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2024年9月の読書メーターまとめ

くりん
読んだ本
11
読んだページ
4199ページ
感想・レビュー
11
ナイス
708ナイス

2024年9月に読んだ本
11

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

くりん
★★★★☆(4.0)幼少の頃の記憶を無くした沙也加が記憶を取り戻すため、元恋人と訪れた『幻の家』には少年の1冊の日記があった。そこから一つひとつ紐解いていく。少年は一体何者なのか。本当に死んでしまったのか。まさかの『チャーミー』。タイトルにも悩まされた。最後の最後までコロコロ変わる家族の立ち位置。2年ぶりに読んだ東野ワールドはたまらなく面白かった。何気なく手に取った本書だったが、発刊から30年という時を超え、先日出版された『透明な螺旋』に繋がっているということを読み始めてから知った。これは楽しみ。
くりん
2024/10/01 22:28

CABIN✨透明な螺旋はお読みになったのですね。たくさん読まれているので忘れてもいきますよ。こちらもなかなかよかったのでぜひお読みください。

くりん
2024/10/01 22:32

かなえさん✨かなえさんも『透明な螺旋』をお読みになったのですね。もっとびっくりするのですか?実は今日『透明な螺旋』は買ってきました💕まだ読んでいないのですけどね💦30年、大袈裟ですが生きていてよかったと思うのかもしれませんね。

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

くりん

8月は意図的ではなかったけれど戦争に関する本を読めた。もっと早くに読んでいればと思ったのですが、これも自分にとっては最適なタイミングだったのかな。『かたばみ』がよかったです。大作と向き合った1か月でした。2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2712ページ ナイス数:580ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1251194/summary/monthly/2024/8

かなえ
2024/09/01 22:46

くりんさん、3冊共読がありました📚✨『犯罪者』はジェットコースターのような展開が続いて、私は夢の中で修司達と逃げ回っていました(笑)『天上の葦』も良作で泣けました🥹✨『かたばみ』はお互い終戦の月に読んで、共読共感できて嬉しかったです☘️9月もよろしくお願いします😊❤️

くりん
2024/09/01 22:51

かなえさん✨3冊も共読があったのですね『犯罪者』は長い長い間読みたい本としてあたためていただけあって読みごたえ満点でした。『天上の葦』も評判がいいですよね。覚悟が必要な読書になりそうなのでその覚悟ができたら読みたいと思います✌『かたばみ』、今年のベスト10入りは確実となりそうです。今月もどうぞよろしくお願いします!

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
11

くりん
★★★★☆(4.0)幼少の頃の記憶を無くした沙也加が記憶を取り戻すため、元恋人と訪れた『幻の家』には少年の1冊の日記があった。そこから一つひとつ紐解いていく。少年は一体何者なのか。本当に死んでしまったのか。まさかの『チャーミー』。タイトルにも悩まされた。最後の最後までコロコロ変わる家族の立ち位置。2年ぶりに読んだ東野ワールドはたまらなく面白かった。何気なく手に取った本書だったが、発刊から30年という時を超え、先日出版された『透明な螺旋』に繋がっているということを読み始めてから知った。これは楽しみ。
くりん
2024/10/01 22:28

CABIN✨透明な螺旋はお読みになったのですね。たくさん読まれているので忘れてもいきますよ。こちらもなかなかよかったのでぜひお読みください。

くりん
2024/10/01 22:32

かなえさん✨かなえさんも『透明な螺旋』をお読みになったのですね。もっとびっくりするのですか?実は今日『透明な螺旋』は買ってきました💕まだ読んでいないのですけどね💦30年、大袈裟ですが生きていてよかったと思うのかもしれませんね。

が「ナイス!」と言っています。
くりん
★★★★☆(4.3)一家三人を殺した罪で起訴されていた武内を無罪にした裁判官梶間の家の隣に、武内が引っ越してきた。武内は大変親切だが、梶間家は歯車が狂い始める。一体何者なのか。読みながら心はあちこちに振れる。どんな目的で近づいたのか、無罪判決は間違っていなかったのか。果敢に挑むのは梶間家の若き嫁の雪見だ。女性目線で描かれているのも共感を覚える。最近読んだ冤罪の話とは真逆の展開だったが先が気になって仕方がなかった。とんだ火の粉が降りかかってきたものだ。
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くりん
★★★☆☆(3.5)純文学はやはり深い。いや深いのであろう。純文学を読みなれない私には語る資格はないのでしょうが、近代文学とは何かが違うのはわかる。貴族として暮らしていた一家は、戦後まもなく家長が亡くなることで住居も追われ今までの生活から一変する。30歳になる長女のかず子は器量良しのお嬢様だがそれなりに挫折している。弟直治は単なるひとでなしかと思っていたが、彼の手紙から実は純粋で誰よりも貴族から抜け出せていなかったことがわかる。そしてその想い人が意外な人だった。『斜陽』というタイトルが秀逸。
石橋陽子
2024/09/23 15:33

