。絢がきっかけで変わった鞠佳が、段々と絢の心に踏み込んでいく。元々大好きだった気持ちに上限がないくらい膨れ上がっていく。こんなお互いがお互いを幸せにできるカップル、普通の男女のラブコメでだってそうそうお目にかかれない。本当に素晴らしいですよ。
つまり、てぇてぇだけなんだ。結局二人の想いは通じ合ってるわけだから、しっかり話し合えば問題なんてあるわけもなく。むしろ雨降って地固まる、鞠佳ももっと絢を大切にしたいと一歩踏み出して、次回も楽しみです。 やはり絢の好きに負けないくらい、鞠佳の好きも拡大してきてるのがいいね。そしてそんな鞠佳の想いを、鞠佳大好きすぎる絢だからこそぶつけられて嬉しくなっちゃうというのが良いんだよ。
それに今回ようやく戦いらしい戦いを少し見せたヘカテーも、口絵で見ると想像以上にちっこくて可愛いのな。未だ神秘的な存在という雰囲気ばかりだけど、普通にヘカテーの可愛い姿も見たいなと思いました。
とりあえず悠二母の千草さんは本当にいいお母さん。アラストールやヴィルヘルミナでは与えることのできない普通の女の子としての当たり前をシャナに目一杯の愛情で与えてくれる。こんな良いお母さんはいないよ。 そして、お祭りは恋の戦いだけで終わるわけもなく……、影で動いていた敵が動き出したので次回どうなるのか。
そんなときにいつも側にいて支えてくれたのは誰だろうって。薔薇色の大学生活にしたい、そんな漠然とした目標だけ持って大学デビューした少女がやっと気付いた薔薇色の日々を一緒に過ごして欲しい人。主人公サイドから見ても同じ。1人でいたい、誰とも深く関わりたくない、そう思っていたはずなのに……、って変わっていく感じ。どちらもとても真っ直ぐで綺麗なお話でしたね。
強固にするだけだったのでは? と思ってしまう。だって彩音自身が、弱っている浩之に優しくでき自分はズルいって自覚できるくらいに、彼女がいちばん美味しい立場なんだよ。強いて言えば、まだ彼女が浩之の対して本気で恋しているわけじゃないからこのくらいで収まっているというべきか。幼馴染二人に勝ち目なさすぎてなんか、うん、可哀想ですね。
キスの一発でもかましてやれと思ってたら想像以上の一撃かましてくれて、やっぱ恋する女の子は最強だと再確認。それにもう止まらないだろう愛の重さ、できれば後日譚、短編……何でも良いから彼女のラブコメを見せてほしいと思いました
それから、タイトルにもなっているイクシードという存在が示唆され、明らかに主人公のことでは? と思う部分や。これまでサブキャラどまりだった幼馴染ヒロインが遂に動き出すかという部分で次回も楽しみ。この幼馴染ヒロインも、何かしら能力とか組織とかあるのだろうか?
ただ気になることとして。この作品1対1ラブコメと思いきや、主人公に幼馴染ヒロインが2人もいるとかで……、絶対面倒くさい問題になるじゃんと思うと続き読む気が重いのが難点ですね。
この時点でまぁまぁ見るに耐えないものを。なにかするたびに周囲がオーバリアクションで褒め称えてくれて、あげくに実は前からずっと好きだったんですと言ってくれる人間性をどこかに失ったかのようなヒロインとイチャイチャして、とにかく今は全肯定されてる俺、新しい幸せを掴み取るんだぜと言い出す様な感じで、もうすごいなと思いました。ざまぁ系って、闇が深いですね……。
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そんなときにいつも側にいて支えてくれたのは誰だろうって。薔薇色の大学生活にしたい、そんな漠然とした目標だけ持って大学デビューした少女がやっと気付いた薔薇色の日々を一緒に過ごして欲しい人。主人公サイドから見ても同じ。1人でいたい、誰とも深く関わりたくない、そう思っていたはずなのに……、って変わっていく感じ。どちらもとても真っ直ぐで綺麗なお話でしたね。