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2025年12月の読書メーターまとめ

やすらぎ
読んだ本
67
読んだページ
4073ページ
感想・レビュー
67
ナイス
10682ナイス
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2025年12月に読んだ本
67

2025年12月のお気に入り登録
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2025年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

やすらぎ
人間は熟考しているとき、心は潤っているのだろうか。結論が出ないとき、目的を達成できないとき、枯れていくのだろうか。希望を託した鳥、罪人の裁き、青条の蘭と凍える指、微かな望みの四編。人間の生きる意味とは、命の尊さとは。数多の生命を支える自然への畏怖を覚える。滅びなければ再生はないのかと。守るべきを失った者の行く末は、戻る場所さえない者の安住の地とは。希望と絶望が渦巻く社会は我々が作り出している。これまでの十二国記は王や麒麟など上に立つ側の視点が描かれていたが、本当の苦しみは民にあることを記しているのだろう。
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2025年12月にナイスが最も多かったつぶやき

やすらぎ

おはようございます。先月は秋の本とクリスマスの本を多めに読みました🎅2025年11月に読んだ本:57冊✨️3444頁✨️9650ナイス⭐️読んだ本はこちら→ https://bookmeter.com/users/1170163/summary/monthly/2025/11 今年も残り1ヶ月、あっという間ですね☃️街は星屑のよう🎄軽やかなメロディとともに笑顔があふれますように⭐️皆さんと一緒に読書が末永く続けられますように⭐️平穏な日々が訪れますように⭐️ちいさなてのひらでもしあわせはつかめます🎁

おはようございます。先月は秋の本とクリスマスの本を多めに読みました🎅2025年11月に読んだ本:57冊✨️3444頁✨️9650ナイス⭐️読んだ本はこちら→ https://bookmeter.com/users/1170163/summary/monthly/2025/11
今年も残り1ヶ月、あっという間ですね☃️街は星屑のよう🎄軽やかなメロディとともに笑顔があふれますように⭐️皆さんと一緒に読書が末永く続けられますように⭐️平穏な日々が訪れますように⭐️ちいさなてのひらでもしあわせはつかめます🎁
よ香
2025/12/06 17:57

やすらぎさん、今月も宜しくお願いします🙇

やすらぎ
2025/12/06 22:31

よ香さん、よろしくお願いします✨️あと一ヶ月、本を読みましょう!

が「ナイス!」と言っています。

2025年12月の感想・レビュー一覧
67

やすらぎ
寒い夜に森のみんなはひとりずつで住んでいる。それなのにストーブが壊れてしまって、もう寒くてたまらない。このまま眠ってしまったら危ないし、そんなときはどうしたらいいのかな。暖かそうなところがあったかな、そこに寄せてもらえないかな。例えばどこかな。近くに暖炉のあるお家があればいいのだけど、そんなところはないし。絵本を読んで、この表紙の本当の温かみを知りました。みんなでぬくぬく。うさぎの冬毛は密度が濃いから内からほんわかして気持ちいいよね。みんなで一つになって、親しみや安心感が生まれて、いつもより深く眠れたね。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
極寒のシベリア、勾留の記憶。絵が上手かったからだろうか。イルクーツクのスケッチ取材に行くことになった。1949年夏に帰国、検閲から漏れて一部を持ち帰れた。記憶をたどりスケッチした作品を加え、この一冊が生まれた。現地で描いた水彩画は風合いが異なる。筆の走りだろうか。作品には言葉にならない世界が広がっている。仲間はついに帰国できなかった。供える物もなく二人でつとめる通夜、明日は我が身。争えば勝敗関係なく被害者が出てしまう。安田清一さんは言葉を残している。一日も早い恒久の平和が実現される日の来る事を切に願うと。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
こねこね、ぺったん、ぺたぺったん。ぺたぺた、ぺったん、ぺたぺったん。おじいちゃんとねこちゃんのリズミカルなセリフの掛け合い、声に出して読むと愉快になれる絵本。もちもちのお餅のかたちは自由自在。杵を振り上げるとあら不思議。びよーんといろんなものが生まれてくる。ドキドキワクワク、次は何が出てくるのかな。白いうさぎがあらビックリ。臼に入っているお餅の量をはるかに超えるほどのお餅はどこから来たの、絵本を埋め尽くすほどで最後の方は何でもあり状態。こんなに大きなお餅を家族みんなで啜っているけど、喉を詰まらせないでね。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
くろまめ、かずのこ、たづくり、なます。なんでおせち料理に入っているの。かまぼこは紅白で縁起がいいからなのは何となく分かるけど。こぶまきは、こんにゃくは、きんとんは、理由を全部言えるようになれるかな。私の大好物、だて巻きは昔の本。本を読んで賢くなれますようにという願いからだったのですね。海老さんはまあるい背中。末永く元気でいられますように。読み終えて表紙に戻ると、一つひとつの思いが伝わってきますね。昔の人が考え尽くした食材が詰め込まれた三段重。この絵本に出てくるものを食べていれば、自然と健康でいられますね。
もんらっしぇ
2026/01/01 17:33

やすらぎさん、あけましておめでとうございます<(_ _)> 共読にて嬉しゅうございます。私はこれを眺めてお酒飲んでますw

やすらぎ
2026/01/01 18:33

もんらっしぇさん、あけましておめでとうございます🎍おせち料理のように、この絵本も無駄がなく洗練されているから人気なのでしょうね。本年もよろしくお願いいたします✨️

が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
お正月休みの懐かしい風景が綴られている。ひろくんとゆうちゃんが両親と一緒に、お爺さんとお婆さんのお家に出かける絵本。お兄さんのひろくんに負けないように、ゆうちゃんもいろいろと知っているしできるんだよアピールが微笑ましい。大掃除をして、庭で障子紙を張り替えて、少しずつ近づくお正月の高揚感を描いている。家族総出、石臼で打つ餅の香り、ひとりで杵を使えるかな。温かいうちに鏡餅とあんこ餅を作って、大晦日の買い出しへ。その後は銭湯へ。本題の通り、もうすぐお正月。心も体も清めましょう。温かな家族の姿にほっこりできます。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
おもちのきもちになってみたらどうかな、かがくいひろしさんの視点はいつも愉快。画風も独特で、見ればすぐに作者がわかる。登場する物に意思を持たせるのが得意で、今作も何が起こるのかという期待感。この絵本がデビュー作だったのですね。そこから4年で16冊の貴重な絵本を残してくれました。私たちからしたら美味しいものを食べたい一心で、もち米をコネコネしているけれど、おもちにとっては大変なことみたい。いきなり熱い思いをさせられて、頭をビシバシ叩かれて、潰されたり千切られたり。終いには食べられてしまうのだから。オチも素敵。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
年末の大掃除の絵本かと思ったら、長い冬を越えて迎えた春日和のお話でした。学校でやったら先生に怒られそうな、誰もがあこがれる掃除の仕方をここに描いてくれている、中川李枝子さんと山脇百合子さんの名コンビ。一冬越えたら掃除道具がボロボロになっていたのは誰の仕業かな。モップも使えずにボロ布を代用するまでは良かったけど、名案が浮かんでそれはそれは楽しくなってしまって。部屋中のホコリが舞い上がって、読んでいてクシャミが止まらなくなりそうで。ピカピカのお部屋で飲んだ紅茶とにんじんクッキー、さぞかし美味しかったでしょう。
FOTD
2025/12/31 09:08

