これまでとは一転してダークな雰囲気でのスタート。初めて読んだ時には予想もしなかった辛い展開が待っていた為、当面の間、この巻は苦手でした。ですが、舞台版を観る上では欠かせない物語となっており、「呪いの子」を観劇した後は、少しだけ救われた気がしました。

初めて読んだ時は、あまりの喪失感に立ち直れず、ほとんど内容が頭に入らない状態でした。2週目は心の準備が出来ていたので前よりもキチンと読む事が出来ましたが、それでも辛かったです。ハリーがかなり情緒不安定な所もあり、その点も気持ちが滅入ってしまいました。でも、その分、まさかのネビルが逞しく成長してくれたのが、個人的にはとても嬉しかったです。

タイトルにもあるように文豪たちの 「ドロドロ」なエピソードが沢山詰まった一冊でした。良い作品を書いたからといって良い人間とは限らないという残酷な現実を突きつけられた気がします😅略歴も載っているので知らない方の話でも割りと楽しめるかと思います。

今回は「おひとりさま」という、まさに現代らしい都市伝説を扱っており、個人的にはシリーズ内で一番、面白かったです。ただ、表紙のイラストと作中で描かれる主人公と上司の関係に、ほんのりBLっぽさを感じてしまったのは私だけでしょうか…

これまでとは一転してダークな雰囲気でのスタート。初めて読んだ時には予想もしなかった辛い展開が待っていた為、当面の間、この巻は苦手でした。ですが、舞台版を観る上では欠かせない物語となっており、「呪いの子」を観劇した後は、少しだけ救われた気がしました。