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2024年10月の読書メーターまとめ

EMA
読んだ本
11
読んだページ
2674ページ
感想・レビュー
11
ナイス
75ナイス

2024年10月に読んだ本
11

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

EMA
ネタバレ芸人であり作家である著者によるヨシモト∞ホール発のフリーペーパーに掲載された、本を媒介にした自分の人生や考えを語るエッセイに書下ろしを加えてまとめた一冊。そこには、あまりにも繊細で感情豊か、しかし社会に対して上手く表現できない一人の若者としての著者が描かれていた。自分と似ている様で圧倒的に違うところ。それは、自分自身を言葉を使った理解しようと試み、表現しているところだと思った。紹介されている本で読みたいと思う作品も沢山あるが、それよりも又吉直樹という人間を綴った作品として印象に残る。面白かった。
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

EMA

2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:2588ページ ナイス数:76ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1234005/summary/monthly/2024/9

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2024年10月の感想・レビュー一覧
11

EMA
ネタバレ『笑う警官』などの道警シリーズと同じ世界線の北海道警を舞台にした連作短編集。志茂別町駐在所に赴任した川久保を視点人物に、全5話を通して田舎の閉鎖社会の暗部や人間の闇を描いていた。川久保の時に職分を逸脱してしまう部分(それは捜査をしてしまうというだけではない)が、個人的には人間味を感じて良かった。ベストは、メイン人物2人のキャラ立てが良く、最後の川久保の行動も好きだった第3話「割れガラス」と、事件の構図は分かりやすいが、他の警官との協力プレーもあり警察小説としての面白さが一番感じられた第4話「感知器」。
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EMA
ネタバレヨーロッパを中心とした世界の幻想的な雪景色の写真を、著者による文章と合わせて紹介する写真集。雪に覆われた大自然、寒さの中にも暖かな光が灯る街並み、極寒の地に住む人や動物の生命力。特に好きな写真は白熊とペンギンの一連の写真。中でも、親熊に子熊が乗っかっている写真や親子三熊で極寒の地を歩いている姿は良かった。世界の雪景色の写真を眺めることで、地元の雪景色も今年は新たな視点で観察できるようになるかもしれない。そして、ポエム的な文章は、恥ずかしがらず言い切ることが大切なのだなと思った。
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EMA
ネタバレ今回は前巻の続きであるぱーんちゃんの正体から開始。芦川さんは白井も石平も手中に収めた凄い人。今回出番が多かった事務のお姉さんも好み。蔵書リクエストや本の装丁とブッカーの話など興味のある話も多かった。もちろん、ちょっと困った利用者や困った学生も盛り沢山。調べればすぐにわかる内容を聞けばよいと思ってる学生は確かにイラっときちゃいます。巻末には白井の休日や、芦川さんと学生白井のエピソードもあり満足。今村さんの出番もちゃんとあり嬉しかった。
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EMA
ネタバレ前回の続きの真冬の室内プール回から始まった今回は、花名が初バイトに挑む過程で上級生組に浪人していることを伝えたり、雪を見て大会さんがフラッシュバックを起こしたりがメイン。花名が大分成長してきたので、次は似た境遇の大会さんのターンになるが、こちらも一筋縄ではいなかい様子。花名が大会さんに怒鳴った所で次回に続くなので先が気になる。また、たまちゃんが変わらず花名大好きっ娘でかわいい。
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EMA
ネタバレ雪深い夜にシタフォード荘に集まった人々が行った降霊会でトリヴィリアン大佐の死が予言される。親友のバーナビーは雪が降っているのも厭わずに麓の村に住んでいる大佐の元へと駆けつけるが、既に大佐は殺されていた。有力容疑者として逮捕されたジェイムズの婚約者エミリーは、逮捕に納得できず自ら事件を調べ始める。かなり久しぶりの再読。スリラー要素が無いノンシリーズ長編として最初期の作品。メイントリックは時代により驚きは少ないが、全体の構成としてコンパクトにまとまっており、出来の良い軽ミステリーとして昔読んだ時より楽しめた。
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EMA
