ネタバレ「深海魚」いじめられていた高校生の真央が、小学生の頃関係をもった流花と再会。いじめっこから報復を受けた後流花がいじめっ子殺して二人で逃避行する話。いじめ描写はぶっちゃけ胸糞。「指」仏像の指で妄想したビッチ。気づいたら釈迦如来の指が濡れていた話。へー。「キアーラ」聖フランシスコといい感じで死後永遠に結ばれたと喜んだキアーラをこっそり描いて消した話。「オフィーリア」サロメ同様、ベストオブ原田。オフィーリアを越える絵を描かせるために殿から水死する娘を描かされた画家。オフィーリアは自分が何者か分からなくなる

ネタバレ外に落ちていた靴を試し履きした隙に自分が履いていた安物のサンダルを女性の幽霊に気に入られる。椅子職人のヴィクトールから盗難の嫌疑をかけられたことがきっかけで霊感がある杏は工房でアルバイトをすることに。ポルターガイスト現象の原因突き止めるべく奔走する。亡くなった友人の祖母に恋していた青年と青年の部位に夫を見ていた祖母。祖母と祖父が互いに疑いをもっていたことが明らかになる。猫の思念にあたりをつけていたのに、現象がおさまらず続いていくところがさらっとしていなくて良かった。ヴィクトールの無自覚独占欲もえ。

ネタバレ販売直後即重版に。ありす兄が裏切ったと思いきやジコチューたちのフェイクで、果ては警察や政府、トランプ共和国と人間界の戦争にまで発展しそうになって最高にリアリティのある小説だった。てかこれは日アサから外れて小説だからできたのでは。当時から六花推しのため念願のイラりつ公式供給に〇んだ。マナの博愛精神でも全ての人を救うことができないという問いに、五千人のプリキュアが誕生しマナ一人で幸せの王子やらずに済んだという結末が良かった。六花とマナで同じ高校、亜久里が小学校の生徒会長、レジーナが中学校支配するの笑った。

ネタバレ悠子と基はリキに代理母を依頼する。一千万と引き換えに代迷いながら受諾するリキだったが、男友達と元不倫相手の元上司の二人と関係をもち誰の子か分からなくなる。代理母のため、一度悠子と離婚して籍を入れ直す予定の基だったが、リキを支配下に置こうとして蚊帳の外の悠子とすれ違う。復縁するか産まれてくる子を育てられるか葛藤する悠子。双子見てたら気が変わって復縁した。双子が産まれ、双子の男の子の方を置き去りに女の子の方とリキは逃げる。俯瞰で見てて悠子とリキに寄り添った春画家りりこさんがめっちゃ好き。

ネタバレ「深海魚」いじめられていた高校生の真央が、小学生の頃関係をもった流花と再会。いじめっこから報復を受けた後流花がいじめっ子殺して二人で逃避行する話。いじめ描写はぶっちゃけ胸糞。「指」仏像の指で妄想したビッチ。気づいたら釈迦如来の指が濡れていた話。へー。「キアーラ」聖フランシスコといい感じで死後永遠に結ばれたと喜んだキアーラをこっそり描いて消した話。「オフィーリア」サロメ同様、ベストオブ原田。オフィーリアを越える絵を描かせるために殿から水死する娘を描かされた画家。オフィーリアは自分が何者か分からなくなる

ネタバレ雑誌に掲載済みの短編集とのことだったが、読んでいて2章あたりからこれ長編じゃないか？と息継ぎの仕方に戸惑った笑「何でしたら、僕にアポロンあたりを降ろしてくれてもいいのですが」(p.282)の一言がとても古泉くんらしくて最高でした。吹いたしその後爺に拒否られてヘルメスがお似合いと言われてしまうのも笑った。RPG、西部劇、銀河戦争、果てにはトロイア戦争の世界にまで行ってしまうSOS団。キョンの冷めた客観的な語り節が相変わらずで笑いつつ読めた。長門を祀るキョンの表現が長門大明神から更にグレードアップしていた笑

