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2024年10月の読書メーターまとめ

かっこちゃん
読んだ本
16
読んだページ
5992ページ
感想・レビュー
16
ナイス
367ナイス

2024年10月に読んだ本
16

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

かっこちゃん
ネタバレホラー駄目なのに、こんなにはっきりした幽霊たんの旦那の本、先に読んじゃった。妻をなくし、色々壊れて365日勤務の様な報道部新聞記者を辞め、女性雑誌の記者として読者投稿をもとに心霊ネタの取材を始める。他殺として片付けられた名も判明しない被害女性を追いかけていくと、思わぬ展開が待っていた。その事実が形を見せ始めるまでものすごく面白かった。見せ始めたと思えばあとはあれよあれよでちょっとだけ贅沢な不満。でも彼女の人生と最後の力を振り絞って、あの踏切に来た思いを知れば、只只切ない。帰りたかったんだろうなあ。母の元に
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

かっこちゃん

忙しかった割には読めた。けれど、みんな面白くてもそこそこで、無茶苦茶心に響くってのは、ん〜無かったかな。読む私に原因が有るのかも。ナイスを頂いた方ありがとう嬉しいです。また今月も、よろしくお願いします。2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:21冊 読んだページ数:6583ページ ナイス数:344ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1160549/summary/monthly/2024/9

