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2023年10月の読書メーターまとめ

モルワイデ鮒
読んだ本
10
読んだページ
4934ページ
感想・レビュー
10
ナイス
217ナイス

2023年10月に読んだ本
10

2023年10月のお気に入られ登録
1

  • 氷砂糖

2023年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

モルワイデ鮒
『偽りの春』に続く狩野雷太第二弾。アサヒとユウヒ。子どもがつらいのを読むのはつらいが途中でやめる訳にはいかない。都合のいい光だけ見ようなんて許してくれない。狩野の軽さと優しさと冷たさに救いを見つけるか。安易な予想を悉く外されてその部分では清々しい。
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2023年10月にナイスが最も多かったつぶやき

モルワイデ鮒

皆さんいつもナイスをありがとうございます。励みになります。心が安らぎます。だから世界に人の心の光を見せなけりゃならないです。2023年9月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:2729ページ ナイス数:167ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1208737/summary/monthly/2023/9

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2023年10月の感想・レビュー一覧
10

モルワイデ鮒
降霊会、密室、分身、足跡。食い付きのいいわかりやすい謎。翻訳ものは苦手と思っていたがとても読みやすい。とはいえ登場人物表を何度も見返す。キャラ濃い母親の名前出てこないのなんで?なんだか見たことあるようなトリックどちらも良い所が。ひねった構造で煙に巻かれた気分。犯人わかったけど今は言えない理由、すっきりしない。
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モルワイデ鮒
『こめぐら』とは打って変わってシリアスめバラエティ豊かな七編。薙刀は出てこない。事件の見た目からは予想できない読後感の『眠り猫、眠れ』『闇ニ笑フ』が特に良かった。島田風味を感じる『幻の銃弾』も。
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モルワイデ鮒
硬1軟5の短編集。馬鹿馬鹿しさの中にちゃんとした骨組みがある。気がする。どうでしょう。鍵のアレの鋭さを外側がややこしくしているのか引き立てているのか。猫丸先輩の突飛な論理も面白い。どうぶつの名前とアリバイと動機を一生懸命メモする何とも言えない感覚。唯一硬めの『遍在』が特に良かった。
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モルワイデ鮒
ネタバレ石膏像と生首。綸太郎も含め全員何か企んでいるような怪しい食えない信用できない。それぞれの思惑が絡み合って更に芸術家の考えることなんてまあ予想できない。途中の時限爆弾がいいアクセント。なんとなく思い出してはいたがあの一文にゾッとする。犯人には反吐が出る。ラスト勘違いが重い。会話や表現に細かいこだわりが見えて面白い。章の頭の引用文とかピンときてない事が多いがちゃんと読んでおくもんですね。
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モルワイデ鮒
四つの村、四つの神社、雨乞いの儀式、 湖の密室。 第10回本格ミステリ大賞作品。因習にとらわれたイカれたクローズドサークル。二転三転する息詰まる真相全然許してくれない 。祖父江君にもうちょい優しくしてやれけ。
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モルワイデ鮒
『偽りの春』に続く狩野雷太第二弾。アサヒとユウヒ。子どもがつらいのを読むのはつらいが途中でやめる訳にはいかない。都合のいい光だけ見ようなんて許してくれない。狩野の軽さと優しさと冷たさに救いを見つけるか。安易な予想を悉く外されてその部分では清々しい。
が「ナイス!」と言っています。
モルワイデ鮒
コンピュータウィルスと人工生命。冒頭のつかみが😵専門用語多めだがストーリーはまあわかりやすいたぶん。恵理と室伏の関係が何だかめんどくさくて少し邪魔。八木が何とも言えないアクセント。自分の中の『生命体』の概念が徐々に溶けていく。もっと強烈な結末を予想していたが。それでいいの?オレ不安だよ?知らんけど。という読後感。
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モルワイデ鮒
密室で消失でアレも怪しいコレも怪しい。朝ごはんは!?一生懸命メモしてもピンポイントで取りこぼす。大胆な仕掛けとクライマックスの怪異がゾクッとゾワッと。残さず搾り尽くしてこれでもかという結末。幽霊の正体見たり枯れ尾花的な謎解きは得てしてがっかり感が。一家消失しているっていうタイミングでけっこうな長話が気になる。また長いこと推理を披露した後に「犯人は別にいます」みたいな展開は物語的にはいいが結果的に解決編がダレる。間に事件を入れて分けたほうが。結局何が本当でどこが間違いなのか処理しきれていない。
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モルワイデ鮒
祟り、儀式、花嫁候補、首無続出、生首飛び交う、心踊る建築物。何かありそうだなと分かりやすく思わせながらあの手この手で惑わせてくる。祟りと動機の関係性にゾクッとする。手がかりやら罠やら抱えきれない、さばききれない。これはアリなのかナシなのか飲み込む暇ない目まぐるしい解決編にヘトヘト。真相の二転三転四転が少々しつこい気がしなくもない。
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モルワイデ鮒
鳥人の儀式と人間消失。独特過ぎる人物の名前に不意を突かれ鋭い爪で両肩をがっしり掴まれてその世界観に連れて行かれる。前作より謎も登場人物もすっきりして分かりやすく故に不可能性が際立つ。ホラー薄めかな、という物足りなさは最後に凶鳥の羽ばたきで吹き飛ばされる。伏線がうまく紛れていたのが良かった。人籠など現場のディテールに想像力が追い付かず曖昧な理解なのがもどかしい。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/01/14(1400日経過)
記録初日
2021/01/03(1411日経過)
読んだ本
887冊(1日平均0.63冊)
読んだページ
370292ページ(1日平均262ページ)
感想・レビュー
355件(投稿率40.0%)
本棚
53棚
性別
自己紹介

本格ミステリの重力に魂を引かれた男
島田荘司・綾辻行人・有栖川有栖・二階堂黎人・山口雅也・麻耶雄嵩・京極夏彦・森博嗣・石持浅海・櫻田智也

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