ネタバレabec/BUNBUN展の予習のため挿画の本を読んでいる。『恋と暗黒』は一巻からヒットだったが、こちらは一巻で良いかな…男装の麗人マリアローズにハマれれば次巻が容易かったのだが…。地下空間に財宝を求め潜り込む集団・クランZOO。階層を進途中の坂道でトマトクンたちと離れ離れになってしまうマリアローズたち。苦戦しつつも最後は合流しマリアローズの奮い立つところが美しい。ユリカがSAOのアリス似で眼福でした。

ネタバレ大阪の遊園地で働く人々の話。清掃のパート八重子さんの話が最も印象に残った。育児家事ノータッチの夫で息子大翔が学校で勉強についていけないことも相まってアル中になってしまう。改善の意志を信じてもらえず離婚を切り出され息子と離れ離れに。息子が友達と何度か訪れるのに目線がすれ違うのが切ない。最後におにぎりのマークずっと息子が覚えていてくれたのが分かるの泣けてきた。その一瞬で報われた感覚。働いている誰にだってドラマがある。胸にしみわたる作品。

ネタバレ名門城翠大学に入学したぼくは客員教授の佐杏先生と出会いゼミに強制的に配属される。ゼミ生は女の子ばかり。稀代の魔術師が大学の中から贄を選ぶという殺害予告があり、調査する中でゼミ生の一人が襲われ、犯人とされたぼくは屋上から飛び降り…大どんでん返しで、次巻に続く。さらっと読むと頭がこんがらがる。ぼくの一人称の謎にはひっかけられた。佐杏先生がクロウリー3世の不興を買ったからこんなことになっている訳で、先生はかなりの面白キャラで逸材です。

ネタバレキャラクター小説大賞優秀賞受賞作の金帯につられて購入したが、思ってたのと違った。裏のあらすじ読んだのに本文読み始める頃には忘れていて、文梧と菊の恋物語かと思って読み始めていた笑 文体が読みにくく、話がつかみにくかった。そして、菊亡くなるんかーい。ひたすら暗かったイメージがある。

ネタバレ私もローソンのミッフィーのボウル使ってた笑仕事で合わないと思ってた人と同じプロジェクトを通して気心が知れていくの分かる。誰かのためより、徹頭徹尾自分のための動機の方が良いという考えに変わったのがすごく分かる。失恋した女の子に好きな入浴剤入れてお風呂で訳もなく泣けたらそこからがスタートだと思っているところとか、成長した人生の先輩の視点が優しい。40代になったら楽になる、その先はもっと楽しいなら、今を肩ひじ張れずに前を向けそうだ。

ネタバレ想星はチャーチ・オブ・アサシン"死天使サマエル"の異名をもつ暗殺者だ。普通の高校生になりたいと願いながら学校でクラス一の美少女・白森明日美に告白されて付き合う。フリーな時間は暗殺業に忙しく、デートをしようにも頓挫してばかり。クラスメイトと距離をとる少女・羊本くちなと仕事中に遭遇し、彼女が触れただけで相手を殺せる能力があると知る。想星は何度死んでも蘇る不死性があり、彼女に触れたまま死ぬと死なないことが分かる。想星はくちなに友達になろうと提案する。恋したのは明日美だけど相性が良いのはくちなだったって感じだな。

ネタバレ大学生の空野かけるは大学で冬月小春と出会う。彼女はがんの治療の影響で盲目だった。打上花火をする夢があり、かけるは叶えようと奔走する。小春が大学にこなくなった時はハラハラしたし、何度も小春がどうなってしまうのか心配して揺さぶられた。45歳まで生きて子どももいて、幸せだったという終わり方とても良かった。あなたがいたから頑張れたというのがとても良い。扉絵見て気づいたが、「レプリカだって、恋をする」と同じイラストレーターの方。

