学生に長く読み継がれていると聞き手に取る。IからIV章までは考えを膨らませレポートや論文などの体系的な文章に落とし込むやり方、V章はアイデア生成・熟成の補足、VI章は考えることそのものの意味やAIとの共存社会について。食生活やライフスタイルの見直しや他者との交流で思索を深めるなど生き方そのものについても興味深い知見を得られる。合う合わないはあるだろうけど再学習仲間にも人気が高いのも納得。単純作業の場から人間はどんどん追いやられ、今やAIが台頭。思考すること即ち生きること。静かな語りの中に熱い思いを感じた。

学生に長く読み継がれていると聞き手に取る。IからIV章までは考えを膨らませレポートや論文などの体系的な文章に落とし込むやり方、V章はアイデア生成・熟成の補足、VI章は考えることそのものの意味やAIとの共存社会について。食生活やライフスタイルの見直しや他者との交流で思索を深めるなど生き方そのものについても興味深い知見を得られる。合う合わないはあるだろうけど再学習仲間にも人気が高いのも納得。単純作業の場から人間はどんどん追いやられ、今やAIが台頭。思考すること即ち生きること。静かな語りの中に熱い思いを感じた。

学生の頃に図書館で読んでからずっと気に入っている本。当時は単行本だったけれど文庫本になって持ち運びしやすいので改めて購入。普段からそわそわ、とかきらきらとか文章だけでなく話し言葉にも多用している擬態語、いざ英語にしようとするとうーんと唸ってしまう。五味太郎さんの愉快なイラストに英語と日本語で説明がついていて、うまく説明されているし、確かにこんな時にもこれを使うなと改めて学びになったりする。海外出身の同僚たちへプレゼントとして選ぶことも多いけど、自分自身の英語表現向上にも役立ってくれている。

名作絵本と聞いて、既刊4冊がひとつになったこちらを読む。わがままで気分屋のがまくんが少し苦手だな、とか、包容力もユーモアもあるかえるくんは大人で素敵だけど彼のわがままは誰が聞いてくれるのかな、と心配しながら読み進めたけれど、最後のエピソード『ひとりきり』で、お互いがかけがえのない相手なんだと理解できた。がまくんの素直さは一生懸命さだったんだなぁ。『たこ』のエピソードもよい。きっとできると誰かが信じてくれることの心強さ。ちょうど先日『きっとできますよ」ってさりげなく声をかけてくれた人がいた。大事にしたい。