いいですね、太宰治。まだ読んだことないのでいつか読みたいと思いました。読書の秋突入ですね(*^^*)

くりん
2024/09/23 17:23

陽子さん✨純文学の中でも太宰さんは読みやすいと思います。是非(⌒∇⌒)今日からようやく秋がきたような陽気となりました💦読書の秋、楽しみましょう。

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くりん
★★★☆☆(3.5)女子中学校からの仲良し四人組の付き合いは30歳になっても続いている。助け合って生きているというのがよくわかる。それでもつい他の仲間と比べて悲観的になったりするのは仕方ない。人というものは2人以上寄れば何かしら比べる生き物なのだろう。想い人を探し当てる友人3人は探偵のよう。特に面白かったお稲荷さんの君との恋の行く末が見たかった。私はこの4人の中だったら、美容部員の満里子さんに近いかなと思いながら楽しく読み終えました。
くりん
2024/09/23 10:18

かなえさん✨こちらこそ共読嬉しいです。こんなに素敵なお仲間に恵まれて4人ともそれだけでも十分幸せですね✨お稲荷さん久しく作っていませんがおいしいお稲荷さん食べたいです。甘食ってなんだ?って思っていました。『あましょく』と読むのですね。マドレーヌみたいなものとこのこと。『これはあましょくだ』と思って頂いてみたいものです。

Fe
2024/09/30 01:49

ご覧になっていなければ、どうぞ。 既読でしたら、ごめんなさい。 文藝春秋 本の話WEB 2011.11.9 16:00 『あまからカルテット』(柚木麻子 著)インタビュー はじめて書いた小説は、親友へのクリスマス・プレゼントでした。 http://books.bunshun.jp/articles/-/2132

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くりん
★★★☆☆(3.5)二人の未来に愛はあるの?希望はあるの?新潟のやり手女社長の妻が交通事故で意識不明になった54歳の亮介に与えられた仕事は、北海道のゴーストリゾートマンションの販売。30歳になる美貌の持ち主の紗希は夢叶わず芸能事務所を退社。そんな2人が出会う。今回は女性が男性を追いかける。紗希の異常な行動に違和感を感じ離れようとするも、巧みに近づき人の心の弱く甘い部分にじわじわと攻めてくるところが怖い。予想もつかないラストに驚愕。最後にこのタイトルの意味を知る。桜木さんの作風の広さを存分に感じた。
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くりん
★★★☆☆(3.5)初雫井さん。思春期の高校1年生の息子規士が行方不明に。友人の一人はリンチを受けた上、殺された。規士は殺人犯となる加害者か?被害者であれば殺されている?究極の結末になる息子の生死を父親と妹は無実を望み、母親は生きているならば罪を犯していてもいいと考える。自分の子を信じられないのであれば誰が信じてくれるのか。私だったらひたすら信じるだろうし、犯人だったらと思う選択肢はない。親友が「規士はそんなことをするはずがない」と言い切ってくれた言葉が一番力強く感じた。
えにくす
2024/09/19 00:21

共読だけど、間違えてKindle版で登録したやつ😊 これは重くて辛かったね💦 読んだ時期に映画が上映していて観たけど、ダブル主演の堤真一と石田ゆり子のイメージがピッタリだった✌️

くりん
2024/09/19 00:32

えにくすさん✨レビューをKindle版探してみたけど見つからなかった⤵️しんどい読書でしたが『正体』同様にやめられない止まらないでした。映画のキャスト、ドンピシャですね。ネトフリで観れたら観たい❗

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くりん
★★★☆☆(3.8)今回は『墓じまい』と『夫婦別性』の2つに焦点を当てて描かれている。『墓じまい』に限らず自分亡き後はどこに葬られるのかを考えない人はいないだろう。私は死後、どうなっても構わないと考えている。この本もまさに今、生きている人が大事であるという主旨である。『夫婦別性』も大いに結構だと思う。もう時は流れ、時代は変わっているのに、現代に生きる若者たちに古いしきたりだけが墓石の様にのしかかっているように思える。気がつけば垣谷さん15作目、こちらも安定の面白さだった。
石橋陽子
2024/09/16 13:05

墓じまいは深刻な問題ですね。垣谷さんは、今起きているリアルな問題に焦点を当てて面白いですよね。老後の資金や、姑の遺品整理面白かったです。今作も私も読もう。

くりん
2024/09/16 18:09

墓じまいは他人事ではないです💦姑の遺品整理読まれたのですね。丁度叔母の遺品整理と重なりリアルな感じがしました。こちらの作品、なかなかいいところを突いてます。夫や義両親と一緒のお墓に入りたくないというのは実際も聞きます。それほど根が深いということなのでしょう。

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くりん
★★★☆☆(3.5)クリスマスイブの夜ホームレスの女性の死体が発見されたが、その後の捜査でこの女性の指紋が2年前の未解決事件となっていた他殺体から検出された。いくつもの事件が複雑に絡み合うが丁寧に解きほぐされる。女性が突然記憶障害になったのとホームレスになったのが同時期なのが引っかかっていたが、最後に謎が解ける。心が一番弱っている時に支えとなったものに恩返しをしたまさに自己犠牲、そして先入観による思い込みが巧く描かれている。登場人物が多いのと設定にやや無理があるのが難点だが、ページを捲る手は止まらない。
CABIN
2024/09/13 22:20

いや〜、この本を読んだのはそんなに昔じゃないけど、完全に内容を忘れてしまってます😅あっ!建物から落ちたように見せかけた事件だったかな???

