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2024年9月の読書メーターまとめ

よんよん
読んだ本
9
読んだページ
2600ページ
感想・レビュー
9
ナイス
788ナイス

2024年9月に読んだ本
9

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

よんよん
伊坂幸太郎さんには珍しく恋愛をモチーフにした連作短編集。沢山の登場人物が関わり、あるいはすれ違い、時系列も進んだり戻ったりでそれはいつもの伊坂幸太郎さん。読み終えてすぐもう一度読み返すともっと繋がりがはっきりするんだろうな。物騒な事も起きないし、殺し屋も登場しないけど、やっぱり面白い。
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2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

よんよん

よんよんさんの2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:13冊 読んだページ数:4164ページ ナイス数:1090ナイス ★よんよんさんの2024年8月に読んだ本一覧はこちら→ >> https://bookmeter.com/users/123203/summary/monthly/2024/8

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2024年9月の感想・レビュー一覧
9

よんよん
今回は東京都大田区。羽田空港と浜松町を結ぶ東京モノレール。数少ない飛行機に乗った時に、モノレールで都心方面へ向かったことがある。馴染みがある様なない様な。目的地羽田空港、だけでなく通勤通学に利用する人もいるんだと、改めて思った。その土地に住む人の日常を想像して、そこに行ってみたいと思わせてくれるのが小野寺さん。やっぱりいいね。春行や郵便屋さんもちらっと出てきたりして。
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よんよん
戦時中、少年だった良彦は、書斎に引き篭もる父を近所の人と同じ様に非国民だと思っていた。戦後随分経って、東京で結婚もし、もうすぐ自分が父親になるという時、父の遺品にあった日記を読むことになった。子どもにはわからない父の苦悩や想いを知り、改めて家族に想いを馳せる。淡々とした文章の中に、生きていく人間の持つ二面性を鮮やかに描き、否定することなくあるがままでいいと思わせてくれる。人は皆んな懸命に生きていることに、気付き何かほっとする。
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よんよん
江戸川の土手近くにあるアパートの住人のお話。都会のアパートでは、住人同士軽く挨拶はしても、話したり交流することはない。けれど、ちょっとしたきっかけで、知り合いになったりもする。それぞれに、生活の悩みや人生の岐路に立っていたりする。自分だけじゃなくて、いろんな人生があるんだなぁと安心するのともちょっと違うけど、なんかほっとする。そんな小野寺さんの小説はいい。行くことはできないけれど、ストリートビューで歩いてみたくなる。
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よんよん
日本人より日本に詳しい留学生のケビンが、日本に関わる謎解きをする。これはシリーズ物だったのかな。知らず読んだけど、とても読みやすくするすると読んだ。日本再発見!と言う感じもして、楽しかった。田中撫子刑事のキャラ、嫌いじゃないです。
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よんよん
スポーツクラブSABに集う年齢性別様々な人々にスポットを当てた連作短編集。なかなか濃いキャラのスナックのママでオカマのゴンママに助けられたり励まされたりしながら、前向きに進んでいく仲間たち。それぞれのお話でウルウルきてしまった。「四海良一の蜻蛉」「権太鉄雄の阿吽」泣ける。元気ももらえる。
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よんよん
うーん、なんかモヤモヤ。男女の友情はありと思うけど、恋愛感情が入るとなんかややこしくなる。子供以上大人未満の様な大学生時代なら、あるあるな青春謳歌の友情が社会人となり、ちらほら結婚する者が出てくると、そのままの関係性を保ち続けるのは、やっぱり難しいと思うけど、それが出来ているのは羨ましい感じ。恋愛感情を超える友情、そこに存在する葛藤と後悔や逡巡、前を向く決意が、わかる様なわからぬ様な…
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よんよん
伊坂幸太郎さんには珍しく恋愛をモチーフにした連作短編集。沢山の登場人物が関わり、あるいはすれ違い、時系列も進んだり戻ったりでそれはいつもの伊坂幸太郎さん。読み終えてすぐもう一度読み返すともっと繋がりがはっきりするんだろうな。物騒な事も起きないし、殺し屋も登場しないけど、やっぱり面白い。
が「ナイス!」と言っています。
よんよん
伊坂幸太郎さんの小説には、悪の仕事に従事している人物がよく登場する。極悪非道なのに恐妻家だったり、愛妻家だったり、全く憎めない。この主人公兎田もそうである。少しとぼけていて、怜悧とは言えない頭脳の持ち主。黒澤の方は冷静沈着、とはいえ今回はちょっと慌てたり読みが違ったりして、いい。再読だけと全く内容を忘れていて、何度も楽しめる。所々に深い蘊蓄があり、覚えておきたいと思うが、これまた忘れてしまう。なのでまた読もう。
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よんよん
強いのか弱いのか分からない人たち。それでも芯が歴然としてある。眠れない人を泊めるミナトホテルの陽子さんが亡くなった。同級生の祖父の依頼で、ミナトホテルの裏庭の鍵を探すことになった芯は、周りから冷めていると思われている。ミナトホテルの後を継いだ篤彦との出会い。何かが変わった。「他人に心を開かない者は、他人から心を開いてもらえない…」名言。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/07/24(4959日経過)
記録初日
2011/06/24(4989日経過)
読んだ本
1540冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
475930ページ(1日平均95ページ)
感想・レビュー
1524件(投稿率99.0%)
本棚
16棚
性別
血液型
O型
現住所
岡山県
外部サイト
自己紹介

唯一、長続きしている趣味が、読書です。
Twitterや読書メーターで、紹介されたり、レビューを読んだりして、初読み作家さんが増えて楽しいです。
以前は、購入してましたが、本が増える事とハードカバーが高価な事が理由で、この頃は、専ら図書館利用です。
人気の新刊は予約待ちが多く、すぐ読めないのが残念なところです。

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