やすらぎさん、いつも素晴らしい感想を読ませていただいております。体調の完全回復を遠くから応援してますよ、パワー送ります😄 良い年をお迎えください〜♫

やすらぎ
2025/12/31 09:35

FOTDさん、パワー届きました💪✨️ありがとうございます。空腹は感じるようになったので、もう少しですね。健康第一ですね。良いお年をお迎えください🎍

が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
庭の手入れをしたり、散歩中に蜂に刺されたり。そういう時に痛みを和らげる応急手当を紹介している本。刺された個所に針が残っていたら、つまんで抜くのではなく指先ではじく。患部をつまみ洗いしてもいいけど、口で吸い出すのは駄目。蚊に刺されたら爪でバツ印を付けるのも当然駄目、わかっていてもやってしまうけど。グロテスクな写真もあるので、虫や血が苦手な人は恐る恐る読みましょう。特に後半はリアルな写真が多すぎて、遠目から呼吸を止めて読みました。なんで虫や爬虫類って気持ち悪く感じてしまうのでしょう。彼らに罪はないはずなのに。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
とにかくやる気のないごさく。お腹が空いてもなにもしない、誰も訪ねてこない、別にそれでいい人生を送っていたのに、ある夜に声が聴こえてくる。小豆をくれぇ。うるさくて眠ることもできずに隣家からもらってきて与えてみると、驚きの展開に。ごさくの人生にとって最後の救済の機会だったのだろう。そこで得た幸運をどう活かすかを考えることもできずに道連れとなる。畑を耕しもせずに作物に恵まれることはない。他者のためを思わずに助けてくれる人はいない。努力もせずに富に恵まれることはない。それなのに人間の欲望は暴走する。教え諭す一冊。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
お正月にピッタリの絵本。ばばばあちゃんがストーブの上で焼いていた最後の餅を、子供たちの目の前でパクっと食べちゃって、みんな大慌て。食べたいと騒ぎはじめて、それならお餅を作りましょう、いつもの展開になり餅米を炊くところから始まります。ボウルとすりこぎでこねたお餅を、丸くしたりウサギにしたり、ワイワイしながらいろんな形のできあがり。味付けもあんこやきな粉の定番からお菓子まで。胡桃ダレ胡麻ダレも作って本格的。中部地方に伝わる五平餅や、信州伝統の凍り餅が出てくるあたり、長野県にルーツのあるさとうわきこさんらしい。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
587年に飛鳥で起こった丁未の乱により日本で火葬が広まる。しかし、火葬、風葬、土葬は長く併存していた。本書は火葬を歴史から読み解いていく。江戸時代に火葬場は迷惑な施設となる。明治に2年だけ火葬禁止となったが、感染症の影響で火葬が主流に戻る。しかし、政府は富の集まる寺から火葬場を切り離すこととした。明治以降に個人墓や夫婦墓から先祖代々の家制度になった。故人が亡くなった証、戦場後の遺骨収集をしているのは日本人だけという。火葬後の拾骨も世界的には稀という。日本では死後すぐに火葬をする。新たな気付きが多々あった。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
作者が生み出すキャラクターはふわふわもふもふしている。加藤絢子さんはスペインで絵本作家デビューをして、「そうじきのなかのボンボン」に続き、日本2作目が「しっぽのぽっぽ」。表紙をよく観ると、ぽっぽがこっちを向いていて、物語はかわいい場面が続く。ボトボタさんと一緒に住む世界は、穏やかでやすらぎの風が吹く。絵本を読み終えると浮かんでくる言葉。この世界にはやさしさが足りない。自身のわがままで誰かに哀しみや苦しみを与えないように。慌てなくても無理しなくてもいい。離れれば寂しくて、寄り添えば温まる。みんなそうだから。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
これはこれは、作者の思いのまま上手くやられました。そうきたかと。海のゴミや海洋プラスチックに悩み苦しむ魚たちの訴えかと思って読み進めていると、まさかの仕掛け絵本。そのシンプルさに油断していました。本のタイトルをしっかりと読めばよかった。かなしみのうみを、もういちどみてごらん。だからといってハッピーエンドでは終えられない。これからの人間たちの行い次第で海の環境は左右される。人間は美しい景色を守りたいと思う。失われつつある生命を残したいと思う。その気持ちを大切に生きていきたい。目の前にもできることはあるから。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
視力は人間にとって大切なもの。あれっ、おかしいな、うさぎさんの絵の色塗りがうまくいっていないな。弱視の早期発見を目的として、楽しみながら気づくことができるように作られた絵本。視力検査で使われている、ランドルト環の切れ目が見えているのに答えられない子供もいるという。ドーナツのかじられた場所ならわかるよね、いろいろと考えられて作られている。子どもは今の見え方が日常だから、少し見えづらいはずなのにこんなものかと感じている。8歳くらいまでが視覚発達のリミットとのこと、にじんだりしていないか、早めに確認しましょう。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
ジュエリーボックスのように輝く、恋するクッキー缶図鑑。バターたっぷりの無添加クッキーも美味しいけど、なんといっても缶を集めるのが楽しくなる、この本を読んでしまったら買いに行くしかないでしょう。九谷焼作家とパティシエコラボの花紅はお洒落で、缶を開けた瞬間から華やかな香りが立ち上りそう。デザインやユニークな形、大人味や大切な贈り物として、それぞれの章ごとに紹介されている。スワンクッキーやロバクッキーも可愛いな。この本を買うかクッキーを買うか。最後にはショップリストもあり、オールカラー本にワクワクが止まらない。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
縁起物の福だるまから始まる絵本は開いているだけで幸福になりそう。達磨大師が座禅を組む姿。だるまの顔に描かれた、鶴と亀。日本に受け継がれているいろんなだるまが紹介されている。頁を捲ると、商売繁盛の福助やアメリカ生まれのビリケンも出てきて愉快。縁起物のオールスター本。千両万両、福寿草、縁起のいい植物や、季節ごとに祝われるお餅のラインナップもあり、楽しい絵柄とともにうんちくが詰め込まれている。もちろん、お節料理や正月行事の紹介もあり、48頁もあるので盛りだくさん。一年中いろんな祝い事があって全部は覚えられない。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
動物と一緒に過ごしている人は共感する始まり。毎朝の挨拶は、ごはんちょうだい。時計を見ているわけでもないのに不思議なほど同じ時間に起こされて、早く起きて、ごはんの時間だよ、食べるまでは落ち着かないよね。おはよう。この絵本のおじょうさんは動物病院で出会ったねことの日常を描いたもの。うちにいるうさぎのおじいさんも毎朝そんな感じで、お腹を空かせた姿が目に浮かぶ。もしあのときに会うことがなかったら今頃どうしていたの。そんな言葉に触れると涙腺が緩んでしまう。回想するように感謝を伝えていて、とても切なくなる素敵な絵本。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
名探偵はだれ、オレ。自信満々の少年が今日も街の中で起こっている問題を解決に導いていく。どんなに小さな事件でも、そこには真実があるはずだから。この絵本は謎解きをしながら楽しめる。しっかりしたオチもあって、それがまた素敵な内容で、謎解きが困難なほど予想を超える。大人っぽい雰囲気をなんとか作りたいと思っている少年の素顔が見えて、とてもキュンキュンした。もしかしたら、名探偵よりもその助手の方が何枚も上手かもしれないね。絵本作家の澤野秋文は独特の絵を描き、個性的な作品が多いようなので、もっと追いかけてみようと思う。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
