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2024年8月の読書メーターまとめ

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感想・レビュー
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ナイス
28ナイス

2024年8月に読んだ本
3

2024年8月のお気に入られ登録
2

  • takahashi126
  • わび

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

とある本棚
大変勉強になった。今後は論文執筆のハウツー本はこの1冊だけで良いのではないか。人文科学が主なテーマだが、少なくとも社会科学には十二分に生かすことができる。論文の肝はアーギュメントで、そのアーギュメントをどう構築することができるかを実践的に学べる。先行研究の整理の仕方も参考になり、この本を読んでから論文の読み方も変わった。本書の後半に著者の人文に対する熱い思いも述べられており、学問の社会における意義についても思いを馳せることができる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年8月の感想・レビュー一覧
3

とある本棚
大変勉強になった。今後は論文執筆のハウツー本はこの1冊だけで良いのではないか。人文科学が主なテーマだが、少なくとも社会科学には十二分に生かすことができる。論文の肝はアーギュメントで、そのアーギュメントをどう構築することができるかを実践的に学べる。先行研究の整理の仕方も参考になり、この本を読んでから論文の読み方も変わった。本書の後半に著者の人文に対する熱い思いも述べられており、学問の社会における意義についても思いを馳せることができる。
が「ナイス!」と言っています。
とある本棚
著者曰く教義の政治科学でなく、総合的な政治研究(Political Studies)を扱った一冊。いわゆる政治理論の教科書に違いが、政治史的な記述や著者専門の福祉国家論が手厚いところに特徴あり。とにかく情報が詰まっており、内容は比較的高度。標準的な政治学の教科書を一冊読んでから、取り組むことをお勧めする。福祉国家論の整理もさることながら、知ってるつもりの社会契約論を含む近代国家論やリベラルデモクラシーについても、本書を通じて理解が深まった。
が「ナイス!」と言っています。
とある本棚
ニッチな内容で人を選ぶと思うが良書。エビデンスに基づく政策(EBPM)を起源から掘り起こし、日本を事例にその有効性と限界を説く。エビデンスに基づく政策を出しさえすれば、自動的に政策が改善するわけではないことを丁寧に説明する。本書の後半に政策の合理化を妨げる要因としての「政治」に言及があるが、政策は価値中立的ではあり得ず、だからこそ政治を遠ざけるのでなく、政治を政策の合理化にプロセスに組み込む必要があるという主張は強く首肯。政策評価に力点が置かれた内容だが、政策過程についてももう少し紙幅が欲しかった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/03/21(1283日経過)
記録初日
2020/12/31(1363日経過)
読んだ本
191冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
54577ページ(1日平均40ページ)
感想・レビュー
188件(投稿率98.4%)
本棚
0棚
自己紹介

国際開発・国際政治・外交・行政学・公共政策・人材育成の分野を中心に本を読みます。

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