ネタバレ綺麗にまとまっていた印象がある。表紙のイラストは最後まで見たら分かるようになっているのも良い。良かったけれど、格別な何かは自分にとってなかったから次巻は読まないかな。

ネタバレ「同じ20歳などどこにもなく、あなたの人生のためにしか、あなたの年齢はないし、私の人生のためにしか、私の年齢はないのだと」(p.60)"成人の日に、音楽に救われたことがない。"の内容に共感した。アラサーとなり、年を重ねることが億劫になってきて辛かったけれど和らいできた。ライブはアーティスト側がライトを促すこと増えてきたけれど、私は正直ライトの色変えるのに集中して歌声に集中できないことがよくある。ほんとは地蔵やりたい。最近一部地蔵ができるようになってきた。サクサク読める感覚が最高に良かった。

ネタバレクロスアンジュが好きな人は好きかと。農村に暮らす少女セラフィマは急襲したドイツ軍によって猟師の母は銃を撃つことなく射殺される。女性士官イリーナに拾われ一流の狙撃手になる。母を殺したイェーガーと母の遺体と家に火を放ったイリーナに復讐するために。オリガを犠牲に復讐を果たす。シャルロッテはヤーナと共に工場労働の夢を果たし、セラフィマはイリーナに復讐せず愛し、と森の奥で二人で暮らす。最初険悪だったシャルロッテENDじゃない。王子系幼馴染の射殺はスッキリした。狂気からのガンギマリセラフィマに痺れる！

ネタバレ巻末の伊藤計劃×円城塔の屍者の帝国と伊藤計劃の屍者の帝国は別物という文章が印象に残った。真綿で首を絞められる世界、優しさに殺される世界。戦災孤児で壮絶な経験の上に意識が生まれた御冷ミァハにとっては戦争で荒れた世界も病理がほぼ放逐された世界も地獄だったという。虐殺器官と同様、読んだ後「すごいものを見た」という実感が湧いた。登場人物が女性だったのでなおさら世界に入っていけた。

ネタバレ虐殺器官→ハーモニー→の順で見たら文章が読みにくく感じた。アニメ映画の予告編はこれが一番好みで、本編未視聴で原作を読んだ。ワトソンが必死こいて旅してフライデーの言葉の続きを求めるブロマンスかと思ったけどフライデー全然話さなくてイメージと違った。生命を性交渉によって感染する致死性の病としたのは唸る表現だ。・入院生活が及ぼした影響はそんなでもなく、死者が労働力になる話を書くなんて性格が悪い・円城塔が作家一筋で会社やめたこと話したら「こいつバカか？」という顔をしたというのには吹いた。イスラエルの建国見たかったよ

ネタバレ母から愛情を向けられず上京後に恋人ができるも捨てられ、メンクリ通いつつ仕事に忙殺されていた由人は、会社が畳まれると聞き急いで行くと社長の野々花に遭遇する。自殺しようとしていた。野々花は絵の天才少女だったが、推薦先の絵画教室の師の子を妊娠し顧みられない親族の世界に組み込まれる。育児に疲れ果てて娘を置いて逃げ出した過去がある。二人でクジラを見に行くことになる。その過程で過干渉の母に抑圧され、病気の親友を亡くし引きこもりの果てに家を出た正子と出会う。3人の再生を経て、由人はしっかり恋人に振られる笑というオチ

ネタバレ①40目前にして結婚相談所に登録し、優良物件と巡り合う。しかしその男性が結婚相談所で会った女性は不可解な死を遂げていた。相手男性を疑うも、仲人の女性がずっと男性を狙っていて事件に見せかけて殺していた。主人公も死ぬのが無念すぎる②かわいい子と一緒にきた器量〇で見目×女性。最終的に男性は乗り換えるも、見目が良くない女性がかわいい子とグルだった③リケジョが計算づくしの婚活で寸でで選ばれず。しかし発信機で再会の機を伺うストーカーと化す④代理婚活。親同士の不倫になりそうになり、やめる。妻のありがたみに気づく。