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2024年10月の読書メーターまとめ

geki
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14
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感想・レビュー
14
ナイス
307ナイス

2024年10月に読んだ本
14

2024年10月のお気に入り登録
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  • ゆうくま🐻🧸🧸🧸ʕ•ᴥ•ʔ

2024年10月のお気に入られ登録
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  • ゆうくま🐻🧸🧸🧸ʕ•ᴥ•ʔ

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

geki
今回は、泣きの東野だった。東野さん得意のブレインもの×クスノキマジックは、ワンダフル・ファンタジーの誕生だった。この物語は、元哉、佑紀奈、玲斗、千舟たちの物語だが、我々の物語でもあったのではないか。とてつもなく愛おしい物語だ。次作で、東野さんが、クスノキに何か悪さをしそうで、それだけが心配。かなりの確率で、悪いことしそう。
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

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2024年10月の感想・レビュー一覧
14

geki
世界の全てを知り尽くす。熊楠のようなことを考えたことがあるし、頭の中に囁く声があったこともあり、ささやかな共感を持ったものの、暴れて周囲に迷惑をかけたり、稼ぎがなく弟に無心したりと問題も多く、眉を潜める場面が多く、この先どうなるのか、ハラハラの連続だった。妻を得、子を授かり、天狗といわれた孤高の存在から、弟曰く凡百に成り下がり、自分も弟と同様、熊楠には失望したが、人と交わり、社会とつながり、天皇に講義する機会に恵まれ、他者あっての自分に気づきを得て、我はなんぞを求めた彼の旅は美しく結ばれた。熊楠羨望の書。
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geki
ネタバレ究極の倒錯vs至高の倒錯。このヒロイン、まともなのかな?いや、まともであって欲しいと祈りつつ迎えたクライマックス。最高の結末、いや、サイコな結末が、待っていた。このサイコ・サスペンスは、とてつもなく面白かった。
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geki
罪を憎んで人を憎まず、の薬丸さん。またしても、傑作を世に出してくれました。小6の時に母を自殺で失い、知らず知らずに母を傷つけてしまったのでは、と人と交わることを恐れる弁護士の快彦。結婚しようと思っていた恋人からは、心を開いてくれない人と、さよならを言われてしまう。そんな時、20年以上疎遠な従兄弟が仮出所する、身元引受人になって欲しいとの依頼が来る。致死罪への悔恨の見られない亮介。水と油の二人であったが、他人に親身な亮介に感化され、快彦の心がほぐれていく。しかし、過去の闇が二人を包み込む。超傑作。お涙必至。
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舞台も役者も揃っているにも関わらず、主人公以外の能力者の魅力と活躍が描き切れていなくて残念。主役の一人称パートと、主役のいないパートがあって、誰視点なのか表現に違和感があり、テンポを悪くしている感じがした。ストーリーも細い線を繋ぎ過ぎていて、能力者にオチャラケキャラが4人もいるのに、繊細さとお遊び部分がアンバランス。役者は揃っているので、続編あるならば、シリアスなのか、コメディなのか、どっちか世界観を明確にして、大暴れして欲しい。実に惜しい。
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ウーバーを題材に、トンデモ事案を絡めてミステリーを仕立てたのは、なかなか。読者を翻弄させるような、おちょくるような空気感も、結城氏ならではの作風で期待を裏切らない。絶対相当なオチを用意しているんだろうなと予測したが、見事に落としてくれた。ぜひ、この勢いで、怪作をどんどん世に出して欲しい。筆が走って走って止まらない感じが伝わってくるよう。
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素晴らしい本。異国の空気の中で、もがきながら生きてきたマリさんの人生が、出会う人たちによって彩られ、血肉となっていることが滲み出てきている。メディアでは、テンション高めのマリさんだが、出会った人たちへのリスペクトに溢れた落ち着いた文章と、言葉では語れない雄弁な挿絵。若い人にも読んでもらって無限の扉を叩いて欲しい。好著。
