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2024年3月の読書メーターまとめ

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感想・レビュー
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128ナイス

2024年3月に読んだ本
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2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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ネタバレN図書館本。再読。妻のリクエスト本。最近、共読で読んでいる人が多かったので、それもあって、ついでに。筋は覚えていたとおりだったけど、2年前とは感想が大きく違う。初読のときは、コンビニ人間を肯定する恵子を是とはしていなかったんだろうな、俺は。人間は変わっていくべき、前進すべきとか考えていたのかな。今回は、コンビニ人間として新生した恵子を寿ぐ気持ちでいっぱいだ。自分の気持ちに従って強く生きていってほしい。大丈夫、貴方はコンビニの声が聴くことができるのだから。(ユーモア小説として読むべきなんだろうな、この本は)
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

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2024年3月の感想・レビュー一覧
14

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ネタバレBOOK☆WALKERで購入した電子書籍。乙女の本棚の『外科室』を読んだ後、(泉鏡花といえば『高野聖』)ということで、岩波文庫で読み始めたが、擬古文調と独特の言い回しのせいか、捉えた意味に自信が持てない。ちょうど読メからのプレゼントコインもあったので、心置きなく買って、原作→本書の順で、追いかけるように、意味を確認しながら読んだ。結果、一応きちんと読み取れていたみたいで一安心。意味がよく分かる分、この現代語訳本の方が、味わい深い感じだった。「飛騨の山では蛭が降る」のおぞましさ、背中流しの妖艶さ、たまらん。
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ネタバレC図書館本。娘のリクエスト本をついで読み。予約してゲットした本で、自分の後も予約者がいっぱい。最近読まれているんだなと思ったが、事前情報はこれぐらい。前作『変な家』も読んでないし。で本書の感想。モキュメンタリーなんですね。間取りを軸に11個の事例話を展開。最後にこれら全てが一つの線に繋がるというのが面白さのキモなんだろうけど。オチが、家の間取りを聖母様と同じ片手片脚の形にする教義を持つ新興宗教で、その増改築を請け負う緋倉ハウスが仕掛けたもの、というもの。そして聖母様にまつわる様々な悲劇。無理がある。残念。
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ネタバレC図書館本。再読。今回は文庫で。『777』読んだ後、すぐ読もうかとも思ったけど、借り過ぎで積読本溜めていた状態だったんで、ちょっと待つ。そしたら「本日の返却本」コーナーで2回も続けて遇っちゃって。結局借りました。DVDも観ていたのでその印象が強く残っていて、展開が遅く感じる。登場人物の描写は原作の方がいいかな。「鯨」の浅野忠信、「槿」の吉岡秀隆、ちょっと違うな。「蝉」は手越で記憶していたんだけど山田涼介だったんだな。「鈴木」の生田斗真はピッタリだ。一気読みはしちゃったけれど、何も残らない感じなのが残念だ。
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ネタバレN図書館本。再読。妻のリクエスト本。最近、共読で読んでいる人が多かったので、それもあって、ついでに。筋は覚えていたとおりだったけど、2年前とは感想が大きく違う。初読のときは、コンビニ人間を肯定する恵子を是とはしていなかったんだろうな、俺は。人間は変わっていくべき、前進すべきとか考えていたのかな。今回は、コンビニ人間として新生した恵子を寿ぐ気持ちでいっぱいだ。自分の気持ちに従って強く生きていってほしい。大丈夫、貴方はコンビニの声が聴くことができるのだから。(ユーモア小説として読むべきなんだろうな、この本は)
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ネタバレM図書館本。娘のリクエスト本。すごく面白かった。1日で読んでしまった。『残穢』に似ているかな。近畿地方のある山に絡むのは『ぼぎわん』に。オカルト雑誌のライターが絡むのは『ずうのめ人形』に。気に入ったのは、ネット収集情報3「関西軍曹」のくだりかな。自分も読メを知らずにいたころは、オカルト系掲示板のまとめ(特に心霊スポット訪問もの)を読んで楽しんでいたクチなので、似たようなのあったなと懐かしく。Aylg8wLmaさんがいい味。普通だったらこれも含めて釣りなんだけど。にしても、安価の意味を今頃知るとは。笑えん。
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ネタバレY図書館本。『瓶詰地獄』(乙女の本棚)、『人間腸詰』(角川ホラー文庫)ときて、夢野久作3冊目。R5年11月の新刊で、表紙が気に入ったので。米倉斉加年(まさかね)さんの絵。帽子のつばのせいか、タブレット純ぽい。「狂人は笑う」青ネクタイ/崑崙茶。「縊死体」“冗談に殺す”みたいな。「難船小僧」伊那一郎。船長のキャラ、語り口、ルビの読みが面白い。「焦点を合わせる」これも語り口がいい◎。「斜坑」無意識に真相がわかり、無意識に殺す。「幽霊と推進機」オチがイマイチ。「爆弾太平記」長い。爆弾漁業。「冥土行進曲」ドタバタ。