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2024年10月の感想・レビュー一覧
16

かっこちゃん
ネタバレすごく良かった。大正から戦後の時代、舅が父の友人との縁で、裕福な家に嫁いだ千代と元芸者で女中頭の初衣。仲間のような、師弟の様な関係、色々な事情困難を乗り越えつつ、それぞれの人生を生きた後、再び一緒に生きる。目を失った初衣と声を失った千代。目立たぬ地味な容貌の千代と、背の高い粋な初衣。時代の中で女達がどんな風に生きていったのか、胸が痛くなる。♥美味しそうな色々な料理が、出てくる、出てくる。あ~、食べてみたい。♥「大変かもしれませんけど、二人一緒なら、どこへでもいけます。だって、生きてるんですもの。」お薦め本
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かっこちゃん
ネタバレ何となくわかったが、一つ一つは面白いと思う部分もあるのに今一乗り切れなかった。ほぼ斜め読み。脱落
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かっこちゃん
ネタバレ説明が長すぎ、何か起こっても、さっぱりわからぬまま事が広がる?ほぼ斜め読み
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かっこちゃん
ネタバレ古典、伝説を読み取る想像力を楽しんだ。人の行動言動を小耳に挟み、どう云う状況か想像を巡らす、絶体絶命の状況で、女装して妻の腰元として城を脱出し、敵陣に奇襲をかけ戦況をひっくり返して勝利をもたらした(殿である虎)と(直前に切られ死んだ卯の方)を読み解く。面白かった。現在の殺人事件の展開には重きを置いてないのでミステリーを楽しむ事は出来ない。余韻という意味ではこれからを知りたいと言う気にもなるが、あとは蛇足という気もする。季節の話と思って読んだのです。あれ?と思いつつも、結構好きだった。
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かっこちゃん
ネタバレホストの家で相手を殴り殺したとして逮捕された垂水涼香。その弁護人として持月凛子(明らかな加害者の方を持ち不当に罪を軽くしたとして、被害者の母親に刺殺された人権尊重派弁護士を父荷物)。バディは西。垂水の供述は、次々とひっくり返されていく。涼香の隠している真実とは、何か❓涼香の心の動き、ホストの鬱屈した思いにたどり着く。♥どう裁くのが正しいのか?は、難しい問題だが、きちんと真実を見つめる事から始めるのは基本。私は西の、反省の見られない男に罰を与える手抜き弁護をしたり、被害者少年を自分の人生として諭す姿勢に賛成
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かっこちゃん
ネタバレ50ツラさげて、職安に行って、「週休2日休日出勤無し、事務職なら。あ給料は30万くらい貰えれば、なんでも」って世間知らずにも程がある。もっと若くても15万は無理、とは😱社会は厳しい。さて喫茶店巡りが好きなおじさん。巡る喫茶店のメニューはどれも美味しそうだが、こんなに外食続きで、健康とお金は大丈夫だろうか?と庶民感覚満載で心配しつつ読んだ。恵まれている立場の人は、なかなか思いを馳せることは難しい。良い所と悪い所は裏表。結局心の向くまま等身大で生きるしか無い。♥亜里砂も良い子だし、生きる所見つけたね。
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かっこちゃん
ネタバレ王朝推理絵巻、千年の黙(源氏物語を書き始めた頃)、白の祝宴(彰子の出産の頃)、望月のあと(源氏物語がもてはやされる頃)、源氏供養(女房勤めを辞して後)これが最終絵巻だ。太宰府に義清と共に赴いた阿手木が、刀伊の襲来に巻き込まれ、式部は宇治十帖を書き上げる。好みとしては「望月のあと」が一番面白かったが、阿手木の周りで起きる刀伊の来襲に関連して起きるあれこれの話が面白かった。人の心は不思議だ。嘘の物語を書くと仏罰?物語を世に出すのもあっちこっちに気を使う。でも一番知りたかった時代背景だったから、とても嬉しい♥
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かっこちゃん
ネタバレ安倍晴明の幼年期、葛丸、笛の名手、後の源博雅、鶴君。賀茂保憲の幼年期、津久毛。を中心に少しずつ何かに敏感な質の三人が、巻き込みまきこまれながら、成長してゆくさまをミステリー仕立てで描いて、色々な事件を紐解いていくのは面白かった。でもまあ、皇子、皇女の多い事。おのずと母の身分により上下の差が出てくるのも仕方無いと思えた。でも平の将門が出てくるとは。びっくり。♥博雅のイメージが変わったなあ。私の持ってたイメージはどの本で描いてたものかしら?
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かっこちゃん
ネタバレ馬主。競馬。遠い世界の話のはず。なのにこんなにのめり込んで一気読みしてしまった。想像もつかない厳しい博打の世界。本業がありながら、その儲けで、競馬主として競馬に注ぎ込む。当たれば大きい。わずか3分程の勝負。馬主、牧場、血統、生産者、調教師、騎手、それぞれのチームで一丸となって馬への意思?が揃ってこそ勝負に勝てるんだなあ。二人の親父の孤独が胸に迫る。♥あの最後に描かれた有馬記念の勝負、最高です。ロイヤルファミリーの暴れる姿といななきが聞こえるようです。面白かった。
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かっこちゃん
