ネタバレえー怖い！めっちゃ怖い！最初からおかしな人だなと思ってたけど、演劇一筋の天才ってこんな感じなのって思ってたけど、ほんとに変な人だった！結婚前に縁切れて良かったね！

ネタバレ新実先生が(そういう設定なのだから仕方ないんだけど)頭が硬すぎて半分ほどから「まだこんなこと言うのか！」と疲れてきてしまった。そしてあんなずっと東京派だったのにさ、最後の瞬間でギュるんと180°思想転換するの？(フィクションだから落ち着け私)わたしも、ほどほどの年齢で、最小限の苦しみでぽっくり逝きたいなと思っています。ただそれまでなるべく楽しく生活できる期間は長くいたいから、普段から健康に気をつけよて生きていこうと思います。

ネタバレ硯ちゃんがどうしても脳内で初老以上の男性になってしまうし、同世代の良子ちゃんももっと落ち着いた年齢設定になってしまって最後まで修正し続けないといけなかった笑。拓海くんと七海ちゃん、カミさんのお話がよかった。

ネタバレ最後のスピーチには「ええ…フィクションとはいえそんなこと言っちゃう…？」と思ってしまったのだけど。心痛めてる人に傷口に塩を塗るようなインタビューする様子は見るに耐えないと思いつつ他方で彼らの環境は自分のとは違うことを確認したいという気持ちはあるのかもしれない…と思ってしまった…うちは家庭が複雑じゃないし、とか、山とか海とか行かないし、とか、絶対に子供だけでトイレ行かせないぞ、とか、見たら思うもの。一定の内容は予防や注意喚起の意味で欲しい。でも道義的に如何かと思うような報道はこの世に要らないと思うな。

ネタバレ加害者の息子と被害者の息子。どちらも違うようで似たような苦しみをもって青春時代を過ごし大人になった。お母さんたちはどちらも忘れて過ごそうとしているしお友達もいないしで理解者がいない暗い思春期ってどんなことだろう。岳は大丈夫だろうと思うけれど和馬はあの最後の一戦だけで消化できたのだろうか。なんとなく和馬側に支えが足りない感じがするのが個人的に不憫。エピローグ読んだけど「だけどなぁ」と思ってしまう。せめて防弾チョッキ着ていれば…と思わずにいられない…

ネタバレ瞭司の苦悩が切なすぎる。本当はこういう子が思い切り能力を発揮できればいいのに私も含め大多数の人は理解できないからなかなかそうもいかない。才能に嫉妬しながら自分の持てる範囲で成果を出して生きていかないといけない人もいる。誰も悪くない。考えてみれば自分もそう。取り立ててめちゃくちゃ良くできるところもないけど、比較的人より良くできてお金をもらえそうな分野で生計を立て、好きなことで職業にしづらいとこは趣味にして続けてる。そういう意味ではサナみたいな感じ？作中の中では1番幸せそうな人種と思う。

ネタバレハワイ生まれの日米ハーフの女の子が大企業に就職して日本で働き始めるもしっくり来ず辞めてたまたま見つけた老齢大将の居酒屋を引き継ぎそこに居場所を見出してく、と同時に母とお祖父さんの確執も解消、みたいな話。どうして私は最近「居場所を見つける」的な小説が続いてるんだろう笑。道久とのお別れが大人すぎて羨ましい。あんな人いる？！

ネタバレ最後「え！笑」と思ってしまったけど、生きてるとひょんなタイミングでこれというモノに出会いトントン進み始めることもある、というのも人生なのだろう。しかも闇雲に色んな体験をすれば良いというものでもなく、色んな経験、過程を経た上での出会いというのが意味のあることなのかも。お母さんが、杏菜ちゃんがアイヌなら結婚はやめた方がいいと思ってるのが悲しかった。今もアイヌの血が流れてることはあまり公にしたくない感じなんだろうか。

ネタバレえー怖い！めっちゃ怖い！最初からおかしな人だなと思ってたけど、演劇一筋の天才ってこんな感じなのって思ってたけど、ほんとに変な人だった！結婚前に縁切れて良かったね！

ネタバレあまり自分にも人生にもドラマティックな期待をせずに、地味な毎日を安定した精神で淡々と、その中に時々幸せを見出しながら生きてく。40年程しか生きてないけどそういうものだよねと思うし凡人の自分には大事な考え方。リストラされてしまった人々も穏やかな人生を送っていますように。40のオバサン的には小室さんと中西くんはくっ付くのかなと思ったけどそういう話じゃなかった笑。自分にとっては毎日毎日繰り返してる日常だけど相手には非日常、とまでいかなくてもちょっと特別な体験、というのはホテルに限らずあることなのかも。

ネタバレ途中まで女(に限らないかもだけど)の嫌なところや女ならではの苦悩てんこ盛りでなかなか読み進めるのが辛かったけど最後は綺麗に終わって良かった。けどこんな綺麗に終わる人なんてあまりいないだろうな…何かしら飲み込んでなんとか生きていったり毒親になったり、みたいな人が大部分だろうと思う。作者が私と同じ年だった。これを33歳で書いたのか。作家ってすごいな

ネタバレブラック企業の、しょうもない大人に洗脳されて命を絶ってしまった才能ある若者には心が痛む。子を亡くしたお父さんの心情もつらい。その子を救えなかったことを後悔している同僚、かけつけた警察官、かけつけたYoutubeのファンでその警察官に助けられたピアノガール（ちょっと時間経ってるから間違ってるかも）、その若者のお父さん、などなど、関わりある人間それぞれにドラマがあって、すぐわかる人もいたけどこれは何の関係の人…？考えながら面白く読んだ。

ネタバレちょっとした自分の行動が、全く知らない人の人生を変えたり、ひどい事件のきっかけになってしまうかもしれない。怖い話。できれば誰かの人生のプラスになりたいものだ。にしても、マイノリティが幸せになるのはどうしても難しいのかな。誰かが幸せになると誰かが不幸になるバランスのとれかたしかできないものなのかな