読んだ本
2736冊(1日平均1.88冊)
読んだページ
817995ページ(1日平均561ページ)
感想・レビュー
894件(投稿率32.7%)
本棚
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