本題の通り、うろおぼえ一家がお出かけをするけど、途中で何がなんだかわからなくなる。明日は行くのが楽しみだね、朝になると何を楽しみにしていたか忘れてしまう。でも気持ちはいつも楽しくて。家族全員がこんな状況で日常生活はどう過ごしているのだろうと、面白さより不安が募ってしまうけど、いつも前向きな姿が微笑ましい。本当に行きたい場所に行けなくても、着いた場所が行きたかった場所になっていて純粋に楽しんでいる。何度同じ映画を見ても楽しめるし、幸せなのかもしれないし少し残酷なのかも。周りの人の協力もあるから何とかなるね。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
今では考えられないことを昔の人は大胆にやっていた。この絵本に描かれている話は実話で、こんなことをしたらたくさん迷惑がかかるし、いくらお金がかかるかわからないし、バラバラになって失敗するリスクが高すぎて、誰もやらないだろう。アメリカアイダホ州の山を掘った犬の土から見つけた銀の欠片。その土地を売った者と買った者、金持ちにも貧乏にもなり、危機が訪れては哀しみに浸り、結局は誰の人生も順風満帆、そういうものなのだろう。特別でも平凡でもいい、幸福を探しながら生きている。ミラーさんちは湖の畔で今も暮らしているのだろう。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
秋田の国、横手の町が舞台の絵本。かまくらは正月の楽しみ、昭和47年の作品。斎藤隆介さんの伝統を語り継ぐ記録、赤坂三好さんのエッチング画法で描く、降り積もる雪の景色がたまらなく美しい。幻想的でありながら現実的であり絵画集のよう。そう、牡丹雪は大小入り混じりながら、ときに吹き上げるように降り積もる。真っ暗な夜空を見上げると、その眩しさに吸い込まれていくよう。かまくらを訪ねてきた者、その後を追いかけてやってきた者。静寂がさざ波立ち荒れ狂う。過ぎ去れば静寂に戻り笑い合う。甘酒を囲み温まり、感情の動きを大胆に描く。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
夢見た未来、目の前の現実。人は正しさを知らないまま歩むしかない。そして必ず迷い始める。理想が叶わないと気づいてしまったとき、絶望に打ちひしがれる。叶ったとして幽夢の先は終焉かもしれないが。心の傷は誰のためでもなく自らのために刻まれる。苦悩した姿を見せなければ、人を非難しても何も成し遂げられない。即位する者、退く者。主上に背き月光を浴びていていいのか。国が傾けば誰もが苦しむ。作者の小野不由美さんの世界はどこまで広がるか。いくつもの国を創造し、数多の過去や未来を読者の記憶に刻みつけ、彼女こそ天帝なのだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
ひとつぶのしずくの冒険。しずく、それはすべての生き物にとってなくてはならないもの。シンプルな構造のはずなのに、あらゆるものに受け入れられている、生命の誕生を助けれてくれたもの。潤いを与え空へ昇り、恵みの雨となる。しずくの視点で子どもたちの想像力を養う貴重な絵本。しずく、そのちいさな存在が弾け飛んでしまったら、もうひとつには戻れないのかも。しずくが汚れてしまったらどうしよう。しずくが消えてしまったらどうなるの。なぜ哀しくなってしまうの。いつまでもきれいでいてほしい。透き通っていて。そんな思いを抱いてしまう。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
人間も巨人も、体内にある心の大きさは同じなのかもしれない。人間だけでなく小人やあらゆる生き物にも心があり、掴むことも逃すことも、近づくことも離れることもあるのに、それがどんな形をしているかは誰も知り得ないままでいる。凍るほどの寂しさを溶かすために誰か居て欲しい。それを叶えたはずなのに、孤独が癒えはしない。孤独だから寂しいわけでもなく、寂しいから孤独なわけでもないから。楽しさや温かさ、すべてを移動させたはずなのに残ったもの、それが探し続けてきたものなのだろう。そこに言葉は要らなかった。ただそこにいるだけで。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
月が地平線に沈んだ後を描いたこの作品は、想像力を培うことの大事さを教えてくれる。長新太さんの絵本は、言葉では伝えられない想いが伝わってくる。私しか知らない場所がここにある、それは心の支えのように。誰もいない大きくて深い森。誰も知らないほど奥にある湖。そこに映り沈みゆく月。追いかけて、地平線まで走って、見てはいけなかったかもしれないその姿。浮かび上がる月。誰にも伝えてはいけないはずの不安。楽しそうな月。新しい世界に踏み入れてしまったざわめき。またいつ逢えるのかはわからないけれど。ユーモアが思考を豊かにする。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
毎年、クリスマスイブになるとプレゼントを配って、終わればまたプレゼントを用意する一年が始まる。サンタクロースは特に疑問を持たずにそんな生活を繰り返している。なんで祝う必要があるの。なんでツリーを飾る必要があるの。エルフはその考えを不思議に感じて近寄ってくる。サンタさんなのに、なんでクリスマスにワクワクしないの。なんとかハートに火をつけられないかな。ねえ、なんでうれしくないの。なんでツリーを飾らないの、きれいだよ。寂しさに気づくことで楽しさやうれしさの大切さが沁み入るのだろう。サンタさん、メリークリスマス。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
郵便屋さんが届けてくれたもの、それはみんなが待ち望んでいた手紙。絵本の中から趣向を凝らした手紙がたくさん届いて、物語の中に読者が引き込まれていくような仕掛け絵本。ページを捲るたびに、次はどんな手紙が出てくるのだろう、その期待を超えていく高揚感。なんて絵本なの、これは子どもたちが読んだら大喜びだろう。ゆうびんやさんが愉快にしていると、周りの人たちも喜んで歓迎してくれる。サンタさんのお家に届いた手紙がとても芸術的だった。クリスマスカードに込められた思い、クリスマスツリーのきらめく夜、今このときを大切にしたい。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
のんびりすぎて困ったサンタクロース。クリスマスはとっくに過ぎて、もう大晦日の夜の年越しそばも食べ終わって温まったのに、ようやくよっこいしょと立ち上がる。こんなときに誰にプレゼントを配るのだろう。付き添っているトナカイも相当ののんびりやで、あらあら困ったもの。そりも使えなくてどうするのだろう、まさかの展開へ。のんびりすることは、どこかで悪い事のように感じてしまうけど、そんなことはない。最低限やらなければいけないことをやれれば大丈夫。何もしない日があるって大切なこと。このサンタさんはほぼ毎日そうみたいだけど。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
街を歩いていると、いろんなクリスマスツリーが飾られている。なんて綺麗なのだろう。それぞれに特徴があり、赤くきらめき、黄色に輝き、光が消えると青く灯る。光瞬く足下にはツリースカートが敷かれ、プレゼントを集める。この絵本はツリーの飾り付け方が描かれている。見上げる人々が手と手をつなぎ、この幸福がずっと続いてほしいと願っている。人と人はすれ違うことも、助け合うこともできる。言葉によって、傷つくことも愛し合うこともできる。同じの星を見つめて、仲直りすることも慰め合うかともできる。素敵なクリスマスになりますように。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
絵本に描かれているように、冬眠する生き物はクリスマスを知らないのかもしれない。そんな視点のお話は初めて。ムーミン一家もこの時期はいつも冬眠中だからクリスマスを知らなくて、その楽しみ方も教えてもらわなければわからないし、なぜか怖がってしまっている。突然ヘムルに起こされてしまって、これから何が起こるのだろう、誰がやってくるのだろう、もしかして災いなのかと。みんなの真似をして飾りを付けて、料理を作って数多の光を灯して、目の前には白銀の景色に浮かび上がるツリーが咲いているのに、結局は静かな眠りについてしまうのね。
宵待草
2025/12/25 14:45

