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2024年3月の読書メーターまとめ

もぐもぐ
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感想・レビュー
20
ナイス
2331ナイス

2024年3月に読んだ本
20

2024年3月のお気に入り登録
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  • さな
  • 中玉ケビン砂糖
  • ののたま
  • tenori

2024年3月のお気に入られ登録
5

  • 🐾あゆ🐾🎮🎧@魅音とペア画中!
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2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

もぐもぐ
心に深く沁みてくる優しい話でした。大学病院の医局長を辞し、京都の小さな病院で内科医として働く雄町哲郎。天才的な技量を持ちながらも、常に謙虚で、治る見込みのない患者の幸せを自問自答し続ける哲郎の真摯な姿に頭が下がる思いです。いつか自分にも訪れる終末期医療について考えさせられました。他界した患者が哲郎に残した”たった6文字”に思わず涙。先輩医師の花垣との友情も胸熱で、続編があったら嬉しいです。出会えて良かった一冊。
ちょこ
2024/03/27 01:20

共読です。最期のたった6文字に涙しました〜。素敵な作品でしたね。

もぐもぐ
2024/03/27 09:58

ちょこさん、いい話でしたね😊京都の甘味も楽しかったですね。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

もぐもぐ

私事ですが先月末で勤務先を退職して念願だったフリーランスになりました。不安しかないですが😆読書は今まで通り続けて行きたいので今後ともよろしくお願いします🙇

もぐもぐ
2024/03/02 12:12

まる子さん、ありがとうございます!家族が我儘に付き合ってくれたので、後悔しないように頑張ります✊

もぐもぐ
2024/03/02 12:13

ブルちゃんさん、ありがとうございます!勢いでここまで来ちゃいましたが、先のこと考えるとドキドキです😅

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
20

もぐもぐ
小さな商店街で育った圭祐、裕太の兄弟と、幼馴染のみひろ。三人の生々しい感情がそれぞれの視点で描かれる。三人とも相手を大切に思っているけど、幼い頃からの近すぎる関係で心の内をうまく言葉にできない姿に歯痒くヒリヒリ。窪さんは、こういう置き場のない感情を描くのほんと上手い。面白かったです。
が「ナイス!」と言っています。
もぐもぐ
愛することの喜びと苦悩。文章が繊細で美しい。「人を好きになることは本当にかなしい」この言葉がとても響く話でした。「サンクチュアリ」での愛する人を失った馨と智明の涙と、皆がその喪失から再生しようとする姿が胸に沁みました。
が「ナイス!」と言っています。
もぐもぐ
最近、教育関係の仕事をしているとメタ認知という言葉をたまに耳にするので、本書を読んでみました。ソクラテスの「無知の知」や老子の「知人者智、自知者明」と何が違うのだろう? やっぱりよく分からなかった😅 後半掲載されている様々な事例はメタ認知と無関係に面白く読めました。
が「ナイス!」と言っています。
もぐもぐ
疾走感がすごくてとっても面白かったです。コロナで派遣切りに遭いイタリアンレストランでバイトとして働き始めた自称超普通な真野が、個性的な同僚たちと出会いポジティブになっていく。どのエピソードもポップ&キュートで、コロナ禍で漂ってた閉塞感を吹き飛ばす爽快さ。なんだか心地良くなる優しさでした。そして出てくる食べ物がみんな美味しそう!
が「ナイス!」と言っています。
もぐもぐ
多分凄いんだろうなと思って読んだけど、想像超えて物凄かった。天才たちの饗宴に魅了されました。バレエの舞踏家としても振付家としても稀有な輝きを見せる春。HAL。ライバルと鎬を削るという張り詰めた雰囲気じゃなく、仲間たちと創造し世界を拡張していく景色、孤高なのに孤独じゃないというのがなんとも心地良かったです。本当に舞台を見てきたような不思議な余韻も気持ちいい。初版限定特典の掌編『反省と改善』は9/30までの公開。こちらもクスッと楽しい話でした。
まる子
2024/03/31 00:37

