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2023年9月の読書メーターまとめ

モルワイデ鮒
読んだ本
6
読んだページ
2729ページ
感想・レビュー
6
ナイス
167ナイス

2023年9月に読んだ本
6

2023年9月のお気に入り登録
10

  • オフィーリア
  • 安藤
  • 伽羅
  • ミエル
  • JOJO
  • syuu0822
  • でっこいみちゃぴん
  • 氷砂糖
  • よたろう
  • ひろ

2023年9月のお気に入られ登録
4

  • 安藤
  • オフィーリア
  • でっこいみちゃぴん
  • syuu0822

2023年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

モルワイデ鮒
まずこんな目次は見たことない。蛇虎貍猿それぞれ読みやすくわかりやすいが次第にぼやけて拡散して混ざりあって鵺のように見えてくる。しかし『鵼の碑』。最後まで鵼の姿はわからない。益田と木場が頑張った所を神掛かった京極が電光石火で快刀乱麻を断つでいい所だけを持っていった印象が表面的にはするが、そんな単純でもない。最終章でガッと予想を崩される。この人過去作に出てきたっぽいけどぽいだけなのか?という人が何人か。17年寝かせたのはそういう事かと感じる所が。真実はわからない。アレもアレしないとな、と思わせるラスト。
が「ナイス!」と言っています。

2023年9月にナイスが最も多かったつぶやき

モルワイデ鮒

皆さんいつもナイスをありがとうございます。励みになります。心が安らぎます。麦わら帽子を探してきてあげたいです。2023年8月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:4867ページ ナイス数:284ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1208737/summary/monthly/2023/8

が「ナイス!」と言っています。

2023年9月の感想・レビュー一覧
6

モルワイデ鮒
ネタバレ憑き物筋、カカシ様、神隠し、厭魅。祠の陰に道の先の暗がりに文字の隙間に常に何かがいそうな空気。過去の怪奇エピソードが鍵となるのはわかるが中盤までで腹一杯。事件が起きてからはテンポよく味付けも濃い。変な声が出てしまいそうな犯人指摘場面。手に負えないラスト。読者に全く優しくないが一部の人間にはたまらない人物相関図。解決編にあたる『おわりに』トリックを作者が解説するような蛇足感というか野暮な感じがする。そこをうまく物語として処理してほしい。
が「ナイス!」と言っています。
モルワイデ鮒
まずこんな目次は見たことない。蛇虎貍猿それぞれ読みやすくわかりやすいが次第にぼやけて拡散して混ざりあって鵺のように見えてくる。しかし『鵼の碑』。最後まで鵼の姿はわからない。益田と木場が頑張った所を神掛かった京極が電光石火で快刀乱麻を断つでいい所だけを持っていった印象が表面的にはするが、そんな単純でもない。最終章でガッと予想を崩される。この人過去作に出てきたっぽいけどぽいだけなのか?という人が何人か。17年寝かせたのはそういう事かと感じる所が。真実はわからない。アレもアレしないとな、と思わせるラスト。
が「ナイス!」と言っています。
モルワイデ鮒
全国1億7000万の本格ミステリ愛好家の誰もが望んでやまない夢を叶えた男。トリックは分かりやすく驚くような展開もないが「そうそうこれこれこういうの😁」という要素の連続。安定感安心感の中にもしかしたらという緊張感。ほぼ予想通りのこの結末にウルッとしてしまうのはマニア故か。
が「ナイス!」と言っています。
モルワイデ鮒
ネタバレ十人の復讐者の復讐。タイトルから想像するような派手さはないながらもホワイダニットの静かな嵐という感じ。企業の細かいディテールが東野圭吾っぽい。更にロジックに重きを置いた印象。殺害方法がほぼ同じで平坦な中盤まで。終盤やや増しに。最後は中途半端な終わり方だが、あんだけグダグダでも成功したっていうのは都合よく見えるし、失敗した場面を長々読むのも面白そうに思えない。自身ありげなアイツが膝から崩れ落ちるのを想像するのがいい。
が「ナイス!」と言っています。
モルワイデ鮒
ネタバレ百人一首の一部がタイトルの5つの短編で内容が全く予想できない。読んだ後も掛かってるのかどうかよくわからない。再読だが全く同じ所で同じように「んあっ!」って驚いて同じように戻って確認して同じようにため息をつく。女探偵との対決の図式で貴族探偵更に憎たらしい。わかりやすい違和感を伏線と思わせない空気が作られていて、女探偵も読者も貴族探偵の手のひらで転がされていたような敗北感が残る結末。『白きを見れば』の○○が無関係なのが明らかな理由が分かりにくい。
が「ナイス!」と言っています。
モルワイデ鮒
ヨハン・シュトラウスの曲名がタイトルの5つの短編。貴族で探偵?しかも推理は…という設定だけで一冊出来ても十分良いと思うが、それでは読者も作者自身も気が済まない。『こうもり』なんでこんな事が成立すると信じて書けるのか。ずーっと心を操られている感じがする。言われるままにコンビニでナントカカードを買えるだけ買ってしまいそうです。使用人の名前も擽られる。『トリッチ・トラッチ・ポルカ』が一番ストーリーと曲がマッチしていたように思う。曲を聴いて読むのが○。貴族探偵はオダギリジョーさんのイメージ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/01/14(1400日経過)
記録初日
2021/01/03(1411日経過)
読んだ本
887冊(1日平均0.63冊)
読んだページ
370292ページ(1日平均262ページ)
感想・レビュー
355件(投稿率40.0%)
本棚
53棚
性別
自己紹介

本格ミステリの重力に魂を引かれた男
島田荘司・綾辻行人・有栖川有栖・二階堂黎人・山口雅也・麻耶雄嵩・京極夏彦・森博嗣・石持浅海・櫻田智也

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