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2024年9月の読書メーターまとめ

EMA
読んだ本
9
読んだページ
2588ページ
感想・レビュー
9
ナイス
76ナイス

2024年9月に読んだ本
9

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

EMA
ネタバレ小山内さんと歩いていた小鳩君が車に轢き逃げされ入院した。右足を骨折しベッドから動けない小鳩君は、中学時代の同級生・日坂君と、日坂君がひき逃げ被害に合った事件の苦い記憶を思い出していた。その頃、小山内さんは小鳩君轢き逃げについて調べているようで……。小市民四部作の完結編にして、高校最後の事件。メインとなる小鳩君の回想では、名探偵になり切れない子供の痛々しさが良く描かれており、現在の事件に気づかせない目くらましにもなっていた。連作として綺麗な締めでありながら、続編も期待できそうな終わり方で期待してしまう。
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2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

EMA

2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:2544ページ ナイス数:136ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1234005/summary/monthly/2024/8

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2024年9月の感想・レビュー一覧
9

EMA
ネタバレ自分を変えるためにガネーシャと契約した僕は、毎日ガネーシャが出してくる課題を実践していくことになった。前から読もうと思ったまま先延ばしにしていたが読んで良かった。本書の素晴らしさは物語形式と実際に課題として行動を促していること。主人公もガネーシャも欠点があるため「素晴らしい人が話す素晴らしい話」を感じないのも良い。ガネーシャが言うような成功を目指している訳ではないが、自分の趣味や得意を人のために役立てながら生活できれば良いなとの思いはあるため、課題を取り組める内容から即実践したい。
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EMA
ネタバレ日本の古典文学を9人の偉人に焦点を当てて漫画とコラムで紹介している。いつかは触れたいと思っている作品もあるが、中々読めていない作品ばかり。しかし、面白さのエッセンスが短い中で紹介されており更に興味が増した。特に菅原孝標女、鴨長明、兼好の3人に惹かれたので、『更科日記』『方丈記』『徒然草』はしっかり読みたいと思った。「ケンコウくん」の4コマも好き。
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EMA
ネタバレ口頭全摘術を受けたつんく♂が、2015年4月に母校・近畿大学の入学式の日から振り返る上京してからの忙しい日々、後に妻となる女性と出会ってから結婚、子供が生まれて価値観や過ごし方が変化していく日々、喉頭癌発覚後の闘病から摘出となるまでを赤裸々に綴ったエッセイ。自分にとっては『リズム天国』のプロデューサーとしてのイメージが強いが、本作を読むことで悩みや嫉妬もする立体的な一人の人間として浮かび上がってきた。終章で、ちょうど本書が出版される時期に亡くなった岩田聡さんに触れられていたのも印象に残った。
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EMA
ネタバレ三浦朱門がセレクトした世界の名著のあらすじが、作者の簡単な紹介とともに記載されている。選ばれている本は、読んだことが無くても名前だけは多くの人が訊いた事のある本ばかり。作家単位なら作品を読んだことはあったり、映画化されたものを観たりしたことはあっても、紹介されている作品自体は読んだこと無いものばかりだった。『レ・ミゼラブル』『人形の家』『月と六ペンス』など何冊か読みたくなった作品があった。あらすじ自体は悪くないと思うが、作者や作品発表年に一部誤植があり、作者紹介も短すぎるため分かり辛い部分があったと思う。
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EMA
ネタバレ第5作。電動門扉からしか出入りができない高級住宅地で、住民たちから嫌われていた男が殺された。複雑な事件になると感じた警察はホーソーンに援助を求める。五年前のホーソーンと当時の相棒ダドリーが離別することになった事件を書くことになったホロヴィッツだったが、当初考えていたように簡単にはいかなくて……。解決した過去の事件ならではの序盤に指摘される手掛かりの提示など、過去と現在が密接にリンクした構成の末に明かされる2つの真相はシリーズで一番面白かった。10作予定のシリーズも折り返しに入り、続きも楽しみ。
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EMA
ネタバレ友人のジミーから大物政治家の回顧録を出版社に、とあるご婦人に手紙の束を届けてほしいと頼まれたアントニー・ケイドはイギリスへと降り立った。しかし、回顧録を狙って様々な人間が接近してきて、命も狙われる。錯綜する状況の中、全ての秘密はチムニーズ館に集まっていく。新訳に合わせて再読。舞台がチムニーズ館に移ってからは、基本的に館の中で物語が繰り広げられるため、冒険物の中ではお屋敷ミステリの側面が強く感じられる。本格謎解きと比べると緩いが、しっかり謎解きミステリをしているのも良い所。楽しんで読むことが出来た。
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EMA
ネタバレいつも水曜日に本屋さんへ行くと戦争の本を読んでいるおじいさん。本が売れないと良いなと思いながら少しずつ読んでたおじいさんだったが、クリスマスプレゼントとして本が売れてしまい……。絵本が大好きな女の子の視点から描かれるハートウォーミングな物語。おじいさんはなぜマルヌの戦いの絵本を読んで泣いていたのか、本屋のお姉さんがおじいさんに本をプレゼントした時の気持ちは。女の子からは見えない大人の気持ちを想像しながら読むことで何度も楽しめ、絵の雰囲気も物語にピッタリだった。
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EMA
ネタバレ長編45。メグレシリーズにのめり込むきっかけとなった本書。この1年半ほどで多くのメグレシリーズに触れて来たタイミングで一度再読。読み終わった時の満足感は再読でも変わらず高く、改めて読んでもシリーズ上位作であることは間違いない。メグレ班の皆に出番があるのも、孤独に捜査するロニョンと対比され、レギュラーの出演が嬉しい反面、ロニョンの哀しい意固地さに胸が苦しくなった。ロニョン出演作としても最高にオススメの一作。
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EMA
ネタバレ小山内さんと歩いていた小鳩君が車に轢き逃げされ入院した。右足を骨折しベッドから動けない小鳩君は、中学時代の同級生・日坂君と、日坂君がひき逃げ被害に合った事件の苦い記憶を思い出していた。その頃、小山内さんは小鳩君轢き逃げについて調べているようで……。小市民四部作の完結編にして、高校最後の事件。メインとなる小鳩君の回想では、名探偵になり切れない子供の痛々しさが良く描かれており、現在の事件に気づかせない目くらましにもなっていた。連作として綺麗な締めでありながら、続編も期待できそうな終わり方で期待してしまう。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/03/15(1437日経過)
記録初日
2015/01/03(3700日経過)
読んだ本
632冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
129834ページ(1日平均35ページ)
感想・レビュー
581件(投稿率91.9%)
本棚
21棚
URL/ブログ
https://note.com/mrsatterthwaite
自己紹介

年々文章が書けなくなり、思ったことや感じたことも言語化できなくなっているので、まずは思ったことを書く練習として。
謎解きミステリーを中心に、そのとき読みたいものを本能的に読んでいきます。
好きな作家:アガサ・クリスティー

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