津村さんの作品に雰囲気が似ている印象を受けました。一見、探しているものとは関係なさそうな本が主人公達にどう絡んでいくかのを想像するのが面白かったです。本を読む事が大事なのではなく、そこから何を得るのかが大切なのだと改めて考えさせられました。短編形式ですが、他の作品とも所々繋がっていて良かったです😄仕事に悩む若い女性や定年後のお爺ちゃんなど様々な人物が登場しますが、それぞれの視点を上手に使い分けていて凄いなぁと感動しました！

ふるさとや過疎化問題について今、一度考えさせられるようなストーリーでした。重松清さんらしい味のあるキャラクターやホロリとくるシーンはありましたが、タイトルにも掲げられているような「歌」が大きく関係してくる物語というわけではなく、個人的にはその点が期待していた内容と違った印象を受けました😅

「利他的に見える行動も実は利己的な遺伝子によるものだ」というとても興味深いテーマなのですが、訳の相性が良くなかったのか、それとも中身が私にとって高度過ぎたのかは分かりませんが、完全文系人間の自分は内容の半分も理解できませんでした・・・😅いつかもう少し簡単なものが出版される機会などあったら、またチャレンジしたいです。

初めに語られているように「とっつきやすさ」を優先事項とされているので、タイトル通りユルいです😁私には分かりやすくて面白かったですが、真面目にキリスト教について学びたい方には少し合わない内容かもしれません・・・途中の挿し絵が白黒で細かい所が見えにくい点が、個人的にはちょっと残念でした💦

デッサンのようなタッチで白黒を基調としてシンプルに描かれていますが、味があり臨場感溢れるイラストに魅了されました。紅の豚の主人公のようにハードボイルドなペンギンが頑張る姿がとても可愛いです😍所々にユーモアも散りばめられていて思わずニヤリとしてしまう場面もありました。

アリョーシャ=現代のキリストという考え方は目から鱗でした。自分の「カラマーゾフの兄弟」の読み方が甘かったなぁと改めて反省😅私には多少こじつけに感じられた所もありましたが、本来書かれる予定だった第2の小説を想像する上で、欠かせない一冊だと思いました。

自分も一緒に女の子が隠した手紙を探しているような気持ちになれました😄両親を喜ばせようと一生懸命に工夫を凝らす女の子も、彼女の気持ちを汲んで家事の合間にも子供に付き合ってくれるお母さんもどちらも素敵だなぁと思いました。今日がなんの日だったか種明かしの方法も、ちょっとしたサプライズで面白かったです！

昔、大好きだったけどタイトルを思い出せなかった作品と再会できました😭漫画みたいな吹き出しが普通の絵本と変わっていて面白かったです。当時は子供の視点で眺めていましたが、今はおばあちゃんの目線で読んでしまいます。それにしても、おばあちゃんが本当に可愛い💕

訳者が何よりも読みやすい「カラマーゾフの兄弟」を意識されたという事で、呼称の統一や巻ごとの解説、前巻のあらすじを丁寧に盛り込むなど様々な所で工夫がされており、途中、キリスト教の知識がないと難しい場面はありましたが、最後まで楽しんで読む事が出来ました！それだけに「俺たちの冒険はこれからだ」のような連載打ちきりみたいなラストは残念でした💦でも、ドストエフスキーはこの後、本当はどうストーリーを進めるつもりだったのか想像するのも面白いかもしれません😄

津村さんの作品に雰囲気が似ている印象を受けました。一見、探しているものとは関係なさそうな本が主人公達にどう絡んでいくかのを想像するのが面白かったです。本を読む事が大事なのではなく、そこから何を得るのかが大切なのだと改めて考えさせられました。短編形式ですが、他の作品とも所々繋がっていて良かったです😄仕事に悩む若い女性や定年後のお爺ちゃんなど様々な人物が登場しますが、それぞれの視点を上手に使い分けていて凄いなぁと感動しました！