最初は結婚できなかったことに対して可哀想っていう感じで読んでいたが、結婚のことに関して言えば、女性の判断は正しかった。男性も色々裏切られたとかはあるんだろうが、なかなかのメンタルだった。 しかし、よくよく思い出したら最初に見つけた写真を引き伸ばして確認するとか奇妙な行動だったな。

軽くてサクサク読める。本を読んだ後に表紙の方に紹介されているお菓子の写真を見るのも楽しい。

小説という雑な言い方をすれば空想の世界の話であって現実世界で同じ話が起これば色々な根幹を揺るがす事態な話だった。最後の3行の物理学者の行動には涙が出てきて、大袈裟な感想かもしれないが、この有名な本を読まずに人生終えなくて良かったなと感じた。

最初は結婚できなかったことに対して可哀想っていう感じで読んでいたが、結婚のことに関して言えば、女性の判断は正しかった。男性も色々裏切られたとかはあるんだろうが、なかなかのメンタルだった。 しかし、よくよく思い出したら最初に見つけた写真を引き伸ばして確認するとか奇妙な行動だったな。

「山女」って書いてあったから山姥みたいな妖怪系の話かと思ってて、表紙の絵をあまり見てなかったのもあって登山の話でびっくりした。山を登ったことはないけど着実に一歩一歩進むことにより自分と向きあえるし、登頂したらこれを実現するというきっかけにもなりそう。

そもそもりんごに限らず食物を農薬なしで育てるのはここまでの苦労がかかるのを知らなかったからただ農薬を止めればいいだけじゃないという事実に対してびっくりした。

これが原田マハのデビュー作だったとは。完成度高すぎる。ラブストーリーだけあって2人が幸せに暮らしてほしいなあと願う。

法人税法に関わったことがある人であれば、判例がたくさん紹介されているので理解が深まる。 全く法人税法に携わったことがなければ、なかなか難しい内容だったと思う。

てっきりベトナム人のニャン君と結婚したのかと思いきや、話が終わるになるにつれてそんな素振りもなく、エピローグでやっと解決するっていう本でずっと読んでて楽しかった。クズ男と言って切れる人もいれば、なんやかんやずっと一緒にいる人もいるし、その時の置かれてる環境によるものだけど、自分の覚悟を決めるって他人から見たら同じ状態でも自分のメンタルは全然違うんだろうな〜

自分が好きな作者の1人で楽しめて本を読めた。どちらの人物もそれぞれの良さがあって魅力的だった。気持ちが通じたとはまだ違うけど、このまま死んだらなかなか残酷だなと思いつつも自然と受け入れられて良かったなと安心した。

他の人からの印象と自分が語る言葉とは大きくかけ離れているとつくづく思わさせる物語だった。話を聞いてる医者は図太さを持ち合わせてながら目の前の人を過去の話を語られるのは美人だからという理由とは別にあるのかなと思う。