やすらぎさん Merry Christmas!🎄🎅 36冊目の共読本に、此の美しいクラシック・ムーミン絵本が加わり、嬉しく思います!💓 今ほど拙いレビューを掲載した処です。 素敵なクリスマス! & 穏やかな、健やかな、年末年始!🎍をお過ごし下さいね!💫 何時も有り難うございます!🙋 宵待草

やすらぎ
2025/12/25 20:01

宵待草さん、メリークリスマス🎅共読36冊目ですか。うれしい限りです✨️感想拝見しました。ムーミンの背景を教えてくださりありがとうございます🎄こちらは明日で仕事納めです。1年間よく働きました🤭クリスマスを楽しんで☃️良い年を迎えましょう🌅

が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
たった16頁の絵本だけど、優しさや助け合いがいっぱい詰まっている。今作もバーバパパが自由自在に形を変えて、誰かのためにありたいと思っていて心地よい。バーバモジャやバーバブラボーはそりを引いて、バーバベルやバーバズーは飾り付けようとする、登場するキャラクターはみんな喜びの中で生活している。バーバパパはみんなのためにモミの木を探しに行ったんだけど、そこにも大切な生命の営みがあることを知る。自身の喜びのためにどこかで哀しみが生じているかもしれないと。大切なことを見失わないために物語は存在しているのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
マイケル・ボンドが生み出した、異国からやってきたパディントン、クリスマスの物語。時代とともにいろんな方が描いているけど、R.W.アリーさんの絵柄は抱きしめたくなるほど可愛すぎる。ねえ、デパートに行こうよ。もうすぐクリスマスだからサンタクロースが来るんだって。冬のワンダーランドもあるし、大好物のマーマレードも作っているかも。この抑えきれないワクワク感、子どもの頃を思い出す。何であんなにきらめいていたのだろう。オーナメントや人々の表情や服装まで、細部を丁寧に描いていて、鮮やかな色使いに高揚感が満ち溢れている。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
猫と人が少しでも気持ちを通じ合えるために本書は助けとなる。過敏な猫との付き合い方が多く紹介されていて、なぜうちの子が神経質なのかわかるかもしれない。私たちと違うのは生粋のハンターであること、常に獲物を狙っている。その欲求を受け止めるやり方は参考になる。神経質な人間との付き合いのように、気が立っているときは刺激しないでお互いが穏やかな日々を過ごすために、丁寧な関係構築が大切。獣医師の著者がポイントを教えてくれる。飼い主もストレスを溜めないように、高くて丸みのある所、隠れられる所、安全な場所をたくさん作ろう。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
街の大通りの見上げるほどのツリーに憧れている少年が、お家に帰ってクリスマスの準備をしていると、去年もらったプレゼントの箱の中から聴こえてくる不思議な音。そっと蓋を開けてみると、あらびっくり。ファンタジーな世界は時空を超えて感性をくすぐる。冬の森を舞う流星が地面に触れると溶けてしまう、そんな想像力も夢あふれる。クリスマスのたねを蒔くと何が育つのだろう。数多のツリーを飾るお話には、モミの木を幹の途中でバッサリ切ってしまうものもあるけど、根をつけたまま土に戻す、成長や再生を描く姿に慈しみを感じる。すべてに愛を。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
北の果てにはたくさんのサンタクロースが住んでいて、そこでは1年を通じてクリスマスの準備をしているんだ。2月は子どもたちからのお礼の手紙に目を通す時期。来年は何を贈ろうかな、この星のみんなの希望がここで伝わっていくんだね。5月になると陽気が戻り過ごしやすくなってくるから、身体測定をやるんだ。健康でないとみんなにプレゼントを配れないからね。そんな面白い設定の絵本だけど、一押しは絵。黒井健さんの画風は、春の爽やかさ、夏の眩しさ、秋の切なさ、冬の静けさ、どの季節にも平穏を漂わせ、聖夜を駆け巡る空も幸福に満ちます。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
このお話を読んでようやく、なぜこの場面が表紙に選ばれたのかを知った。絵本好きなら誰もが見たことのある、右胸のボタンが取れてしまった、くまのコールテンくん。今作では少しやりすぎてしまって、夜が明けた後に従業員さんを困らせてしまったけど、それほどなんとかしたかったのだろう。この絵本の少女と出会うまでの場面が、数十年後に出版されたクリスマスバージョンで描かれていて、コールテンくんの願いが長い年月をかけて届き、読者の心を熱くする。これからはずっと一緒にいられるね。ハグから伝わってくる気持ち、寒い季節に温まります。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
人間は都合のいい方に捉えるもの。意見の合う人を正しいと考えるもの。決断の先にあるものが望み通りかは別として。行くべき道が見える。若干十二歳の旅立ちは後悔しないためか、恭国の民を救うためか。確信があるわけではないが、向かうしかないのだろう。黄海には先人の歩みが刻まれている。頑丘と利広に導かれるままに。進めば道中で誰かの命か落ちるが、進まなければ数多の災いが降りかかる。すべてを守ることはできない。その葛藤の中で珠晶はもがき苦しむ。しかし、自身に危険が迫れば誰よりも助かりたいと祈ってしまう矛盾に、世を熟慮する。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
プレゼントを配るのは寒い夜だから、体を芯から温めたいのはわかるけど、トナカイのソリに乗るサンタさんが濃いお酒をたらふく飲んで、飲酒運転してしまっているのにびっくりした。凄いスピードだったけど、空を移動するから大丈夫なのかな。作者が誰だろうと思って見てみると、いつもと少し画風が違うさとうわきこさんの絵本だった。お話の中の気のいいサンタさんはプレゼントを配り終わったのに、なぜかソリの荷物は増えていく面白さ。北の国の大きな家に住む奥さまがばばばあちゃんに似ていたけど、もしかして旦那さまはサンタさんだったのかな。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
黒い背景に浮かび上がる鮮やかな色の数々。真っ暗な夜に、まんまるで真っ白な雪がふうわりとおりてくる。街に出かけた少女が道端で拾った、片方の赤い手袋。それはきっとサンタクロースが落としたものだよ、幼心に響いてくる。でもどこにいるのかな、どうやったら渡せるかな、わからない。そんなときに閃いた場所で見たものとは。冬の景色は澄んでいるから、どんな遠くまでも見渡せる。その清らかさが希望であり、純粋さであるよう。早く行かなきゃ、読者も一緒にドキドキする姿が目に浮かぶ、三浦太郎さんの絵本はおもちゃ箱のようで愉快になれる。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
ウクライナ民話のてぶくろを、ジャン・ブレットが縫い目まで丁寧に描いたもの。画風がリアルではち切れそうで、伸びきってしまいどうしょうもなくなった姿を見事に描いている。大まかな話の流れは他の絵本と同じだけど、登場人物が違っていたりする。雪の上に落としたら見つからないからお婆さんはあまり賛成しなかったけど、ニッキはどうしても真っ白のてぶくろが欲しくて、やっぱり落としてしまって物語は進んでいく。こちらの作品も「ぼうし」と同じで、左右に配された手袋の形をした窓の中で同時に物語が進んでいてユニークな作りになっている。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