くりん
2024/09/13 22:42

CABINさん✨ビルの下で女性の遺体が発見された。その女性がホームレスだったのだけれど、なぜ殺されなければならなかったのかを他の事件と絡みながら追跡していく話というのでしょうか。本の内容は忘れますよね。それでも記憶に少しでも残っているのはこの読メでアウトプットをしているおかげだと思っています。

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くりん
ネタバレ★★★★☆(4.0)結婚適齢期が近づいたご令嬢の華子は自分と同じレベルでの結婚相手を探し超がつくお金持ちの幸一郎と華々しい挙式をし専業主婦となるが、実は結婚前に彼と友達以上の付き合いをしていた地方出身の才女がいたことを知る。華子の友人の仲裁もありきれいさっぱり別れてくれたのは潔かった。ボンボンの狡さや醜さに気が付いたのだろう。結末にほっと胸をなでおろした。この世は格差社会ではなく階級社会だと書かれていたのに納得。結婚前後に揺れ動く女性の気持ちを上手に表現されており、身近にありそうな話題で一気読みでした。
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くりん
★★★★★(5.0)殺人の罪で死刑判決を受けた鏑木が脱獄。東京オリンピックの工事現場を始め正体が暴かれそうになると次の職場へと移り変わる。どの職場でも真面目に仕事に取り組む鏑木の正体は一体何なのか?ほんのひと時、心の通い合った時間を過ごした人を友達や彼女と言い、一度だけ楽しんだスノボをスポーツの経験と言う鏑木。20歳前後の人たちが普通に経験できることを彼が出来ないのが悔しくてもどかしかった。結末は私が思い描いていたものとは違っていたけれど、こんなにも夢中になって読んだ本は久しぶり。とてもよかった!!
チーママ
2024/09/06 22:53

本書の積読仲間だったくりんさんもとうとう読めたんですね。良かった!😊 あまりの面白さに先が気になって仕方なかったけれど、あの分厚い本を二日で読んだのはスゴイです✨

くりん
2024/09/06 23:11

チーママさんにも背中を押してもらいましたね✨こんなハイペースで読めることはなかなかないのですが、読ませる力のある本だったのは間違いないと思います。次の本に移るまでに時間がかかりそう💦今日の読書はこれにて終了とします(⌒∇⌒)

が「ナイス!」と言っています。
くりん
★★★☆☆(3.8)家族葬葬儀社に勤める佐久間真奈。真剣に付き合っている彼もいるが、葬儀社を辞めることを結婚の条件とされる。連作短編だが前の章に出てきた人たちがさらりと登場するというよりもしっかりつながっているところが実に巧い。『運命とは命の長さだ』に頷く。人生の幕引きに心あるセレモニースタッフに担当してもらえることは残されたものにとっても最後の思い出作りとなる。今まで読んだ町田さんの作品の中で一番よかった。
くりん
2024/09/04 15:54

緑つばめさん✨町田さんといえば本屋大賞を受賞した『52ヘルツのくじらたち』などもありますが、私はこちらが気に入りました。ぜひお読みください☺️

くりん
2024/09/04 15:56

CABINさん✨職業に対する差別は誰もがもっているのでしょうね。町田さんは4作品目ですが、私はこちらが好きです。ぜひお読みくださいませ☺️

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/05/19(1287日経過)
記録初日
2021/05/19(1287日経過)
読んだ本
296冊(1日平均0.23冊)
読んだページ
102782ページ(1日平均79ページ)
感想・レビュー
296件(投稿率100.0%)
本棚
68棚
自己紹介

ゆっくり読書をするのが好きでしたが☕読書習慣がようやくつき最近はペースアップしてきました♪

特に印象的に残った本はサブスクで観ることもあります。

好きな作家・・・・辻村深月さん・垣谷美雨さん・柚木麻子さん・辻堂ゆめさん・桜木紫乃さん他
女性作家の本を読むことが多いですが、最近は男性作家も積極的に読んでいます。

選書はこちらのお気に入りさんのレビューを参考にさせていただいたり、王道と呼ばれている本からしています。

年間で70~100冊ほどの本を読んでいます。
自分の感覚で、作品に★印をつけています。
★★★★★(5.0の満点)は年に2冊程度です。

純文学も読んでいきたいです。

                     (2024年11月20日更新)

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