『spring』は構想10年とありましたから、歩道橋に「春の祭典」があってもおかしくはない。逆に恩田さんのサービス?狙い?かな😁

もぐもぐ
2024/03/31 09:42

話としてはspring→春の祭典なんですが、出版は逆でそこはちょっと?な感じがしましたが、前振りだったかもですね😊

が「ナイス!」と言っています。
もぐもぐ
”普通”って何なんでしょうね。手芸店を営む木綿子さんと、店に住み込みで働くひかりくん。恋愛感情が理解できない木綿子さんと家庭に恵まれず孤独に育ったひかりくんの二人は、一緒に暮らしてても恋人でも家族でもないけど、お互いを誰よりも大切に想っている。他人が思う普通とは違うかもしれないけど、すごく心地よい関係。自分らしく生きるってこんなにも穏やかなんだ、って思える話でした。二人を優しく支える成瀬くんや司さん一家もとても素敵。和みました。
が「ナイス!」と言っています。
もぐもぐ
『チルドレン』の続編。前作からだいぶ年月は経ったけど、優子が言う”いいことも言うけど、はた迷惑な存在”の家裁調査官主任・陣内は相変わらずめちゃくちゃだけどとっても魅力的。部下の陣内とのコンビや永瀬との友情も前作同様読んでいて気持ちいい。今回の、人を轢き殺した少年犯罪者の贖罪や更生はとても重くて、身内が加害者、被害者どちらでも想像するだけで胸が苦しくなる。だからこそ、陣内のような人の存在に救いを感じました。
が「ナイス!」と言っています。
もぐもぐ
勝手にライトな科学エッセイだと思ってたら、途中からSF?小説だと気づく(笑)。十時さくらと、同居者で天才科学者の多田羅未貴の二人が、動画配信の”ときときチャンネル”で登録者1000人を目指す。配信のライブ感漂う軽いノリと、ちょっとマッドな物理学的ワードが飛び交う世界は今っぽい。でも、これは小説で読むよりやっぱり配信した方が楽しいでしょ、な感じでした。めばちさんの装画かわいいです。
が「ナイス!」と言っています。
もぐもぐ
切ない話でした。一家三人を惨殺した罪で死刑が確定した鏑木慶一が拘置所から脱走する。少年死刑囚の逃走劇。だが、潜伏先で出会った人たちが彼に抱く印象は、真面目で優しく自己犠牲を厭わない好青年。彼は本当に犯人だったのか?主人公の魂の叫びとやるせない結末に涙しました。
が「ナイス!」と言っています。
もぐもぐ
2014年にウクライナで起きたマイダン革命が舞台。ボストンからキーウに医療ブランティアで来たウクライナ系米国人のカーチャを起点に、革命の中で様々な人が交錯していく。ホロドモール、チョルノービリ事故、クリミア併合やドンバス侵攻、「石炭と小麦で豊かな土地は、血に満ちている」という言葉が重く響く。この本を理解するには私はあまりにもウクライナの歴史を知らなすぎた。もっと学んでから再読したい。読み応えありました。
もぐもぐ
2024/03/16 17:48

原題:I Will Die in a Foreign Land 2022年度ニューヨーク公共図書館若獅子賞受賞作

が「ナイス!」と言っています。
もぐもぐ
終始不穏な雰囲気を感じつつ、ハワイ島の心地よさに魅了されました。ミステリーだけど旅がしたくなる不思議な読み心地(笑)。主人公の執着や煮切らなさにちょっとうーんな感じでしたが、これはこれで楽しめました。もっとドロっとした展開予想してたけど意外とサッパリ。
が「ナイス!」と言っています。
もぐもぐ
コロナ禍の中で悩みを抱えた人たちが市役所の3階にあるこころの相談室に訪れる。が、相談者には言葉に出来ない事情もあり、それを臨床心理士の晴川あかりが推測しながら皆に寄り添ってゆく。誰かに悩みを打ち明けるだけで心の負担は軽くなるし、こういう行政サービスって大事だと改めて思いました。スッキリまとまった心温まる話でしたが、相談者本人がいないところでカウンセラーの二人がその人のことあれこれ話すのには、ん?と。
が「ナイス!」と言っています。
もぐもぐ
心に深く沁みてくる優しい話でした。大学病院の医局長を辞し、京都の小さな病院で内科医として働く雄町哲郎。天才的な技量を持ちながらも、常に謙虚で、治る見込みのない患者の幸せを自問自答し続ける哲郎の真摯な姿に頭が下がる思いです。いつか自分にも訪れる終末期医療について考えさせられました。他界した患者が哲郎に残した”たった6文字”に思わず涙。先輩医師の花垣との友情も胸熱で、続編があったら嬉しいです。出会えて良かった一冊。
ちょこ
2024/03/27 01:20