作者のジャン・ブレットは、浮き出るような動き出すようなリアルな絵を描く。本編は、洗濯物が風に飛ばされて落ちて、紅白ノルディック柄の大きな靴下に興味を持ったハリネズミが顔を突っ込んで、どうやっても外れなくて右往左往する、でも似合っていてかわいいお話。一度読み終えた後に、なぜこの絵本から高級感漂っていたのか振り返ると、すべての頁が縁取りされていた。左右に配した鏡に映る動物の姿と上に配した洗濯物が風になびく動きが、本編と同時に物語を進めていて、何度も読み返せるように作られていたのだと気づく。手の込んだ一冊です。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
クリスマスの絵本の中には稀に、子どもたちの夢が壊れるものもあるけれど、これは夢ふくらむ。だって、パパがサンタに会えたのだから。内緒だよって。元々この作品は約200年前に病弱の娘の笑顔を見たくて読み聞かせた詩に後から絵を載せたもので、このイメージが今のサンタクロースの一部を形作ったと言われているそう。白く長い髭、大きなお腹、煙突で煤だらけになり、パイプをくゆらせ、ブランサー、ヴィクセン、コメット、トナカイの名前をリズミカルに呼んで指示を出す迫力も読み聞かせならでは。語り継がれてきた物語に巡り合えて幸せです。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
クリスマスは大人にとっても喜びだけど、子供にとっては一大イベント。たくさんの買い物をして、早く家に帰って準備をしなくちゃ、オリビアの気持ちは焦っている。ツリーを綺麗に飾って、雪が降らないかなと空を見上げて、料理をたくさん手伝って、みんなで歌って、暖炉の前にはクッキーを置いて。だって、おもてなしをしないとサンタさんは来てくれないんだって。かわいい。大忙しのイブで疲れきっているはずなのに、まだかなと待ちわびる、でもいつの間にか目を閉じて朝を迎えていて慌てて飛び起きる。子供に流れる時間はかけがえのないものです。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
ちいさなエリーちゃんが特別でなく、いぬのハリー、ねこのヒラリー、うさぎのアリスと同じ視点で描かれていて、いつも仲睦まじくしている姿が目に浮かぶ絵本。雪が降り積もる朝、ホットココアをみんなで囲んで、クリスマスツリーの飾り付けをはじめると、あれれ、てっぺんの大事なものが足りないね。深い森にちいさな足跡がついていく。宝石のようなきらめきを見つけられたかな。サンタさんに奇跡的に出逢えたときに、驚いていないエリーちゃんが愉しい。せっかくの機会なのだから、もっと欲しいものがあったんじゃないの、その一途さが微笑ましい。
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やすらぎ
高くて尖ったお鼻は人参で、青空色のような長いマフラーを巻いてもらって、虹色のような暖かな帽子をかぶせてもらった、みんなの人気者で元気いっぱいなベルギー生まれのゆきだるま。まん丸をふたつ重ねた形ではなく、着ぐるみのような姿がちょっと変わっていて、いつも黄色いことりと一緒、穏やかに過ごしている。今日も明日も、この季節を精一杯楽しみたい、そんな気持ちが伝わってくる。それは、春が来れば数多のしずくとともに溶けてしまうから。笑うことも哀しむことも愛し合うことも、夜の空を見上げることもそう。今しかできないことだから。
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やすらぎ
あんた、サンタじゃないよね、本当にサンタなの。困ったサンタの事例が集められている。特別な日、誰もが覚えているはずのクリスマスイブを間違えてしまったり、ついついお酒が我慢できなくてBarに立ち寄ってプレゼントを配るのがどうでもよくなったり、気づかれないように枕元までたどり着けたのはいいけど耳元で突然大声で歌いはじめて子どもを起こしてしまったり、こまったサンタばかり。さすがの佐々木マキさん。みんなその存在を認めつつも触れないように生活しているのに、こんなに堂々とされると逆に偽物かなと思ってしまう、本物なのに。
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やすらぎ
どんなお話だろうとページを捲ると、ニコラはひとりぼっち、孤独を感じていてクリスマスに友達が欲しいと、ベランダで三日月とお星様に祈っている後ろ姿から始まる。そして次のページを捲ると大きく雰囲気が変わり、高い空でひとりぼっちのうさぎのお話となる。このニコラとうさぎのつながりはなんだろう。風と雲、その繊細で儚い関係性を描く、アンドレ・ダーハンはロマンチストなのだろう。他の作品からもその想いが伝わってくる。光のカーテンをくぐった後の景色を、こんなにも愛に包まれて眩しく温かさを描ける、素敵な感性をお持ちの方である。
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やすらぎ
クリスマスの絵本はとても多いけど、プレゼントを配り終わった後の帰り道を描いたお話は珍しい。夜明け近い銀世界に聴こえてくる鈴の音。森の広場でひと休みするサンタさんが見つけた3つのものはなんだろう。昔の作品は予定調和で終わらないものが多くて面白い。1977年に出版されたこの絵本のオチ、今ならちょっと嫌だなと思う読者もいるのかな。大きな白い袋の中はもう空っぽなのに、何かを渡したい。絞り出したアイデアで作ったもの、それは洞に棲む生き物にとってとても大切なもの。誰に渡したのかな、その答えは表紙にヒントがありますね。
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やすらぎ
おもちゃ売り場に陳列された、きれいなピンクのドレスを着たお人形や、たくさんの人を乗せられる大きな乗り物、ふんわりした白いうさぎのぬいぐるみ。クリスマスが近づくと子ども連れのお客さんが増えてきて、そこに一緒にいるコールテンくんもドキドキして待っている。選ばれるかな、次は選ばれるかなと。夜になり誰もいなくなって、切なくなってしまって。なんかいいものないかな、ぼくにも似合う洋服があるはずなんだけど。派手な帽子をかぶったりして裸でデパートを探し歩く姿がとにかくかわいい。ここで緑色のコーデュロイに巡り合えたんだね。
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やすらぎ
原書のタイトルはThe Magic of Christmasで、日本版は、みんなでたのしいクリスマス。愛があふれるクリスマス、そのイベントが近づくと、魔法がかかったかのように、みんなの気持ちがワクワクしてくる不思議。大切な人のことを考えて、贈り物を渡し合い、ツリーの星がきらめいて、静かな夜のランタンの明かりがいつもより温かく感じる。ハッピーなメロディが聴こえてきて、小さなねずみがいろんな楽しみ方をしている絵本。凍った湖面でスケートをして、その斜面でそりをして、おいしいものを並べて、特別な一日を描いている。
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やすらぎ