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ネタバレY図書館本。下巻読了。どうやって終わらす(青木淳子を死なせる)のかばかり頭にあったんだけど、こういう終わらせ方だったのですね。納得いくものだったので、途中の木戸浩一とのうざったいイチャイチャ(それよりも木戸浩一のキャラクターの気持ち悪さ)も許す気になりました。とはいえ、上巻のハードボイルドな青木淳子の疾走感がすごく良かったので、下巻は残念。キングみたいに上巻の導入部長すぎだけど、下巻は一気読みさせる迫力がある方が好みだな。木戸浩一の“押す”能力、ファイアスターターのパスワード、キャプテンなど本歌取多し◎。
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ネタバレY図書館本。上巻読了。スティーヴン・キング『ファイアスターター』→宮部みゆき「燔祭」ときて本書。前日譚の「燔祭」読んでおいてよかったけど、青木淳子は一体どこに向かっていくのだ。やりまくりじゃないですか。これでは、いつかはバレてしまう。牧原刑事の弟を子供の頃に焼殺して過去もわかってきた。コントロールできなかった頃の話とはいえ。両親は知っていたはずだな。どうやって切り抜けたのだろう。それはそうと、ガーディアンなる謎の組織からの接触。面白くなってきた。石津ちか子と牧原刑事はどのようにして彼女の存在に気付くのか。
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ネタバレY図書館本。スティーヴン・キングの『ファイアスターター』読んだ後、日本版ファイアスターターの宮部みゆき『クロスファイア』を読もうと思って、カッパノベルス版を手に取ったら、宮部さんの(「燔祭」を先に読んでね)っていうお願いが本の袖に書いてあったので。「燔祭」:なかなか味のある作品。でも焼死体の描き方がキングよりグロい。「朽ちてゆくまで」:女主人公が焼身自殺を図る。若い女の子が火傷の跡を背負って今後生きていくことに頭が行っちゃって暗くなる。宮部さん、焼死に因縁あるのかな。「鳩笛草」:宮部版デッド・ゾーンかな。
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ネタバレMtU図書館本。HM卿4作目。1935年。う~ん。駄作だなあ。「怪盗フラマンドは誰か」で最後まで引っ張っていくけど…。フランス警察がバカすぎる。自分のバカさ加減がわからないガスケに、自分で考えることをしない部下たち。イヴリンが言ってるように「まるで片言しか話せない馬鹿」である。フランス人が英語を話しているから、原文では拙い英語を話させているのか? 翻訳もバカみたいな会話になっていた(オーギュストね)。フラマンドも評判とは違う大馬鹿。ネタは悪くないように思うので、ミステリとしての作りが悪いんだと思う。残念。
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ネタバレK図書館本。新潮文庫の福田恆存訳、高見浩訳と読んできて、『老人と海』3冊目。いろんな訳があるんだなと思って調べてみたら、2022年9月の発行の本書が出てきた。で本書と2024年1月発行の角川文庫の越前敏弥訳は、マノーリン22歳説をとっているとのこと。そんな馬鹿なと借りてみた次第。読んでみた結果は。うん、22歳説、いいんじゃないでしょうか。いや、かえって自然でした。訳者の今村楯夫さんの解説が70ページもあって、その中でも書かれているが、漁具持ちの手伝いやテラス亭とのやり取りは10歳の少年じゃできないと思う。
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ネタバレY図書館本。1年ほど前に、吉田健一訳・ヒグチユウコ画の『動物農園』を読了済み。今回、妻からのリクエストで検索したら、金原瑞人訳が出ていたので、こちらを選択してみた。こちらも読みやすくて一気読み。でも「キーキー」はないかな。「スクィーラー」で良かったのに。モデルはモロトフとのこと。それにしても、ソ連というかスターリンのひどさを、オーウェルは見事に描いていると思う。大粛清の時も自己批判させられたうえで銃殺だったんだろうか。結局、共産主義国は多かれ少なかれ指導者への個人崇拝の強要が必須になってくる。恐ろしいな。
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ネタバレY図書館本。「乙女の本棚シリーズ」13冊目。新見南吉は、「ごんぎつね」「手袋を買いに」を子供の頃に読んだくらいで、この作品は初めて読んだ。表紙のゆかたの女の子が赤とんぼを擬人化したものになっている。読んでみなけりゃわからないよな。でも良かったです。赤とんぼが主役で、赤とんぼが感じたことを中心に書いている童話なわけだから、擬人化で。都会の女の子が田舎の女の子と友達になるけど、夏が終わって都会に帰るみたいなイメージになった。書生の山田がかわいそうな役回りになっているが、少女に反論されて、顔を赤くするのは無様。
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ネタバレ家にあった本。大学時代に買ったやつ。紙袋にまとめてあった古い文庫本の中から引っ張り出した。が、講談社文庫の常で、エライ茶色くなっていて、読む気が失せてくるので、途中でN図書館本の橋本治小説集成②(河出書房新社)に切り替えた。家にあったんだから読んだことはあると思っていたのだが。最後までは読んでいなかったようだ。BLになってんじゃん(いやBL読んだことないから言い切れないが)。「鉄火場勝負」と「仁義通します」の構成が良くて、木川田君いいじゃんと思っていたら。無花果少年の磯村薫君にもいろいろ期待していたのに。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/01/09(1206日経過)
記録初日
2021/01/09(1206日経過)
読んだ本
431冊(1日平均0.36冊)
読んだページ
120410ページ(1日平均99ページ)
感想・レビュー
431件(投稿率100.0%)
本棚
93棚
自己紹介

今までにそれなりに読みきってきた作家
・池波正太郎(高校の頃)
・ヘミングウェイ(大学の頃)
・トマス・H・クック
・クリスティ【ポアロ・マープル】
・吉村 昭
・綾辻行人
・志賀直哉
・万城目学

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