共読です。最期のたった6文字に涙しました〜。素敵な作品でしたね。

もぐもぐ
2024/03/27 09:58

ちょこさん、いい話でしたね😊京都の甘味も楽しかったですね。

が「ナイス!」と言っています。
もぐもぐ
中盤まで、飛馬と不三子それぞれの人生を通して1960年代からの”時代の流れ”を淡々と読んでいる感じがして、その時代を過ごした人は郷愁を抱くかもだけど、そうでないと少し退屈かも。後半、子ども食堂で二人の人生が交錯する。不三子は癖が強くて身近にいたらちょっと面倒。食生活やワクチン接種、価値観は人それぞれで押し付けは良くないなと。飛馬の幼馴染の狩野美保の、信じるものだけ救われる方舟は違うと思う、という言葉が何だか一番心に残った。全体的に自分の中ではちょっと角田さんぽくなかった感。
が「ナイス!」と言っています。
もぐもぐ
2020年6月〜2023年3月のコロナ禍の中で綴られたエッセイ。八ヶ岳と霧島の山小屋での生活で描かれる自然と調和した生活は梨木さんらしい心癒される情景だが、ご自身の病気の療養や親の介護の話に、いつか自分にも訪れる時の事を想った。太平洋戦争のこと、ウクライナのこと、平和への想いも響く。ウェスト夫人とのエピソードは懐かしく嬉しかったです。
が「ナイス!」と言っています。
もぐもぐ
シリーズ2作目。今回も素敵な料理ばかりで食欲が…ヴァン・ショーとっても美味しそうだけど、私はアルコールがダメなのでそんな人のためのミリアムおばあちゃんのヴァン・ショーが登場で嬉しかった。この先、シェフの恋の続きはある?志村さんの過去も描かれてゆくのかな。続編も楽しみです。
ちょこ
2024/03/06 22:25

このシリーズ、読みたいんですよね~✨なーんにも知らず実写を先に見てしまいましたが!!

もぐもぐ
2024/03/06 22:50

とっても面白かったですよ!私は実写まだなのでシリーズ読み終わったら観ようと思ってます😊

が「ナイス!」と言っています。
もぐもぐ
読み始めてエッセイだと思ったら、途中で小説だと気づいたけど、でも幼少期や家族の事とか考えると川上さんの私小説?って感じ。歳を重ねると、主人公の朝見と幼馴染のカズのような曖昧な関係がむしろ心地いい距離感になるのかな。ちょっと羨ましい。朝見の父上が本を読みながら「もうじき死ぬのに、なんで知らないことをもっと知りたくなるんだろうね」って呟く言葉が好きです。そんな風に居れたらいいなと思いました。
が「ナイス!」と言っています。
もぐもぐ
”くすりを一緒につくるキッチン”町田診療所で、町田モネと共に料理を作りながら心を再生させていく人たち。カレーにパフェ、肉料理、どれもとっても美味しそう。そして、最終話の町田診療所が作られた訳が胸に刺さる。台所は人を癒す場所、日々面倒くさがらずもっと楽しんで料理しないとなあ。『レペゼン母』とは全く違う雰囲気でしたが、私はどちらの宇野さんも好き。
が「ナイス!」と言っています。
もぐもぐ
すごく切ない話だった。トランスジェンダーの高校生の真砂。演劇部で仲間たちと人魚姫を演じる前半と、その3年後大学生となったみんながコロナ禍の中再会する後半。どちらの性別でも生きにくい真砂。自分がトランスを全然理解できていなかったことが分かって読んで良かった。演劇部員たちの、性別を曖昧にした描き様が印象的でした。
が「ナイス!」と言っています。
もぐもぐ
小田急線の下北沢三号踏切で度々目撃された幽霊。新聞記者から女性雑誌記者となった松田は、幽霊の取材をする中でこの踏切で起きた若い女性の変死体事件に行き当たる。心霊現象とか背筋がヒヤッとする怖さでしたが、決してホラーだけではなく松田が抱える亡き妻への喪失感や、身元不明の女性の生き様が絡み合った読み応えある話でした。ミステリーや人間ドラマとしても面白く切なかったです。一番怖いのは生きた人間だ…
もぐもぐ
2024/03/03 00:21

まる子さん、この辺りはよく行く場所なので、地下化される前にこの本読んでたら、、、書いててゾクっとしちゃいました😅

もぐもぐ
2024/03/03 00:26

かなえさん、私もホラー大大苦手なので恐る恐る読みました😅確かに怖いですが、それを上回る心に響く話で、読後は不思議と嫌な気持ちが残らなかったです。むしろとっても切ない。。。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/04/16(1107日経過)
記録初日
2021/01/03(1210日経過)
読んだ本
729冊(1日平均0.60冊)
読んだページ
207238ページ(1日平均171ページ)
感想・レビュー
718件(投稿率98.5%)
本棚
3棚
性別
職業
専門職
自己紹介

読んでもすぐ忘れちゃうのでなるべく記録するようにしました。

基本何でも読みますが、
怖いのと痛そうなのはちょっと苦手。
(でも読んじゃう)
優しい話と、
頑張った人が報われる話が大好きです。

読友さんのレビュー、いつも選書の参考にさせていただいています◎
ありがとうございます。

★読メ登録★

500冊目  岩井圭也「永遠についての証明」
600冊目  市川沙央「ハンチバック」
700冊目  夏川草介「スピノザの診療室」

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