後できっと家族に怒られたんだろうな。勝手にあんなことしちゃってね。お風呂に入りづらくなっちゃったんだから。フランス生まれの人気キャラクター、赤いマフラーのリサと青いマフラーのガスパールがクリスマスプレゼントとしてバラディせんせいに贈ったのは、試行錯誤したお手製の思いのこもったものだった。いつも仲良し、ふたりで協力して作れたから楽しかったね。同じものはどこにもない、ちょっと変わった生地を使って縫い合わせて、どうにもならなくなって、大量の粉石鹸で洗濯しちゃったりもしたから、不思議な化学反応が起こって愉快だね。
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やすらぎ
赤いものが大好きなしろくまさん。特に赤くておいしいものがお気に入り。パッと思いつくもの、イチゴ、りんご、トマト、すべて出てきた。柴田ケイコさんの楽しさいっぱいのシリーズ本。食べ物以外にも町中にある赤いものがたくさん出てくる。この絵本の面白さは、しろくまが無理やり赤いものに溶け込もうと努力して涼しい顔でいるところ。歩行者用信号機をよく見ると赤いしろくまになっていたり、トマトジュースに浸りあかくまになってリゾート気分を味わっている姿がお気に入り。カーネーションの花弁からちょこんと顔を出しているのも好きだなあ。
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やすらぎ
憧れのスノードームが出てくる、素敵な気持ちになれる絵本。ホワイトクリスマスを夢見るルーシーが目を輝かせながら、プレゼントされたスノードームをベッドから見つめていると、その中の世界を想像していつの間にか眠りに落ちて、粉雪は空に舞い上がり音もなく屋根に降り積もる、その空間の中でひとつになり心地よさに満ち足りていくよう。ノア、見上げてみて。雪が降ってきたわ。子どもの瞳に映る世界を大人になっても感じていられるように、年に一度しかないこの時期を大切に過ごしたいと思う。夜になれば星空から鈴の音が聴こえてくるのだから。
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やすらぎ
本のタイトルは、ねずみくんのクリスマスだけど、いろんな動物が本の隙間から顔を出して、冷たい言葉を投げかけてくる。それが痛く刺さって、どこに気持ちを置いていいのか、せめてホッとして終わりたいなと感じた絵本。ブラックユーモアは人間の心に必ずあるものだけど、個人的にはその一面に触れるのを避けて生きているから、その気持ちが絵本に収められているとドギマギしてしまう。大切なのは大きさでもないし、鮮明さでも豪華さでもない。贈り物に一番大切なのは気持ち。クマもゾウも、ねずみくんの本当のやさしさにみんな気付いてくれたかな。
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やすらぎ
かわいい着ぐるみで全身を纏う、防寒対策バッチリのオリーが印象的な絵本。窓の外から聴こえてくる、ジングルジングルリンリンリン、鈴の音。そのリズム感、誰かが呼んでいるみたい。どこからだろう、大切にしている白うさぎのぬいぐるみと一緒にソリに乗って探しに出ると、次第に音に近づいていく。すると、仕掛け絵本の扉の前にたどり着いた。さあ、ここからどんな展開になるのかな。聖夜が近づき、空気が澄み渡り星が降り注ぐと、気持ちが躍ってくる。他者のためにありたい、その気持ちが伝わり合えば、回りまわって自分のためになる。幸福の輪。
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やすらぎ
ほしがかがやくよる、こんやはとくべつ、てんしさまがおりてくる。その杖に清められると不思議な力が与えられる。メリークリスマス、五味太郎さんの願いが込められた絵本。漆黒の夜空に星がきらめけば濃青に染まる。そんなイブの夜に、手から手へと、言葉から言葉へと、心から心へと、優しさや温もりは伝わっていく。そんな世界が訪れてほしい。もし訪れたなら末永く続いてほしい。誰もが安心して眠りにつけて、誰もが心地よい目覚めを迎えられるような世界に早くなってほしい。この絵本を読み終えると、いつの間にか読者の気持ちも清められている。
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やすらぎ
大きなあくびをした小さくて可愛いうさぎの口に飛び込んできたマルハナバチ。さあ大変だ。どうやって出したらいいの。お腹の中で刺されたらどうしよう。フクロウやリスやグランドホッグ、みんな助けに来てくれて口の中を覗いているけど、どうしたらいいかわからない。お腹の中でぐっすり眠っているらしいハチを目覚めさせるには、ささやいてみたらいいみたいだよ。でも、どんなささやきをしたら起きてくれるのかな。うさぎ好きにはたまらない、マーガレット・ワイズ・ブラウンの作品。これは反則級の可愛さです。ウィスパーボイス、聴いてみたいな。
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やすらぎ
星空輝く聖夜に、幸福に満ちたひとときも終わり、ベッドに入る4人の子どもたち。いつもはすぐに眠れてしまうのに、目をつむってもきらめきが浮かんでくる。今夜は特別だから、親の目を盗んで階段を降りてみよう。この時代に描かれたとは思えないほど、鮮やかでキュートな作品が多いマーガレット・ワイズ・ブラウン(1910-1952年)の遺作を、イタリアのベニ・モントレソール(1926-2001年)が繊細な黒ペン画で描いた1961年出版本。見上げきれないほどのツリー、ドアの外から聴こえてくる歌声、今も昔もドキドキは変わらない。
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やすらぎ
人間は熟考しているとき、心は潤っているのだろうか。結論が出ないとき、目的を達成できないとき、枯れていくのだろうか。希望を託した鳥、罪人の裁き、青条の蘭と凍える指、微かな望みの四編。人間の生きる意味とは、命の尊さとは。数多の生命を支える自然への畏怖を覚える。滅びなければ再生はないのかと。守るべきを失った者の行く末は、戻る場所さえない者の安住の地とは。希望と絶望が渦巻く社会は我々が作り出している。これまでの十二国記は王や麒麟など上に立つ側の視点が描かれていたが、本当の苦しみは民にあることを記しているのだろう。
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やすらぎ
たむらしげるさんの絵本だから期待して開いてみると、いろんな面白い絵柄に溢れていた。世界中の子どもに届けられるクリスマスプレゼント。それはどうやって用意されているのだろう。すごい人数のサンタクロースがせっせとおもちゃ作りをしているのか、それとも大量に買い込んでいるのか、主人公のルネくんに聞いてみると、毎年手伝いに行っているから詳しく教えてくれるだろう。まるいもの、少し歪なもの、いろんな雪だるまを作って、サンタクロースの魔術であら不思議。北の国のおもちゃ工場がフル稼働すると、こんなにも凄いことになるのですね。
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やすらぎ
ぐりとぐらに届けられたプレゼント。それは枕元にそっと置いてあるわけではない、素敵な渡し方だった。大きな足あとを追いかけていくと、なぜか自分たちのお家について、ページにを捲るとこれから何が起こるのだろうとワクワク。いろんな部屋を探す場面で描かれている、きれいにベッドメイキングされた青と赤のツインベッド、浴室に青と赤のタオルや洗濯ばさみも並べられていて、几帳面さが見え隠れするのも面白い。暖炉の近くにとても大きな靴下が干してあって、大きな赤い帽子も掛けてあって、どんなサンタクロースに出逢えるのだろうとドキドキ。
やすらぎ
2025/12/11 12:21

