ネタバレ想像以上に内容が濃く、非常に読むのに時間を費やしたがやっと読了。序盤の同時誘拐事件のスピード感は良かったが、誘拐事件の真相を一つ一つ迫っていく展開は、情報量がちょっと多すぎて正直読んでいて捌ききれなかった。しかし、最後の別れの場面までたどり着くと、ここまで挫折せずに読んできて良かったと実感。本当の親子以上の絆を感じずにはいられなかった。

ネタバレ今回は長編。江戸川乱歩が物語の中心で、コナンでなんとなく知っていただけだったので勉強になることが多かった。少年探偵団やバッチはここから来ていたとは。ヒトリ書房の井上や母の智恵子、志田にまつわる話も少し明かされたし、告白の結果もどうなるのかな。

ネタバレ今回は推理色がちょっと濃い。市場や盗まれた本の捜索など1話ずつの話もそうだったが、なんといっても前作で触れられたクラクラ日記と母親にまつわる話の伏線回収が印象深い。書き込みがある本を持っていたのが、そして連絡をしていたのも妹だったとはね。ますます今後が気になるところ。

ネタバレ前作もそうだが、この独特の雰囲気は不思議な魅力がある。決して明るく爽快感のある話ではないけど、スラスラと読めて続きが気になってしまう感じはなぜだろう。読者感想文の話も、元カノと主張買取りの話も頭に残ったが、やっぱり母親の話が1番残った。これはまだこれから語られることがありそうだ。主人公と栞子さんの関係性がちょっとずつ近づいているのも微笑ましい。

ネタバレ想像以上に内容が濃く、非常に読むのに時間を費やしたがやっと読了。序盤の同時誘拐事件のスピード感は良かったが、誘拐事件の真相を一つ一つ迫っていく展開は、情報量がちょっと多すぎて正直読んでいて捌ききれなかった。しかし、最後の別れの場面までたどり着くと、ここまで挫折せずに読んできて良かったと実感。本当の親子以上の絆を感じずにはいられなかった。

ネタバレ古書は読まないので登場する本は分からなかったが、舞台となる鎌倉や物語の独特の雰囲気が素晴らしかった。特に２話目の落穂拾ひ、３話目の論理学入門の話はストーリーと古書とがマッチしていてお気に入り。古書から連想したのは図書館の蔵書で、あの感じも人の手を経るうちにいい味がでているんだよなと妙に実感してしまった。シリーズの続きも追いかけたいなあ。

ネタバレ物語を読みながら、二次元コードを読み取り音声を聞くという今までにないような読書体験。いけないの音声版といったところ。特に１、２、４話がその色が濃い。３話目はほっこりするような結末。５話目は音を聞いても全くわからず解説サイトを見たら、映像にも仕掛けがあると知りやっと意味が分かった。面白い仕掛けだけどスッキリ分かる方が好み。

ネタバレ久しぶりにこんな壮大なファンタジーを体験した。レーエンデの世界観に入り込んで、地図を見たり文章を読んでいるだけで美しい情景が浮かんでくる。トリスタンとの出会い、レーエンデでの暮らし、交易路建設などどんな展開が待っているのだろうか期待していたが、争乱に巻き込まれ悲しい結末に。病が治りシュライヴァと繋がる未来が見たかった。終章は駆け足すぎたので逆に続編が気になる。