ネタバレ芸人であり作家である著者によるヨシモト∞ホール発のフリーペーパーに掲載された、本を媒介にした自分の人生や考えを語るエッセイに書下ろしを加えてまとめた一冊。そこには、あまりにも繊細で感情豊か、しかし社会に対して上手く表現できない一人の若者としての著者が描かれていた。自分と似ている様で圧倒的に違うところ。それは、自分自身を言葉を使った理解しようと試み、表現しているところだと思った。紹介されている本で読みたいと思う作品も沢山あるが、それよりも又吉直樹という人間を綴った作品として印象に残る。面白かった。
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EMA
ネタバレ淡海邸の前に現れた黒い犬に導かれた海里と淡海は、ある出来事に巻き込まれる。淡海は、成り行きから黒い犬にマヤと名付けて一緒に暮らすことになった。その頃から海里は不思議な声を聞くようになって…。20作目は淡海先生に新しい家族が出来るまでの物語。前回はシリーズの終わりを意識させるものだったが、今回は妹・純佳が旅立った淡海へのプレゼントと、繰り返す体調不良に鬱屈を募らせる李英へ海里からのプレゼントの回。海里も朗読でチップを貰えるようになり、役者として前進している。少しずつ進んでいく物語の次も楽しみに待ちたい。
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EMA
ネタバレプレゼントで貰ったほんは大切な宝物。自分の手で本をめくるのも、ママに読んで貰うのも、猫や弟に読んであげるのも、広げて頭にかぶるのも、全部大切な思い出。主人公の姿を通して本というものに触れることが純粋に嬉しかった小さい頃を思い出しながら、今も本に触れることが嬉しいことは変わらない大人になれたという気持ちを噛みしめる。本に限定せず好きなものに触れる時には、これだけ純粋に喜べる気持ちを忘れないようにしたい。
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EMA
ネタバレクリスティーと料理が好きな著者が、長編作品に出てくる食事や料理を発表年代順にみて行きながら、各年代ごとのイギリスの食事習慣の変遷などを語る一冊。特徴としては、アガサ・クリスティー名義の長編66冊全てを扱い、それぞれに1個レシピが掲載されていること。注意が必要なのは、完全に読み物であり写真の掲載は一切なく、一つ一つの作品に割く分量は短く料理以外の話は殆どされていないこと。イギリスの料理や食文化の変遷を知りたい人や、クリスティー作品に出てくるような料理を自分で作ってみたい人に向けた一冊。
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EMA
ネタバレ故郷のラスト・ワードへ戻ってきて実家の書店を継いだエリーは、ゴンドラで男が刺殺された事件に巻き込まる。更に 同じ日に書店の店員も姿を消してしまった。エリーは、家族の協力も得ながら二つの事件について考え始める。作者のデビュー作にしてシリーズ1作目。久しぶりにザ・コージー・ミステリーという雰囲気に浸った。キャラクターの魅力をしっかり描けており、犯人についても性格的に矛盾なく、フェアな謎解きになっており良かった。来年には2作目も翻訳されるようなので楽しみ。本書を読んだ後は『シタフォードの秘密』を再読したくなる。
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EMA
ネタバレVTuberとして活躍する周防パトラ初めてのエッセイ集。生い立ちから配信裏話、好きなものの話しなどエッセイの他に、上坂すみれ、真鍋賢行との対談や悪友Mちゃん書下ろしの漫画など盛り沢山の内容。パトラの本音が余すことなく描かれており、配信で魅せている姿の裏にある一人の悪魔としてのパトラが良く見えるエッセイになっていた。「生きてて偉い!」に込められた想いに感動。真面目で不器用でかわいいパトラを堪能できた。パトラには新桃などなど遊んで欲しいレトロゲームが沢山あるので、いつか遊んでくれることを祈って応援し続けたい。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/03/15(1352日経過)
記録初日
2015/01/03(3615日経過)
読んだ本
600冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
123074ページ(1日平均34ページ)
感想・レビュー
549件(投稿率91.5%)
本棚
21棚
URL/ブログ
https://note.com/mrsatterthwaite
自己紹介

年々文章が書けなくなり、思ったことや感じたことも言語化できなくなっているので、まずは思ったことを書く練習として。
謎解きミステリーを中心に、そのとき読みたいものを本能的に読んでいきます。
好きな作家:アガサ・クリスティー

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