宵待草さん、こんにちは🎄✨️何度読んでも楽しめる素敵な絵本でした。数十頁の中に大切な宝物がたくさん詰まっていて、うれしいクリスマスプレゼントでした🎁こちらの生活もあと僅か、来春にはそちらに戻ると思います✨️インフルエンザが流行っておりますが、ご自愛ください🎅☃️

宵待草
2025/12/11 12:35

追伸 来春は上京予定との事、残りの岡山での月日を楽しんで下さいね!💓 宵待草

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やすらぎ
冬には不思議なことがいっぱい。子どもの目から見ると、ふわふわして、いろんな足あとがついていて、屋根から伸びる大きな氷柱が美味しそうで、いつもの街が夢の世界に変わったよう。リッキはクリスマスが近づくほどに高揚感が増しているけど、慌ただしさに追われ続けている父親は、美しさを楽しめなくなってしまっている、その心の対比が面白い。大人になると、雪に触れることも、星を見上げることも少なくなってしまうけど、その閉ざされた扉が何かのきっかけで開かれると、子ども心にまた戻れるのかもしれない。その気持ちの大切さを描いている。
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やすらぎ
この絵本にもしっかりオチをつける、さとうわきこさん。折り紙の教本みたいにクリスマスに向けてオーナメントの作り方が描かれている。手頃で輝く品物は多く売っているけど、みんなで一緒に作ってみるのも楽しそう。ばばばあちゃんが今作でも大活躍。紙とはさみと紐があればいろんな飾りが作れるし、発泡スチロールやダンボールも使おう。でも、ろうそくを室内では使わないで、危ないからね。降り積もる雪を固めて作った飾りは夜の窓辺を灯すだろう。今はお金を出せば何でも揃ってしまうけど、手作りの楽しさや込められた思いはかけがえのないもの。
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やすらぎ
スノーマンで有名なレイモンド・ブリッグズの絵本は、「風が吹くとき」が強烈だったけれど、同じような漫画のコマ割りでこの絵本も描かれている。寒い朝は誰だって億劫だよね。でも今日は特別な日だから、いつもより少し多めの朝食をとって早く動かないと。さてと、行こうかな。うーさむっ。早く夏になってほしいなんて、今作はユーモアたっぷり。みんながすやすや眠っているときに、時間に追われているはずなのにあまり慌てていないのがまた愉快。早くお風呂で温まってね。少し口が悪いけど、とても優しくてお酒好きなサンタさん、お疲れ様でした。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
私たちにとって憧れの存在、空を舞うことができる鳥。賢くて臆病で寂しがりやで、怒って踊って喜んでダラダラして、インコの気持ちはみんなと同じ。食べたいときに食べて、やりたいことをやって、眠りたいときに眠る。平穏に幸福を感じる。言葉は通じないけど、人と動物は長く一緒にいれば気持ちは伝わり合うもの。その中でも鳥は、言葉を交わせる貴重なパートナー。遠く離れてしまっても、あなたをずっと覚えてくれている。ストレスをためないように声を掛け合えれば、お互いに安心が生まれて、信頼は育まれていく。互いを知るために助けとなる本。
もんらっしぇ
2025/12/07 18:28