ネタバレ読友さんのレビューに惹かれて読んだ。子供が独立した引きこもりがちの芳美。定年退職して漠然とした不安感一杯の竹下可南子(タケコ)。夫に死なれ花屋を閉めて息子達と同居を始めたがあまりの狭さに押し潰されそうな畑中香織。揃って漫画「テオ(時の旅人)」好きな彼等は同人誌イベントに参加する。何たる行動力。♥本の中、いや懐かしい漫画が一杯。バナナフィッシュ、動物のお医者さん、乙嫁語り、ほか諸々。♥アラカン女性達のそれぞれの問題事情もさる事ながら、バイタリティーに満ちた話だった。楽しかった。結構、漫画を読んでるね、私。
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かっこちゃん
ネタバレ朝は、学生の朝日がやるコーヒーとトーストが絶品の店。昼は、子供二人の子持ちで社会的活動にも忙しいまひるのやる絶品饂飩の店。夜は、何故か男にもてる不思議な魅力を持つ夜月のやるご飯漬物とお通しが絶品のスナック。フルート奏者だった父が稼ぎの為に諦めた音楽活動の代わりに遺された旧いお店。三人は仲がそうよろしくないのに、店を売却するのは全員反対。そんな訳で、面白い形態で運営されている。訳ありだけど、それぞれに美味しい。厄介だけど、心の何処かで支え合ってる。描かれる女が駄目駄目女も含め愛おしく可愛い。面白かった。
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かっこちゃん
ネタバレ桓武帝が誕生する時代から平清盛の時代迄。何れも西の葛野川(桂川)、東の賀茂川に囲まれた平安京(京都)の物語。平城京を嫌い、不思議な運命で帝となった桓武帝。「人は人を呼び、やがてその土地には地霊が力を張っていく」木を育むように長い年月をかけ、戦乱の無い都を作り上げたのに、清盛が綻びを作ったという、常盤や内野(何れも自然に関する名)。♥古来より山背にあった二つの国、兄、秦(海)渡来の一族の国と、朝廷に恭順した弟(乙訓)、多治比一族の国。巫女達や権力者達。長い年月、あたかも縄を編むような古代物語に興味が尽きない
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かっこちゃん
ネタバレホラー駄目なのに、こんなにはっきりした幽霊たんの旦那の本、先に読んじゃった。妻をなくし、色々壊れて365日勤務の様な報道部新聞記者を辞め、女性雑誌の記者として読者投稿をもとに心霊ネタの取材を始める。他殺として片付けられた名も判明しない被害女性を追いかけていくと、思わぬ展開が待っていた。その事実が形を見せ始めるまでものすごく面白かった。見せ始めたと思えばあとはあれよあれよでちょっとだけ贅沢な不満。でも彼女の人生と最後の力を振り絞って、あの踏切に来た思いを知れば、只只切ない。帰りたかったんだろうなあ。母の元に
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かっこちゃん
ネタバレえ〜、町奉行が、家職なの?おかしなところに引っかかった。父、藤左衛門がちゃんと手続きを踏んで致仕し失踪した。で、18歳の息子、総次郎は、いきなり町奉行。名奉行と評判の高かった祖父左太夫は、老舗の(賢木)で居候? 凡庸な父は、起きた事件の中でどんな立ち位置にいるのか?誰が黒幕?「みっともない。隠居した身で」といいつつ陰で支えようとする祖父と、なべて、そこそこの友人武四郎の存在が良い。最後の北前船の章以降は目の回るような展開だ。♥切腹前のあの達観ぶりはいいなあ。見物料と言うのも良。拗れた関係への修復案も良い。
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かっこちゃん
ネタバレ如何にものほっこり系読書です。20才の女の子。大学に行っていたのを中途退学、大好きなおばあちゃんを含め、買い物弱者を救う為、移動販売を試みます。既に移動販売をしている父の古い友人古館正三について回りノウハウを学んだ葉山珠美。小学生で母を失くした珠美は、後妻のフィリピン人のシャーリーンに対して、父の妻として認めていてもまだ母と呼ぶにはわだかまりを感じている。友人の車屋の常田壮介、ひきこもりのマッキー松山真紀。まあ推測の出来る良い話だが、♥最後の正三さんの話で一気に謎が解けたり明日が見えたり。いい話だった。
が「ナイス!」と言っています。
かっこちゃん
ネタバレ面白かった。大阪府警泉尾署捜査二係の新垣遼太郎と上坂勤のバディ。沖縄の互助組織模合の仕組をうまく利用して持ち逃げした男比嘉を追う二人は、沈没船から景徳鎮等を引き揚げ大金を得るというトレジャーハンターへの出資詐欺を探り当てる。分厚い本で繰り広げられる細切れな情報で推測して動きふられるという丁寧な積み重ねは、面白かった。間に挟まれる美味いもの。勤ちゃんの痛風。遼ちゃんの彼女達とのうふふ。上司の宇佐美のあけすけな魂胆嫌味。ある意味、なんかあまりな現実感がプンプン。黒川さんらしい本。でもこれは太る。金も掛かる😅
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/08/10(1566日経過)
記録初日
2020/08/10(1566日経過)
読んだ本
1195冊(1日平均0.76冊)
読んだページ
381189ページ(1日平均243ページ)
感想・レビュー
1164件(投稿率97.4%)
本棚
374棚
自己紹介

文字が書いて有れば何にでも食いついてみる、ダボハゼです。図書館から借りるのが、半分以上です。心ならずも再読して仕舞うと、愚痴ったら、読メで記録する事を息子に勧められました。記録の積りの拙い文に、反応を貰い、おお、これが世にいうイイネなのかと、喜んでいます。面白い本を教えて下さい!

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