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「光秀の定理」の懐かしの3人衆再び、と思ったら元猿楽師ざむらいが加わり、新たなカルテットの甲斐と石見の歴史ファンタジーアドベンチャー。信長の慧眼なのか、垣根氏の千里眼なのかわからぬが、戦は金というのはその通りで、どの時代でもそう。まさに今の日本もその現実を突きつけられている。毛利元就の信長評も愉快だったし、新メン土屋はこの物語を大いに沸かせてくれた。実に楽しい読書であった。
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geki
短編5編。恋愛感情に嫌悪感を覚える人たちの話。他人事ではないのかも。言葉としての恋愛に振り回され、気持ちがついていかない。そもそも恋愛って何?みたいな。前頭葉で恋愛を考え始めた時点で、もう恋愛ではないのかも。恋愛の矢印の太さは、お互いばらばらだし、細くなる一方だ。そもそも相手が何考えているか、わからんし。でも、前頭葉であれ、脳幹であれ、異性を前にすると、電気的刺激がおきてしまうのは、気持ち悪かろうが、良かろうが、あんたが獣で、生きているってことだから。面白かった。高瀬さん、また一発かましてください。
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geki
ネタバレいやぁ、面白かった。人狼ゲームの生放送前に、出演予定の大物俳優の仏さん発見。ドジな幸良Pとクールな次郎丸ADは、どうこのピンチを切り抜けるのか。引き込まれ過ぎて、どう決着するのか、ドキドキが止まらない。と、華麗な着地を決めてくれた。もっとバズってもいい傑作。ダメダメ芸人の仁礼をキャスティングしたのかは、未だに謎に満ちていますが。
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ネタバレ一つの体に二つの脳・人格、杏と瞬。お父さんの産まれの話もびっくりだが、ブラックジャックのピノコでインプット済み。杏と瞬パターンにはびっくり。しかも、瞬は後から発見されるという。実にチャレンジングな世界を創造、言語化した。杏と瞬にしたら自分たちの世界を表現するにはまだまだ言葉が足りていないだろう。父親が正確に二人のうちどちらが表に出ているかが分かるのも面白く、そうだろうなとも思いつつ、自分はどこまで深く自分の子どもと付き合ったか、不安にもなる。瞬が消えそうになった時は、本当にドキドキした。続きも読みたい。
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geki
今回は、泣きの東野だった。東野さん得意のブレインもの×クスノキマジックは、ワンダフル・ファンタジーの誕生だった。この物語は、元哉、佑紀奈、玲斗、千舟たちの物語だが、我々の物語でもあったのではないか。とてつもなく愛おしい物語だ。次作で、東野さんが、クスノキに何か悪さをしそうで、それだけが心配。かなりの確率で、悪いことしそう。
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君嶋さん、キレッキレの青春グラフィティ。高校生って、子どもと大人の間で、ナイーブで、残酷で、何色にも染まれるってところが最高。楽しいだけでなく、悶々とした日々もあり、モヤモヤは晴れたり晴れなかったりだけれど。色々な意味で、人生の春。君嶋さん、本当にキレッキレ。
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今回の総裁選の顔ぶれを見てわかるように、日本を託せる魅力ある政治家不在は明らか。国民が政治家を選んでいるかのようでいて、未勝利馬のレースを買っているようなもの。G1レースには、ほど遠い。百田、有本両氏の自民党政治に対する嘆き、叫びには、ただただ共感しかない。日本が一流を取り戻すためには、三流の政治では、ダメダメダ〜メ。
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geki
謎をこよなく愛し、真実を明らかにすることに、猛執する迷探偵明智恭介の青春譚。すっとぼけたキャラが、実に愛おしい。我々は彼を永遠に失ってしまったが、彼の魂の継承者がいることが、せめてもの慰めだ。最終章では、事務所のペースを乱しかねない明智に対して、彼の熱が伝染して先輩たちが一つになる姿に、グッと来てしまった。素晴らしい。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/06/25(4906日経過)
記録初日
2010/12/28(5085日経過)
読んだ本
3018冊(1日平均0.59冊)
読んだページ
717705ページ(1日平均141ページ)
感想・レビュー
2864件(投稿率94.9%)
本棚
14棚
性別
年齢
57歳
血液型
AB型
職業
事務系
現住所
東京都
外部サイト
自己紹介

製造業 中間管理職 深夜族。

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