ネタバレ初めて読んだ一穂さんの長編。 凄く引き込まれる作品だった。 7歳の時に偶然出会い、ずっと忘れる事なくこんなにもお互いを想う気持ちを持ち続けられるなんて。最後の水人さんとの場面が優しくて切なくて泣けた。 ずっと側にいた方は憎しみに変化してもおかしくないのに、ずっと一緒にいたからこそ好きだったからこそわかる気持ちがある。 一穂さんはドロドロの感情の表現じゃなく、こうゆう気持ちの強さの表現もあるんだと教えてくれた気がした。最後ユズにカノンが憑依したような行動力が頼もしくて凄い爽快感だった。

ネタバレ鎌倉の一角にある古びた時計屋。螺旋階段を下っていくと双子の老人がいて、壁にかけられたアンモナイトがはぐれてしまった人々の案内をする。 一見突拍子もないんだけど、登場人物たちの苦悩がとても共感できて、その一つ一つに心が軽くなる言葉が詰まっていて読んでいて心地良い作品だった。 子どもがいる私は特に『つむじの巻』が心に刺さった。 黒祖ロイドの「あなたの為に書きました」…惚れてまうやろ！笑 安定の青山さん作品。私の推し本の仲間入りをしました✨

ネタバレ初めて読んだ一穂さんの長編。 凄く引き込まれる作品だった。 7歳の時に偶然出会い、ずっと忘れる事なくこんなにもお互いを想う気持ちを持ち続けられるなんて。最後の水人さんとの場面が優しくて切なくて泣けた。 ずっと側にいた方は憎しみに変化してもおかしくないのに、ずっと一緒にいたからこそ好きだったからこそわかる気持ちがある。 一穂さんはドロドロの感情の表現じゃなく、こうゆう気持ちの強さの表現もあるんだと教えてくれた気がした。最後ユズにカノンが憑依したような行動力が頼もしくて凄い爽快感だった。