やすらぎさん、ここだけの話でちょっとだけ一言。私、世情のことを知るために毎朝のテレビのモーニングショーを録り溜めしてましてw で、冒頭だけ見てほとんど消してしまうのですが…その冒頭ですが、大事件がない限り必ずペット動画をやるんですよ(^^♪で、インコやヨウムが出演する頻度高いんですね!それが可愛いのなんのw

やすらぎ
2025/12/07 18:49

もんらっしぇさん、私も観たことありますよ!インコもヨウムも賢くて愉快で、鳥って人間が思っている以上の能力を持っていますよね✨️太古から生き延びているだけあります🦜

が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
駅前のほのぼのとした小さな花屋さんが、こまったもので、なぜか勝手に変えられてしまって、新店舗オープン。こまったさんのラーメン屋さん。こまったさんは花屋さんが続けられなくなっちゃうし、お客さんは早くて安くて美味しくて、いくら食べても食べたくなるほど大行列でこまった。最近は趣向を凝らしたお店が多く、生存競争の中で味も個性重視になり、食材に拘るほど高額になっていくけど、こまったさんの作る町中華で出てくるようなラーメンが意外とお気に入りの人も多いはず。最後に出てきた麻婆ラーメンが特に美味しそう。簡単なレシピ付き。
が「ナイス!」と言っています。
やすらぎ
この物語には数多の生命が描かれている。今はもう何処にもないはずの深い森。人間が立ち入ることを許されない森。生存のために恵みを頂く人間が生きやすくなるほど自然は混乱する。暴走が自らの破滅に向かうことを知りながら、変え続けている我々と同じ人間がこの物語を作り、この物語に心を揺さぶられている。森ほど再生に向かう生命体はない。人間は尊いか、それとも愚かか。生きろ。我々が生きるために何が必要か。畏れ敬う心が消えてしまったら存在を失うのだろう。過去に戻ることはできないが、生命の源が何処にあるかを我々は忘れずにいる。⇒
まさ
2025/12/07 05:40

熱いレビューに共感ばかりです。もののけ姫から学ぶことは多々ありますね。

やすらぎ
2025/12/07 18:07

まささん、ありがとうございます✨️この映画に影響を受けた人は多かったのだと、本書に記されている内容を見て改めて感じました!

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/09/12(1942日経過)
記録初日
2018/12/31(2563日経過)
読んだ本
2355冊(1日平均0.92冊)
読んだページ
308333ページ(1日平均120ページ)
感想・レビュー
2317件(投稿率98.4%)
本棚
36棚
現住所
岡山県
自己紹介

🍀読書をすることで、やすらぐこころを育てたい🍀
🍀読書をすることで、やすらぎを伝えたい🍀
🍀そう願って、ここに感想を載せています🍀

🧚🧚‍♀️絵本は大切な想いがいっぱい詰め込まれた宝箱です🧚‍♀️🧚

🍊🐍お気に入りの絵本をご紹介します🐍🍊
https://bookmeter.com/users/1170163/bookcases/11781462

🍀植物を育て芽生えに感動し🍀
📚本を読み落ち着く心を育て📚
⛅空を見上げて深呼吸⛅️
💐花束を添えて💐
🌕やすらいでいたいです🌕

☀夏と冬は 空からやってくるけれど❄
🍀春と秋は 足もとからやってくるんだね🍁

🪻花ひらきて満ちたりて 散りぎわに風薫る🪻

✨悩み事にも寿命がある✨

🐦🕊歩み入る者にやすらぎを 去り行く人にしあわせを🕊🐦

⭐やなせたかしさん⭐
⭐やさしさにはやさしさを⭐
⭐あたたかさにはあたたかさを⭐

🌹読友さん 今朝の名言🌹
🌹喜びは微笑みの源泉となり🌹
🌹微笑みは喜びの源泉となる🌹

🌕尾崎世界観〜千早茜さんの小説『ガーデン』より🌕
🌕子供の頃は夢中になって宝探しをしていたのに🌕
🌕大人になれば誰もが間違い探しばかりしている🌕

🎐吉田篤弘さん『つむじ風食堂の夜』より🎐
🎐もし 電車に乗り遅れて🎐
🎐ひとり駅に取り残されたとしても🎐
🎐まぁ あわてるなと🎐
🎐黙って待っていれば🎐
🎐次の電車の一番乗りになれるからって🎐

🌙折原みとさんのことば🌙
🌙欠点が多ければ多いほど🌙
🌙これから変われる可能性が大きいし🌙
🌙わからないことが多ければ多いほど🌙
🌙これから知る楽しみがいっぱいあるでしょ🌙

🌿永田萠さん🌿
🌿紫陽花の花は散らない🌿
🌿姿はそのままに ただ色だけが少しずつあせて🌿
🌿やがて誰もが栄華の花の盛りの姿を忘れた頃に🌿
🌿ようやく その生命力を 終える🌿

🪷美しい花は皆に咲きます🪷
🪷下り坂には下り坂の風光があり🪷
🪷たとえどん底であっても 今しか味わえない景色がある🪷
🪷過去や未来がどうあれ 只今を正念場として受け止め🪷
🪷自らを変えてゆくことはできる🪷
🪷積もり積もった経験が あなたの心底に豊かな泥を育み🪷
🪷望む蕾は必ずほころぶでしょう🪷
🪷慈しみのほほえみを 愛の声がけを🪷

🎂過去に勝手に傷ついたことが🎂
🎂忘れられないけれど🎂
🎂その頃に問題になった人や事って🎂
🎂もう周りにも近くにもいないんだから🎂
🎂そんなに悩みを抱え続けなくていいんだよ🎂

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